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宝塚の「ポーの一族」は凄いらしい(新人公演の模様より)

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

昨日から書いているニコ茶のレポがまだ途中ではございますが、
本日はタカラヅカニュースで放送された花組「ポーの一族」の新人公演の模様をお伝えしたいと思います。

本役はトップスター明日海りおさんのエドガーを演じるのはこれが新公初主演となる100期生の聖乃あすかさん。

そしてトップ娘役・仙名彩世さんのシーラ役にはこれがWヒロインも含めると新公ヒロイン5回目となる、
新公学年の長の97期生の城妃美伶さん(しろきみちゃん)でございます。

余談ですがピエール、だいぶ前にこの原作漫画は購入済みなのですが、
なんやかんやとまだ途中までしか読めておらず(自分の読書の想像以上の遅さを痛感している)。

でもほら、あんまり早く読み過ぎても今度は実際の観劇までに忘れちゃうとかあるじゃないですか(言い訳)。

まだ観劇は先だから急がなくていいや~と思っていたら気付けば大劇場公演も残すところ10日、
そしてその後わずか10日で東京公演も始まるということに気付いたので、
いい加減そろそろ本腰を入れて読み始めなければと焦り始めているところでございます(;・∀・)

 

ということでまずは制作発表や初日映像などでもお馴染みの「極上の美~、永遠の命~」という歌で登場した聖乃エドガー。

「明日海りお率いる今の花組だからこそ舞台化できた」と言われるほどの公演なのでハードルも高かったと思いますが、
新公をご覧になった皆さんの評判もすごく良かったようですね!

ピエールはまだ本公演も未観劇なので断片的な情報しか無いのですが、
明日海エドガーが唯一無二の人外感でそこに存在しているという印象なのに対し、
聖乃エドガーは若さが生かされたリアルな少年の雰囲気もあってこれまたエドガー感が失われていないのがいいですね~。

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オハナちゃんも登場

そしてプロローグの後は過去を回想するような場面で語らう人々。

その中には!

 

オハナちゃんだよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!!o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

 

聖乃さんと同期の100期生、我らが華優希さんでございます!

本公演では重要キャストの一人であるメリーベルに抜擢されているオハナちゃん。

新公では華雅りりかさんのマルグリット・ヘッセンを演じておりますね。

何やら日記のようなものを読みながら、
「スコッティ村に暮らす老ハンナが拾った幼い捨て子の兄妹。……! それが、バンパネラとして生きる前のエドガーとメリーベル!」
とメリーベルについて語るオハナちゃん(⌒∇⌒)

「キングポーが、まだ年若いエドガーに血を分け与えたのは、バンパネラの滅亡を恐れてのことだったのね……」
とオハナちゃんが語る後ろでそのキングポーらしき老人たちが何やらやりとりを。

回想シーンと共にここでのオハナちゃんはストーリーテラー的な役割も担ってるということですかね??

ポーの一族ご一行様

続いて現れたポーの一族ご一行様!

綺城ひか理さん演じるポーツネル男爵(本役:瀬戸かずやさん)、
その夫人のシーラを演じるしろきみちゃん、
そして聖乃エドガーに、メリーベル役の舞空瞳さん。

そんなメリーベルの手を取って「冷たい……貧血気味のようです、あちらへ」と心配する亜蓮冬馬さん、
ということはこれが鳳月杏さんが本役のジャン・クリフォードですね。

さらにはエドガーと運命を共にするアラン・トワイライト(本役:柚香光さん)を演じる飛龍つかささんも登場!

「僕はまだパブリックスクールの学生です! 若すぎます!」と、
何やら許嫁を決められてしまったことに反発している様子。

今までの飛龍さんとは異なる役柄のイメージだったので配役が発表になったときは驚きもありましたが、
実際に見てみるとアランもすごい好演されているようではありませんか!

