最初のイメージに戻ってきた「雪華抄/金色の砂漠」初日の模様。
こんばんは。
「人をダメにするソファ」というのを見かけた断捨裸零離くんが、
「元からダメ人間だけどね」と言っていました、
宝塚男子ピエールです。
ということで昨日初日を迎えた花組大劇場公演「雪華抄/金色の砂漠」。
その模様がさっそく本日のタカラヅカニュース総集編で放送されました!
明日海りおさんの相手役としてトップ娘役を務めてきた花乃まりあさんの退団公演。
初日映像からは、そんな花乃ちゃんへの愛を感じることができました。
チョンパだよぉぉぉぉぉっっっ!!!!
まずは日本物ショー「雪華抄」。
幕開きは「チョン!」という音と共に「パッ!」と一斉に灯された照明。
そうです!ディス・イズ・チョンパですよ!(≧∀≦)
ピエール、このチョンパそのものも好きなんですけどね、
宝塚初めて観に来たのかな~っていうお客さんたちが、
このチョンパで明るくなった舞台上や、そこに立ち並んだ出演者の皆さんの美しさに圧倒されて、
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(//∀//)」
って思わず声が漏れてるのを聞くのがまた好きなんです。
別に僕が作ったわけでもなんでもないのに、
「そうだろうそうだろう、キレイだろう( ̄∀ ̄)」
って誇らしい気持ちになるのです(笑)。
ちなみにプロローグでは我らが「とあちゃん」こと芹香斗亜さんのソロもあるようで、
「染めて~咲き~た~る~~~~、梅の~~~花~~~♪」って歌ってました。
それからプログラムとかも見てないのでどんな意味を持つ場面なのかよく分かってないのですが、
柚香光さんが明日海さんと何やら戦うように舞う場面があったり、
鳳月杏さんと桜咲彩花さんのデュエットソングがあったり。
さらには再び登場したとあちゃんが、
「星の光数えて~待ち焦がれたひととせを~♪」と歌う場面。
これはアレですか!?
もしかした彦星的な場面ですか!?
ピエール若い頃、七夕というイベントが一年で一番好きだったのですよ。
離婚した織姫と彦星が年に一度天の川で養育費の受け渡しを行うなんて素敵な物語だな~とヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
しかも月払いとかではなく年に一度の一括徴収なんて、
7月7日に結構な大金が動いてるんじゃないかと思ったり。
アレ?そういう話じゃありませんでしたっけ(笑)?( ̄∀ ̄)
それと瀬戸かずやさんが歌っている「松島~の~♪エンヤーットット~エンヤートット~♪」って歌。
これって昔やってた昼ドラの「温泉へ行こう」で主人公の薫たちが風呂掃除しながら歌ってた曲じゃありません!?
いや~、懐かしい(//∀//)
また当初のイメージに戻りつつある金色の砂漠
そんな宝塚舞踊詩「温泉へ行こう」に続きましては、
トラジェディ・アラベスク「金色の砂漠」。
奴隷にしちゃキレイな服着てるよねでお馴染み明日海さん演じるギィが歌っていると、
突然左右から駆け抜けて行く金色の幕。
明日海さんの姿を全て隠してしまったかと思った次の瞬間、
その幕が通り過ぎると現れたのはとあちゃんの演じるジャー!
さらには瀬戸さん演じるプリーや柚香さんのテオドロス、鳳月さんのジャハンギールらがそれぞれ登場し、
ちょっとずつ中心となって踊るプロローグになっているようです。
そして本編が始まると花乃ちゃん演じるタルハーミネと、
隣の立つ金髪の求婚者カレー・ド・テオドロス。
タルハーミネが足元に向かって話しかけていると思っていたら、
カメラが下に向くと何とそこには地べたに這いつくばったギィの姿が!
これがアレですね、床とお友達ってやつですね!
そして場面が変わるととあちゃん登場!
「かくいう僕も、ビルマーヤ姫の悲しき奴隷、この物語の語り部のジャー」
とあちゃん、語り部だったんか!
そんな語り部ジャーの後はどうやらギィたちの子ども時代の場面に移るらしく、
子どもに扮した明日海さんと花乃ちゃんが登場しました。
新人公演だとこの場面を別キャストで演じるということになるんですかね~??
ギィがタルハーミネを殴ったと思ったら、
その仕返しとばかりにギィの頭にナイフで傷を付けるタルハーミネというDVの応酬。
やべえよ~、関わったらやべえ系のカップルだよ~( ̄∀ ̄;)
しかしここまでの場面を見ていると、
何やかんやでタルハーミネが当初のイメージ通り傲慢な王女って感じもしてきますね。
稽古場映像では割と2人は心を通わせている感じの場面が多かった気がするのですが、
これはもう実際に観るまで真相は分からない気がしてきました(//∀//)
そんなDVの加害者で被害者のギィが英真なおきさん演じる奴隷の先輩ピピの膝にすがりついていると、
「女というのは、だんだん美しくなるものなのだからな」と慰めるピピ。
ピエール小学生の頃、
「小さいときに可愛い子は大人になるとブスになるんだよ」
って大人たちが話してるの聞いたことあるんですけど(・∀・)ノ
そしてジャーが仕える桜咲さん演じる第二王女ビルマーヤの場面。
「私、狩りはあまり好きではありません」とビルマーヤが淋しそうに言うと、
「な、何だ、そうでしたか!いや良かった、私は鳥が好きでね(^^;)」
と苦笑しながら登場したのはどこかのカレー屋のおじさ……、
と思ったら天真みちるさんじゃないですか!(//∀//)
いや~、これがビルマーヤ姫に求婚するゴラーズさんですね。
ゴラーズがいなくなった後、
「あの汗っかきさん結婚するんですか?」と問われたビルマーヤ、
「本当に好きな人と結ばれないなら誰でも同じこと」と。
ゴラーズ、切ないよ~!
