観劇レビュー・感想

可愛いは正義、可愛いは才能、可愛いは努力(「琥珀色の雨にぬれて」感想その1)

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで、行くべきか、行かざるべきか、ずっと悩んでおりました雪組全国ツアー公演、
「琥珀色の雨にぬれて/”D"ramatic S!」

雪組新トップコンビ望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さんのプレお披露目となるこの公演ですが。

ピエール、何やかんや行ってきてしまいました~!ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

だってね、「ノゾミーナ」こと星南のぞみさんが、
フランソワーズという大役を仰せつかっているのですよ!?

初日が明けて各地でご覧になった人たちから、
ノゾミーナがすごく頑張っていて、歌もお芝居も良くなっていたっていうお声を頂戴いたしまして。

そんな中、チケットショップを日々チェックしながら、
「もう一声……もう一声お安く……」とギリギリまで値下がりするのを待ち続け。

何とか粘り続けて自分の手の届く範囲まで下がったのをゲットすることができました~ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

ということで残っていた夏休みの一日を消費して行ってまいりました次第です。

ちなみに昼間は漫喫で「はいからさん」を読んで、夕方に府中に向かって雪組を観るという、
宝塚ファンの鑑のような休みの使い方でしたよ( ̄∀ ̄)

 

ピエールは、ノゾミーナはもっともっと成長していつか……と願ってはいますが、
そもそも娘役人事というのは特に水ものと言われますし、
ノゾミーナがこの先こんな大役を与えられることがあるのかすら誰にも分からないですからねぇ(´・ω・`)

好きな若手娘役さんと全ツという組合せを考えると、
どうしても「激情/Appasionado!!Ⅲ」で突然退団してしまった「俺のかのん」こと舞雛かのんさんを思い出してしまいましてね。

あのときに、「全ツと言えど観に行かないといつが最後になるか分からないんだなぁ」というのをしみじみ思ったのですよ。

そうは言ってもすべての公演を追いかけるなんてことはできないですし、
行けないものは行けないと割り切るしかないのですが。

それでもこうして大役のチャンスを得たときはやっぱり観ておくべきなのではないか、
このまま観ないで後悔しないだろうか。

 

と。

いろいろ自分を正当化しておりますが、要するに一言で言いますと。

 

我慢ができなかったんです(//∀//)

 

それだけだ(`・ω・´)(突然のファビエルさん風)

ということで感想行きまーす(笑)。

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ノゾミーナと歴代フランソワーズ

まずは何と言ってもそのノゾミーナ!

プロローグであの有名な曲(タイトル分からない)で男女が踊るじゃないですか。

あの場面でまずだいもんがセンターで振り向いてライトを浴びた瞬間に、
会場が「新トップスターだいも~ん!!ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ」っていう雰囲気になるんですけどね。

その瞬間にたぶんまだノゾミーナいないんです(笑)。

どこ!?ノゾミーナどこ!?って必死に探していると、
ちょっと遅れて他の娘役さんとは違う衣装で登場したフランソワーズ!

 

ノッゾミーナ~~~~!!(≧∀≦)

 

なんかこう、今までたくさんいる娘役の中の一人っていう登場の仕方しか見て来なかったから、
こうして主要人物として登場したノゾミーナを見た瞬間に嬉しくて嬉しくて(´;ω;`)

しかも想像以上に可愛かったんですもの( ;∀;)

 

ピエールが宝塚ファンになった頃から再演されたバージョンの「琥珀」でフランソワーズを演じてきたのは、
2002年から2003年にかけて立て続けに上演された匠ひびきさんや春野寿美礼さんの花組版では遠野あすかさん、
そして2012年に柚希礼音さん率いる星組で上演されたときは音波みのりさん(ミノリーン)と、
どちらも可憐さが服を着たような美しき娘役さんたち。

そんなフランソワーズに抜擢されたノゾミーナですが、
遠野さんと音波さんという芝居心のある、
しかも可愛いだけでなく大人の雰囲気も漂わせた娘役さんが演じてきた役。

正直配役が発表になったときは嬉しさと同時に、
「ノゾミーナが叩かれたら嫌だなぁ……」という心配も大きかったです。

特に同期の真彩さんが圧倒的な歌唱力を誇る方なので、
いろいろ比較されちゃいそうだしなぁ……と。

が、いざ初日の幕を開け、おそるおそるTwitterの評判を見ていたら、
「りさちゃん(=ノゾミーナ)がすごく良かった!」という声がたくさん飛び込んできて。

姉からも「(ノゾミーナの)評判いいみたいだね」とLINEが来た時に、
ピエール思わず「そんなバカな」って返しちゃいましたもん(笑)。

いや、それくらいドキドキしていたのですよ( ;∀;)

