宝塚歌劇妄想ラインアップ(宙組)「眠らぬ恋人たち~映画『シュリ』より~」
2017年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、
宙組上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
~宙組公演~
■主演・・・朝夏まなと
「眠らぬ恋人たち~映画『シュリ』より~」
脚本・演出/上田久美子
1999年に公開された韓国映画「シュリ」。
韓国国内では「タイタニック」を超える動員を記録し、
韓流映画が世界的に注目されるきっかけとなった大ヒット映画のミュージカル化に、
朝夏まなとを中心とした宙組が挑みます。
韓国の秘密情報機関に所属するユ・ジュンウォンは、
同じく情報部員である相棒のイ・ジャンギルと共に、
最近多発している要人暗殺事件に関わっているとされる北朝鮮の女工作員、イ・バンヒを追っていた。
私生活では恋人のイ・ミョンヒョンとの婚約も決まり安らぎを手にしかけていたジュンウォンだが、
イ・バンヒを追う中で自らの命だけでなくミョンヒョンの身にも危険が及んでいることを感じ始める。
そんな中、国防科学技術研究所の開発した新型液体爆弾「CTX」の強奪事件が発生する。
かつで自分たちが鎮圧した航空機テロ事件の生き残りである工作員、
パク・ムヨンがCTX強奪に関わっていることを突き止めたジュンウォンだが、
ジュンウォンとジャンギルはあと一歩のところで工作員チームを捕らえることができずにいた。
ジュンウォンは情報部の内部から作戦の情報が漏れていることに気付き、
相棒のジャンギルのことすらも信じていいのか分からなくなる。
果たして情報を漏らしているのは誰なのか。
ジュンウォンが辿り着いた真実は、あまりにも残酷なものだった……。
妄想公演ラインアップ(宙組)
はい、いきなりのそれっぽい書き出しで失礼致しました( ̄∀ ̄)
最近ね、今の各組でこんな作品が上演されたらな~というのをアレコレ考えてたんですよ。
で、一人で妄想してるだけだとつまらないから、
せっかくだからブログのネタにしちゃえと思いまして。
まず手始めに、以前から何度か推している韓国映画「シュリ」を題材に、
朝夏まなとさん(まぁさま)率いる宙組版から公開させていただこうかなと。
冒頭の解説文にあります通り、この作品は韓国映画「シュリ」を基にしております。
韓国と北朝鮮というセンシティブな関係の国を舞台にした作品な上に、
ちょうど先日のあの事件もあってこういった題材の作品が上演されることはまず無理かとは思うのですが、
脳内劇場で想像していただけると絶対カッコイイのです。
とりあえずいきなりネタバレして解説してしまうので、
なかなかこのタイミングでそんな人もいないとは思いますが、
「シュリ」を観たこと無いけどこれから観てみたいという方は読み飛ばしてくださいませm(_ _)m
解説の中に登場したイ・バンヒという女工作員。
主人公のジュンウォンたちがずっと正体を追っている人物なんですが。
何と、ジュンウォンの婚約者であるミョンヒョンこそがイ・バンヒだったのです!
素性を隠してイ・ミョンヒョンという別の人物としてジュンウォンと出会ったバンヒですが、
いつしか本当に彼のことを愛してしまうようになった、という宝塚にもありそうな悲劇なのです。
決して華やかな作品ではないものの、
カッコイイ主人公と、恋人の女性と、相棒と、敵役まで出てくるという、
まさに宝塚にうってつけの駒が揃った映画であります。
とにかく人が死にまくる作品なんですが、
久美子先生ならそんな悲劇も胸に残る作品として描いてくれるんじゃないかという思いも込めて。
ピエールがこの映画を知ったのは大学一年生のときだったんですけどね。
高校の頃に好きだった女の子から勧められて観た思い出の映画でもあります。
ピエールは好きだった子でも他の男と付き合い始めたり結婚したりするともう興味が無くなってしまうタイプなので、
さすがに今や三児の母となったその子にまったく未練は無いのですが、
この映画観るとあの頃のことを思い出して懐かしくなりますね~( ̄∀ ̄)
ちなみに劇中で主人公たちがミュージカルを観に行く場面があるんですが、
たぶんそこで上演されてるのは「ガイズ&ドールズ」だと思います。
宝塚ファンとしてはここにも思わず反応してしまいますよね~。
一部配役発表
そうこうしているうちに、一部配役が発表になりました。
このシリーズはガチで「今の○組で上演するなら……」というテーマで妄想しておりますので、
今の宙組の面々でキャスティングをしてみました。
ユ・ジュンウォン:朝夏まなと
韓国の情報部員。
連続要人殺害事件に関わっているとされる北朝鮮の女スパイ、イ・バンヒを追っている。
イ・ミョンヒョン/イ・バンヒ:伶美うらら
ジュンウォンの婚約者。
表向きはアクアショップ(観賞魚の販売店)を経営するごく普通の女性だが、
