観劇レビュー・感想

慚愧に堪えないお兄様(星組中日劇場公演DVDの見どころをご紹介~「うたかたの恋」編~)

七咲ぴえるです!(⌒∇⌒)

 

栃木県出身です!

 

初対面の相手に「いぇ~い!」ってハイタッチしに行けるような人は誰とでもすぐ仲良くなれる人じゃなくて他人とのコミュニケーションの距離の取り方を知らないただのヤバい奴だと思います!(⌒∇⌒)

 

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

最近一人で「初舞台生特集」のパロディをするのがマイブームです。

ということで、先日ガスパール家が購入致しましたこちら。

紅リーーーーーーーーーーーーーーン!!!!(≧∀≦)

 

2月に行われました星組トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さん率いる中日劇場公演、
「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」のDVD!!

ガスパール家は栃木在住の母、都内A在住の姉、都内B在住のピエールと、
三人とも住んでる場所がバラバラのため、
とりあえず購入した日は出資率が一番高いピエール(50%)が引き取って帰ったんですけどね。

自分だけ観てるのは悪いので先日実家に猫帰省した際にちゃんと持って帰りまして、
しっかり栃木で上映会を行いました。

冷静に考えてすごいよね……還暦過ぎの母と、
三十路をとっくに過ぎた子ども二人が1本のDVDを観て盛り上がれる宝塚って……。

一方その頃、父は別の部屋でAKBグループの2012年の総選挙の動画を見てましたよ(⌒∇⌒)

で、当初はそのまま実家に置いて来てあげようと思っていたのですが、
観れば観るほど楽しくなってきて手放すのが惜しくなってきてしまったので、
いったん再びピエールが持って帰ってきてしまいました。

余談ですが友人の断捨裸零離くんが遊びに来た際、
「さすがに宝塚のDVDとかは買ったりはしないの?」と聞かれたときに目の前にあった「うたかた」のDVDを手近の本でそっと隠したら、
かぶせた本が「天河」のルサンクでした。

 

七咲ぴえるです!(⌒∇⌒)

 

栃木県出身です!(⌒∇⌒)

 

どっちみちです!(⌒∇⌒)

 

そんなわけで今回は、ピエール的にオススメする、
「うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA」のポイントをご紹介したいと思います。

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一番好きな衣装

まず最初はお芝居の「うたかたの恋」の方から。

この作品、皇太子ルドルフを演じる紅くんを始め、
男役陣が軍服祭りの作品ですよね。

きっと皆さん「どの衣装が一番好きか?」って話はたくさんされているかと思うんですが、
軍服の方の話はきっと皆さんあちこちでされているかと思いますので、
ここはピエールらしくアイリーンの演じるマリー・ヴェッツェラの衣装についてご紹介したいと思います。

それはどの衣装かと言いますと、
ルドルフとマリーがロシェックたちの手引きで初めて密会するときの黄色いお召し物でございます!

ピエール、姉に言われて気付いたんですけど、
輪っかのドレスとかよりももうちょっとシンプルな衣装の方が好きなんですよね。

輪っかのドレスってどんな人でも着てるとゴージャスに見えますが、
シンプルな服ほど着る人本来の可愛さとかが際立つじゃないですか。

なので自分のご贔屓の娘役さんほどあまりごちゃごちゃしてない衣装の方が好きなんです。

あとこの場面、部屋で待ってる紅ルドルフの方も黄色っぽい服を着てるんですよ。

これ見たときにピエール、
「え?二人で『今日は黄色い服で揃えよう』とか事前に打ち合わせしてたの??(⌒∇⌒)既にLINE交換してたの??(⌒∇⌒)」
とか考えて何かすごい楽しくなっちゃったのも好きなポイントの一つでございます。

「ちょっと外しなさい」

続いては我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきさん演じるジャン・サルヴァドル。

ルドルフとジャンが秘密の会話をするときに、
ジャンがいっしょにいた音波みのりさん演じるミリーに対して、

「ミリー、ちょっと外しなさい(`・ω・´)」

って言うんですよ。

ただこれだけの台詞なのにジャン・サルヴァドルひろきが超絶カッコ良くてですね。

もうこんなカッコ良く「ちょっと外しなさい」なんて言われたら誰だって外しちゃいますよね~(⌒∇⌒)

外せる限り全力で外しちゃいますよね~(⌒∇⌒)

肩でも顎でも外せるもんは全て外しちゃいますよね~(⌒∇⌒)

と言うくらいにカッコ良くて「ちょっと外しなさい」だけ何度もリピートできる名台詞でございます。

作詞にあの先生のお名前が

続きましては、DVDについていたブックレットを見ていて気付いたことなのですが。

この作品の脚本・演出は柴田侑宏先生。

最近の再演での演出は今回の中村暁先生のように他の先生が担当されていますが、
基本的に劇中の曲の歌詞を書かれているのも柴田先生ですよね。

しかし一曲だけ、夢妃杏瑠さん演じるマリンカが歌う「身も心も」という曲がありまして。

ピエールは知らなかったのですがどうやら原曲がある曲らしく、
何とこの劇中で歌われている日本語詞の作詞は「正塚晴彦」と書かれているではありませんか!