だから、そんなノゾミーナが頑張っていると聞いて、
これはファンとしてはやはりこの目で確かめねばと思ったわけですが、
本当に良かったーーーー!!( ;∀;)

ピエールは過去のバージョンもスカステでふわっと観た程度なので、
遠野さんや音波さんと比べてどこがどう違うとか語るのは控えますが。

ノゾミーナのフランソワーズは、
守られた世界で誰も傷付けず誰にも傷付けられずに生きてきた女の子が、
婚約者のクロードがシャロンという女性と出会ってしまったことで、
突然自分が当たり前だと思っていた世界が脅かされる、
そんな無力なお嬢様の何もできない苦しさが滲み出ていました。

かと思ったら意外と荒い運転をしてそうなところがフランソワーズって男前ですよね(笑)。

お芝居と集中力

ピエールはお芝居に関しては素人なので専門的なことは分かりませんが、
というかそれを言い出したら歌もダンスも素人なんですけど(笑)。

素人が知ったかぶって偉そうなこと言ってごめんなさいっていう前提で真面目な話をすると、
ノゾミーナの課題って「集中力」なんじゃないかなと思っているのです。

お芝居の上手な方って、舞台上でその世界の人物になりきる集中力がすごいんですよね。

それこそ前トップ娘役の咲妃みゆさんなんて集中力の塊のような娘役さんだったのではないかと。

というかお芝居に限らず何かに秀でてる人って集中力がすごいな~と思うんです。

いわゆる仕事できる人って常にそのことを考えていられる人が多いと思うんですが、
ピエール始業時間と共に集中力が切れるタイプですもん(笑)。

 

ピエールが初めてノゾミーナを認識した「ルパン三世」の新人公演での初ヒロインのときに比べたら、
「あ、今のすごい良かった」とピンポイントで思うところはすごく増えてきたんですが、
まだどこかで「星南のぞみ」に戻ってしまうのを感じるところがあって。

1時間半のお芝居の中で、ずっと集中力を切らさずにその人物でい続けることってすごく大変なんだろうなと。

でもノゾミーナも「私立探偵ケイレブ・ハント」のレイラや今回のフランソワーズのように、
作品を通して一つの大きな役を演じる機会も増えて来て、
たぶんその集中力もどんどん磨かれてきてるところなんじゃないかなと思います。

特に今回のクライマックスの場面でのフランソワーズの名台詞。

「私の前で、私を通り越した言葉を交わすのはもうやめて!」

名台詞ゆえにドキドキしながらその瞬間を迎えましたが、
完全にクロードとシャロンの2人の世界から置いてけぼりにされたフランソワーズの虚しさがすごく伝わってきました。

もちろんまだ技術的には未熟な部分があるのはファンとしても分かっていますし、
それこそ同期の真彩さんの圧倒的な歌唱力に比べたら全然届かないことも理解しているのですが、
やっぱり自分が直感的に「可愛い!」と感じる娘役さんには活躍して欲しいんですよね。

そのためにも、もっともっとこれから技術を磨いて、
ヒロインを張れる娘役さんになって欲しいなと思っている次第であります。

可愛いは正義、可愛いは才能、可愛いは努力

ビジュアル云々には人によって考え方の違いや是非があると思いますが、
ピエールは宝塚において美しさというのは立派な才能だと思ってます。

自分に無い物だから余計に憧れますしね(笑)( ̄∇ ̄*)ゞ

努力して身に付けていくイメージの技術と比べると「たまたま与えられたもの」みたいに扱われがちですが、
その与えられた美しさを磨き維持することだって絶対努力が必要じゃないですか。

太らないように食事を節制したり、
日に焼けないように気を付けたり、
どうやったら綺麗に見えるか、自分に合ったメイクを研究したり化粧品を選んだり。

美人なだけで中身を磨かない性格の悪い人はクソだと思ってますけどね(笑)。

それと話がクソつまらないクセにイケメンなだけでちやほやされてる男とかも反吐が出ますけどね(お馴染みの妬み・僻み・嫉みシリーズ)。

 

ノゾミーナは、あくまでピエールの好みとしてですが、
天に選ばれしビジュアルを与えられた娘役さんだと思っています。

そしてそのビジュアルは、宝塚において絶対必要とされるものだと。

だからこそ、せっかく与えられたその美しさに負けないような娘役さんになっていって欲しいなと、
わたくしこのように思っております。

今回のフランソワーズは、確実にノゾミーナがそんな次のステップに上っていく姿を垣間見せてくれた気がしました。

 

ということで、若手娘役一人のことだけ語って終わるブログってなかなか無いんじゃないかと思いますが(笑)。

長くなったので「琥珀」の感想の続きはまた次回書かせていただきますヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

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