スカイステージ

「トップスター・紅ゆずる」を生み出したのは小柳奈穂子先生だった!

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで、先日からスカイステージで放送されております。
星組トップスター紅ゆずるさんの「LOCK ON!スター徹底検証」。

ピエールもさっそく拝見致しました。

トップスターにゆかりのある上級生や下級生、
演出家の先生からの証言VTRを基にその魅力に迫る恒例の番組なのですが。

皆さん、これはやばいですよ……絶対見た方がいい……。

何がやばいって、あーた!

…………( ̄∀ ̄)

それをこれからひとつひとつご紹介します(笑)ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

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証人①紫藤りゅう

まずトップバッターの証人は紫藤りゅうさん。

紅くんとは「ガイズ&ドールズ」の新人公演でネイサン役を演じたご縁がありますね。

舞台に立つだけでものすごいオーラを放つ紅くんの役を演じるにあたって、
新公学年の自分はどうしたらいいか分からず相談していたそうですが、
「まずは自分がやりたいことをしっかりお客さんに見せよう」とアドバイスされたそうで。

男役として自分が何をしたいか、何をするべきか、お客さんにどう見せたいか、
といったものがまず自分の中に無くてはいけないということを、
紅くんの舞台姿を見ながら学んだと語っていました。

そして、トップスターが変わると組のカラーも変わるとはよく言われますが、
紅くんがトップになってから星組の雰囲気もやはり変わったようで。

紅くんが舞台に立っただけで華やかで煌びやかになるところが紅くんの魅力で、
紅くんが何か一言発しただけでその場が明るくなることが星組らしさに繋がっていると感じているそうです。

 

紫藤くんもおっしゃっていましたが、紅くんって本当に下級生ひとりひとりをよく見ているな~という印象があります。

気を配るという意味でもよく見ているんだと思うんですが、
たぶん紅くん自身がすごく人に興味を持ってるのかな~と。

紅くん曰く、新人公演は自分が演じる役の本役の上級生を見ながら、
「自分だったらこうする」とか考える大事な経験ができる場だと考えているそうで、
そのためにも自分の役を演じる下級生にいろいろアドバイスをするそうなんですが。

紫藤くんは下級生の頃はいろんな人のアドバイスを聞き過ぎて頭がごちゃごちゃになってしまう子だったらしいのですが、
今は自分がやりたいことのビジョンもはっきりしていて、
アドバイスを受けても自分がやりたいものをちゃんと選んで吸収できるようになったと紅くんは分析していました。

証人②小柳奈穂子

続いての証人は演出家の小柳奈穂子先生。

小柳先生と言えば紅くんのプレお披露目「オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~」や、
先生自身の大劇場デビュー作「めぐり会いは再び」も星組公演、
紅くんの2番手時代の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」等々、
たくさんの作品でご縁のある先生ですよね。

小柳先生は紅くんが「アンナ・カレーニナ」(演出・植田景子先生)でカレーニン役を演じていたのを見た際、
「コメディや勢いだけでなくちゃんとお芝居のできる人なんだ」と感じたそうです。

そして紅くんと言えば「THE SCARLET PIMPERNEL」の初演で最初で最後の新人公演主演を果たし、
一躍スターダムを駆け上り始めたことは有名なお話。

しかしその裏では大作海外ミュージカルの初演ということで本公演もてんやわんやで、
新公主演を誰にするかがギリギリまで決まらずにいたとのことなんですが、
小柳先生としては紅くん主演で観てみたいとずっと思っていたらしく。

そんなとき、当時の演出助手のチーフだった児玉明子先生が、
「小柳氏がしたい人でやればいいと思いまーす」と言ったのに対し、
「じゃ紅ゆずるさんで」と小柳先生が答えたことで紅くんが初主演をすることになったのだとか!

皆様、お聞きになりました!?

それすなわち、紅ゆずるというトップスターを生み出したのはある意味小柳先生であり、
その小柳先生が紅くんのトップスターとして最初の作品を手掛けたという、
こんな素敵なお話があるでしょうか!?( ;∀;)

新公主演ってこんなゆるい感じで決めてるんだという驚きはさておき……(笑)。

 

そんな紅くんプレお披露目の「オシャンティ」ですが、
事の発端は劇団側から小柳先生に「紅くんのプレお披露目を」という依頼があったそうで。

ハチャメチャで明るくて面白い反面、そのままやってしまうとよく意味が分からなくなってしまいそうなインド映画の作品を、
紅くんのようにしっかりお芝居を組み立てられる人であればちょうどいいバランスにできるんじゃないかと感じていたと話していました。

紅くんと言うとお笑いのイメージが強いものの、小柳先生もおっしゃってましたが、
笑いを取れるということはすごく緻密に考えられる人ということなんですよね。

テレビで漫才やコントとかを見ていても感じますが、
その場のノリで笑いを取ってるように見えて、
面白い芸人さんほどすごく緻密にネタを考えてるんだろうな~という印象がありますし。

だってね、お笑いを否定する人とか、芸人をちょっと下に見てる人って、
自身は話がクソつまらない人が多くありません(笑)?

