宝塚の雑記

彩凪翔さん退団発表(雪組「fff/シルクロード」集合日)

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

本日は雪組トップコンビ望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さんの退団公演でもある、
「fff-フォルティッシッシモ-/シルクロード~盗賊の宝石~」の集合日でした。

こうしてその日に発表されたニュースにすぐ反応するのは、いつ以来でしょう……。

ここしばらくはスケジュールの変更が続いていた影響もあり「今日が集合日」ということを把握しないまま、
退団者や配役の発表が出てから「今日、集合日だったのか……」と気付くことが多かったのですが、
今日はTwitterで集合日だという情報を見かけていたので、
朝から不安になりながら過ごす久しぶりの感覚を味わった一日でした。

ちょうど今日は綺咲愛里さんのファンミーティングの日だったのですが、
ピエールは抽選に一次も二次も外れてライブ配信を拝見しており、
ファンミーティングの幸せな気分の中でも傍らに集合日の恐怖がずっとちらついておりました。

そして発表された退団者。

下記の方々が、この公演で宝塚を卒業されることが発表になりました(敬称略)。

望海風斗
彩凪翔
笙乃茅桜
煌羽レオ
真地佑果
真彩希帆
ゆめ真音
朝澄希

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彩凪翔さん退団

もちろんすべてのタカラジェンヌにそれぞれファンがいるのは分かっていても、
自分にとって退団して欲しくない気持ちが特別強い生徒さんというのがいるわけで。

今の雪組において、その気持ちが最も強い一人が彩凪翔くんでした。

一つ下級生の彩風咲奈さんの次期トップ就任も発表されているタイミング、
学年的にもいつ退団のときが訪れてもおかしくないと思いつつ。

そんな中で先日行われた初のディナーショー。

ディナーショーの開催が退団フラグになることも多く、
この発表を予感していなかったと言えば嘘になります。

でも、コロナ禍でいつ公演が中止になるか分からない、まだまだ不安定な情勢での退団は考えたくなくて。

やっぱりいざ目の当たりにすると辛いですね……。

自分の大好きな男役さんがまた一人退団してしまう……。

そう言えば、七海ひろきのお兄様の退団発表も11月でした。

あのときもディナーショーが終わった直後のタイミングで何かを予感して怯えながら迎えた集合日。

休日の集合日というのもいっしょで。

気温も一気に下がって肌寒くなってきた時期。

いろいろ重なるなぁ……。

それでも、公演が中止になるかも知れないなんて不安に苛まれずに過ごせたあの頃は、
今よりずっと恵まれていたのかも知れないと感じたりもします。

 

翔くんが新人公演で主演したり活躍し始めた頃、
僕はちょっと宝塚離れしていた時期と重なっていて、
当時のことはほとんど覚えていないと言うかまだ翔くんを認識できていませんでした。

それこそさきちゃんと合わせて「なんか名前の似てる下級生が二人いるなー」という印象で。

そんな中でようやくお二人の区別もつくようになってきた中、
彩凪翔という男役を一番強く認識した思い出が、
早霧せいなさんと咲妃みゆさんのお披露目公演「ルパン三世/ファンシー・ガイ」を観劇したときでした。

石川五ェ門を演じていた翔くんを見て、
「すごい男役らしいキリッとした目元で声もカッコイイ!」と思った観劇後。

久しぶりに出待ちのギャラリーをしていたとき、
僕が立っていたのがたまたま翔くんの会の方々の後ろあたりで。

楽屋口から出てきて、会の方々の前に立ち止まった翔くんを見て、
「お、彩凪翔くんだ」と思って見ていたら。

「よし!じゃあ今日はハイタッチしよっか!」と翔くんが言うと、
会の方たちが声を上げそうになるのを抑えるように喜ぶ空気が伝わってきました。

ひとりひとりと笑顔でハイタッチする翔くんの表情がすごく優しくて、
「あー、この人絶対いい人だ~」と、男役らしいビジュアルだけでなく人柄にも一気にファンになりました。

長い宝塚離れから戻り始めたばかりで、まだ特別好きな人も定まりきっていなかったときの思い出ですが、
なぜかあの日のことをやけに鮮明に覚えています。

あのとき喜びを隠しきれない表情でハイタッチを受けていた方々が、
入り出もできない今どんな気持ちで今日の報せを受け取ったかと思うと胸が締め付けられます……。

 

そんな翔くんが宝塚生活最後に演じるのは、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

奇しくも、と言うか、敢えての配役だと思いますが、
翔くんにとってバウ単独初主演を飾った「春雷」で演じたゲーテ。

同じ人物でも作品も変わり、長い年月を経てずっと深みを増したゲーテを演じてくれることでしょう。

 

そして我らがノゾミーナこと星南のぞみさんの役は「昔のロールヘン」。

役名的に次期トップ娘役に就任される朝月希和さんの演じる、
「エレオノーレ・フォン・ブロイニング【ロールヘン】」という人物の回想シーンのような場面を担う役ですかね。

雪組からたくさんの方が卒業して、トップコンビも交代して一つの時代が変わっていく時期ですが、
可愛いだけでなく大人の雰囲気も纏い始めたノゾミーナにはまだまだこれからも活躍して欲しいです。

 

今願うのは、とにかくこの公演が大劇場の初日から東京の千秋楽まで、
不安定な世の中の情勢に負けずに一日の中止も一人の休演者もなく、
最後まで無事に公演できますように。

それからトップコンビの退団公演ということで競争も激しくなると思いますがどうにかチケットが取れますように。

そして、まだ直接お会いしたことは無いのですが、
僕がブログを始めてまだ間もない頃から仲良くしてくれていた翔くんファンの方が、
宝塚からも東京からも遠い場所にいらっしゃいます。

本公演には滅多に観劇に来られない環境にいらっしゃる方で、
ましてや世の中がこんな時代では平時以上に劇場に来ることは難しいかも知れませんが、
どうかできることならその方が劇場で翔くんの卒業を見送ることができればいいなと願っています。

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