宝塚の雑記

好きなものを好きと言い続けること(紅ゆずるさん&綺咲愛里さん退団発表)。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

昨日の大劇場公演の千秋楽から一夜明け。

星組トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)が、
次回大劇場公演「GOD OF STARS-食聖-/Éclair Brillant」で退団されることが発表されました。

 

最初に言っておきます。

 

 

悔いはありません!!!!

 

 

七海くんや美弥ちゃんの退団発表が相次ぐ中で、
もしかしたら感情がマヒしてしまっている部分もあるかも知れませんが。

でも、七海くんや美弥ちゃんの退団発表が続いている今だからこそ、
大好きな人たちをトップとして見送ることができることの幸せを感じているんだと思います。

何度か書いているのですが、僕は自分の応援している人たちには、
一度新公主演・ヒロインなどを経験していわゆる「路線」に乗ったなら、
最後までトップになることを夢見て応援したいというタイプです。

けれど、七海くんの退団が決まって、
好きな人がトップになることだけが幸せなんじゃなくて、
トップになって欲しいと心から願える人に出会えることこそが幸せなんだと知ることができました。

でも、矛盾するかもしれませんが、
やっぱりトップとして卒業を見送れることは、
本当に本当に幸せなことだと思っています。

だから今は、淋しくて淋しくて淋しくて淋しいけど、
不思議と「悲しい」という気持ちにはならないんです。

ただただ「この二人がトップコンビとして輝く姿を応援できて幸せだった」という気持ちです!

 

僕が七海くんのファンになったのはちょうど組替え前後の頃だったからというのもあるかも知れませんが、
紅くんと七海くんが並んでいる姿が大好きでした。

七海くんといっしょにいるから紅くんのことがどんどん好きになっていったし、
紅くんのおかげで七海くんもどんどんどんどん輝きを増していったと思っています。

昨日の千秋楽、「星組最高!さゆみさん最高ーー!!」と叫んだ七海くんの姿を見て、
七海くんが卒業するときにトップスターとして紅くんが見送ってくれて本当に良かったと思いました。

照れ隠ししながらおどけて笑う紅くんの温かい空気に包まれて卒業していく七海くんは、
きっと最高に幸せに違いないと思えました。

 

紅くんもアイリーンも、決して実力派と言われてトップになったタイプではなかったと思います。

今だから書きますが、お二人のトップ就任の発表に大喜びしていたとき、
いろんなことを言われました。

人間は、自分の嫌いなものを好きと言っている人がいると、
どうにかしてそれを否定してやりたいという感情が生まれる生き物なんじゃないかと思います。

何かを嫌いになるのってすごく覚悟がいることで、
自分一人が何かを嫌いになるのって、すごく不安だと思うんです。

「嫌い」という負の感情を抱くのには何か正当な理由が無いと、
自分の人間性が疑われるような気がしてしまうからです。

だから、それを好きと言っている人がいると、
何とかして相手にも同じように嫌いにさせて自分の感情も正当化したいという感情が、
人間には本能的にあるんじゃないかと感じることがあります。

 

正直、最初のうちはアイリーンを否定する書き込みやツイートを見る度に、
すごくムカついたし、悲しくなったし、何とか言い返してやりたい気持ちにもなりました。

「綺咲愛里という娘役が好きな自分の感性は間違ってるんだろうか?」と不安にもなりました。

けれど、それでも「好きだ、好きだ」と言っていたら、
同じように好きな人が近くに集まってくれるということを知りました。

時にはいっしょに好きになってくれる人もいるということを知りました。

「以前はあーちゃんのことそんなに好きでもなかったけど、ピエールさんがあんまりアイリーンアイリーンうるさいから気になって見てたら好きになりました」と言われたこともありました(笑)。

そうこうしていたらいつの間にか、
自分の好きな人が誰にどう否定されても一切気にならなくなりました。

たぶん、自分が何かを好きという気持ちに、自信が持てるようになったんだと思います。

気付いたら、今では僕の周りはアイリーンの退団をいっしょに惜しんでくれる人でいっぱいです。

 

「批判的な意見にもちゃんと耳を傾けるべき」という考え方もあるけれど、
僕はまったくそうは思いません。

だって、自分の好きな人が宝塚の舞台に立ってくれている時間は限られているんだから、
だったら同じように好きな人とはしゃいでる方がずっと有意義だと思うからです。

そう思って自分の贔屓に対する否定的なツイートを片っ端からミュートしていたら、
最近自分のTLはとても平和になりました(笑)。

 

しかも最後の公演の役名はアイリーン!

こんな幸せなことはありません(笑)ヽ(;▽;)ノ

ちなみにぽぽんたさんから聞いて気付いたのですが、
大劇場にある殿堂の台湾公演コーナーの展示の中で、
斎藤吉正先生が「台湾のファンからの綺咲の愛称」として「アイリーン」という呼び名を紹介されていたそうで。

ってことはピエールは台湾式の愛称で呼んでいたのですね(笑)(//∀//)

 

今回のショーのデュエットダンスの最後に、銀橋でアイリーンを見つめる紅くんのまなざし。

本当に愛おしいものを見つめるようなまなざしに、
毎回すごく幸せな気持ちになります。

「隣にいてくれてありがとう」と言っているようなあの優しいまなざしが、
お二人がトップコンビに就任したときからずっとずっと大好きでした。

アイリーンの相手役が、紅くんで本当に良かった。

七海くんが宝塚を卒業するときのトップスターが、紅くんで本当に良かった。

 

忘れもしない、2017年1月6日(金)。

僕は紅くんとアイリーンのプレお披露目の「オーム・シャンティ・オーム」の初日オブ初日を観劇することができて、
文字通りお披露目からずっとお二人を応援し続けることができました。

あの作品が本当に大好きで、
「綺咲愛里の演じた中で好きな役は?」と聞かれたら、
今でも「『オーム・シャンティ・オーム』のサンディ」と答えると思います(シャンティも好きだけどサンディがもっと好き)。

もちろんどの公演も観劇に行けた回数は限られているし、
もっともっとたくさん通い続けた人たちには敵わないけれど。

それでも、トップとしてのお披露目からずっと応援することができて、本当に幸せです!

だから最後まで叫び続けると思いますが、
もうしばらくお付き合いくださいませ(笑)。

それでは、台湾の皆様もどうぞごいっしょに。

せーの!

 

アイリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!(≧∀≦)

 

からの……

 

紅リーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!(≧∀≦)

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