シティーハンターさんが通る(雪組大劇場公演ラインアップ)。
It's your pen or my pen or somebody's pen
(それはあなたのペンか私のペンか他の誰かのペンです)
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
いやー、子どもの頃ずっと何でこの歌はやたらとペンの話をしてるのかと思っていたら、
penじゃなくてpainだったんですね~。
中学生にはpainはちょっと難しかったな……。
ちゃんと歌詞を覚えるほど聴いてたわけじゃないのに口ずさめる曲ってすごいですよね~。
きっと今の若い子たちも大人になってから鬼滅の刃の歌とかを聴いて懐かしくなったりするんだろうな~。
年をとって思うんですが、子どもの頃の思い出って楽しいとか辛いとか関係なく、
なんかこう心臓をキュッと軽く一つまみされるような感覚になりますよね……。
楽しかった思い出を楽しい気持ちで思い出せるとは限らないのがまた大人の辛いところですねぇ。
生きる強さをもらえるほど充実した人生を送ってきたわけでもないけれど、
不幸自慢するほど辛いことばかり経験してきたわけでもない平凡な人間としては、
こういう思い出を共有できる人のありがたみを感じる今日この頃です……。
特に深い意味もオチもありません。
宝塚版「CITY HUNTER」
はい、そんなこんなで、開店休業状態でまた間が空いてしまいましたが。
次期雪組トップコンビに就任される、彩風咲奈さんと朝月希和さん。
そんなお二人の大劇場お披露目公演のラインアップが発表になりました!
激動の時代にトップコンビに就任されるお二人のお披露目公演は、
「CITY HUNTER-盗まれたXYZ-/Fire Fever!」です!
…………(・∀・)
シティーハンターですって!?
ええ、ええ、知っておりますとも。
ちゃんと見たり読んだりしたことはないので何となくですが、
子どもの頃に夕方にアニメが放送していたような記憶があるのと、
ひとりでは解けない愛のパズルを抱いているということくらいなんですけどね。
主人公の冴羽獠は、普段はスケベでだらしないけれど、
ここぞというところでものすごいクールに仕事をこなすめちゃめちゃかっこいいスナイパーですよねたしか。
こういう「ここぞというところでかっこいい」っていうのは男としてすごい憧れるキャラクターでもあります。
かくいうピエールも若い頃はそんな大人の男に憧れておりましたが、
結果的に現在できあがっているのは終始だらしないだけのおじさんです。
で、宝塚の男役さんが演じる主人公というのは、
どちらかというと完全無欠に1から10までかっこいい人物が多いので、
こういうギャップのある男性というのはちょっと普段とは違ってすごく楽しみでもあります。
すみれコードをだいじに
が、しかし、ですよね奥さん。
や、本当に何となくしか知らないのであれなんですよ
あれなので、違ってたら申し訳ないんですけど。
もっこり、ですか?
さすがにこれは宝塚では言わせませんよね??
