ライビュも待ち遠しくなる「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」トーク。
こんばんは。
七咲ぴえるです。
現在絶賛東京公演中の紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)を中心とした星組による「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」。
先日タカラヅカニュースで七海ひろきのお兄様、天寿光希さん、
そしてスカイレポーターズの輝咲玲央さんと夢妃杏瑠さんによる登場人物紹介のコーナーが放送されましたが、
この度そのメンバーによる作品のトークも放送されました!
こないだの人物紹介で終わりかと思ってたらトークコーナーも収録されていたとは~(* ̄∀ ̄*)
ところでこのコーナー、今朝気付いたんですが「Stage Side Watch」っていう名前だったんですね(遅)。
「Stage Side Watch」というコーナーがあること自体は知ってたんですが、
前回見ていたとき普通に「サンファンの人物紹介」っていう特設コーナーだと思って見ておりました。
そんなこんなの「サンファン・トーク」ですが。
まずは実際に舞台が始まってみての感想のお話に。
まず殤不患(ショウフカン)を演じているひろきのお兄様は、
「原作の布袋劇というものを舞台にするといろんな違いもあり、同じところもあり、というのを日々発見している」そうで。
人形、しかも映像作品のようなアクロバティックなアクションは生の舞台ではなかなか難しいですが、
生身の人間が演じることでさらにキャラクターが息づいたりという面白さもありますよね~。
輝咲さんから「お客さんが結構笑ってくださってますよね」と言われると、
お兄様は満足そうな顔で「そうなんですよね( ̄∀ ̄)」と(笑)。
「殤不患さんは意外とボケもあればツッコミもありますよね」という天寿くんに対し、
「ここで笑ってくださるんだ、っていうのは初日に感じました」という七海くん。
「初日に~~と感じた」という話はよく聞きますが、
実際に自分が観に行った初日にそう感じてたんだ~と思うと何だか感慨深い……( ;∀;)
輝咲さんはお稽古場で自分たちが笑ってるのとは違うポイントでお客様が笑ってくれてるのも感じているらしく、
あんなクールな狩雲霄(シュウンショウ)を演じつつ内心では「おお、笑いきた」と思いながらお芝居しているそうです。
実際にシュウンショウが「ふっ、ややウケ( ̄∀ ̄)」とか考えながら矢を放ってたら面白いですよね(笑)。
人形と人間のはざま
衣装が非常に豪華で重そうながら立ち回りもしている天寿くんの演じている蔑天骸(ベツテンガイ)について。
「布袋劇人形が元なので、どこまで似せるかが難しい」と感じているそうで。
ピエール、まさに初日の前にどこまで人形の動きに似せて来るのかな~ってドキドキしてたんですよね。
アニメや漫画が原作の作品ってたくさんありますが、
人形劇がベースになってる作品ってかなり珍しく。
しかしただ単に人形の動きを忠実に真似してるだけだと生身の人間のお芝居としては違和感がありそうですし。
でも皆さんそれをすごく絶妙なところに落とし込んでいて、
あの人形が本当に人間に転生したらきっとこんな動きや表情をするんだろうな~というのを感じさせるお芝居になっているように感じます。
ツンデレ疑惑の刑亥
そして刑亥(ケイガイ)を演じる夢妃さん。
「(ケイガイの住む)夜魔の森ってどんなところなんだろう、と稽古場では想像だけでやっていたけれど、実際に舞台に上がると照明とかにも助けられている」と。
あの夜魔の森、原作だとガチの死体が襲い掛かってきますが、
宝塚版だと可愛い人形のようなビジュアルじゃないですか。
ケイガイは紅くん演じる凜雪鴉(リンセツア)たちを追い返そうとしてるのに、
あの人形たちが機械仕掛けのように「ようこそ(⌒∇⌒)ようこそ(⌒∇⌒)」って繰り返してるので、
