観劇レビュー・感想

最近の宝塚あれこれ。

アイリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!(≧∀≦)

 

あけましておめでとうございます。

七咲ぴえるでございます。

既に過ぎてしまいましたが先日10月30日は、
元星組トップ娘役の綺咲愛里さんの誕生祭でございましたーー!!!!

ピエールも世界で活躍するパティシエ、ピエール・ド・ガスパール氏(栃木県出身)にお願いし、
アイリーン誕生祭記念のスイーツでお祝いしました~!

 

可ーー愛ーー……(≧∀≦)

 

(ざわ……)

 

微妙……?

 

や、当初のイメージではもっとメルヘンな感じになるはずだったんですが、
なんかできあがってみたらちょっとグロテスクに見えなくもないというか何というかちょっとリアクションに困るというか……。

これね、よく見ると謎の茶色い物体はマイメロちゃんの型で作ったチョコレートなのですよ!

マイメロちゃんのチョコレートが売ってたらそれを買ったんですが残念ながら町中探しても見つけられなかったので、
100均でマイメロちゃんの型を見つけて自分でチョコレート溶かして流し込んで作ってみたのですが、
いかんせん「ふち」がキレイにできなかったのでよく見ないと何だか分からない物体になってしまいました……。

あと生クリームにイチゴジャムを混ぜてピンクのホイップクリームを作ってみたんですが、
生クリームの比率が多過ぎたせいか分かりにくい色になってしまった……。

でもね!?このハート型を作ったのは自信作なのですよ!

よく売ってるこのチーズ蒸しパンあるじゃないですか。

これを、

こうして、

こうして、

こうするとハート型になることに気付いてしまったのです!

このキレイなハートの形にするにはどの角度で切ったらいいかを見出すために、
当日までに3回くらいパン買って練習しました……。

ということで結論!

 

パティシエさんってすごい。

 

そんなこんなの今日この頃ですが、最近は宝塚の公式サイトを開くこともめっきり少なくなってしまい。

まぁこれはコロナと関係なく、去年いろんな贔屓の方々が退団されてしまった反動も大きいのですが。

すっかり最近の宝塚の話題に疎くなってしまってる上に、
どの話題が今ホットなのかも付いて行けなくなってるのですが何となく遡ってみたいなと思います。

かなり出遅れているので「今さらその話題?」っていう話が主になると思われますがご了承ください。

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星蘭ひとみさん退団発表

まず、ここ最近のニュースでもっとも宝塚ファンをざわつかせた話題の一つが、
星組から専科に異動された星蘭ひとみさんの退団発表だと思います。

この学年で専科に異動したというだけでも衝撃でしたし、
しかも舞台には出演せず映像のお仕事を中心にするという発表で、
いろいろな思いで受け止めていた人が多かったのではないかなと。

「テレビでひとみちゃんが見られる!」と好意的に受け止める人もいれば、
「もう舞台では見られないの……?」と残念がる人もいたかと思いますが、
僕は古い人間なので後者のリアクションだった気がします。

ドラマや映画のお仕事なら退団してからもできるのだから、
在団中、しかもこの若さで「映像専科」なんてする必要があるのか?と思っていました。

そして初のドラマ出演、と思ったら突然の退団発表。

え?

もう退団しちゃうの?

だったらこの短期間の「専科」って何だったの?

という思いが正直なところでした。

でも、きっとそれもこれもコロナ禍の影響でいろいろと当初の予定が変わってしまったんだろうなと思うようにしています(納得はしていない)。

赤坂ACTシアター公演「ダル・レークの恋」

当初は全国ツアー公演として行われる予定だったと記憶しているのですが、
月城かなとさん主演の「ダル・レークの恋」は赤坂ACTシアターで上演されるのですね!

たしか赤坂ACTシアターってハリーポッターか何かの専用劇場になるって発表になってましたよね?

