気まずい空気が流れる星組ラインアップ(「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」)。
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
本日は花組ドラマシティ公演「はいからさんが通る」の初日ですね。
東京公演待ちのピエールが観られるのはまだちょっと先ですが、
我らが華優希さん(オハナちゃん)がいよいよヒロインデビューかと思うと……。
何だか子どもが幼稚園に入って初めてのお遊戯会を観に行くお父さんのような気持ちになって……(´;ω;`)
子どもいないけど……結婚してないけど……彼女いないけど……友達もほとんどいないけど……。
とりあえずTwitterに上がってくる評判をマヂソワして眺めつつ、
東京公演の日を待ちたいと思っております。
それから先日、朝夏まなとさんのディナーショー「LAST EYES!!」の模様を見ていて思ったのですが、
もしかしてあの出演メンバーってイニシャルを並べると「ASAKA」になってます!?
「A」=朝夏まなとさんの「Asaka」の「A」
「S」=桜木みなとさんの「Sakuragi」の「S」
「A」=彩花まりさんの「Ayaka」の「A」
「K」=和希そらさんの「Kazuki」の「K」
「A」=瀬音リサさんの愛称「Arisa(ありさ)」の「A」
って感じで瀬音さんだけ愛称なのでちょっと強引ですが、
後ろの「A・S・A・K・A」ってセットの前に並んだ5人を見てふと思ったんですよね。
(並びと文字のポジションが合ってたわけではありませんでしたが)
たまたまなのかな~??
「ANOTHER WORLD」
そんな中、昨日はピエールが栃木へ直帰する日に見事に星組のラインアップが発表になりましたね!
栃木へ向かう電車に揺られながらその話題に触れられないもどかしさにハクハクしておりました。
その名も「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」!
一文字も日本語が無いラインアップ!
「ANOTHER WORLD」、略して「アナワール(エトワール風に)」の作・演出は谷正純先生。
谷正純先生……!!
マトカの人々「キャーーーーーーー!!( ;∀;)」
アナワール「な、なんだ!?私が何をしたと言うんだ!?」
マトカ「彼女たちは、あなたではなく、あなたが纏っている『作・演出 谷正純』という軍服に怯えているのです!」
アナワール「何だと!?だが、私はまだ上演されたことが無いんだぞ!?」
マトカ「しかし、ここにいる人たちはまだあのトラウマを忘れらない人たちばかりなのです!」
アナワール「何を言う!?私は、落語作品をベースにした、お年寄りから子どもまで、家族で楽しめる抱腹絶倒コメディなn……」
マトカ「おやめください!『家族』という言葉を出してはいけません!」
アナワール「家族?家族の何がいけないと言うんだ!?」
マトカ「あー!聞こえない聞こえない!ラーラーララーラーッ!!」
みたいな?(・∀・)
(注:家族という言葉は出てきていません。そしてアナワール呼びは定着しない気がして来た)
いや~、なんかついこないだ彩風咲奈さん主演の「CAPTAIN NEMO」があれだけ波紋を呼んだ直後に、
まさかこんなに早く谷先生が、しかも大劇場公演で登場とは(^_^;)
昨日のラインアップ発表の後で非常に気まずい空気が流れてるのを感じました……。
「ネモ」にだいぶご立腹だったとあるお方から、
「たーにーせーんーせー……」っていうLINEが来ましたし(笑)。
たぶん「ネモ」が始まるより前に次の星組で谷先生が担当されるというのは決まっていたでしょうし、
こんな空気になるとは思っていなかったでしょうけど( ̄∀ ̄;)
でもホントにピエールは「ネモ」もそんな嫌いじゃなかったんですけどねぇ(その割にはディスっちゃったけど)。
谷先生の作品も好きな作品ありますし。
でも「星組×大劇場×谷先生」と聞くとむしろ「こうもり」のトラウマがね……。
個人的には「ネモ」よりあれの方がよほどフラストレーション溜まったもの……。
なんか酔っ払い上司のオヤジギャグに愛想笑いで付き合わされている新入社員の気分だったし……。
コメディが自分の好みに合わなかったときって、
シリアスな作品にハマらなかったときの何倍もストレス溜まるんだなと学びました……。
主役はもう、死んでいる。
そんなわけで期待と不安で公演解説を読んでみますと。
「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」「朝友(あさとも)」「死ぬなら、今」といった死後の世界を舞台にした落語作品をもとに、
「この世」と「あの世」を行き来しながら繰り広げる捧腹絶倒の純愛冒険「RAKUGO MUSICAL」だそうで。
主人公は大坂の両替商「誉田屋」の倅(せがれ)康次郎。
ヒロインは商家の嬢さんお澄。