ケイガイってツンデレなだけでなんやかんや歓迎してくれてるんじゃないかと思います(⌒∇⌒)
舞台ならではの演出
さらに舞台上で使われている映像についてのお話に。
ファンタジー要素の強い作品なので、
映像で表現されている部分も多いですよね。
お兄様も言っていた魔神ヨウジャレイのところとか。
ピエール、映像ばっかり使うと生の舞台の面白みが薄れてしまう気もするので、
あまり舞台上で映像を多用し過ぎるのって決して好きではないのですが、
一方で例えば「TOP HAT」や「雨に唄えば」のように映画の世界の人々を描いた作品とかは映像が作品の世界観にうまくハマるのですんなり受け入れられたりして。
今回もファンタジーでもある映像作品がベースになってるので、
生の舞台では表現しきれない部分で効果的に映像が使われてるな~と感じる場面も多々ありました。
傀儡の谷の説明をする場面とか、
ただ単に映像で表現するのではなく傀儡師の方々が映像の中の巨人とお芝居するような演出なので、
映像だけが浮いてしまわないような工夫もされていた気がしますし。
ちなみに同じく舞台装置関連の話で輝咲さんがおっしゃっていたのが、
シュウンショウが岩山から降りて来る場面。
輝咲自身はちゃんと階段になってるところを降りて来ているけれど、
客席から見るとそれがちゃんと岩の上を歩いているように見えるようになっているのがすごいと感動したそうです。
ピエール的にはシュウンショウに矢で射抜かれた玄鬼衆たちがどうやって矢が刺さったお芝居をしているかに釘付けなんですよね~。
だってほら、現実的なことを言うと舞台上で本当に矢を打つわけにはいかないじゃないですか、危ないから( ̄∀ ̄)
初日に観てたときは本当に矢が飛んできてるみたいに見えて全然種明かしも分からなかったんですが、
二回目にさらに目を凝らして見たらどうやら自分が刺される順番になると後ろ手に矢を持って準備しt……☆(゜o°(○=(-_-;
本当に矢が飛んできてました(⌒∇⌒)
コロコロ転がす凜雪鴉
そして紅くん演じるリンセツアと絡むお芝居についてのお話に。
七海くん演じるショウフカンは、
「自分の意志で行動しているつもりなのに、実はリンセツアの手の平でコロコロと転がされているというのが面白い関係性」
と語るお兄様。
実際に星組の組子の皆さんの中にも、紅くんの手の平でコロコロ転がされてる人多そうですもんね~(笑)(//∀//)
一方の天寿くんは、
「(リンセツアとベツテンガイは)言葉で戦っている感がすごくあるので、言葉や目線でリンセツアと腹の探り合いをするのが、舞台に立ってからさらに面白い」と語っていました。
原作でもリンセツアはほとんど自分では戦わないキャラクターですが、
物理的に動いてはいないけどいかにリンセツアによって周りの人物が行動を操られたり感情をかき乱されたりしているかを感じるのも面白いですよね。
僕はまだ二階席でしか見れていないので(でも次回は新青年館初の一階席なのです……!)、
オペラグラスで見ている部分しか一人一人の表情とかは分からないところも多いですが、
これ映像で見てもまたいろんな発見がありそうな作品だな~と思います。
映像と言えば台北公演のライブビューイングも決定しましたしね……!
どれくらいの競争率になるか分からないものの最初はわりと楽観視していたのですが、
姉から聞いた噂によるとどうやら原作ファンで宝塚を見たことなくてチケット取れずにいた人たちの間でも、
だいぶ前から「ライブビューイングとか無いのかな~」とすごく待望されていたそうで。
となると宝塚ファンのみならず原作ファンもそれなりに押し寄せるかも知れない……!?
と急に怖くなってきたので、
姉と自分、両方のアカウントで抽選に申し込むことに致しましたヽ(;▽;)ノ
どうかいい感じに片方だけ当たりますように……(笑)!(-人-)
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