早霧せいなさん最後の出待ちを拝見して。
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
既に書かせていただきましたが、
この週末は星組の「オシャンティ」を観劇のために大阪に行っておりましたピエール。
ちなみに昨日帰ってきた時点で、
金曜の夜からお返事できていないコメントが、
積もり積もって28件たまっておりました(笑)。
まだ全部返せておりませんが、
そしてさすがにちょっといつもより短めのお返事になってしまっていると思いますが、
どうぞご理解いただけたらと……。
で、ピエールは土曜日の「オシャンティ」初日を観て、日曜の12時公演も観て、
終演後は脱走兵のようなスピードで劇場を後にして新大阪に向かいました。
なぜかって?
そりゃもちろん。
東京の雪組千秋楽の出待ちに行くためさーーーー!!( ;∀;)
オシャンティの感想や、
その夜に行われた某イベントのお話等々いろいろ積もる話はあるんですけどね。
本日はとりあえず昨日の話をさせていただこうかなと。
早霧せいなさん、最後の出待ち
詳しい経緯は昨日の記事にも書きましたが、
「オシャンティ」のチケットを2日分確保した後に雪組の千秋楽と日程がかぶってることに気付き、
せめて最後の出待ちにだけでも行きたいと思い、
終演後に間に合う少しでも早い新幹線を取っておきましてね。
ただここで一つ誤算がありまして。
大劇場公演ってお芝居とショー合わせて約3時間くらいですが、
いわゆる別箱公演って一本物の場合は2時間半くらいとちょっと短めだったりするじゃないですか。
なので今回も、12時公演だから14時半くらいに終わる想定でスケジュールを組んでおりましてね。
カーテンコールとかでちょっと挨拶があったりするとしても、
まぁ、終演から一時間後くらいの新幹線を取れば大丈夫かな~と話していたのです。
あんまり余裕持たせ過ぎて遅い新幹線にすると今度は東京の出待ちの方に間に合わなくなっちゃうので(´・ω・`)
ところがですよ。
皆様ご存知の通り、梅芸版「オシャンティ」はフィナーレで客席参加型のみんなで踊るコーナーが追加されたじゃないですか。
もしかしたらいつもの別箱よりちょっと長めになるかな~と思っていたら。
初日に発表された上演時間。
「公演時間は幕間を含めまして2時間55分の予定です」
2時間55分!!( ;∀;)
普段だったら「わ~い、いつもより長く楽しめる~ヾ(〃^∇^)ノ」って大喜びなんですけどね、
ピエール今回ばかりは新幹線というせっかちな奴を待たせてるじゃないですか( ;∀;)
終演がほぼ15時として、新幹線の時間までおよそ30~40分。
しかも乗り換えとか路線とかもよく知らない土地勘の無い大阪の土地。
もしかして劇場からタクシーで行った方がいいのかな、とか姉と話していたんです。
でも前日お会いしたとある方々(詳しくは後日)が、
「それ逆に時間かかりますよ! 中津駅から地下鉄で行った方がいいです!」
と教えてくださいまして。
はて中津駅?(・∀・)
ああ、中津からあげの中津ね( ̄∀ ̄)
ってそれ大分県やないかーい!(゚∇゚;)
(2日ですっかり関西色に染まったピエール)
とかなりつつももう言われるがままに終演後は(大阪の)中津駅に向かうこと致しました。
そして終演したのはだいたい14時55分。
脱兎のごとく中津駅に走り、来た電車に飛び乗り、二駅先の新大阪に着き。
無事に新幹線に乗れましたーーーー!!
良かった……無駄なタクシー代も払わずに済んだ……( ;∀;)
そしてそこからお弁当を食べつつ新幹線に揺られることおよそ2時間半(新幹線はそんなに揺れない)。
ちょうど東京駅に着いたあたりで、
ライビュをご覧になっていたポニョさんが「今終わりました!間に合いますように!」というメールをくださいまして。
「よし! これなら間に合う!」とすぐに雪組カラーの山手線に乗り換えて有楽町に向かい。
(もし星組だったら青色の京浜東北線に乗る律儀なタイプ)
そして辿り着いた劇場前!
間に合いましたーーーー!!( ;∀;)
どうやら劇場で観劇されていた方々からの熱烈なカーテンコールでかなり長引いていたらしく、
そのおかげで意外と余裕をもって辿り着くことができたようです。
たぶんピエールたちが到着してからも数十分くらいはあったかな?
でもすでに劇場前の道はすごい人の数で入場規制がかかって近くの場所を確保することができず。
だいぶ遠い場所に陣取ることにはなりましたが、
ピエールたちが到着した後にも続々と後ろに人が増え始め、
せめてこの時間に辿り着けて良かったーーーー!!と思いました。
現れた退団者たち
で、それから待つこと数十分。
まずは退団者の中で最下級生の蒼井美樹さんが出て来られ。
もうホントに豆粒程度のサイズでしか見られない距離でしたが、
しっかりと緑の袴に花束を持って歩く姿を見ることができましたよ~!
