キャトルレーヴ名古屋の閉店と、猫を拾いたくなる気持ちは分からないでもないけれど(「Arkadia」初日)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
はてさて、本日はちょっと淋しいニュースがありましたね。
キャトルレーヴ名古屋店が、2018年3月25日(日)をもって閉店となるそうです。
(しかもみんな前から知ってたよねと言わんばかりのあっさりとした告知だった)
僕は名古屋のキャトルはおろか名古屋自体に降り立ったことがないもので、
直接的に影響を受けるわけではないのですが。
しかしブログ始めてからは全国津々浦々の方々と知り合うことができるようになったので、
その中には名古屋のキャトルも貴重な場所だった方もいたんだろうな~と……。
余談ですがピエール、この2017年に遊んだ友達の顔ぶれを振り返っていたのですが、
1月のバウ遠征や夏の梅芸遠征でお会いした関西の方々は約10名、
それに対して関東で遊んだのは断捨裸零離くんと肉島くんの二人だけだったということに気付きました(どうでもいい)。
中日劇場と同じ建物内にあるそうなので、
建物自体が無くなると共にキャトルも閉店となってしまうということのようですね……。
名古屋近辺に住んでいる方にとってはムラも東京もどっちつかずな遠さでしょうし、
ちょうど中間地点の方々にとっては宝塚グッズを買える貴重な場所だったでしょうから、
これはさぞや痛手ですよね……。
うーむ……ただでさえ中日劇場が無くなることで宝塚の公演自体が少なくなってしまう中、
キャトルが別の場所に移転とかするならともかく、
完全に閉店となってしまうとしたら淋しいですねぇ……(´・ω・`)
通販では取り扱いの無い商品もたくさんありますし……。
名古屋公演自体が無くなってしまうのも淋しいですし、
また別の劇場で中日劇場のように定期的な公演が行われるようになって、
キャトルも復活する日が早く来ることを祈っております(>_<)
「Arkadia」初日
ということで、12月1日(金)に初日を迎えた、
暁千星さん主演の月組バウホール公演「Arkadia」。
タカラヅカニュースで放送されたその模様を拝見致しました。
先日、稽古場映像も見ていたものの、下級生にめっぽう疎いタイプのピエール、
主演の暁くんですら98期ということは現在まだ研6という若さなので、
どうにもこうにもお名前とお顔が一致しない方が多いのですが。
とりあえずヒロインのダリアを演じる美園さくらさんは新公ヒロインなどもされていたので把握しております。
冒頭で暁くん演じる主人公のミネットが踊った後はその美園さんも踊る場面があり、
改めて公演解説を読んでみるとお二人ともダンサーの役のようですね。
さらにその次に組んで踊っている場面が流れたのは、
「北関東の新月」こと茨城県出身の輝生かなでさんではございませんでしょうか!?
と思ってたら雨の降りしきる道端で倒れている暁ミネット。
むくっと起き上がるミネットに「何!?」と驚いた様子で声をかけるダリア。
これ、現代だったら道端で人が倒れてたら絶対ヤバイ奴だと思ってみんな通り過ぎちゃうよね……。
昔って優しい時代だったんだなぁ……それとも今でも外国ではそうなのかしら……。
そんなミネットをどうやら拾って自宅に連れて行ってしまったダリア。
ダメだよ~、危険だよ~、動物拾いたくなる気持ちはガスパール家の人間として理解できるけどさ~( ̄∀ ̄;)
そんなミネットに「どうして拾ってくれたの?」と聞かれたダリアは、
「……落ちてたから( ̄ー ̄)」と当たり前のように答えますが。
これは拾われた方も身の危険を感じるパニックな状況……( ̄∀ ̄;)
そして名前を聞かれた暁くんが「何でもいいよ」と答えたのに対して美園さんは「じゃあミネット」と答えるくだりがあったので、
どうやら「ミネット」という暁くんの名前はダリアが付けた名前のようですね(「子猫」という意味のようです)。
一方のダリアもミネットから名前を聞かれて「ダリア」と答えるものの、
「変わった名前だね、本名?」と聞かれると「さぁね┐(´ー`)┌」と。
これはお互いに面倒なタイプかも知れないぞ……(笑)。
いや、でもこういう小説っぽい話はピエール結構好きなタイプの作品のような気がしてきました!
(あんまり読書しないけどこういう雰囲気は好き)
で、なんやかんやあってダリア(仮)の働くクラブに連れて来られた模様のミネット。
輝生さん演じるフェリクスからぶっきらぼうに「フェリクスだ。フェリでいい」と自己紹介され握手を交わしております。
人間関係を把握していないのですが、
輝生さん演じるフェリクスもダリアが働くクラブの仲間で、
ダリアのことが好きなのに振り向いてもらえなくてやさぐれちゃってる系のポジションでしょうか!?
