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愛月ひかるの「ヅカいい話」。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

今週末はピエール恒例の猫帰省、すなわち職場から実家へ直帰している日でございます。

ゆえに本日の記事はお馴染み予約投稿させていただいております。

今日は雪組全ツの初日だし、大きな発表とかは無いと読んでるんですがどうでしょう……ドキドキ……。

 

ということで、上級生の男役さんが下級生に自らの男役へのこだわりを伝授する、
いわば男役のための「ヅカいい話」を語るタカラヅカニュースのコーナー、
その名もずばり「男役道」。

第4回の今回は宙組編。

宙組の男役を代表して講師役で登場したのは!

 

ひーかーるちゃん!ひーかーるちゃん!(≧∀≦)

 

愛月ひかるさんでございます!ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ

ちなみにこれまで登場した講師陣は、
雪組の彩凪翔さん、花組が瀬戸かずやさん、そして月組が宇月颯さんといった顔ぶれ。

各組の男役さんたちの中でも、
ひときわダンディだったり男くさかったりキザる姿がカッコイイ方々が講師を務めている感じで、
この人に男役論を語られたらグゥの音も出ない、納得感のあるメンバーという印象です。

それと同時に、こうして今の宝塚を代表して男役論を語れる男役さんたちが、
現在それぞれの組で微妙な立場に追いやられそうになっているという矛盾は何故なのだろう……、
とちょっと一抹の淋しさを感じたりすることがあります……。

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ひかるちゃんへの質問会

はい、ちょっといきなり湿っぽいことを言ってしまいましたが。

何はともあれ、そんな男役道の講師陣の中に名を連ねた我らがひかるちゃんでございます!(≧∀≦)ノシ

ひかるちゃんに男役道の教えを求めて集った宙組の下級生は、
97期の依蒔世さん、101期の鷹翔千空さん、そして102期生の風色日向さんの3名です!

3日間にわたって放送されたコーナーなので、
ピエール的に特に「ヅカいい」と感じたポイントに絞ってご紹介したいと思います。

 

質問コーナーの中でまず印象的だったお話が、
「2枚目な役から個性的な役をどうやって自分の殻を破って役になりきってきたのか?」という鷹翔さんからの質問。

これに対するひかるちゃんの回答の一言目が、
「私は宝塚が大好きだったから」という言葉だったんです。

なんかこういう何気ない一言にも、
ひかるちゃんの宝塚愛を感じるな~としみじみ。

ひかるちゃんは音楽学校時代の渡辺先生(元トップスター紫苑ゆうさん)の演劇の授業で、
自分も大好きだった宝塚の作品をもとにしたお芝居をできるのがすごく楽しかったそうで。

そのときからお芝居をすることが大好きだったようですが、
しかし音楽学校での授業は基本的に正統派なカッコイイ2枚目のお芝居が中心で。

入団してからもしばらくは、
ヒゲを付けたりするくらいの渋い役などは経験したものの、
本格的に個性的な役は全然経験せずにいたため、
「これから3枚目の役とか回ってきたらアドリブとかどうしたらいいんだろう」と不安に思っていたそうです。

そんなときに巡ってきたのが朝夏まなとさんのプレお披露目公演「TOP HAT」のベティーニ役。

演出の斎藤吉正先生からも「この役が面白くなかったら作品自体が面白みに欠けてしまう」と言われたらしく、
「もうやるしかなかった」と思いながら演じていたというひかるちゃん。

これ!

まさにひかるちゃんにハマってまだ日の浅かったピエールが「TOP HAT」を観たときに、
「ひかるちゃんにこういう役が来て欲しいと思ってた!(≧∀≦)」って感じた役だったんですよね~。

ひかるちゃんの過去の作品はそれほどたくさん観ていたわけではなかったのですが、
その当時はやっぱりどこかまだ殻を破れていない印象があって、
何か飛び抜けて個性的な役を経験したらすごい化ける人なんじゃないかなと期待していたのです(//∀//)

そしてひかるちゃんの個性的な役として記憶に新しいのは、
留依さんも新公で演じた「神々の土地」のラスプーチン。

お稽古中は上田久美子先生からも、
「今のただカッコイイ男役になってますよ、やめてください」と厳しいダメ出しをされていたそうです。

しかしそんなひかるちゃんから飛び出た言葉は、
「稽古場は恥をかく所」。

「稽古場で失敗するのとかカッコ悪いところを見せるのが恥ずかしいと思っていたらその先に行けない。稽古場で出し切れないものを舞台で出せるわけがない」
という潔く語っておりました(≧∀≦)

そして久しぶりにカッコイイ役を演じたのが、
ドラマシティ主演の「不滅の棘」のエロール。

木村信司先生からは「がんばってるカッコ良さはいらない」と言われたそうですが、
その言葉の通りあのどこか気怠さを感じさせるエロールを演じきったのは、
個性的な役も通して幅広いお芝居を経験できたひかるちゃんならではの成果なんだろうな~と感じました。

 

続いては最下級生の風色さんから「ハットの使い方を教えて下さい!」という質問。

するとどこからともなく「お、こんなところにハットが( ̄∀ ̄)」と。

このくだり他の回でも見たことあるーーーー(笑)!!(//∀//)

さっそくハットのかぶり方を実演して見せてくれたひかるちゃん!