そしてさらに10分ほどして登場したのは星乃あんりさん!
うう……何か見える前から可愛さが伝わってくるというか、
「今そこに可愛い人が歩いてくるぞ~、すっごい可愛いぞ~」
っていう「気」が立ち込めてるっていうんですかね?
で、実際に見えるところまで歩いてきたときにはすごい遠目でも、
「あんりーーーー!!( ;∀;)」
って世界の叫び声が聞こえそうなほどの神々しい光が放たれていた気がします( ;∀;)
そしてさらに桃花ひなさん。
隣にいた姉が「桃花ひなさんの名前聞くと焼き鳥食べたくなるよね~」
と訳の分からないことを言ってるのをスルーしつつその姿を見守り。
(「もも」とか「ひな」とかだからみたいです)
続いては香綾しずるさんも現れ。
遠いから全然何を話してるかとかは聞こえないんですけどね、
何となく最後もファンの方を笑わせるようなお話をされてるんじゃないかな~と想像してしまうような、
温かい空気が流れている雰囲気を感じて。
それから鳳翔大さん。
「大ちゃんは大きいから見つけやすそうじゃない?」と姉は言っていたのですが。
もはや人間の身長の差なんて意味をなさないくらいの豆粒になる距離から見ていたので、
体感で言ったら小豆が大豆になった程度の感覚でした(笑)。
さらに続いてはトップ娘役の咲妃みゆさん。
何でしょうね、これまた遠くて全然見えはしないんですが、
何となくものすごい「愛されオーラ」が立ち込めているのを感じた気がします。
咲妃さんが登場したと思われるタイミングで湧き上がった拍手が、
すごい温かい雰囲気を醸し出していました。
そしていよいよ最後はトップスター早霧せいなさん。
以前も書いたことがあると思いますが、
早霧さんが宙組の下級生時代、誰に迎えられるでもなく静かに楽屋入りをしていたときのことをすごく鮮明に覚えていて。
あのときの早霧さんが、
こうして日比谷の界隈に収まりきらない程の人に囲まれて去って行く姿に、
もうただただいろんな思い出と感情が一気に蘇って来て。
一応、姉が動画で撮影したりしてたんですけどね、
「ビッグフットをとらえた貴重映像!」みたいに何が映ってるか分からないくらいの感じでした(笑)。
千秋楽映像も見ました。
そして本日のタカラヅカニュースで放送された千秋楽の映像も拝見致しました。
印象的だったのは早霧さんのご挨拶での、
音楽学校に合格したのは3回目の受験、しかも最後のチャンスの年だったというお話。
普通に考えて、同じことに3回も挑戦できる人ってそれだけですごいと思うんです。
しかも、今週ダメだったから来週もう一回やってみよ~、みたいなレベルの話じゃなくて、
一年がかりで挑戦してきたことが報われなくて、
来年もう一度挑戦しようって、本当に覚悟が無いとできないじゃないですか。
ピエール、基本的に一度失敗したものには2度と近寄らないようにしちゃうタイプですし……。
早霧さんが大劇場の千秋楽の後の会見で、
「宝塚大劇場」というワードが出てきた途端にボロボロ涙を流されたのも、
それだけ強い思いを持って男役を生きてきたからなんだろうなと感じました。
そしてもう一つ印象的だったのが、
最後に緞帳前に早霧さんと共に出てきた咲妃さんの、
「ちぎさんのためなら、首が取れても動いてみせまさぁ!」という言葉。
それに対してまさに首を切り落とそうという仕草をしておどける早霧さん(笑)。
ピエール、基本的にコンビ萌えってそんなにしないタイプなので、
たぶんいわゆる「ちぎみゆコンビファン」の方々よりも、
早霧さんと咲妃さんはそれぞれ一人のトップスターとして個別に見てきた気がするんです。
でも、この最後のお2人のやりとりが本当に微笑ましくて、
特にこの最後の早霧さんが首を斬る動きがすごく好きでした(笑)。
なんかアホみたいな感想ですみません(^^;)
ということで、怒涛の勢いで宝塚最後の日を迎えた早霧さんと咲妃さん、
そして共に退団された5名の方々。
雪組にとっても、宝塚にとっても一つの伝説として語り継がれるであろう時代を築き上げた方々を実際にこの目で見守ることができた喜びは、
きっと何年か経ってからさらに実感するようになるのかも知れません。
そんな時代を支えた方々がたくさん退団してしまったことは本当に淋しいですが、
早霧さんたちが築き上げた雪組が今日から踏み出す新たな時代も、
これまでと同じように見守っていけたらなと思っております( ´ ▽ ` )ノ
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