雪組次期トップコンビに彩風咲奈さん&朝月希和さん!!
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
大変ご無沙汰しております。
8月は一度もブログを更新しなかったなー、なんて考えていたら、
なんと6月末を最後に7月も更新してなかったようです。
以前と違って宝塚の情報が更新されることも減ってしまっている時期だからというのもありますが、
そうは言ってもいろいろな公演が中止になったり再開されたりとしていたこの2ヶ月間。
しかし正直に申せば、中止や再開の度に一喜一憂してもいられない時代になってしまったという思いがしております。
中止になっても「こんな時期だからやむを得ない」、
再開されても「またいつ中止に追いやられてもおかしくない」と、
あまり良くないことではありますがこの状況に慣れのようなものができてしまったというか。
もちろん中止になれば悲しいし、再開されれば嬉しいけれど、
そこで毎回同じように感情を動かされすぎると乗り越えていけない事態にまでなっているような気がします。
そんな中、昨日は久しぶりに大きな発表がありました。
にもかかわらずこの度も更新できなかったのは訳がありまして……。
昨日、9月4日は、我らが「ノゾミーナ」こと星南のぞみさんの誕生日だったのであります!
ノッゾミーナーーーーーーーーーー!!!!(≧∀≦)
めでたいですね~(*´ω`*)
世の中がどんな辛い状況であろうと誕生日は全ての人に毎年同じペースで訪れますものね。
「365日バナナを食べます!(⌒∇⌒)」というキャッチフレーズでもお馴染みのバナナ大好きノゾミーナ。
そんなノゾミーナの誕生祭のために、
世界で活躍する有名パティシエのピエール・ド・ガスパール氏(栃木県出身)に、
世界でひとつだけの誕生日ケーキを発注致しました!
多忙を極めるピエール氏ですが、ノゾミーナのためならばと快く引き受けてくださいました。
この日のために入念な打ち合わせを繰り返したピエール氏と七咲ぴえる氏。
まず何においてもノゾミーナの好きなバナナを使ったケーキにして欲しいということと、
ノゾミーナが所属している雪組はイメージカラーが緑であることをピエール氏に伝えたぴえる氏。
「ナルホド、シルブプレ分かったヨ」と笑顔で仕入れに向かったピエール氏が買ってきたのは!
この日のためにパリから特別に取り寄せたマルゴ・ド・バナーヌです!
日本でも似たようなものを見かけたことのある方ももしかしたらいらっしゃるかも知れませんが、
もともとは1700年代にパリの有名パティスリーで貴族の間で人気を博したデザートが起源と言われています。
比較的安価で手に入るバナナは貴族にはそれほど人気がなかったそうなのですが、
あるパティシエが貧しい人々にも美味しいデザートを、と考案して振る舞っていたところ、
それをたまたま食べた貴族があまりの美味しさに正式なメニューに加えることを提案したんだそうです。
そんな本場パリでも知らない人しかいないピエール氏がノゾミーナのために揃えた素材がこちらです!
これら全て本場フランスから特別に取り寄せた、日本ではなかなか手に入らない食材の数々でございます。
果たしてこれらの食材がピエール氏の手によってどんなケーキに生まれ変わるのか!?
まずは丸ごとバナナにホイップクリームを塗りたくっていきます。
端っこをちょっと切り落として上に乗せ、
フォークで線を描いて木目を作ります。
年輪かと思いきやよく見ると「のぞみ」の「の」です!
おーっとーー!
これはノゾミーナ推し仲間のあの方を思わせるパンケーキ!
何と薄くスライスしたパイの実を重ねてパンケーキを再現しております!
ここで突然現れたプレート!
そこにはまだ下級生時代のノゾミーナがカフェブレイクに登場した際の持ちネタ、
「末っ子ちゃうで!長女やで!(⌒∇⌒)」が書かれております!
ぴえるさんはこれを関西では有名なネタか何かだと思っていたのですがどうやらノゾミーナのオリジナルだったらしいということを先日知りました。
さらに抹茶味のきのこの山とたけのこの里が彩っております!
抹茶というと「ドンブラコ」の初演を観ていたという説もある、
これまたノゾミーナ推し仲間のふーさん(350)を思い起こさせます!
なんとここで抹茶パウダーが粉雪のように舞い降りてきました!
茶こしでふるいにかけようと思っていたピエール氏ですが、
久しぶりに取り出した茶こしが何かの油でベッタベタだったため使い物にならず急遽そのまま撒き散らしたので若干粗目になっていますとのことです!
ふーさんの代名詞の抹茶を使いつつ雪組カラーの緑を織り込む、
さすが有名パティシエのピエール・ド・ガスパール氏の妙技が光ります!
そしてもらいもののシャインマスカットを添えて完成です!
このタイミングで緑色のマスカットが冷蔵庫にあったというのは何という巡り合わせでしょうか!
星南のぞみさん誕生祭特別デザート、
題して「ブッシュ・ド・ノゾミーナ」の完成です!(⌒∇⌒)
これを作っていたため、昨日は久しぶりのブログを更新する力がありませんでした。
馬鹿みたいでしょ~(⌒∇⌒)
これねー、馬鹿なことやってるように見えてなかなか作るの大変だったんですよー。
何が大変って、丸ごとバナナの端っこ切って上に乗せてるじゃないですか、
これが上手く乗せないと崩れちゃいそうになるんですよ。
生クリームが糊の役割を果たして接着してくれてるんですが、
時間が経つとクリームが柔らかくなってきて崩れてしまうので、
ものすごい集中しながら作ってたら珍しく肩がこってしまいました( ̄∀ ̄;)
ということで、星南のぞみさん、誕生日おめでとうございました!(⌒∇⌒)
雪組新トップコンビに彩風咲奈さんと朝月希和さん!
