全部、キミのせいだ。(「鳳凰伝/CRYSTAL TAKARAZUKA」稽古場)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで11月17日(金)に初日を迎える月組全国ツアー公演、
「鳳凰伝~カラフとトゥーランドット~/CRYSTAL TAKARAZUKA~イメージの結晶~」。
昨日タカラヅカニュースで放送されたその稽古場の模様を拝見致しました。
思えば龍真咲さんが月組トップスターだった時代。
珠城りょうさん(たまきち)がまだ当時2番手として、
トップ娘役の愛希れいかさんと全国ツアー公演に挑んで話題になりましたよね。
2番手としても若かったたまきちくん、
正直、あの頃はまだ全国ツアーを率いる立場としては初々しく頼りない印象の方が強かった記憶があります。
けれど劇場ではそんなたまきちくんを応援するような空気が満ちていて。
客席「たまきち、がんばれ!(`・ω・´)」
珠城「たまきち、がんばる!(`・ω・´)」
みたいな気持ちの交わし合いのようなものを感じたのを覚えております。
それがついこないだのことのように感じていたのに、
今ではすっかり立派なトップスターとして再び全国ツアーを回る日が来たんですねぇ。
と、感慨に浸っているピエールではありますが今回の全ツは観に行けず( ;∀;)
だってさ、観劇回数減らそう減らそうとか言いながら全然減らせないし(宝塚あるある)。
今年は3回(うち梅芸2回)も遠征しちゃって金欠だし……。
そんなに贅沢な暮らしをしてるつもりもないし、
毎日お昼はたぬき蕎麦の生活なのに何でこんなにお金貯まらないんだろうって考えながら、
ふとスカイステージに映るいろんなスターの顔を見たとき。
この人たちのせいだー!!ヽ(;▽;)ノ
って気付いたんです(笑)。
ま、本望ですけどね( ;∀;)
「鳳凰伝」稽古場
はい、ということでまずは「鳳凰伝」。
和央ようかさんと花總まりさんコンビによる初演の宙組版は、
ちょうどピエールが宝塚デビューした「傭兵ピエール/満点星大夜總会」の一つ前の公演で。
ゆえに生では観劇できなかったのですが、
ファンになったばかりの頃にスカイステージで放送されていたのを観ていた記憶はあります。
とは言えもう10年以上前のことなのでハッキリ細かい箇所までは覚えていないのですが、
稽古場風景を見ていると「そうそうこういう曲あった~!」とか思い出がよみがえってきたりしました。
まず冒頭はたまきちくん演じるカラフの「戦は夢~」という独特の曲。
その傍らで「夢~」といっしょに歌うのは、
愛媛の文学少女が首ったけ(表現が古い)、ゼリム役の蓮つかささん(れんこん)でございます!
れんこん君が活躍しそうだな~と思ってはいたものの、
こうしていきなり冒頭からたまきちくんといっしょに歌ってる姿を見るとさらにその実感が、
Oz様の心の中に湧いてきているんではないでしょうか(笑)。
そんなカラフに襲い掛かる、紫門ゆりやさん演じるとタンと千海華蘭さん演じるトンのコンビを始めとする盗賊集団。
しかしカラフ、5~6人はいそうな盗賊たちを汗1つかかないくらいの涼しい表情で撃退してしまいます。
たしかこの後にゼリムが「て~い!えい!やあ!」みたいなまるで自分が撃退したみたいなことして、
カラフからツッコまれるという微笑ましいくだりがあったような。
そんなカラフに助けられた麗泉里さん演じるアデルマ姫のご一行との出会い。
一人で盗賊を撃退してしまったカラフに一瞬で心惹かれるアデルマ姫。
「あなた様のお名前は?」とカラフに尋ねますが、
「名乗るほどではありません」とかわすカラフ。
ここで名前を明かさなかったことが後々にも繋がっていくんですよね~。
続いては専科の箙かおるさん演じるティムール王と、
その王に献身的に仕える、海乃美月さんのタマル。
箙さーーーーん!!ヽ(;▽;)ノ
ピエールの宝塚初観劇時にも出演されていた箙さんですよーー!!
こんな大御所がパーカーにジーンズという超ラフな服装でお稽古しているのが逆にすごいカッコイイよーー(笑)!!(≧∀≦)
さらに盗賊の頭、バラクを演じる月城かなとさん登場。
「オレだ~~!!オレだ~~!!このオーレーだ~~~~~~!!!!」という歌!
懐かしい!
初演の水夏希さんが歌ってたの覚えてますよ~!
しかし何か今聞くと「俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ~~!!」を思い出しちゃいそうですね(笑)。
例の水浸しになるシーンはあるのかな~(* ̄∀ ̄*)
そして満を持して登場した、れいか様演じるトゥーランドット!
