新年なので「傭兵ピエール」の再演妄想をします。
皆さま、明けましておめでとうございます、ありがとうございます、
宝塚男子ピエールです。
昨日の紅白歌合戦を見ていて一番印象に残ったのは、
橋本マナミさんや土屋太凰さんが関係ない曲のバックで謎の舞を披露しているのに、
ガッキーに恋ダンスを踊らせるという日本中が期待していたであろう演出はしてくれないNHKのツンデレぶりでした。
でも、審査員席で照れながら小さく踊るガッキーもそれはそれで可愛かった……。
あと、「(ゴジラは)僕たちが、止めます」という、
すごく言わされてる感満載だけどちゃんと言ってくれるYOSHIKIさんの人の良さにグッときました。
ということでいよいよ年が明けて2017年がやってまいりました。
新年一発目の記事は何にしようかな~と考え、
「月組大劇場公演の初日に行ってきました!」って嘘ついてみようかなと思ったりしたんですが、
嘘の記事には厳しい世の中ですのでそれはやめておこうかなと。
で、実は以前からちょっと妄想キャスティングをしてみたいと思っていたものの、
なかなかやる機会が無かったあの作品の妄想再演をしてみたいと思います。
その作品とはピエールの原点とも言えるこちらの作品です!
「傭兵ピエール~ジャンヌ・ダルクの恋人~」
ピエールの記念すべき宝塚初観劇作品、
2003年の宙組公演「傭兵ピエール~ジャンヌ・ダルクの恋人~」です!
ゴールデンコンビと呼ばれた和央ようかさんと花總まりさんの時代に上演されたこの作品。
ピエールにとっては初めて宝塚を観劇した作品としてとても思い出深いのですが、
最近ではめっきりスカイステージでも放送してくれなくなってしまったので、
ここ数年で宝塚ファンになった方は全く観たことが無いという方も多いのではないかと……。
ブログを始めたときには適当に付けたつもりだった「ピエール」という名前が、
気付けばそのまま定着してしまっているにもかかわらず、
「『傭兵ピエール』知ってる人どれくらいいるんだろね?」と姉から指摘され、
少々淋しい気持ちになっている今日この頃……。
すごく分かりやすくて最終的に何やかんやハッピーエンドになるという石田昌也先生らしい作品なので、
全国ツアーとかで再演するのにも向いてる作品なんじゃないかな~と思ったりするんですが、
いかんせん結構すみれコードに引っかかりそうな台詞や描写が登場するんですよねぇ。
だからもう再演されることは無いのかな~とか淋しく思ってるんですが、
それでもピエールにとってはこの作品が無かったら今も宝塚ファンになっていたかどうか分からない、
非常に大切な思い出の作品でして……。
そりゃ「エリザベート」みたいに後世に語り継がれていく系の大作とは違うので、
「傭兵ピエール初演20周年アニバーサリーイヤー」とか、
「傭兵ピエール・ガラコンサート」とか、
「東宝版・傭兵ピエール」とか、
そういうのはさすがに期待してませんけど……(笑)。
せめて妄想の中だけでも再演してもらおうということで、
今どこかの組で再演するならこのキャスト!というのを妄想してみたいなと。
「『傭兵ピエール』再演するわけないだろワロタwww」とか言う方もいるかも知れませんが、
お正月だから許して……という思いで書かせていただきます。
紅リーンコンビの星組で再演!
はてさて、ではどの組で再演していただこうかと言いますと、
そこはやっぱり新トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの星組でございます!
もうピエールの願望に満ち満ちたチョイスではありますが、いいんです!
