さよならオシャンティ、愛していたよ……。(「阿弖流為」と「オーム・シャンティ・オーム」千秋楽)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、8月6日(日)には「サッカー少年」こと礼真琴さん主演の「阿弖流為-ATERUI-」が、
翌8月7日(月)には「オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~」が、
一日違いで千秋楽を迎えた星組の皆さま。
それぞれの千秋楽映像がタカラヅカニュースで放送されております。
まずは一日早く千秋楽を迎えた「阿弖流為」。
これも観たかったなぁ……。
新しくなった日本青年館、直前まで宝塚以外の公演も先に行われてるのかどうか知らなかったのですが、
どうやらこの「阿弖流為」がこけら落とし公演だったのですね。
何やら新青年館はトイレが大混雑、自販機が無い、二階席は手すりが邪魔で舞台が見えない等々、
劇場としての評判はちょっと残念なスタートになってしまっているようですが。
あとピエールが地味にというか激しく残念に思ったのが、
コインロッカーが300円もするという噂を聞きまして……。
青年館のロッカーを使う機会はそうそう無いとは思うのですが、
梅芸のコインロッカーなんて100円ポッキリな上に後で返金してもらえるのですよ!?
青年館も返金しろとまでは言いませんが、
100円くらいでいいじゃん……( ;∀;)
そしてこの公演で東上初主演となった礼少年。
ピエールは観ることができませんでしたが、
少年を中心とした阿弖流為チームもすごい熱演だったようで。
少年ももちろんですが、個人的に嬉しかったのが、
二番手の坂上田村麻呂を演じた瀬央ゆりあさんを絶賛する声もたくさん見かけたことでして。
これまでの少年の主演公演は3回ともすべて出演し、
同期として少年を支え続けてきたせおっち。
しかしせおっちもいつか真ん中に立つ人だとピエールは信じております!
是非とも、来年はせおっちのバウ初主演も観たい……!
終演後は、まずこの次の大劇場公演を最後に宙組へ組替えとなる天彩峰里さん(ミネリーン)、
そしてこの「阿弖流為」が星組生として最後の公演で雪組に組替えとなった綾凰華さんが、
それぞれ組長の万里柚美さんより紹介されて一言ずつご挨拶してくれました。
まずミネリーンは、
「組替えが決まって思うことは、お稽古場から、周りの景色を心に灼き付けようと思っていましたが、やっぱり皆さんがキラキラしていて胸がギュっと痛くなるほど大好きな組でした」と、
声を震わせながら星組への思いを語っていました。
そしてこの日が星組生として最後の綾さんは「星組の!綾凰華でございます!」と、
「星組」という言葉を噛み締めるように元気に挨拶されていたのが印象的でした。
星組ではまだ新公主演等の機会はありませんでしたが、
組替えをするというのはスターの証!
きっと雪組でもっともっといろんな経験をして、
さらに素敵な男役さんになってくれることと、雪組での活躍を楽しみにしております。
そして最後は礼少年のご挨拶。
挨拶の中で「この素晴らしい上級生の皆さまから、たくさんのことを教えてもらいましたね!?」
と突然周りに問いかける少年(笑)。
「この学んだことを絶対に無駄にすることなく、次の公演で活かすことができて初めて『阿弖流為』が終わると、そういうことになっておりますので!(`・ω・´)」と、
どう聞いても面白いこと言ってるように聞こえるんですが真顔で力強く語っていました(//∀//)
「本日まで暑い中……少し涼しい日もありましたが……」と笑いを取ってみたり(笑)。
そりゃこの季節だって多少の気温差はあるでしょうよ!(//∀//)
「オーム・シャンティ・オーム」千秋楽
そして翌日に千秋楽を迎えた、
紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)のトップコンビ率いる「オシャンティ」の模様も本日放送されました。
初日映像のときは「何であの場面も入れてくれないの~?( ;∀;)」という歯がゆさもありましたが、
千秋楽はピエール的に好きだった場面がたくさん入っていて、
見ながらあの遠征の日々を思い出してウルウルしてしまいました( ;∀;)
美稀千種さん演じるオームの母ベラによるシンドゥールの無茶ぶりアドリブの場面。
まさかの「イエ~~~~イ!!ジャスティス!!(≧∀≦)」をやるアイリーンが見れてピエールは朝からニヤニヤが止まりませんでした(//∀//)
さらにはサンディがオームに「あなたにふさわしい女優になる!」と言う場面、
トップスター紅くんにふさわしいトップ娘役になるというアイリーンの決意表明のように聞こえて、
初演のときもすごい好きな台詞だったんですよね~。
そして「北関東の恋人」こと七海ひろきさん演じるムケーシュ!