そりゃ好きな女の子の部屋に知らない男が泊まったなんて聞いたら怒るよね……。
その名はジャン=ポール・ヴァロー
それとどうつながってるのかは分からなかったのですが、
「ダリアをこのままにしておくのは惜しいからなぁ」とちょっと悪そうに笑うのは、
今回の公演の長である光月るうさん演じるジャン=ポール・ヴァロー。
ミネット、ダリア、フェリクスと皆さん可愛らしくポップなお名前が並ぶ中、
一人だけ「ジャン=ポール・ヴァロー」という大物感!
その名はジャン=ポール・ヴァロー!!(言いたいだけ)
で、いろいろあってミネットとダリアのデュエットダンスのような場面に。
踊るダリアの髪にはダリアの花のようなものが刺さっています。
ダリアがダリアの頭に刺さっている……しかも結構デカイ……(笑)(//∀//)
そこからまたいろいろあって場面がクラブに戻ると突然喧嘩をして殴り合いを始める暁ミネットと輝生フェリクス。
喧嘩慣れしてそうなのはフェリクスの方ですが、
油断したフェリクスが後ろを向いた隙に背中を蹴り飛ばすミネット!
……卑怯(笑)。
その騒動でクラブの出し物に穴が開いてしまったのか、
「そうだわ!ミネット、踊ってみない?」と提案するダリア。
戸惑いつつも見事なダンスを披露します。
暁くんは顔つきはまだあどけなさが残るものの、
体格もしっかりしていてダンスも安定感みたいなものがすごいですよね~。
そんな暁くんを見て「あの子をスターに仕立てましょうよ!」と、
白雪さち花さん演じるロズモンドやジャン=ポール・ヴァロー(言いたい)たち悪そうな大人が密談を交わしています。
とか言ってたらさっきの喧嘩で負った怪我なのか、松葉杖をつきながら歌うフェリクス!
何と!
北関東の新月がソロで歌っているではありませんか!
全体的にかなり目立っているようで、
しかもフィナーレというかご挨拶のときは暁くんの隣に立っていたので、
もしや今回の公演は輝生さんが二番手なのでしょうか!?
今年は北関東勢の活躍がめざましい……!(北関東っていうか茨城でしょって言わないで)
その後はクラブでミネットたちがピエロのような衣装で踊る場面があったり、
ジャン=ポール・ヴァロー(気に入った)がミネットに何か手渡してミネットが「どうしてあんたがこれを!?」と驚いたり、
フェリクスが「ミネットに店を背負わせて、それでどうするんだよ?」とダリアに詰め寄る場面など。
そしてどうやらミネットの前に敗北してふてくされてる様子のフェリックスに対し、
「フェリの方がカッコイイし、優しいし、ダンスだってすごく踊れるし」と励ます結愛かれんさん演じるデジレ。
ふむふむ、どうやらこのデジレがフェリックスに想いを寄せているという四角関係的な感じでしょうか。
その他にもそこかしこに暁くんが踊る場面が盛り込まれており、
ダンサー暁千星のダンス力がいかんなく発揮される作品になっているようですね~。
大人の階段を上る暁くん
終演後の挨拶ではまずお馴染みジャン=ポール・ヴァローこと光月さんが、
この作品が1970年代のフランス、「アルカディア」というクラブを舞台に、
人の望みを叶えることで生きる居場所を得た男が、
ある女性との出会いを通じ、自分の望み通りに生きられるよう、目的を持ってこれから生きていく姿を描いた話であることを紹介。
そしてこのバウホールが「下級生のための勉強の場」とも呼ばれていることに触れ、
「最近では珍しい大人の現代劇」に体当たりで挑戦していることを話していました。
そうそう、この作品、下級生中心の公演ではありますが、
どこかハードボイルド感も感じて結構好きそうな雰囲気だな~という予感がしております。
スカステで放送されるのが楽しみだな~。
そして主演の暁くんのご挨拶。
ナイトクラブが舞台となっているこの作品を、
下級生中心の出演者でその雰囲気を作り上げることがとても難しかったと暁君自身も語っていました。
さらにお芝居の中でいろいろな踊りを踊っているようで、
ミネットの葛藤や喜びをダンスで爆発させたいと意気込んでいました。
まだ研6での単独初主演ということで、
感慨深いというよりも必死で初日を迎えたという雰囲気のようですが、
無事に初日の舞台が終わってホッとしている様子でしたね~。
しかし前回ダブル主演を果たした「A-EN」は下級生だからこそできる異色作という感じでもありましたが、
今回はむしろもっと上級生が主演していてもおかしくない正統派な雰囲気も感じるので、
この作品で主演できたことはきっとこれからもっと大人の男役に進化していくきっかけになるんじゃないかな~と思います。
ピエールが観られるのはおそらく半年くらい後のスカステ放送待ちですが、
これからご覧になる方はどうぞお楽しみくださいませ~( ´ ▽ ` )ノ
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