人を笑わせることの難しさが分かってる人であれば、
それを馬鹿にすることなんてできないと思うんですよね。

 

そして紅くんのもう一つの魅力として小柳先生が語っていたのが「ドラマ性」。

宝塚では舞台上の物語だけでなく、そこに至るまでの個々のスターの歴史にドラマを見出すもの。

そんな宝塚において、新公で演じた役をお披露目で再び演じたり、
「言ってはなんですけど……そんなに成績の良くなかった子がトップになるとか……」と笑いつつも(笑)、
そんなワクワク感を共有してくれることが宝塚のスターとして魅力だと感じているそうです。

演じて欲しい役・作品

そしてここでいったん星組生へのアンケートの時間があり。

その中で一番ピエールが興味をそそられたのが、「紅くんに演じて欲しい役・作品」。

第3位は「エリザベート」のトート、第2位は「銀ちゃんの恋」だったのですが、
第1位に輝いたのは「誠の群像」や「星影の人」などの新選組もの!

紅くんは昔から新選組がやりたいって言ってましたもんね~。

新選組の中で紅くんが最も演じてみたい人物が誰なのかは存じ上げないのですが、
もし星組で実現するとしたら是非とも我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきさんには、
新選組総長の山南敬助さんが演じて欲しいです!(≧∀≦)

証人その③綺咲愛里

そして再び証人コーナー。

続いて登場しましたのは!

 

アイリーーーーーーーーン!!(≧∀≦)

 

紅くんの相手役、星組トップ娘役の綺咲愛里さんでございます!(//∀//)

って、このときのアイリーン!

めちゃくちゃ可愛すぎやしませんかーーーー!!(//∀//)

クレヨンみたいな濃度のピンクのハンモックみたいな服が超似合っていて!

ピエールの知ってるアイリーンの中でもトップクラスの可愛さでしたよ!

アイリーンってもともと可愛いけどこんなに可愛かった!?ってくらいに!

可愛すぎて話が頭に入ってこなかった……(*´∇`*)

 

そんな紅くんとアイリーン、食べ物の好みが似ているそうで、
お二人ともパスタが大好きらしく。

「私がパスタマシーンというものを持っておりまして、生パスタパーティーというものをしたことがあるんですが……」
と語っていたアイリーン。

「持っておりまして」っていうかそれ紅くんにパスタ作るために買ったんでしょーー!?(//∀//)

ちなみにアイリーンの証言の中で「Bouquet de TAKARAZUKA」の3組のデュエットダンスの話も出たのですが、
初日映像とかではまだほとんど映っていない七海くんたちの姿も映っているので、
七海くんファンの方々も必見ですよー!(≧∀≦)

そして最後に「さゆみさ~んヽ(*´∇`*)ノ」と両手を振りながら映像を見ている紅くんに呼びかけるアイリーン。

ピエール、アイリーンが手を振るときの、
手首が固定されたまま、手を振ると言うより腕ごと振ってる感じの、
ちょっと不器用な感じの手の振り方が、好きです(//∀//)アイリ~ン

証人④英真なおき

そして最後の証人は、元星組組長で現在は専科で活躍する英真なおきさん。

英真さんが星組組長に就任して最初に初舞台生を迎えた公演が、
紅くんたち88期生の初舞台公演「プラハの春」だったそうで。

その際、初舞台生の中で背の高い何人かが兵隊の中に入っていて、
ライフルを持って威嚇射撃をする場面なのに紅くんは何故か思いっきり標的に狙いを定めて撃とうとしたらしく、
「いやいや!威嚇威嚇!(゚∇゚;)」って思ったというエピソードを話していました(笑)。

たしかに威嚇射撃なのに狙いを定めて撃ったら大変ですもんね(//∀//)

 

そして紅くん、「シークレット・ハンター」の新人公演では、
本公演で英真さんが演じていた主人公ダゴベールのお父さんを演じていましたよね。

どうしようもないダメなお父さんの役だったので縛りも少なく、
紅くんらしさがすごくよく出ているお芝居になっていて、
紅くんを見ながら英真さん自身も刺激を受けたと振り返っていました。

「同じような衣装着てるはずなのに顔小っちゃくて手足長くてカッコイイなコイツ……」と思っていたそうです(笑)。

 

それから紅くんが新公主演を果たした「スカピン」の初演にも出演していた英真さんですが、
トップスターとしてのお披露目公演で再演された「スカピン」にも、
初演と同じプリンス・オブ・ウェールズ役で出演されましたよね。

紅くん曰く、演出の小池修一郎先生が、
紅くんのお披露目には英真さんに出てもらおうと思っていた、と言っていたそうで。

改めて、いろんな人の紅くんに対する愛が詰まった再演だったんだなということを思い知らされました( ;∀;)

小池先生、いつも脚本が遅いこといじってディスってごめんなさい……( ;∀;)

でもそれはそれこれはこれ(笑)!(・∀・)

 

いや~、紅くんを取り巻く人々の愛情をたくさん感じる番組でございました。

アイリーンも可愛かったし……(*´∇`*)

早く「ベルリン」も観たい~~!(≧∀≦)

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