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「俺のかのん」を思い出す「Bow Singing Workshop~月~」

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで5組に渡って続いてきたバウホール公演「Bow Singing Wokshop」。

その最後を飾る月組公演の千秋楽の模様がタカラヅカニュースで放送されました!

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懐かしいあの曲からスタート

まずオープニングは出演者勢揃いで「With a Song in my Heart」

2002年に紫吹淳さんトップ時代の月組で上演されたショーの主題歌ですね~。

2003年初舞台のピエールはこの頃ちょうど本科生(という設定)だったので、
当然ながらこのショーを観ることはできなかったのですが。

でも実家のスカステ加入初期に放送されたのを観ていた記憶があるのですごく思い出に残っています。

 

そしてソロのスタートを飾ったのは茨城県茨城郡出身の99期生、
北関東の将来を担う輝生かなでさん!

輝生さんが選んだ曲は「ル・ボレロ・ルージュ」の「情熱の翼」。

これは紫吹さんの1つ前の時代、真琴つばささん主演のショーですよね。

たしか風花舞さんの退団公演だったでしょうか?

少し前に「バロンの末裔」「銀ちゃんの恋」を観て以来、
風花さんの出演していたショーを観たいな~と思って一番狙いを定めているのがこの「ル・ボレロ」なんですが、
こういうときに限ってスカステでなかなか放送してくれず……。

それにしてもこの曲めっちゃカッコイイですよね~(≧∀≦)

輝生さんはまだちょっと声が高い感じがしますが、
これからもっと男役らしい低音を身に付けてどんどんカッコイイ男役さんに成長して欲しいです!

余談ですが99期の北関東と言えば、
既に退団してしまった群馬県出身の「北関東の舞姫」こと「俺のかのん」こと舞雛かのんさん(´・ω・`)

音楽学校に入って俺のかのんと輝生さんが出会ったときに、
「私、群馬出身なの~」「え、私は茨城だよ~」「じゃあ同じ北関東だね~!」
みたいな会話がなされてたらいいなと思ってます。

ただ思ってるだけです(笑)。

ピエール、今でも時々「俺のかのん」のことを思い出しては退団を惜しんでおります……。

もし今も退団していなかったら、
このワークショップにも出演していたかも知れないし、
もしそうだとしたら何の曲を歌ってたのかな~とか……。

 

そしてさらに続いて登場した礼華はるさんが歌ったのは「夕映えの飛鳥」。

ピエールが宝塚デビューした直後の2004年、
紫吹さんの後を継いで月組トップに就任した彩輝直さんのお披露目公演「飛鳥夕映え」ですね~。

ホントどうでもいい話なんですが、
この公演観に行ったときちょうどピエールは胃を壊してまして……。

徹夜で卒論書きながら空きっ腹に濃い~ブラックコーヒーを飲んでたら、
翌日から気持ち悪くて恐ろしい吐き気に見舞われて……。

それから一ヶ月間、ヨーグルトしか食べれないという生活が続いた、
まさにコーヒーのように苦い思い出の時期でした。。

なのでこの作品、ひたすら吐き気に耐えていて内容をほとんど覚えていなかったのですが、
後でスカステで観たら結構好きな作品でした( ̄∀ ̄)

世間的にはちょっと暗くて評判良くなかったりしたみたいなんですけど、
ああいう王朝もの?の日本物好きなんですよね~。

大人の階段を登る暁くん

その後も「ネオ・ダンディズム!」のプロローグのチャイナな男役さんが死ぬほどカッコ良かった「Paradiso」や、
「ファントム」の「Where In The Wolrd」などの懐かしい曲たちや、
美園さくらさんは映画「ボディガード」の主題歌「I Will Always Love You」
麗泉里さんは「You Raise Me Up」など、
宝塚以外の名曲も交えながら進んでいったようです。

はい、スラスラ出てくる曲名と生徒さんのお名前にそろそろお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
ピエールはTwitterで見つけたプログラムの写真の楽曲リストと照らし合わせながら見ています(笑)。

そんな中、プログラムを見たときから一番驚いたのが、
「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴランの名曲「鷹のように」を歌った暁千星さん。

暁くんって、まだまだ若い上に結構童顔で可愛さが前面に出てる印象だったのです。

でも今回この「鷹のように」を選んだと知って、
すごく男くさい男役の要素も身に付けたいと考えているんだろうな~とか、
一見ふわふわしててレールに乗せられて走ってるようにも見えてしまうけど、
ちゃんとそこから自分に足りないものや伸ばすべきものとかも意識して努力してるんだな~とか、
何だかそういうものをすごく感じる選曲だった気がします。

こうやって一歩一歩成長しようとしている生徒さんを、
劇団も必要以上に早いペースで押し上げようとしないであげて欲しいものです。

かく言うピエールもスタートダッシュは非常に苦手なタイプでして、
何事ももっとゆっくりやらせてくれたらちゃんとやるのに……と思ってしまうタイプなのです(^^;)

花だって日光や水をたくさん浴びせれば一気に育つわけじゃなくて、
陽を浴び過ぎたら枯れますし、水をあげすぎたら腐っちゃうんですから。

先日、一年以上大事に育てたアイビー(観葉植物)を枯らせてしまったピエールからのお知らせでした(笑)。

 

 

それから「パパラギ」の「心はいつも」を歌った晴音アキさん。

「NOBUNAGA」の大劇場の千秋楽の夜に、
ピエールが龍真咲さんと鍋パーティーで打ち上げする夢を見た際に同席していたうちの一人でお馴染みの晴音さんですが、
すごく歌が上手な方なんですね~。

「1789」でも役替わりでソレーヌに抜擢されてましたもんね。

そのうちエトワールとかのチャンスも訪れるんじゃないかな?とか思いました。

 

そして終演後の挨拶は出演者の中で最上級生、94期の煌海ルイセさん。

シンプルな挨拶ではありましたが、
カーテンコールでは「嬉しいね!胸がいっぱいだね!」と他の出演者に語りかけ、
ベテラン不在のワークショップならではの初々しさを感じさせてくれました。

こういうワークショップってバウホール公演しかやってくれないことがほとんどなので、
関東人にとっては都市伝説のように縁遠いもので淋しいですが、
普段なかなかソロとかはもらえない下級生たちが、
こうして一曲通して歌を披露するチャンスがあるというのはやっぱりいいですよね。

若手時代になかなか抜擢の機会を与えられずに上級生になった人が、
「あの人は歌がちょっと……」とか言われてるのを目にすると、
「そもそも歌うチャンスほとんどもらえずにここまで来たんだから仕方ないだろ~(>_<)」
って思ってしまうもので(^^;)

宝塚ってスターにする候補をかなり下級生の頃から狙いを定めて、
かなり選択と集中で限りあるチャンスを与えるのは止むを得ない部分もあるかとは思いますが、
こういうチャンスを通して一人でも多くの方が日の目を浴びるきっかけになればいいな~と願っております!

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