宙組の「FLYING SAPA」で最後に行けるはずだったのですがスケジュール変更で会場も変わってしまい公演自体も観れなかったので、
もう赤坂ACTシアターには行けないんだな~と思っていたのです。

「ダル・レーク」は瀬奈じゅんさんバージョンを観に行ったはずなのですが、
当時は一番バリバリ仕事が忙しくて忙しい自分に酔いしれていた若かりし頃で、
たしかこの観劇の日も前日に深夜まで仕事していたせいで寝不足で寝てしまった記憶があります……。

なのでどんな話かよく覚えていないのですが結構好きな雰囲気だった気がするので、
赤坂ACTシアターにお別れを告げる意味でも観に行きたいな~。

海乃美月さんがヒロインというのも嬉しいですね。

すごい記憶が曖昧なのですが二番手か三番手の方がパレードで、
「それはそれとしてこれはこれ~」みたいな陽気な歌を歌うのはダルレークでしたっけ……?(ものすごいうろ覚え)

雪組公演「fff」ポスター公開

続きまして、退団が発表されている雪組トップコンビ、
望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さんの退団公演「fff-フォルティッシッシモ-/シルクロード」のポスターが公開されておりました。

だいもんが宝塚生活で最後に演じるのはおそらく知らない人は誰もいないであろう、
世界史上もっとも有名な音楽家の一人、ベートーヴェン。

次期トップ就任が発表されている彩風咲奈さんはこれまた知らない人はいないフランス皇帝ナポレオン。

で、気になったのが真彩さんの役名。

 

「謎の女」。

 

いやー、何と言いますか、
退団公演ということは最後の役なのだから、
ちゃんと名前のある役が良かったなーというか……。

や、たぶん実際は劇中で名前が明かされるんだと思うんですけどね。

だって想像するに、これが架空の人物とかであれば名前を隠す必要もないじゃないですか。

例えば何でもいいんですけど仮に「エミリア」っていう架空の人物だとしたら、
別に役名を「エミリア」として発表してても何の支障もないはずですし。

ということは逆に言うと、きっと真彩さんは名前を言ってしまったら分かる人には正体が分かってしまう誰かしら実在の女性、
あるいはベートーヴェンにまつわる有名な逸話に登場するような女性なんだろうなと……。

それがきっと劇中で明らかになるのではないかと読んでおります( ̄∀ ̄)

「はいからさんが通る」観劇

無事に東京公演が始まった花組公演「はいからさんが通る」。

ピエール、初日の翌日に観劇してまいりました。

柚香光さんと華優希さん(オハナちゃん)コンビのお披露目公演ですね。

もはや感想ってどうやって書いてたんだっけ……?ってくらい何も書けない脳になってしまったのですが、
何より感じたのはオハナちゃんの紅緒さんが初演の青年館で観たときよりもグッと頼もしくなっていたこと!

あのときは突然の新公初ヒロインに続いての大抜擢の別箱初ヒロインでしたが、
当時も可愛かったけど今回はさらに可愛く頼もしくなっていました!

ポスターの紅緒さんのビジュアルも青年館のときより可愛くなったな~と思ってたんですよね~。

何が変わったのかな~、髪形?

青年館よりもずっと大きな舞台で、あれからいろんな経験と時間を経て、
オハナちゃんの歩んできた道を感じられる紅緒さんの姿でした。

パレードで竹刀持って降りて来るヒロインというのも初めてかも知れませんね(笑)。

 

あともう一つ。

実は青年館で観たときに(偉そうながら)ちょっと納得いってなかった場面があったのですよ。

どこかと言うと最後に少尉と紅緒さんがキスするシーンで、
少尉が紅緒さんの腕をつかんでグッて引き寄せてたんです。

僕は「はいからさん」は直前に漫画を一気読みしただけのにわかだったので当時は何も言わずにいたのですが、
「伊集院少尉があんな強引な腕の引き方するかな……」ってちょっとしっくりこなかったんですよね。

少尉ってすごく受け身の人物というか、自分からあれこれ行動するというよりも、
周りの人たちの様子を見たり世の中の情勢に合わせるタイプという印象で、
良く言えば紳士、悪く言えば優柔不断というか、なんかそんなイメージだったんです。

