七海ひろきの☆でぃあれすと☆と遠征の思い出。
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
いやー、全国のヒロキストの皆さん。
6月3日(月)に放送された七海ひろきさんのラジオ番組「七海ひろきの『今日も可愛いね』『☆でぃあれすと☆』」、お聴きになりまして?
radikoみたいにそのまま録音できないということを直前になって知り、
いろいろ調べたり有識者の方々に教えてもらったりした結果、
普通にボイスレコーダーのアプリで録音致しました。
放送されている1時間、物音立てないようにじっとして過ごすのが大変でしてね……。
本当はお菓子でも食べながら聴きたかったんですけど、
ポリポリって食べる音まで入っちゃうじゃないですか。
画面録画とか内部音声とか何かそんな感じのもので外の音は拾わずに録音する方法もあるという話も聞いたんですけどね、
調べてみたらiPhoneはそれができるけどandroidはできないという説明があって。
テレビはもちろん消し、扇風機も止め、外の騒音が入らないように窓も閉め。
なぜか電気まで消して最大限に静かな状態を作って1時間息を潜めて聴き入りましてございます。
初回放送を聴いての率直な感想はあれですよね。
お兄様ほんとWHITE BREATH好きね(笑)。
いやー、お兄様とピエールほぼ同世代なせいか、
選ぶ曲選ぶ曲がピエールも子どもの頃に聴いてた曲とかでただただ懐かしかったです。
「僕が僕であるために」とかも、
あの同名のドラマが大好きだったんですよねー、SMAPが全員出てたやつ。
あと「栃木のシティーハンター」ことぽぽんたさんは「ガラスの仮面」の話が腹がよじれるほどツボだったそうです(ピエールは読んだことなくて分からなかった)。
そんなこんなですが、久しぶりにお兄様の御声を聞いておりましたら最後の公演を追いかけて駆け抜けた日々が走馬灯のように蘇ってきましてね。
ものすごい今さらなんですが、
「霧深きエルベのほとり/エストレージャス」で大劇場に遠征した1~2月のお話でも書いてみようかなと。
エルベ初演マダム
まず一回目の遠征は1月でした。
姉もいっしょの遠征だったのですが、
一日目のチケットは別々に取っていたため、席が離れておりまして。
初日映像やお正月にBSで放送されたやつとかも一切見ないままマイ初日に挑んだわけですが、
終わって席を立とうとしたときに隣の上品なマダムに声をかけられたのです。
(来た!!大劇場名物「隣の人に話しかけられるやつ」!!)と動揺しつつも平静を装い受け応えるピエール。
その方はお一人で来られていたようなのですが、
男一人で観劇している僕が珍しかったのかも知れません。
マダム「よく来られるんですか?」
ピエール「普段は東京で観てるんですが、今日は泊まりがけで観に来たんです」
マダム「へ~、そうなんですね」
ピエール「こちらにお住まいなんですか?」
マダム「そうなんですよー。娘が結婚して東京に住んでるので、あっちにもたまに観に行くんですけどね」
ピエール「へ~、いいですねぇ。どなたのファンなんですか?(「七海ひろき」という回答をちょっと期待する)」
マダム「もうずっと昔から見てるんですけどね、今は誰のファンって言うより、この空間が好きなんですよ」
ピエール「そうなんですかー、いいですよねー。今までどんな方がお好きだったんですか?(「和央ようか」「湖月わたる」あたりを期待する)」
マダム「えー、言っても全然分からないと思うわよ~」
ピエール「あはは、そうですかねぇ?(そこそこ分かるつもりでいる)」
マダム「内重のぼるさんっていう人なんだけどね」
ピエール「…………はっ?」
マダム「知らないでしょ?」
ピエール「え、いや、あの、それっと今日のこれの……」
マダム「あら、よく知ってるわねぇ。そうなのよ、これ(エルベ)の初演やった人なの」
ピエール「え、ちょっと、ってことは、初演をご覧になってたんですか!?」
マダム「そうなの。淀かほるさんっていう人がヒロインの役でね」
エルベの初演と言えば1963年、単純に計算して56年も前のこと。
その初演を観ていたというこのマダム、いったいおいくつ!?
いや、たしかにそこそこ年配の方ではあるんですけど、
仮に10才のときに観ていたとしても現在66才、20才だったら76才。
そんなおばあちゃんに見えなかったのですよ!
すごい大先輩とお話しているという緊張もあってかなり動揺してしまいました(笑)。
でも、初演、しかもファンだった人の作品を観ていたとなると、
きっと再演に対してはかなり厳しい目で見ていたのでは……?