 

カッコイイーーーーーーーー!!!!(≧∀≦)

 

やはり「右目を隠す」ことと「ツバを直す仕草」が大事だと説明していました。

ちなみに「不滅の棘」でハットをかぶるシーンでは、
「衣装のハットはもともと形がキレイになってるから最初はツバを直す『ふり』だけしていた」というひかるちゃん。

しかし初演の春野寿美礼さんが観に来てくださった際、
「あれは本当に形にこだわって直してるようにやった方が絶対カッコイイ」とアドバイスをくれたそうで。

分かるーーーー!!

あのツバをシュッてやる仕草、男役の定番になっているので形だけやってるように見えることもあるんですが、
形だけシュッてやるより本当にツバに軽く力が入ってる時の方がなんかカッコ良く見えるな~と思ってたんですよね~。

「何だったら形が気に入らなければ2回やったり左手を使って後ろも直すくらい本気で直してる方がカッコイイ」と、
ひかるちゃんはこの「ツバを直す仕草」の奥深さを学んだようでした。

下級生もさっそく実践してみたのですが、
緊張からかなぜかニヤニヤしながらやっている鷹翔さんがツボでした(笑)(//∀//)

 

そして留依さんからの質問は「男役の化粧で意識していること」。

「神々の土地」の新人公演で留依さんがひかるちゃんのラスプーチン役を演じた際、
1ミリ単位で「もっとこうした方がいい」とひかるちゃんが舞台化粧のアドバイスをくれたんだそうです。

一方の鷹翔さんはこれまで真風涼帆さんの役を演じることが多かったからか、
真風くんが教えているのをひかるちゃんも近くで見ていることが多かったそうなのですが、
「風色くんのは見たことが無いけど」とひかるちゃんが風色さんの話に移ろうとしたのと同時に「愛月さんのここが好きd……」と鷹翔さんの発言がかぶってしまい、
「はい、すいません(;・∀・)」と謝る恐縮した鷹翔さんn姿がまたツボでした(笑)。

ちなみにひかるちゃんのチークの入れ方が好きだと言いたかったそうです(//∀//)

ひかるちゃんは同期の芹香斗亜さんとともに出演した「プレシャス・スター」という番組で学んだシェーディングの入れ方を今でも活用しているそうなのですが、
この番組、ピエールがとあちゃんひかるちゃんにハマるきっかけになった番組なんですよね~(≧∀≦)

ひかるちゃんから見た下級生の魅力~

そして3日目のPart3では、
ひかるちゃんから見た下級生3人の魅力についてのお話に。

まず留依さんについては、
「宙組に配属されたときから、男役をやるということに恥ずかしさなどが何も無く、すごく楽しそうで熱い」という印象だったらしく。

一方で、熱が入り過ぎて周りが見えなくなってしまう部分もあると感じているようで、
熱い中でも周りも見られるようになるともっと面白くなると分析していました。

留依さんはちょうど新公を卒業したばかりですが、
「新公を卒業したこの1~2年をどう舞台に取り組むかで今後の道が確実に変わって来る」
とはっぱをかけるひかるちゃんがすごく男前に見えました(//∀//)

 

続いて鷹翔さんの魅力については、
「持って生まれたスタイルと、すごく男役に向いている声」を挙げていました。

そしてここ数公演の新公では真風くんの役を演じることが続いている鷹翔さんが、
真風くんについてすごく真面目に研究していることについても触れ。

「最近は『本役さんと変えなくちゃ』って考える子も多いけど、私はまず真似でもやってみればいいと思う」と持論を語るひかるちゃん。

「その役のことをそれだけ考えている(本役の)人がやってることなんだから、一回やってみた上で自分だったらどうするかとか、私だったらこうしたいなと考えることが自分の個性に繋がって来る」
とアドバイスしていました。

ひかるちゃんの話し方ってすごく優しそうですが優しいだけじゃなく、
優しい言葉の中にも下級生を叱咤する思いが込められているところにも、
本当に宝塚や男役というものを愛しているんだな~というのが伝わってくる気がします。

 

そして風色さんについては、
「宙組に入ってきたときから、下級生なのにちゃんと『男役をやろうとしている』というのをすごく感じて注目していた」というひかるちゃん。

特に風色さんのお芝居の感性がいいものを持っていると感じたらしく、
「お芝居は踊りにも歌にも伝わるから」と背中を押していました。

 

最後に「愛月さんにとって男役とは?」と聞かれたひかるちゃんは、
「研究し続けても終わりがないもの」と答えました。

「男役10年、10年経つと普通に立ってても男に見えるようになるって言うけど、ただ年数いりゃそう見えるものじゃないと私は思う」と、
少し厳しめの表情で語る姿がまたひかるちゃんの男役への愛と覚悟を感じた気がします。

ひかるちゃんに限らずですが、
こうやって男役道をとことん愛する男役さんたちが、
これからももっともっと活躍する姿を宝塚で見ていたいと、
ワタクシもファンとして心新たに身の引き締まるようなお話でございました( ̄^ ̄)ゞ

と、いうことで。

愛月ひかるという男役が好きだーーーーー!!(≧∀≦)(最近これで締めるのが好きなピエール)

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