その少尉が、今どきの少女漫画の真似事みたいな「腕グイ」するのがちょっと違和感があって。

でも、今回の大劇場版でもその場面をどうしても気にして観ていたのですが、
少尉はその「腕グイ」をせずにそっと紅緒さんを抱き寄せるようにキスしたんです。

「あ!そう!少尉はこっちだと思う!」とすごくしっくり来たというか、
これも柚香少尉が初演のときよりも深まったのかな~と感じた場面でした。

観劇マナーを守ることは宝塚を守ること

そんな何ヶ月越しかの「はいからさん」でしたが、
ちょっとどうしても残念だったことがありました。

Twitterで他の皆さんもおっしゃってますが、
劇場内のロビーとかが結構賑やかになっているのを感じました。

たしか数ヶ月の中止期間を経て大劇場公演が再開された初日、
「空調の音が聞こえるほど静まり返ってた」と聞いた記憶があります。

それだけようやく再開した宝塚を守りたいというファンの皆さんの緊張感も高かったのでしょう。

そのときから、劇場のガイドラインは決して大きく緩んではいないはずだと思います。

「劇場内での会話は極力お控えください」と貼り紙もされていましたし、
何度もアナウンスも流れていました。

けれど実際は、残念ながらそれなりの人たちが普通に喋っているように感じました。

中にはマスクを外して何かを食べながら話している人も。

 

ロビーの飲食が禁止されているわけではないですし、
公演デザートとかも売ってるので飲食自体が悪いとは思いません。

会話もどうしても避けられないときもあるかも知れませんし。

が、「それ、どうしても今食べる必要ある?」と思ってしまう光景もありました。

前回の星組公演のときも含めて、僕は再開してから劇場で一度もマスクを外してもいないし一言も発していません。

なぜならそもそも一人で観劇だったから話す相手がいなかったからです(笑)。

というのもありますが、友の会では1枚ずつしかチケット申し込めませんでしたし、
誰かといっしょだとついつい話したくなってしまいそうだから敢えて一人で行く事にしたというのもありました。

普段なら開演前にロビーでおにぎりを食べてたりしましたが、
今は入場前に食事は済ませてから入るようにしています。

幕間に自販機でコーヒー買って飲むのがささやかな楽しみだったのですがそれも今は我慢しています。

販売している以上は買ってくれる人がいないと売上も落ちてしまうという面もあるかも知れません。
(例えば映画館にポップコーンを納入している業者さんが危機に瀕しているというニュースも見ました)

でも今はそれ以上にリスクになりそうな行動を宝塚に関しては自分は避けたいという気持ちの方が大きいです。

中には遠くから観劇に来て、劇場周辺のお店の情報も無くて、
とりあえずコンビニでパンを買ってロビーで食べるしかなかった、といった人もいると思うので、
場内で飲食してることがすべて悪とは思いません。

けれどパンを食べてマスク外してるタイミングでそれなりのボリュームで喋っているような人たちを、
神経をすり減らしてどうにか再開にこぎ着けて、
再開した今も毎日張りつめた精神で運営してくれているスタッフの皆さんはどんな気持ちで見ているのだろう、とか、
未だ劇場に来られない遠方の方々や、仕事柄観劇を控えながらも一番負担を強いられている医療従事者の方々はどう思うだろう、
とか考えると何だかやりきれない思いがしました。

終演後は混雑を避けるために整理退場をしますと再三案内されているのに、
幕が下りたとたんに我先にと席を立つ人もいましたし。

「宝塚ファンはみんなマナーが良い」というのは幻想なんですかねぇ……。

もしかしたら、今はチケットがすぐ完売しない影響で、
「宝塚見てみたかったけど今までチケット買えなかったからこれを機に行ってみようかな~」
という感じで初めて劇場に来て「自分は別に宝塚ファンじゃないから感染者出ても関係ありませ~ん」くらいの感覚の人たちもいるのかも知れませんが。

どうかもう2度と「宝塚の劇場で感染者。PCR検査で新たな陽性者判明」なんて見出しを見なくて済むように、
まだまだ緊張感をもって宝塚を守れるファンでありたいと思っています。

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