観劇レビュー・感想

アルマン、もういい加減にして。(「THE SCARLET PIMPERNEL」感想その3)

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ということで本日は、星組新トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)の大劇場お披露目公演、
「THE SCARLET PIMPERNEL」の感想の完結編です。

長々とお付き合いいただきかたじけのうございますm(_ _)m

本日は既に書かせていただいた紅くんのパーシー、アイリーンのマルグリット、
そして七海ひろきさんのロベスピエール以外のキャストを中心に語らせていただきたいと思います。

 

まずはショーヴランを演じた「サッカー少年」こと礼真琴さん。

いや~、少年ヴラン、さすが圧巻の歌唱力!(≧∀≦)ノシ

何かもう、他の方々も公演ごとに進化しているとは言っても、
少年だけは異次元の歌唱力と言いますか(笑)(//∀//)

憧れの柚希礼音さんの当たり役となったショーヴランを演じられることは、
少年にとってすごく幸せであると共にそれだけプレッシャーも大きかったと思います。

何でもできて当たり前と見られてる少年に対しては、
周りの期待値も高くなってしまいそうですしね。

小池先生もプログラムの中で、
「童顔でまだ若い礼には重たい役だが」と、
このショーヴランという役が少年にとっても挑戦となることを書かれていました。

ちなみに柚希さんがショーヴランを演じたのがたしか研10のとき、
一方の少年は今年で研9と、
学年で言ったら決して柚希さんのときと大きく変わらない時期で挑むショーヴラン。

柚希さんは既にトップになり退団してしまっているので、
トップとして熟成された柚希さんが演じているショーヴランを頭に描いてしまい、
「少年には柚希さんのように男くさいショーヴランを演じるのは大変そうだな~」
と思ってしまっていた気もするんですが。

しかしこないだ実家にあった初演のDVDを見ていて気付いたんですが、
当時の柚希さんはまだトップ時代のような熟された男役にはなりきっておらず(当たり前ですが)。

「あれ?柚希さんのショーヴランって意外と初々しかったんだな~」というのが、
改めて久しぶりに初演版を観たときの率直な感想でした。

それに比べると、むしろ今回の少年のショーヴランの方が、
特に歌唱力とかの完成度は高かったのかも知れないなと。

もちろん、初演キャストとして一から役を作り上げた柚希さんと単純に比較はできないと思うんですけどね。

いずれにしても、今の時点でこれだけの実力を誇る少年は、
いざトップになったらどれだけの物になっているんだろうというのもつくづく末恐ろしくなりました。

でも個人的には少年に関してはやっぱり少年の持つ「少年性」がすごく好きなので、
大人の男くさい役をたくさんやるというよりは、
その少年性や若々しさが生かされる作品が観たいな~という気持ちもあります。

新公で演じたロミオとか似合うのは間違いないでしょうし、
個人的に少年にやって欲しいと思っているのが「1789」のロナンだったりします( ̄∀ ̄)

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アルマン、もういい加減にして。

続いてアイリーン演じるマルグリットの弟のアルマンを演じた瀬央ゆりあさん(せおっち)。

アルマンってね、お気付きの方も多いかと思いますが、
結構どうしようもないトラブルメーカーだと思うんですよ(笑)。

ピンパーネル団に新たなメンバーが加入する瞬間に、
隅っこで盗み聞きして無理やり仲間に入って。

パーシーから「我々のしていることは決してマルグリットにも話してはならない。これはマルグリットのためでもある」って言われて、
「分かりました!( ̄^ ̄)ゞ」って固く誓ったのに。

舌の根も乾かぬうちに恋人のマリーに話しちゃって( ̄∀ ̄;)

アルマン的にはアレですかね、
「マルグリットには話しちゃダメって言われたけどマリーには話しちゃダメとは言われなかったし」
的な言い分なのでしょうか(笑)。

挙句にショーヴランたちに捕まって、拷問されて、
パーシーたちは助けに行かなきゃいけなくなって。

当たり前なんですが初演のときから何回やってもアルマンがあっさりマリーに秘密を話しちゃうので、
「アルマン、もういい加減にしてよ~( ̄∀ ̄;)」と思いながら見てました(笑)。

トラブルメーカーだけど本人は至って誠実そうなキャラってところがアルマンってタチ悪いな~と(//∀//)

でも何かそうやって人を振り回しても何やかんや許してしまうところが、
せおっちの人懐っこそうな魅力とも合っていてすごいハマリ役だったと思います。

はぁ……せおっち、好きーー!!(≧∀≦)

 

