今なら自信を持って言える(「不滅の棘」初日)。
ひーかーるちゃん!ひーかーるちゃん!(≧∀≦)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、1月7日(日)に初日を迎えた宙組シアター・ドラマシティ公演。
「不滅の棘」の模様が放送されましたーーーー!!(≧∀≦)
主演は誰ーー!?
せーの!!
よーこ©さーーーーん!!(・∀・)
間違えた(笑)。
ひーかーるちゃん!ひーかーるちゃん!(≧∀≦)
愛月ひかるさんでございます!!(≧∀≦)ノシ
春野寿美礼さんトップ時代の花組で上演された作品の再演。
ピエールの周り(と言っても会ったことは無い方々)にも初日やこの休みのうちに既にご覧になった方も多いようで。
よーこ©さんとか。
たまさんとか。
イニシャルで言いますけどssさんとか……。
みんなずるい……( ;∀;)
ちなみにそんな初日が行われていた頃、ピエールは断捨裸零離くんとピザの食べ放題をしておりました。
いっしょにナウオン見たかったけど宝塚興味無い人に公演そのものはともかくいきなりナウオンってトリッキーすぎるから我慢しましたよ(⌒∇⌒)
白いだけではない「不滅の棘」
まずは1600年代(たしか)の場面から。
「命を~返~し~て~~!」と、
永遠の命を与えられてしまった悲しみを歌う、ひかるちゃん演じる幼き日のエリイ(のちのエロール)。
この作品、一作の中で精神的に幅広い年齢を演じるのが難しそうですが、
ひかるちゃんの切ない声と表情がそれをすごくうまく表現している気がします。
そして舞台はすぐに1816年のプラハに。
そこで遥羽ららさん演じるフリーダと言葉を交わすエリイ。
エリイは「私は~あなたを~愛しています~……」と歌うフリーダの服を剥いで脅し拒絶しようとするものの、
フリーダの愛は微動だにせず。
やがてエリイの凍り付いた心が溶けていき、
「フリーダ……フリーダ……」という切ない歌へ。
けれど永遠の命を与えられてしまったエリイは、
いつか必ずフリーダと別れの日が来ることを分かっているんですよね。
ああ……いろいろ蘇ってきた……( ;∀;)
映像見つつ記憶をたどりながら書いているのでそういう話じゃなかったらごめんなさい……(笑)。
でもね、この「不滅の棘」という作品、
その真っ白な世界観のインパクトが前面に出がちですが、
物語自体もすごく魅力的な作品だと思うんですよね。
そしてさらに100年余りの時が過ぎ。
凜城きらさん演じるコレナティの弁護士事務所。
そこに貼られた巨大なひかるちゃんのポスター!
初演をスカステで観たときはまだ宝塚ファンなりたてだったので「ほぇ~」って思ってただけでしたが、
今思うとこんな巨大な写真が舞台上に掲げられてるのってすごいですよね(//∀//)
澄輝さやとさん演じるアルベルトも、
「でかいポスターだな、おかげで窓中、エロール・マクスウェルの顔だ」と呆れております。
そこへやってきた遥羽さん演じるフリーダ(でも100年経ってるからさっきのフリーダとはもちろん別人)。
大きなハシゴを登りながら「あらゆることが知りたい~!」と歌うフリーダ、
「お金が欲しいの~!」っていうドストレートな歌詞もある曲ですね(//∀//)
そして再びひかるちゃん!
この時代ではスター歌手として活躍するエロール、
「望もうと~望むまいと~」という歌、「NOW ON STAGE」で「なかなか結論を言わない歌」とか言われていましたが、
言われてみればRGさんの「あるあるソング」みたいですね(笑)。
そして「歴史さ~、それが歴史さ~」という、エロールたちそれぞれが別々の言葉を繰り返す5重唱。
これがすごい壮大なんですよね~。
澄輝さんの眉間のシワも初演でアルベルトを演じた瀬奈じゅんさんを思い出す哀愁でした(//∀//)
クリスティーナ登場
そこからなんやかんやあっての……。
まーいあーーーーーーーん!!(・∀・)
華妃まいあさん演じるクリスティーナの登場でございます!