こういうときに担当される演出家の先生によって安心できるか否かを判断するヅカオタあるある。
漫画やアニメの舞台化と言ったらこの人、小柳奈穂子先生だったら安心だよな~。
スーツものを作らせたら宝塚一の正塚晴彦先生でもものすごいクール&ハードボイルドな感じに作ってくれそうだな~。
宝塚だけでなく日本のミュージカル界を代表する大御所・小池修一郎先生ならすごい大作になるのかな~。
なんてドキドキしながらスクロールしていくと……。
脚本・演出/齋藤 吉正
二番目に心配です!( `ー´)ノ
下ネタと言ったら石田昌也先生の陰に隠れてるような隠れきれてないような感じですが、
斎藤先生も結構前科多数ですよね……。
まぁ、さすがにこんなワードを宝塚の舞台で言わせてしまったらすみれコードは完全に破壊されてしまうので、
いくらなんでもそれはないとは思うんですが……。
一方で宝塚のことなんて知らない原作のシティーハンターファンの方からしたら、
あの下ネタも込みでの「シティーハンター」という作品の魅力だと思うので。
宝塚の世界を守ると同時に原作へのリスペクトをどう示すのか、
何気にものすごい危険なところに手を出したんじゃないかって気がしています。
僕も男なのでね、例えば友人のシャラレリくんと話しているときは、
それはそれは下世話な会話もしますよ。
でも宝塚にはそういう話は絶対持ち込みたくないし、
シャラレリくんがその一線を超えて話題を振って来たときは結構ピシャリと止めたりもします、
「宝塚に関してはそういう目線で見たくないからやめて」とか。
なので、シティーハンターという作品自体はあれが魅力なんだと思いますし、
たぶん宝塚と切り離して見たら結構僕も好きな世界観な気がするので、
これを機に原作を見てみたいな~という気持ちになってはいるんですけどね。
ただ、それを宝塚の舞台でどうやって表現するのかは、
もしかしたら女性の宝塚ファンの方々よりも不安を抱いているかも知れません。
そういえば全然関係ないんですどね。
ぽぽんたさんって「栃木のシティーハンター」って呼ばれてませんでしたっけ??
何でだっけ……何でシティーハンターになったんだっけ……?
そんな中。
ショー オルケスタ
『Fire Fever!』
作・演出/稲葉 太地
稲葉先生の名前の安心感よ……。
個人的に稲葉先生は本当に心から信頼しております……。
演出家の先生の中ではまだ若い方なのに昔からの宝塚ファンの方にも好まれる作風かつ現代的なセンスも感じると言いますか。
でもあれですね。
「シティーハンター」も脚本や演出に不安はあるとは言いつつも、
さきちゃんにはすごく似合いそうというか、ハマりそうな気もしております。
さきちゃんと言えばやっぱり推定8.6mの長い脚と、
その恵まれたスタイルを持て余すことなく生かしたスタイリッシュなダンスが魅力だと思ってるんですが。
ものすごく「良い子」っていうイメージがありまして。
良い子なことはタカラジェンヌとして決して悪いことじゃないのですが、
それが「殻を破れてない」という印象になってしまうこともあるじゃないですか。
ちょうど今、大河ドラマの「江」を見てるんですけどね、
織田信長が明智光秀にめちゃくちゃきつく当たるので、
信長の小姓の蘭丸が「なんでそんないじめるんですか?」的なことを聞いたんですよ。
そしたら信長はこう答えたのです。
「光秀は自分で見えない殻を作ってしまっている。それを突き破らせたいのだ。儂にもしものことがあったら、後を任せられる男は、明智光秀ただ一人だからな」
ふざけんな。
いやー、こういうパワハラの言い訳に「厳しいのは期待の表れ」みたいなのもう2020年なんだからやめませんか?(1582年の話です)
で、話を戻しますと、さきちゃんももう一つ殻を破るきっかけを得たらものすごく化けるような気がしていたのです。
と言ってもさきちゃんを最後に見れたのが「ワンスアポン」なので、
ピエールの中でのイメージがアップデートで来ていないだけかも知れませんが。
そんな中、「普段はおちゃらけてるけどいざというときにビシッと決める」という冴羽獠というキャラクターは、
もしかしたらめちゃくちゃさきちゃんが大化けする起爆剤になるのでは……と思ってたりもしております。
だから本当に斎藤先生よろしくお願いしますよ……!
「あらー、斎藤先生にしては今回は置きに行ったね~」とか言われるくらいでちょうどいいですから……!
でもイメージだけで心配するのはナンセンスな気もするので、
とりあえず折を見て原作をさわりだけでも予習してみたいな~と思っております。
まだまだコロナ禍で心から観劇を楽しみ切れない日々は続いてしまいそうな世の中ですが、
新生雪組のお披露目公演が素敵なものになりますように!
我らがノゾミーナ(星南のぞみさん)はどんな役になるのかな……ドキドキ……土器土器……。
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