だってここはピエールのブログだから( ̄∀ ̄)
ではさっそくキャストと簡単な人物紹介に行ってみましょう。
なお、括弧内は初演時の出演者です。
ピエール:紅ゆずる(和央ようか)
傭兵部隊「アンジューの一角獣」のシェフ(隊長)。
前シェフを殺して自らが隊長になった経歴から「シェフ殺しのピエール」と呼ばれ恐れられる。
しかし女性に対して時折優しい態度を見せるなどの情け深い一面も。
救国の乙女ジャンヌ・ダルクと出会い惹かれ合う中で、徐々に人間らしさを取り戻していく。
実は大貴族の私生児という生まれ。
ジャンヌ・ダルク:綺咲愛里(花總まり)
神の啓示を受けた聖女、「ラ・ピュセル」とも呼ばれる。
道中で出会ったピエールに襲われかけるものの、
見逃してくれたピエールの優しさに惹かれ始める。
異端尋問にかけられ火あぶりの刑に処されることになるが、
身代わりを立てたピエールの策によって救出される。
トマ:礼真琴(伊織直加)
「アンジューの一角獣」の会計係。
商家の出身で金銭感覚に優れており、金遣いに無頓着な傭兵たちの中で財務管理を担う。
基本的にピエールと信頼し合いピエールを支えているが、
ジャンヌがいなくなりピエールが気力を失ったときは、
自分がシェフに成り代わってやるという野心を見せる一面も。
ロベール:七海ひろき(水夏希)
元修道士という経歴を持つ傭兵で、トマと並んでピエールの片腕の一人。
戦場に向かうジャンヌに対し「戦場で女なんかに何ができる?」と吐き捨てるなど、
クールでぶっきらぼうに見える一方で大の女好き。
ピエールがジャンヌを忘れられずに気を落としているときなど、
「女のところ(娼館)にでも繰り出しますか~!」と誘ったりするが、
そういうときはたいてい会計係のトマから止められるのでしばしば衝突する。
ルイーズ:音波みのり(彩乃かなみ)
ピエールの幼馴染だが、
家族をペストで失い娼婦として働いていたところを、
客としてやってきたピエールと再会する。
幼馴染を真っ当な生活に戻してやりたいとピエールが金を工面してくれたことで、
娼館からは足を洗うことができた。
マルク:美稀千種(美郷真也)
「アンジューの一角獣」のベテラン兵。
閲兵検査の際に年齢を聞かれて「50!」と答えかけるが、
高齢であることを理由に給金を落とされかねないことに気付き、
とっさに「ハタチでーーっす!」と可愛く答えるなど、
傭兵部隊の中ではムードメーカー的な存在でもある。
ラ・イール:瀬央ゆりあ(椿火呂花)
フランス軍の大隊長。
ピエールとは過去、共に戦争で戦ったこともある盟友。
ピエールの傭兵部隊が閲兵検査で安い給金で雇われそうになっていたところを、
役人に命令して給金を上げさせてくれた。
カトリーヌ:有沙瞳(華宮あいり)
ジャンヌに火刑判決を下したコーション司教の愛人。
コーションと結託して囚われのジャンヌを痛めつけていたが、
ジャンヌを助けに来たピエールの策によりジャンヌの身代わりに仕立て上げられ、
ジャンヌの代わりに火あぶりにされるという壮絶な最期を遂げる。
ヴィベット:天彩峰里(花影アリス)
ロベールが「ピエール用」として連れてきた少女。
「そんな痩せっぽっちじゃ抱く気にもならない」と言うピエールの優しさに惹かれるものの、
ピエールがジャンヌを忘れられないことに嫉妬して夜の街に飛び出して行き、
ピエールに恨みを抱いていた別の傭兵部隊の男たちに襲われ命を落とす。
ニコ:ニコライ少尉(悠未ひろ)
「アンジューの一角獣」の傭兵の一人。
囲っていた女と恋仲になりつつも結婚なんて考えたこともなかったが、
純粋に神の教えを守るジャンヌの姿を見ているうちに里心がつき、
やがてその恋人と家庭を持つ決意をする。
我ながら良いキャスティングだと自画自賛
初演をご覧になっていた皆さま、いかがでしょうか?
現役生、しかも星組に限定して選んだ割には、
我ながらなかなかハマりそうなキャスティングができたと思うのですが( ̄∀ ̄)
ちなみにこちらの再演は全国ツアー公演になりますので、
普段は主要キャストを演じつつも上記で挙げていない方々は、
もう一つのバウホール公演とかに出演していると考えていただけたらと(笑)。
劇中では当然ながらジャンヌがピエールに「ピエール!」と呼びかけるシーンが何度もあるのですが、
ただ単にアイリーンが「ピエール」って呼んでるのを聞きたいというのが今回の再演の目的の半分くらいだったりします(//∀//)
母と姉はロベールを演じていた水夏希さんの大ファンでもあったので、
水さんも演じた役を七海くんも演じてくれたりしたら超嬉しいんじゃないかと思います。
それからこの作品は娘役さんの役も結構豊富で、
(カトリーヌを演じていたのは本来は男役の華宮あいりさんでしたが)
結構この娘役さんたちのキャスティングを考えるのも楽しかったです。
ルイーズとカトリーヌは逆でもいいかな~と思ったりしたのですが、
紅くんと音波のミノリーンが幼馴染設定というのがすごく見たかったのでこっちの配役にしてみました。
あ、お気付きかも知れませんが、
悠未ひろさんが演じていた「ニコ」は名前が似ているという理由で、
再演ではニコライ少尉どのに演じていただくことにしました(笑)。
いや~、今回この妄想キャスティングするために、
当時買ったプログラムを引っ張り出していろいろ復習してたんですが、
妄想してる間に本当に再演して欲しくなってきてしまいました(≧∀≦)
もうちょっとすみれコード回避に向けて手直ししていただいて、
何とか実現してくれないかな~( ̄∀ ̄)
とりあえずいったん久しぶりにスカステでも放送して欲しい……。
ということで、新年一発目がこんな個人的な願望に偏った記事で恐れ入りますが、
「傭兵ピエール」から生まれた宝塚男子ピエールを、
2017年もどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
ではピエールは今頃、ニクジマスペシャルに出演中のはずなのでこれにて失礼致します( ´ ▽ ` )ノ
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