「愛の言葉は~刺繍の糸よ~~」と清純な乙女という感じで歌いますが、
ナウオンでもまいあんも言ってましたがクリスティーナって純粋そうに見えて実はヤバイ女なんですよね(そんな言い方はしていない)。
初演の遠野あすかさんの可愛さばかりが記憶に残っていましたが、
狂っていくクリスティーナを演じるまいあんの迫真の演技も楽しみでございます(≧∀≦)
そんなクリスティーナの兄ハンスは留依蒔世さん。
アル中のお兄さんですが、妹のことだけは大切に思ってるんですよね。
しかし妹は後にあんなことに……まいあんがあんなことに……( ;∀;)
そんな二人の母親タチアナ役の純矢ちとせさんは、
「遊び相手が寄ってくるのは私じゃなくて私のおに……知ってます( ̄ー ̄)」とこちらもクセのあるキャラクター。
エロールを愛してしまうクリスティーナですが、
エロールはそんなクリスティーナの母親のタチアナと……ああ……。
続いては舞台上に登場した巨大な卵みたいなものの中から女装したエロールが登場!
その女装を脱いで男に戻って「蘇るの~さ~~~~!!」と歌いつつ、
真っ赤な口紅を手の甲で拭って頬っぺたに塗りたくるひかるちゃん!
これーーーー!!
初演で衝撃的だったやつーーーー!!
ここで一幕終わりだから幕間のうちに口紅落としてお化粧直しするんだろうなってことくらいは当時のピエールにも分かったやつーーーー(笑)!!(//∀//)
そしてそんなひかるちゃんがお化粧直しをしつつ迎えた二幕。
黄色い椅子が並ぶ前でお芝居をする二人の男性と、
エロールを探しにやってきたクリスティーナ。
「ミスター・マクスウェルはファンサービスがお嫌いだ~」と陰口を叩く男たちの言葉に対してどこからともなく、
「そんな~こと~は~な~い~がな~」
(文字にすると「そんなことないがな~」と方言っぽいですがそういう場面じゃないです)
と聴こえてきた歌声とともに椅子が振り返るといつの間にかそこに座っていたエロール!(//∀//)
初演の記憶が曖昧だったのですが、
ここからアルベルトに羽根ペンでサインを求められるところや、
美風舞良さん演じるカメリアとの再会の場面とかもずっとこの椅子がある舞台で進んでいたんですね~。
薬の効き目が切れることを悟って再び薬の調合法を得ようとしていたエロール、
そんなエロールを取り巻く人々、かつて愛したフリーダと、目の前にいるフリーダ。
果たして最後にエロールが下す決断とは……!?
ところで最後に客席を睨みつけながら歌うあの場面はちゃんとありますよね!?(//∀//)
ナウオンでもその曲のことっぽい話してたからありますよね!?
(ラインアップ発表になったときからあれが楽しみなピエール)
あとエロールがグラスをユラユラさせながら氷がカランコロン音を立てる場面はありますよね!?
君たちは夢のカケラ
そんなこんなで終演後、主演のひかるちゃんのご挨拶。
宙組として年明けスタートの公演で舞台に立てることの幸せを噛み締めつつ、
15年ぶりの再演となる「不滅の棘」という作品で主演させてもらえることを聞いたときの不安やプレッシャーを振りながら。
「ですが、木村先生の熱いご指導のもと、この舞台のような真っ白なキャンバスに絵を描いていくように一つ一つ形になっていくお稽古場は本当にワクワクして、いつしか不安ではなくこの役を演じられる喜びに変わっていました」と、
初日に辿り着くまでの気持ちの変化を語っていました。
タカラジェンヌの中でもガチの宝塚ファンだったことでも知られるひかるちゃん。
ナウオンやカフェブレイクとかでも、
「東京公演で主演させていただくのが一つの目標だった」と素直な気持ちを語っていましたし、
この初日を迎えた日の思いは本当に特別なものがあったでしょうね( ;∀;)
そしてカーテンコールでは、
「昨日の通し舞台稽古の後に木村先生がくださった言葉がカッコ良かったのでここで引用させてください」と。
「君たちは夢のカケラなんだ。一人は大きな力はなくても、みんなで力を合わせたら素晴らしいものが作れる」
そんな木村先生の言葉を引用しつつ、
「私はロマンチストではないのでこんな素敵な言葉は思いつきませんので引用させていただきましたが」としつつ、
「今日演じていて、自分だけの力では今日を迎えられなかったなと……」
と言ったところで涙が込み上げてきたひかるちゃん。
応援している人の主演作を生で観られることの喜びが、
まだ観てないのにピエールにも込み上げてまいりました( ;∀;)
うう……。
なんか想像してたよりずっと好評みたくて……早く観たい……( ;∀;)
自分としては「不滅」は初演をスカステで観たときから好きな作品だったんですけどね。
ほら、木村先生の作品って好き嫌い別れたり、作品によって大きく評判が分かれることが多いので、
「『不滅の棘』が好き」って今まであまり堂々と言いづらかったといいますか……(笑)。
でも!!
今なら胸を張って言える!!
「不滅の棘」が好きだーー!!
そして愛月ひかるという男役が好きだーー!!(≧∀≦)ノ
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