新しい一面も開花した公演になるかも知れませんね~。

 

そして聖乃エドガーとしろきみシーラの銀橋でのやりとり。

原作ではメリーベルの方がヒロイン的ポジションであることに当初は違和感を受けていた方もいらっしゃったようで。

しかし既に本公演をご覧になった方々の声によると、
これはシーラという難役をこなせる仙名さんの存在もあってこそ成り立っている作品でもあり、
なおかつシーラがちゃんとトップ娘役の演じる役として描かれているという感想も聞いたりしております。

ヒロイン経験も豊富なしろきみちゃんが新公でこのシーラを任されたのも、
それだけの難役だからこそと言うことなのかも知れませんね。

そしてちょっとふてくされているエドガーに対し、
「エドガー、我々一族は選ばれし者なのだ」と諫める綺城男爵。

本役の瀬戸さんが向こうに重なって見えるほどのダンディ感を醸し出しております(//∀//)

 

さらに、アランやメリーベルとエドガーとのやりとり。

アランやメリーベルをエドガーが徐々に「仲間」に引き入れていく様子が描かれている感じでしょうか。

エドガーがアランの首筋に口を近づけて躊躇し、
「僕はバンパネラ~」と自分が人間ではなくなってしまったことの苦悩を歌う場面では、
さっきまで男爵に反抗的な姿を見せていたのとは打って変わって切ない子どものような表情で胸が締め付けられるお芝居です。
(まだ観てないのでストーリーには想像も交えておりますがご了承くださいm(_ _)m)

 

そしてなんやかんやあってメリーベルとアランを引き合わせたエドガー。

メリーベルの顔を見たアランは「ロゼッティ……!!」と驚く様子。

ロゼッティ……誰だったかな……原作ちゃんと確認しとかないと(;・∀・)

それからまたいろいろあり、
エドガーがついにアランの首筋に牙を立てた場面で本編映像は終了となりました。

果たしてエドガーとアランの運命は……!?

終演後のご挨拶

そして終演後。

まずは今回の公演での退団が決まっている矢吹世奈さんが、
最後の新公で、長としてのご挨拶。

「漫画史上の傑作と言われるこの『ポーの一族』を新人公演でさせていただけること、ありがたく思っております。それと同時に、新人公演メンバーだけでこの作品の持つ神秘的な世界観を作り上げることの難しさや、それぞれの役の信念や葛藤、様々な思いをミュージカルで表現していく難しさを感じながらも、日々丁寧にお稽古してまいりました。今、新人公演の本番を終えてそれぞれに感じたこと、得たことがあると思います」と、
超話題作の新人公演に感じてプレッシャーと、それを無事にやり遂げた安堵感も滲ませながら話していました。

新公が終わり男役としてもこれからというときに退団なんて残念ですよね(>_<)

 

そして新公初主演の聖乃さんのご挨拶。

「たくさんの人に愛され続け、萩尾先生、小池先生の熱い思いが詰まったこの作品の世界観を新人公演メンバーだけで作り上げることの難しさ、そしてこの壮大な世界観の中でエドガーとして舞台上で生き抜くこと、未熟な私にとりまして、たくさんの課題がありました。そんなとき、周りの方が温かく手を差し伸べてくださり、この作品のテーマでもある『愛』を強く感じました」と、
達成感を感じさせながら話す聖乃さん。

初主演でこれだけの超話題作というのは相当なプレッシャーだったでしょうね~。

しかし緊張を感じさせつつも堂々としていて、これから大物になりそうな予感を感じさせる姿だったと思います!

そんな聖乃さんを後ろで見守るしろきみちゃん。

100期の聖乃さんと97期のしろきみちゃんという学年差と、
エドガーとシーラの関係性も重なり合ってすごく慈愛に満ちた表情に見えました。

 

ピエールは東京での観劇待ちですが、
原作ファンの方も原作未読の方も共に絶賛する声をたくさん聞いておりまして、
これは本当にすごい作品になっているに違いない!とさらにワクワクしてきております!

ピエールが観られるのは某貸切公演の一回限りですが、
これだけの超チケ難公演を何とか確保できていて良かった……( ;∀;)

新人公演と、残りの日程の大劇場公演も経て東京ではさらに洗練された舞台になってくると思いますし、
小池先生が本気で作り上げた「ポーの一族」の世界に触れるのを楽しみにしております!(≧∀≦)

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