絶対悪い人じゃなさそうなのに~!
絶対美味しいカレー作りそうなのに~!
続いてギィがベッド上でタルハーミネの腕を捕らえ、
「人を呼べばいい!愛してないと言うなら……!」と迫る場面。
これがおそらくあれですね、最初の公演解説に書かれていた、
「ギィはタルハーミネを強引に自分のものにする」的な場面ですね。
かと思ったら手を繋ぎながら、
「二人~旅をして~まだ知らぬ世界~♪」と歌う二人。
やっぱり仲良し!(//∀//)
殴ったりナイフでグリグリやったり強引にものにしたりされたりしたと思ったら結局仲良し!
現代にいたらなかなか人騒がせなカップルですね( ̄∀ ̄;)
しかしそんな駆け落ちでもしようとしたせいなのか、
二人は国王ジャハンギールの怒りに触れてしまったようで、
タルハーミネは死の宣告を受けます。
果たして二人の運命やいかに……!
蘭寿とむさんを思い出す「フォオッ!」
そして始まったフィナーレ。
瀬戸さん、鳳月さん、柚香さん、さらには水美舞斗さん、
そして後ろの娘役さんたちが全て薄紫の衣装に身を包む中、
一人青い衣装を纏ったとあちゃん。
続くシーンでは大階段に登場した明日海さんの「フォオッ!」の掛け声と共に、
たぶん男役の群舞が始まります!
しかしどうやらこの群舞の場面の衣装、
皆さん頭にはターバンを巻いているようで。
ターバン、あんまり好きじゃないだよなぁ……(´・ω・`)
劇中ならともかく、何も群舞でターバンさせなくてもいいのに……。
ところでこの明日海さんの「フォオッ!」って掛け声、
前花組トップスターの蘭寿とむさんを彷彿とさせませんか??
「フゥッ!」って言う男役さんが多い中で、
蘭寿さんは「フォオッ!」って感じだったのが印象に残ってるんですよね~。
しかしパレードの衣装がどこかで見たことある感じなのがちょっと残念でしたね~。
短い初日映像からのイメージだけなので分かりませんが、
何となく、劇中の雰囲気とちょっと繋がってなさそうな印象が……。
いっそ劇中の役の装いのままでも良いくらいの華やかさを感じてたんですけどね~。
上田久美子先生は大ブレイク中とはいえまだ大劇場2作目なので、
そこまで予算をかけてもらえなかったのかな~(>_<)
退団する花乃ちゃんへの愛情
終演後の挨拶では組長の高翔みず希さんが、
この公演で退団する花乃ちゃんを紹介。
明日海さんも花乃ちゃんと共に退団する2名にも触れていましたが、
「冴華りおな、花乃まりあ、そしえ桜花りな……『り』がちょっと多いですね(・∀・)」
と心の声がそのまま口に出たかのような紹介(笑)。
あの、これ思ったのピエールだけじゃないと思うんですが。
あなたもだよ明日海りお!(//∀//)
続くカーテンコールでは舞台成功を祈願して恒例の花組ポーズ。
明日海さんは「せっかくなので花乃まりあさんに掛け声をやってもらいたいと思います」と。
戸惑いながらも明日海さんに促され前に出た花乃ちゃんの、
「失礼致します!はなぐみぃ~~!」という掛け声に合わせて、
「最高~~!!」という全員の声でしっかり花組ポーズを決めていました。
舞台と客席から花乃ちゃんに向けられる温かい拍手。
しかしこの花乃ちゃんの可愛さを残した「はなぐみぃ~~!」が明日海さん的には満足いかなかったのか。
「『はなぐみぃ~ヾ(〃^∇^)ノ』って言うよりは『はなぐぅみぃ~~!(`・ω・´)』っていう感じでまた千秋楽にやっていただこうと思います」と、
退団公演の花乃ちゃんになかなかの宿題を課していました(笑)。
でも明日海さんの花乃ちゃんへの愛情を感じるいじり方でしたよね。
どうかこの明日海さんのようにたくさんの愛情に包まれて、
花乃ちゃんが最後の舞台を務めることができるように祈っております。
そして花組久しぶりの新作オリジナル作品を、
東京で観られるのを楽しみにしておりますヾ(* ̄∀ ̄*)ノハナグミィ~
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