と思いつつ、
ピエール「どうでしたか?久しぶりに(エルベを)ご覧になって」
マダム「そうねぇ、ところどころ前とは変わってたけど、紅さんのカールもすごく素敵だったわ(#^^#)」
56年も前から見ているのに今もなお再演を「素敵だった」と受け止める素直さ、素晴らしい( ;∀;)
そんな感じでお話をしてから席を立ったわけですが、
マダムはピエールにはそんな興味無かったのか、
「どなたのファンなの?」とかは聞かれなかったんですけどね(笑)。
でももしも誰が好きなのかを聞かれて、
あの観劇直後に「七海ひろき」という名前を口にしていたら、
たぶん僕はその瞬間に泣いてしまっていたかも知れません……。
ピエ茶~Girl meets meat~
そしてその夜はもう何回目かも忘れたピエ茶を今回も開催していただきまして。
もう4ヶ月近く経ってしまったので何の話をしたかはほとんど忘れてしまってるんですけどね(笑)。
今回初参加だったのはお一人、みんな大好きHKさん。
以前からTwitterではやりとりさせていただいていて一度お会いしてみたいとずっと思っていて、
去年のお兄様のディナーショーでも同じ回をご覧になっていたので初対面は果たしていたのですが、
この度、晴れてピエ茶にもお越しくださいました。
わたくし極度のコミュ障なので、
やっぱり初めて参加される方って相当緊張してるだろうなとか思うわけですよ。
なかなか会話にも入りづらいかも知れないし、
ましてや食事とかも手を付けにくくて遠慮しちゃいますよね。
なのでお肉大好きHKさんのためにカットステーキ的なものを注文したのですが、
いざ運ばれてくるとついつい自分も食べちゃってたんですが。
少ししてから「せやった!HKさんに食べさせにゃ!」と思い立ち、
「HKさん、ほら、お肉とって食べてください!せっかくだから2枚くらい取っちゃって!」って言ったら。
HK「既に2枚食べましたよ( ̄∇ ̄)」
俺はHKを侮っておった……(怒らないで)。
千秋楽当日券に一人で並ぶマダム、まだ誰のものでもありません。
そんな感じで一回目の遠征は終了し、あとは東京公演を待つだけの予定だったのですが。
千秋楽直前になって思い立ち、前日から再び泊りがけで遠征したピエールと姉。
千秋楽当日、朝4時過ぎくらいから当日券の列に並んだのでした。
まだ2月の頭でしたからね~、寒かったな~。
僕らが行った時点で既に相当な数の人が並んでいたのですが、
僕らの後に並び始めたのは一人で来ていたマダムでした(上に登場したマダムとはもちろん別人です。たぶん上のマダムよりちょっと若い)。
関西人と聞いてイメージする感じのすごく饒舌なマダムで、
並んでる間もよく隣の僕らに話しかけてくれて(凍死しないように励まされてる気分だった)。
で、千秋楽に、しかもこんな早朝から並んでるってことは、
相当誰かのファンなんだろうなって思うじゃないですか。
たぶんあの列にいた人の中にも、特に退団するお兄様のファンの方は多かったんじゃないかと。
なのでそのマダムにも、
「どなたのファンなんですか?」って姉が聞いてみたんです。
そしたらなんとそのマダム。
マダムB「特に誰のファンってわけじゃないんだけどね~。千秋楽だから並んでみようかと思って(⌒∇⌒)」
嘘だろうがっ!?( ;∀;)(初期の川栄李奈さん)
特に誰のファンでもないのに2月にこんな早朝から並べる根性あります普通!?
しかもそれをごく普通のことのように「何となく来ちゃった(⌒∇⌒)」って感じで話すんですよ!
すごいなぁ、この気力体力、年配の宝塚ファンって若いなぁ……(日本語がおかしい)。
ウィンドブレーカー姐さん
しかし真冬の当日券を舐めてましたね。
5時間くらい外にいるわけですけど、
もちろん椅子とか用意されてないじゃないですか。
持参している人もたくさんいらっしゃったのですが、
そこまで用意できなかったピエールたち、ビニールシートとかも買ってなかったので、
座布団代わりにしようと前日にフリーペーパーをもらっておきましてね。
でもそんなものじゃ全然意味を成しませんでしたね……。
皆さん知ってます?
真冬のコンクリートってすごい冷たいんですよ(知ってた)。
しかも前日は雨が降ってたりもしたので、
座ってる間にフリーペーパーもだんだん湿っぽくなってきましてねぇ。
それでも我慢して座ってたんですけど、
ずっと体育座りとかしてても疲れちゃうので立ったり座ったりしてまして。
で、ピエールたちの前(つまりさっきのマダムと反対隣)に並んでいた女性も一人で来ていたようなのですが。
その方はマダムたちよりは若いと思うんですが、
かなり防寒対策もしっかりして着込んでて、当日券慣れしてるのかなぁ。
地面にもピエールのようにフリーペーパーなんかじゃなく、
断熱効果ありそうなウィンドブレーカーみたいな素材の何かを敷いてるんですよ。
たぶん登山とかに使う防寒具なんですかねぇ。
結構長いので広げると何人か座れそうなやつなんですが、
「いいな~、ああいうの持ってればなぁ」と思っていたら。
なんと突然その姐さんが声をかけてくれて。
姐さん「あ、良かったらいっしょに座ります?」
ええっ!?( ;∀;)
なんとそのウィンドブレーカー姐さん、
冬のムラを舐め切ってハイヒールで富士登山に挑むが如き軽装で来てしまったガスパール姉弟を馬鹿にするどころか、
そのウィンドブレーカー的なやつをフルに広げて初対面の僕らも座らせてくれたのです( ;∀;)
おかげで最後の1~2時間はお尻を温存することができました( ;∀;)
ありがとうウィンドブレーカー姐さん( ;∀;)
ということで、お兄様の退団公演の遠征、
いろんな方々の優しさに触れて、無事にお見送りすることができました。
千秋楽を劇場で見送れたことはもちろんですが、
親切にしていただいた名も知らぬ方々とのご縁にも感謝しております。
退団が発表されて、落ち込んで、泣いて、塞ぎ込んで。
最後はたくさんの悲しみを抱えて過ごした数ヶ月でしたが、
それでも、七海くんのファンになってからの数年間。
楽しかったーーーーーーーー!!!!!!!!(≧∀≦)
七海ひろきという男役のファンになれて本当に良かったと、
退団から2ヶ月経った今でも心から思っております!
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