実は北朝鮮の女工作員イ・バンヒ。
パク・ムヨン:真風涼帆
北朝鮮の特殊第8軍団のリーダー。
かつてジュンウォンらによって鎮圧された航空機テロ事件の生き残り。
バンヒとは上官と部下という関係だが、秘かにそれ以上の感情も抱いている。
イ・ジャンギル:愛月ひかる
ジュンウォンの相棒の情報部員。
ジュンウォンがバンヒに狙撃された際、
バンヒが5発装填できるはずの銃で2発しか撃っていなかったことから、
バンヒはジュンウォンを敢えて殺さなかったのではないかと気付き、
ジュンウォンが敵と繋がっている可能性を疑い始める。
オ・ソンシク:桜木みなと
ジュンウォンらの後輩である情報部員。
あまりに臆病で腰抜けな態度から「コネ入社」と呼ばれ水槽掃除ばかりさせられているが、
本人は「コネ入社だったら水槽の掃除をさせられたりなんかしません」と否定している。
しかし最後はCTXが仕掛けられた場所を見つけるというお手柄も上げる。
本物のイ・ミョンヒョン:星風まどか
済州島の療養院に入院する体の弱い女性。
かつて面倒を見てくれたイ・バンヒのことを「お姉さん」と呼び慕っていたが、
実はバンヒは後に整形手術を受け、ミョンヒョンになりすまして生活していた。
「宝塚で『シュリ』やったらカッコ良さそうだな~」と思い始めたときは、
まだ実咲凛音さん(みりおん店長)も退団を発表する前で。
なので当初はみりおん店長をヒロインに考えていたのですが、
伶美さんも女スパイという役柄に超ハマりそうなので、
新体制の宙組も盛り上がりますようにという願いも込めてこの配役にしてみました!
って言いたかったのにまぁさまも退団発表しちゃうんだもん……(´;ω;`)
本当は「このまま伶美さんが正式に相手役になってスッキリすればいいのにね~」って書こうと思ってたのに……(´・ω・`)
敵役のムヨンと、主人公の相棒のジャンギルは逆の配役でもいいかな~と悩んだんですけどね。
やっぱり敵役が2番手の方がより引き立つかな~と思って真風くんをムヨンにしてみました。
ひかるちゃんにはまぁさまの相棒を演じることにより、
さらに宙組に欠かせない男役として飛躍するきっかけになっていただけたらと。
演じている俳優さんたちは日本人の感覚だとそんなにイケメンには見えなかったりしますが(失礼)、
やってることはカッコイイのでまぁさまたちが演じたらそりゃもうとんでもないカッコ良さになると思います。
入院中の本物のミョンヒョンは、整形後のバンヒ(つまりヒロイン)と同じ女優さんが演じていたらしいんですが、
この記事を書くにあたっていろいろ復習してる中で初めて気付きました(笑)。
ちなみにバンヒが整形してミョンヒョンになりすましているということは、
本来はこの二人は瓜二つじゃなきゃいけないはずなのですが、
そこは伶美さんと星風さんという真反対のタイプのお2人が演じるので、
まぁ何かいい感じに設定を変えていただけたらと(丸投げ)。
大きな役は上記に挙げたくらいになってしまうのですが、
さすがにこれだけじゃ淋しいし「役が少ない!」ってネットでディスられちゃうので、
あとは情報部の他の人とかムヨンの仲間のテロリストとか、
いろいろな登場人物を膨らませて欲しいと思います(これも丸投げ)( ̄∀ ̄)
ちなみに「シュリ」というのは一体何なのかと言いますと、
実はピエールも何回か観るまでよく分かってなかったんですけどね(笑)。
朝鮮にだけ生息する、淡水と海水を自由に行き来する魚の名前なんだそうです。
本来は一つの国であったはずの北朝鮮と韓国を自由に行き来したい、
という憧れの象徴ということでしょうか。
それとこの映画のテーマソングになっている「When I Dream」という曲があるんですが、
これがすごくキレイな曲で大好きなのです。
映画のダイジェスト映像付きの動画を見つけたので良かったら聴いてみてください。
(最後まで見るとネタバレもありますのでご注意くださいませ)
一回映画を観てからこの曲聴いてるととそれだけで泣けてきますよ~(´;ω;`)
もしこの公演にフィナーレが付くならば、
エトワールには華妃まいあさんあたりに、
「When I Dream~~♪」って澄んだ歌声を響かせてほしいというところまで妄想しております( ̄∀ ̄)
ということで妄想ラインアップシリーズ、
とりあえず第一弾は宙組でお届け致しました。
「シュリ」をご覧になったことの無い方にとっては全くイメージが湧かない話だったかと思いますが、
宝塚でどうこうというのとは切り離しても本当に素敵な映画なので機会がありましたら是非ご覧くださいませ。
その際はそれぞれの妄想キャスティングに置き換えて観ていただけたらより楽しめると思います。
また他の組もいろいろ構想中なのでそちらもどうぞよろしくお願い致します( ´ ▽ ` )ノ
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