これが紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)ですよね。
お互いにどこのだれか分からないまま恋煩いをして、何故かよく分からないけれどあの世に来てしまい、
せめてあの世で結ばれようとお互いを探してあの世を旅するお話とな。
しかしそんなお澄に閻魔大王様が横恋慕し、
二人を引き離そうと康次郎だけに地獄行きの沙汰を下してしまい……。
谷正純先生と言うと登場人物がとにかく死にまくる「皆殺しの谷先生」として有名ですが、
ついにスタート時点で主役がもう死んでいるステージにまで入ったようです、
というのをOz様のツイートを見て気付きました(笑)。
星組ラインアップ見て「RAKUGO×谷先生=みんな心中?笑」とかふざけたこと考えてて、解説よく読んだらそもそもテーマが「あの世」だった。
皆殺しエンドじゃなくて、
皆殺しスタートだった— Oz (@oz_tkrzk) 2017年10月6日
解説文に出ている閻魔様が二番手の「サッカー少年」こと礼真琴さんですかね。
少年と閻魔様というのがなかなかイメージがリンクしませんが、
コメディっぽいのでいわゆる閻魔大王と聞いてイメージする感じとは違う閻魔様なのかな~。
康次郎「お前が閻魔!?こんなに若いのに!?」
閻魔「うるさい!こう見えてお前より六千年は長く生きているんだぞ!」
みたいなやりとりとかありそう(//∀//)
いわゆる典型的な閻魔様だったら専科の箙かおるさんとか迫力ありそうですけどね~。
ピエールが宝塚デビューして初期の頃に観た作品で、
「傭兵ピエール」のコーション大司教様とか「王家に捧ぐ歌」のファラオとか、
すごい権力者とかを演じている姿を見ていたので、
こういうラスボス感のある役って箙さんが浮かぶんですよね。
しかし箙さん、「夢の扉」なるタイトルのサロンコンサートを開催されるそうで、
まさか退団しちゃうなんてことないよね……?とちょっと不安になっている今日この頃です(´;ω;`)
それからピエールの中で閻魔様と聞くとどうしても「幽遊白書」のコエンマを思い出してしまいます(笑)。
「北関東の恋人」こと七海ひろきさん推しのピエールとしては、
やっぱり七海くんの閻魔様っていうのも見てみたいな~(//∀//)
これまた従来の閻魔様のイメージとは違うかも知れませんが、
幽遊白書で例えるなら(なぜ幽遊白書で例える)、
ビジュアルは鴉みたいに黒髪ロン毛で氷のような眼差しの超イケメンなのに、
お澄にガチで一目惚れしてメロメロになるけど結局フラれて貫禄も面子も丸つぶれな残念閻魔様とか。
ああ!見たい~!(≧∀≦)
あと、解説文の中に「オーム・シャンティ・オーム」の中の歌詞や台詞にもあった「抱腹絶倒」や「艱難辛苦」という言葉が登場するのが、
何だか谷先生の愛情のような気もしますよね。
紅くんたち88期生が初舞台を踏んだ「プラハの春」も谷先生でしたし、
何気に縁のある先生なのかな~と。
そういえばさきちゃんの初舞台も谷先生の「さくら」でしたね。
いろんな落語作品を掛け合わせた作品のようなので、
登場人物も少なくならずにたくさんの方が活躍する作品になったら嬉しいです。
「Killer Rouge」
そしてショーは「Killer Rouge(キラー・ルージュ)」。
紅くんの名前をそのままモチーフにした「紅色」がテーマカラーのゴージャスなショーになるとのこと。
作・演出は齋藤吉正先生。
齋藤先生の作品と言えば、
ピエールの初舞台の「満点星大夜總会」がまさに斎藤先生のショーでした。
あの作品は初観劇だったこともあって何も考えずただただ圧倒されたんですが、
最近は齋藤先生の作品ってあまりハマらないことが多いんですよね……。
何て言うか、宝塚らしい「品」をあまり感じなくて……。
でも好きな作品とそうでもない作品が結構ハッキリ分かれるので、
今回は好き系だったらいいな~。
星組で大劇場のショー作品を手掛けることも初めてな気がするので、
今までの星組に無い雰囲気のショーになりそうな予感もしますね。
何より型に嵌らないという意味では紅くんとの相性も良さそうな気がしますし(≧∀≦)
現在公演中の「Bouquet de TAKARAZUA」はクラシカルなレビューという感じのようなので、
それとはまた違った魅力の現代的な超絶カッコイイショーになるのを期待しております!
(でもできればアニソンはやめて欲しい……個人的には……)
そしてこの公演は104期生の初舞台公演でもあるそうで。
こないだ103期生のお披露目公演を観ていたと思ったら、
もう104期生のお披露目の話をすることになるとは(;・∀・)
時代の流れの速さに置いてけぼりを食らいそうですが、
何せ来年の星組はこれが唯一の大劇場公演ですからね(`・ω・´)
貴重な一作がお芝居もショーも星組メンバーの魅力の詰まった作品になるようにお願い致します!(・ω・`人)
そして今度こそ七海くんも羽根を背負ってくれますように……!(-人-)
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