で、調べてみると「うたかたの恋」の初演、1983年麻実れいさんと遥くららさんバージョンのときは演出助手、
1993年の紫苑ゆうさん(大劇場では麻路さきさんが代役主演)と白城あやかさんによる再演では演出補として、
正塚先生がスタッフに名を連ねていたようなのです!

なのでもしかしてそのときにこの「身も心も」の歌詞は正塚先生が書かれたということなんですかね~??

柴田先生も正塚先生もすごくポエミーで素敵な歌詞を書かれる先生で大好きなので、
まったく違和感なく今まで聴いておりました。

手紙は本当にドイツ語で書かれている

そして「うたかた」のラスト。

ジャンがルドルフからの遺書を読み上げる場面です。

ジャンを演じるひろきのお兄様が手紙を見ながらルドルフの言葉を読み上げるのですが、
紙の後ろから透けて見える文字を見るとアルファベットが見えるので、どうやらこれドイツ語で書かれているようなのです。
(オーストリアってドイツ語で合ってます??)

まぁ、よく考えたら当たり前なんですけどね、
ピエール、昔からこういう手紙を読み上げる場面って、
台詞を書いておけばいいから楽でいいな~みたいに馬鹿みたいなこと考えていたのです。

でもジャンが持っている手紙には当然のごとくドイツ語の文字が!

ということはちゃんとルドルフの手紙の文面は台詞として覚えた上で、
目の前のドイツ語の文字を見ながら日本語を喋るという器用なことをしているということですよね!?

「手紙を読むシーンでも台詞が書かれているわけではない」というお芝居の基本を学んだ瞬間でございます。

慙愧に堪えないお兄様

そして同じこの最後の場面ですが、
今まで観たどのバージョンの「うたかた」のジャンよりも、
七海ジャンは涙を浮かべて悔しそうに語る姿が印象的なのですよね。

今までのジャンってどちらかと言うと意気消沈して感情を押し殺すように語っていた印象だったのに対して、
七海ジャンはルドルフたちを救えなかった自分の無力さを嘆いているかのように涙を滲ませていて。

特に「自分とマリーを同じ墓に葬って欲しい」というルドルフの願いを叶えられなかったことを、
「慙愧に堪えず、せめてもの償いに花嫁衣装でマリーを飾り……」と語るときの「慙愧に堪えず」の言い方が、
初日を観たときからすごく感情を爆発させているのが印象的でした。

七海くんって自分がその役の気持ちになりきって演じるタイプの方だと思うのですが、
こうやって同じ役を過去に演じた方々を踏襲するだけでなく自分自身の感情の動きを表現する七海流のお芝居が、
この一瞬に現れているような気がします。

 

で、この場面にはジャンの恋人のミリーも出て来る名場面なのですが。

手紙を読み上げるジャンに寄り添いながらミリーが、
天国へ旅立ったルドルフとマリーに語りかけるように言うのです。

 

「あなた方の永遠の愛を受け継ぐために、ジャンと私は、これからずっと幸せになりますわ……」

 

えっ?(・∀・)

 

って思うのピエールだけですかね(笑)?

いや、この台詞ね、宝塚ファンになったばかりの頃に初めて「うたかた」をビデオで観たときからちょっと不思議に思ってたんですよ。

だってね、文字通り命をかけて愛を貫いたルドルフとマリーが天に旅立って、
その遺書を読み上げてジャンとミリーが悲しみに暮れている場面じゃないですか。

いわば主役はルドルフとマリーなんですよ。

ジャンとミリーはとにかくルドルフとマリーのことを悲しんでいるはずなんですよ。

そこへ来てミリーの「ジャンと私は、これから幸せになりますわ」っていう台詞、
なんか人の死を前に自分たちの話にすり替えて雰囲気に浸ってる感じしちゃいませんか?(急に現実的なツッコミを入れるピエール)

「うたかたの恋」って本当に大好きな作品で、
ルドルフもマリーもジャンもミリーも大好きだからこそ、
昔からどうしてもこの台詞だけ蛇足感があって。

しかもそれが最後の最後の場面の台詞なので、
いつかこの台詞もうちょっとすんなり受け入れられるものに変わらないかな……とか思ってたり思ってなかったり。

ジャンとミリーにはもちろん幸せになって欲しいけれど、
それはルドルフとマリーの分もとかそういう話ではなくて、
ジャンとミリーとして幸せになって欲しいと思ってるわけで、
ルドルフとマリーの代わりとかではないのです。

今思いつきでパッと考えただけですが、
「たとえ時代に葬られても、あなたたちの愛は私たちが語り継いでゆきますわ」
とかそういう台詞にして欲しかったんですよね~(「うたかた」はジャンがルドルフたちのことを語っている物語でもあるので)。

 

まっ、でもあれですけどね。

 

七海ひろきさんと音波みのりさんにはそれぞれタカラジェンヌとしてこれからもっともっと幸せになってくれるはずと我々は信じていますけどね(⌒∇⌒)

 

ということで、当初はショーの話もまとめてするつもりだったのですが長くなってきているので、
「Bouquet de TAKARAZUKA」の見どころについてはまた後ほど書かせていただきたいと思います。

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