梅田をこの夏、バラ色に染めてくれた「バラ色の人生」。
ついに、ついに千秋楽映像で放送してくれましたーー!!( ;∀;)
しかもピエールが毎回特にシビれていた、
「もし女神がキスを拒んでもその瞳はオレを見つめ誘う~」っていうフレーズの部分!
ホントにカッコ良かった……この人のキスを拒む女神なんていないだろうよ……(//∀//)
そしてそして最後、シャンティから死のキスを受ける場面。
ピエール、二回目に観たときに初めて気付いたのですが、
この瞬間ムケーシュは笑みを浮かべながらシャンティのキスを受け入れてるんですよね。
決して命を奪われることへの恐怖や抵抗など微塵も感じていない、
むしろシャンティを手にかけたあの日からずっとこのときを待っていたかのような表情で。
ピエ茶の方々と話していたのですが、
きっとムケーシュは本当にシャンティのことを愛していたんじゃないかな~と。
だから、シャンティに殺されるのなら本望だと思っていたのかも知れません。
この作品、「ハッピーじゃなきゃエンドじゃない」という言葉が登場しますが、
実は最初に観たときは「これってハッピーエンドなのかな~?」という疑問もあったのです。
だって、シャンティは死んでしまって、生まれ変わったとは言えオームも一度は死んでいて。
でも、ムケーシュがシャンティを愛していて、シャンティもやっぱりムケーシュを愛していたとしたら、
「こんなハッピーエンドもあるかな」と思えるんですよね。
サンディがシャンティの生まれ変わりかは明確には語られていないので解釈は分かれるかも知れませんが、
ピエールは何となくサンディは完全に別人格でシャンティの生まれ変わりではないような気もしていて。
生まれ変わったオームにはサンディがいる、
だからこそオームは最後にようやくシャンティへの思いから解き放たれて、
新しい人生をサンディと歩み始めることができる。
そしてシャンティはあの世で何やかんやムケーシュと結ばれる。
そう考えると、「ハッピーエンド」っていうのも納得できると言いますか。
あの世に行ったら今度はムケーシュは相当シャンティの尻に敷かれると思いますけどね~(//∀//)
喧嘩する度に、「……ウダウダ言ってると燃やすわよ?」ってシャンティにすごまれたりして(笑)。
さよならオシャンティ、愛していたよ。
終演後の挨拶で紅くんは、
「連日、暑い中、37度を超える日もございましたが、本当に多くのお客様に足をお運びいただけましたことを出演者一同感謝申し上げます」と。
37度!
逆さにすると73度!
「73=ななみ」ですね!(≧∀≦)(無理やり)
そして「大阪インド夏の陣、戦い抜くことができました。これからますます陣をしっかり固め、星組生一同頑張ってまいります!」と、
次の大劇場公演への意気込みを語っていました。
そしてカーテンコールでは「阿弖流為」メンバーについても触れ。
大劇場公演を待たずに雪組へ組替えとなった綾凰華さんについて、
「星組で育ってまいりました大切な仲間でございます。今後とも綾凰華にご声援のほどよろしくお願い致します」と、
残念ながら星組生として最後の舞台にいっしょに立つことはできなかった綾さんへの愛情も感じる言葉でした。
さらには休演していた如月蓮さんについても、
「今、ピンピン元気でございます!次の大劇場の集合日には皆様にとっておきの笑顔で如月を見ていただくっていうか、お見せするっていうか、拝見……もう何言ってるか分からない(笑)」としどろもどろになりながらも、
如月さんが元気に次の公演に向けて準備されていることを報告してくれました(≧∀≦)
そして「ニホンゴッテムズカシイ(・∀・)」と突然インド人になる紅くんでした(笑)。
ということで、終わってしまった「オーム・シャンティ・オーム」。
ひと夏に二度も梅田に遠征したこの夏の思い出を、
ピエールは生涯忘れることは無いでしょう( ;∀;)
さよならオシャンティ、愛していたよ……。
本当に素晴らしい夏をありがとうございました!(≧∀≦)
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