てるりてるり坊主~美弥るりかさんの卒業に添えて~
こんばんは。
怖いのは死ぬことではない。
死んだように生き続けることでもない。
口座の残高だ。
七咲ぴえるでございます。
本日6月9日(日)は、月組公演「夢現無双/クルンテープ」の東京千秋楽。
我らが「北関東の瞳」こと美弥るりかさんを始めとする4名の方が、
この公演をもって宝塚を卒業される一日です。
今日が近付くにつれて、3月24日のことを思い出しながら過ごしていました。
ちなみに僕もライビュを観に行っている予定なので、
この記事は事前に書いて予約投稿させていただいております。
美弥ちゃんが宝塚を卒業された日に、
そのとき感じていたことをちゃんと書き残しておきたいなと。
トップスターを始めとする大物スターが何人も宝塚を卒業する2019年。
トップスターを除けば、今年退団する中でもっとも大きな存在が七海ひろきのお兄様と美弥ちゃんだと思います。
特に、二番手になり、いわゆる大きな二番手羽根も背負い、東上主演も果たした美弥ちゃんの退団は、
美弥ちゃんファンの方のみならず、たくさんの宝塚ファンの方々にとっても、
いろいろな意味で深く胸に刻み付けられる出来事でしょう。
100年以上の歴史のある宝塚において、
公式に語り継がれるたくさんの偉大なOGの方々がいらっしゃいます。
僕が宝塚ファンになったのは2003年ですが、
それ以前に活躍されていた方についてもたくさん知ることができます。
けれど、そのほとんどはトップスターになった方々です。
そして、トップスターにはなれなかったけれど、
当時はたくさんのファンに愛された方がいるということは分かっていても、
それが誰なのか、どんなところが魅力だったのか、どれくらい人気があったのか、
それを実感として体感として知ることはできません。
自分が宝塚ファンになってからも、トップまであと一歩というところで退団された方がいらっしゃいました。
リアルタイムで見ていた人間からすると今でも疑問符しか沸いてこない大事件のような出来事でした。
何度も通った退団公演、最後の観劇となった日の終わりに、
緞帳が降りて姿が見えなくなってしまった瞬間の淋しさは今でもはっきりと覚えています。
けれど、それ以降の時代にファンになった方と話すようになって、
後から宝塚ファンになった人との会話の中にはそういった方々の名前がほとんど挙がらないということに、
驚きとともに残念な気持ちを感じることがあります。
あれだけいつトップになってもおかしくないくらい人気があって、あれだけカッコイイ/綺麗な人だったのに、
トップスターという座を通らなかっただけでこんなにも後の人たちには知られる機会が無くなってしまうんだなと。
けれど、昔と今で決定的に違うことがあります。
今は、情報を発信するのも記録するのも劇団だけではありません。
人気がありながらトップスターにはなれずに退団した人の存在を、
昔は口伝でしか語り継がれなかったかもしれないけど、
今ネット上に溢れる美弥ちゃんの退団を惜しむ声は、
一部を除けば半永久的に残り続けます。
美弥ちゃんの姿に夢を見せてもらってきた自分たちファンが、
男役・美弥るりかが宝塚から卒業してしまった後にできる恩返しは、
「宝塚に美弥るりかという素晴らしい男役がいた」ということを忘れず、語り継いでいく事なのかも知れません。
今は宝塚に興味が無い人の中に、
これから何年後かに何かのきっかけで宝塚ファンになる人もたくさんいると思います。
そういった方々にとっては、
「昔はこうだった」なんて話は懐古厨として鬱陶しく思われるかも知れません(笑)。
けれど、決して押し付けてはいけないと思いますが、
「誰のファンだったんですか?」と聞かれたときに、
公式にはなかなか残されないかも知れない、語られないかも知れない美弥ちゃんやお兄様の魅力を、
「今」を知らない人に少しでも垣間見てもらえるように語り継ぐことができたらなと思っています。
朽ちることなく、色褪せもせず、輝き続け、消えることなく、
その姿を宝塚の歴史から失わないために。
てるりてるり坊主
残念ながら予報ではこの週末は決して晴天とは言えず。
天気予報で日曜に付いたり消えたりする雨マークをずっと睨みつけながら過ごす一週間でした。
どうにか雨だけは降らないようにと願い続けた結果。
美弥ちゃん仕様の目の大きなてるてる坊主を作ってみました(笑)。
美弥ちゃんと同じ茨城在住、「北関東のカワウソ」ことちぃたんさんにお見せしたところ。
ちぃたん「こわい(笑)。」
と爆笑されました(笑)。
「まつ毛があった方がいい」とちぃたんさんがおっしゃるので、
従順なピエールはまつ毛エクステを施したところ。
てるりてるり坊主の完成です(⌒∇⌒)
ちなみに正しいてるてる坊主ってどんなだか分からなくなってしまったので探してみたところ。
おかしいな~、どこが違うんだろう(全部)。
ということで、てるりてるり坊主の効果があったかどうかは今頃答えが出ていることと思いますが(たぶん効果ない)。
晴れでも雨でも曇りでも、
雪でも花でも宙でも星でも月でも、
美弥ちゃんが最高に幸せな気持ちで卒業の瞬間を迎えていられますように。
美弥ちゃん、たくさんの夢をありがとうございました!!
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