それとその恋人マリーを演じた「アリッサ」こと有沙瞳さん。

この公演で星組デビューとなったアリッサちゃんですがこちらもすごくマリーがハマってました。

今までのマリーよりもしっかりした女性の雰囲気がより強く表現されていたように感じて、
「気の強い女性に惹かれるのは我々の共通の弱みだな」というパーシーの台詞の説得力も増していた気がします(笑)。

その分、今回不思議に感じたのが、
マリーがアルマンに惹かれたのって何故だったんだろうな~と。

今まではアルマンとマリーってパーシーとマルグリットよりも幼いカップルというイメージだったんですが、
アリッサちゃんのマリーを見て「ああ、マリーって結構大人のしっかりした女性なんだな」と思ったんです。

となると、普通ならマリーみたいなしっかりした女の人は、
アルマンみたいにどこか危なっかしい頼りない男なんて「子どもっぽいわ!」って言って相手にしてくれなさそうじゃないですか。

でも「あなたこそ我が家」の場面とか、ちゃんとラブラブなカップルで。

アルマンとマリーの馴れ初めというか、
お互いに惹かれ合ったポイントはどんなところだったんだろうと想像してみるのも面白いな~と思いました。

アルマンの方はたぶん、しっかり者のお姉さんのもとで育ったから、
マリーのようにしっかりした女性に惹かれるんだろうな~と。

一方のマリーは、こんなに自立している女性なのに、
よりによってアルマンのような困った君と恋に落ちた理由に興味が湧いてきました( ̄∀ ̄)

でももしかしたらしっかりした女性ほど頼りない男に引っかかるみたいなことなのかな~。

あとは顔かな?やっぱり顔なのかな?(//∀//)

紅パーシーを囲むピンパーネル団

そして紅くんのパーシーのもとに集ったピンパーネル団の面々。

ピエール、初演も霧矢大夢さん&蒼乃夕妃さんバージョンの再演もどちらも生で観劇することができたんですが、
実はピンパーネル団のメンバー全員の顔と名前が一致した状態で観たのは今回が初めてだったのです。

そのせいもあるかも知れませんが、
今回のピンパーネル団は今まで以上にパーシーのもとに一つになってる勢いを感じて。

特にデュハースト役の壱城あずささんとフォークス役の天寿光希さんは、
共に「紅5」のメンバーとして紅くんを昔から支えてきた盟友とも言える存在で。

最近では決して役付きが良いとは言えない状況だったお二人なので、
「デュハーストとフォークスに二人が選ばれるとは思ってなかったから嬉しい!」
みたいなツイートも見かけたんですけどね。

でも、今だから何とでも言えるんですが、
僕は配役が発表になる前からデュハーストとフォークスは壱城くんと天寿くんしかいない!と思ってましたよ(≧∀≦)

この二人はピンパーネル団の中でも以前からパーシーを支えていた人物で、
壱城くんと天寿くん以上にこの役にうってつけの人はいないと思っていたのです。

お二人がデュハーストとフォークスを演じたことで、
より一層ピンパーネル団の結束の固さを感じることができた気がします。

そして後からピンパーネル団に加わるメンバーたちを、
新公主演経験のある若手の方々が中心となって演じることで、
「新生星組」と「新生ピンパーネル団」の姿が重なって、
「これから新たなピンパーネル団の伝説が始まる!」というワクワク感も漂っていたと思います(≧∀≦)

 

一方で、ピンパーネル団について一つふと思ったことがあるんですが。

宝塚だから当然と言えば当然なんですが、
ピンパーネル団ってイケメンだらけなんですよね(笑)。

それぞれ細かい設定で性格とかに違いはあるものの、
パッと見の見た目はみんなシュッとしたイケメンという感じなので、
もしかして宝塚初観劇の人とかあまり星組生の面々を知らない人が見たら、
ピンパーネル団の一人一人の印象が薄くなってしまうかも知れないなと。

なので、1人はちょっとぽっちゃりしてたり3枚目なキャラにするとか、
パーシーよりも年上のおじさんとかがいたりしても、
一人一人のキャラが立って面白いかもな~と思ったりしました。

そうすれば、細かく見ていないと「One of them」になってしまいそうなピンパーネル団のメンバーの役も、
一人一人がもっとオイシイ役になるんじゃないかな~と。

でもそんな中でも今回のように一人一人のキャラクター設定の違いとかにも注目しながら観ると、
ピンパーネル団もそれぞれの個性が見えてきて面白いな~と思いました。

 

ということで、新生星組の「スカピン」、
他のキャストの方々も含めて本当に素敵なものを見せてくれた!という気持ちでいっぱいです!

6月にもう一回観られる予定なのですが、
きっとその頃にはさらに進化しているであろう姿を見るのも楽しみです(//∀//)

最後になりますが、紅くん、アイリーン、そして新生星組の皆さん、
お披露目おめでとうございます!(≧∀≦)ノシ

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