そんなこんなで、正式にはこちらが昨日の本題でございます。
退団が発表されている雪組トップコンビ望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さん。
その後任として、彩風咲奈さんと朝月希和さんが次期トップコンビに就任されることが発表になりました!
さきちゃんは言わずと知れた雪組の御曹司。
下級生時代から異例の抜擢で新公主演も計5回を数える生え抜き男役ですが、
特にだいもん体制になって二番手に就任してからのさきちゃんの成長はめざましいものがあったと思います。
ちなみに新公主演を5回経験している男役さんとしては、
元雪組トップスターの音月桂さんと元星組トップスターの柚希礼音さんくらいしか思い浮かばないのですが、
同じ人に5回も主演を集中させることの是非については賛否あるにせよ、
それだけ下級生時代からさきちゃんに対する期待が大きかったのでしょう。
一方の朝月さんは下級生時代を花組で過ごし、
だいもん体制になった雪組に組替え、
そして去年の年末に再び古巣の花組に戻りましたが、
なんとこの度、再び雪組に戻ってのトップ娘役就任。
この花⇒雪⇒花⇒雪という2往復と言うと元雪組トップスター壮一帆さんの歩まれた道のりを思い出しますよね。
コロナ禍の様々な公演が中止、スケジュール変更を余儀なくされる不安定な時代においての、
わずか1年の花組在籍を終えての組替えでのトップ就任。
もしかしたら今こんな状況だからこその何かしらの事情があったのか?というのは考えてしまわなくもありませんが、
そこを深堀りするのは野暮というくらい、経験豊富な上級生のトップ娘役誕生は純粋に嬉しいです。
本日は奇しくも朝月さんも出演する花組大劇場公演「はいからさんが通る」の千秋楽。
発表が昨日だったことにより大劇場でも組替えの報告をすることができて、
ファンの皆さんもお祝いの拍手を贈ることができたんだなと感じ入っております。
ちなみに朝月さんの新公初ヒロインは「愛と革命の詩ーアンドレア・シェニエー」。
このときの主演は現在宙組で活躍する芹香斗亜さんでしたが、
朝月さんのことを知ったのもこの新公をスカイステージで観たのがきっかけでした。
新公トークでとあちゃんにいろいろといじられていた朝月さんとのやりとりがとても微笑ましく、
ピエールは「あさづきんちゃん」なんて愛称で呼んでいたこともありました(笑)。
あの頃は片っ端からいろんな愛称を付けてたんですが大半は定着せずにいつの間にか使わなくなってしまったな……。
ちなみにあさづきんちゃんの公式の愛称は「ひらめちゃん」です!
ピエールは回転寿司に行くと必ずエンガワを食べます!
時を超えて結ばれる二人
そしてさきちゃんとひらめちゃんというと、
「ひかりふる路」でのダントン夫妻や「ファントム」でのジェラルドとベラドーヴァなど、
ひらめちゃんの第一次雪組時代の短い在籍期間の中でも何かと組むことが多かった二人。
「おいジェラルド、今度こそちゃんと責任とれよ!」なんてツイートを見かけたりしました(笑)。
しかしピエールが個人的に思い入れが深いのは、
「誠の群像」での新選組総長・山南敬助と明里を演じられたさきちゃんとひらめちゃんです。
ピエール、歴史上の人物で一番好きな人は?と聞かれると「山南敬助」と答えるくらい山南さんが好きなのです(あとはやっぱり竹中半兵衛さまね)。
特に明里とのエピソードが切なくてねぇ……(創作とも言われていますが)。
京都の人々に恐れられていた荒くれ者の新選組の中でも、
優しくて温厚な山南さんは町の人たちからも慕われていたそうで。
特に大河ドラマの「新選組!」で堺雅人さんが演じていた山南さんは本当に素敵だったな~。
山南さんは最後、明里を連れて新選組を脱走したことにより切腹することになるのですが、
悲しい別れを遂げた二人が時を超えてトップコンビとして結ばれるというのは山南さんファンとしても胸が熱くなります。
いつか山南さんが主人公の作品を宝塚でもやってほしいな~とかれこれ10年以上言ってるのですが、
ついにそのときが来るか?!
ということで、世間は変わらずコロナコロナで先行きも不透明な時代。
お二人のお披露目公演もまだ演目は発表にはなっておらず、
今後どのように時代が進んで行くのかも分かりませんが。
そんな中でも彩風咲奈&朝月希和という新たなトップコンビ誕生の報せは、
この辛い時を乗り越えた先にまた新しい時代が待っていると感じさせてくれるものだったと思います。
公演が再開されてもまだ遠方からの遠征には踏み切れずにいる人たちがたくさんいらっしゃると思いますが、
さきちゃんの故郷の愛媛県の方々を始め(ひらめちゃんは世田谷出身)、
どうか少しでも早く、また以前のようにすべての人が当たり前のように観劇ができる日が来ますように。
さきちゃん、ひらめちゃん、次期トップコンビ就任発表、おめでとうございます!
(注)マルゴ・ド・バナーヌの起源の話はもちろんピエール氏による創作です。
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