たしかすんごい長い衣装を何人もの人が後ろで持ち上げながら銀橋を渡るシーンがありましたよね。
あれも全ツで再現されたらすごい反応だろうな~(//∀//)
そう言えばトゥーランドットって登場までが結構遅くて、
初演の「NOW ON STAGE」でも「花ちゃんなかなか出てこない」みたいなことを話てたような気がします。
(あの頃の演出家もいっしょにナウオンに登場するスタイル好きだったんだけどなぁ)
そんなトゥーランドットに一目惚れしてしまったカラフ。
しかしトゥーランドットは、自分を妻にしようとする男に3つの謎を出し、
解けたら求婚を受け入れ、解けなかったら命を奪うという賭けをしているのです。
娘が残虐非道の限りを繰り返すことに憤る父の中国皇帝を演じるのは輝月ゆうまさん。
れいか様と同期で親子役なんですよね~。
輝月さん、ホントこういう通常なら専科や組長クラスのベテランの方が演じる役も、
まったく違和感なくこなせるという、つくづくすごい逸材だと思います。
そしていろいろあって、何と初めてトゥーランドットの3つの謎を全て解いてしまったカラフ。
しかしここまで来て「あたい知らない男の嫁になるなんて嫌よ~!( ;∀;)」って駄々をこね始めるトゥーランドット(実際はこんな言い方しません)。
ちょっと~、分かってる~?
目の前にいる人、「夫にしたい男役ランキング」で必ず上位に挙がるあの珠城りょうさんだよ~?┐(´ー`)┌
というわけで今度は逆に自分の命をかけてカラフからトゥーランドットへの謎が出されるわけですね。
果たしてカラフとトゥーランドットの国中を巻き込んだ迷惑な駆け引きの決着はいかに……!?
「CRYSTAL TAKARAZUKA」稽古場
そしてショーの「CRYSTAL TAKARAZUKA」。
こちらはまさしくピエールがブログを始めた頃に観劇した作品なのですが。
しかし気持ちが宝塚離れから戻ってきた直後だったあの頃、
まだ月組生の皆さんの顔と名前がほとんど一致してないときの観劇だったので、
逆に記憶があいまい……(;・∀・)
けれどもちろん主題歌は覚えてますよ~(さすがに)。
龍さんが全身(主にフェイス)からめちゃくちゃキラキラオーラ放ってた記憶が一番強いですが(笑)。
モップみたいのを持ってる月城くんに紫門さんと叶羽時さんが魔法をかけるみたいな場面は、
我らが「北関東の瞳」こと美弥るりかさんがやっていた場面ですかね??
それからやっぱり一番覚えてるのはれいか様がマリオネットみたいなダンスをする場面!
このマリオネット感がリアルでド迫力というかすごい引き込まれたのを覚えています。
そして男役を引き連れたたまきちくんが「バーバサイババ~(歌詞分からなくてごめんなさい)」みたいな曲を歌う場面や、
かと思ったられいか様が娘役さんたちを引き連れてカッコ良く踊る場面とか。
さらには月城くんも男役のセンターで「煌羽レ~オ~(これも正しい歌詞が分からない)」みたいな曲を歌ったり。
紫門さんとれんこん君が「ジョビ!ジョバ!」みたいな曲を歌ったり。
とにかく何度も聴いたことはあるはずなのに歌詞が分からないシリーズで盛り上がります。
あともう一つこのショーで印象に残ってるのが、
あの青い衣装でみんなで踊る場面!
たしかこれが「しずくの場面」っていうやつで合ってますかね?
すごく幻想的な場面で歌も美しかった記憶があります(衣装はもう少し頑張っていただきたかったところでしたが……)。
それと男役の群舞!
ピエール、ブログ始めたばかりの頃に、
「群舞がカッコ良かった!」って言ってたような気がします。
この重厚感ある曲での群舞がすごいカッコ良かったんですよね~。
ちなみに稽古場レポートで聞いた話によると、
プロローグ後のたまきちくんが歌うソロ曲が増えているんだとか。
で、それは過去の月組の公演の楽曲らしいのですが、
どの公演かまでは初日までのお楽しみということで明かされず。
しかしれんこん君が「私、組回りで出てました(⌒∇⌒)」というヒントをくれました。
ではれんこん君の組回りの公演は何だったかをWikiで確認したところ、
霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さん時代の月組公演「アルジェの男/Dance Romanesque」。
はい。
皆さん、もうどの曲か分かりましたね?
そうです、きっとあの曲に違いありません。
「泥に~、まみれた~、俺の~、せーいしゅーん~~」
「そっちかよ!」って突っ込んでくれた方、心より御礼申し上げます。
実際は同じ中村暁先生の作品だし「Dance Romanesque」の中の曲ですよねきっと。
そんなこんなで、歌詞が分からなくてどんな曲が登場するのか伝えられないところばかりで申し訳ないのですが(笑)。
「鳳凰伝」は決して明るい作品ではないものの見た目のゴージャス感は大迫力な作品ですし、
ショーも煌びやかで初観劇の人たちにも楽しめる作品だと思うので、
各地でご観劇予定の方はどうぞお楽しみくださいませ~( ´ ▽ ` )ノ
スポンサーリンク
ブログランキングに参加しております。
ポチッとしていただけますと嬉しいです!
↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村