紅ゆずるを照らす星(「GOD OF STARS-食聖-」感想その3)
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
ということで本日も星組トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)コンビの退団公演、
「GOD OF STARS-食聖-」の感想を書かせていただきたいと思います。
昨日の記事で、「殿堂」に展示されている紅くんとアイリーンが始球式で着用されたユニフォームをご紹介したのですが。
そしたら昨日の記事に、
「見づらい場所にサインが入ってるから見逃さないようにお伝えしてはいかがでしょうか?」というコメントを頂きまして。
そうでしたそうでした!
あやうく僕も見逃すところだったのですよ!
ということでご紹介させていただきます(⌒∇⌒)
サイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!(≧∀≦)
分かりにくいかと思いますが、
正面から向かって左側から回り込むように見ると、
どちらのユニフォームもこのように脇腹部分にサインが入っているのが確認できます(⌒∇⌒)
ピエールも最初これに気付かなかったのですが、
ぴ「はぅああぁあぁぁぁっっ!!!!( ;∀;)」
って急に気付いて写真撮りに行ったもんだから、
それを見ていた友達が「何が起きたのかと思った( ̄∀ ̄;)」と驚いておりました(笑)。
皆様どうぞお見逃しなく(⌒∇⌒)
アイリーンの「ハッ!(⌒∇⌒)」
そんな感じで今回もネタバレありで書いてしまいますので、
まだ観劇前の方はご注意くださいませm(_ _)m
前回の記事でも触れたヒャダインさん作曲の主題歌「GOD OF STARS」をプロローグで歌うとき、
端々に「ハッ!」ってカンフーポーズ決めるような合いの手があるんですけどね。
そのときのアイリーンがとにかく可愛いからよく見てーーーー!!!!(≧∀≦)
ピエール、アイリーンが「ハッ!(⌒∇⌒)」ってポーズ決めながら紅くんに笑顔を向ける姿を見て、
ただそれだけで涙が込み上げてきて(´;ω;`)
なんででしょう、全然泣く場面じゃないはずなのに( ;∀;)
お二人のトップ就任が発表された頃、
決して祝福する声ばかりではなかったと思います。
プレお披露目を観に行ったときも、
僕個人としてはただただ幸せな気持ちだったけれど、
まだお二人、特にアイリーンにはどこか不安そうな表情も感じて。
さらに遡ると、トップ就任前に紅くんとアイリーンがコンビを組んだ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。
何度か書いたことある気がするのですが、
あの千秋楽の挨拶のときにお稽古が本当に大変だったという話を紅くんがしていた中で、
「な?あーちゃん、な?最初全然できなくて大変やったんな~?」と隣のアイリーンに話を振ったとき、
アイリーンはまるでそれまで込み上げる涙を堪えるように少しうつむきながら何度も頷いて。
(ちなみにこのときひろきのお兄様から借りたハンラティさんのメガネをしていた気がする)
それまでも可愛い娘役さんだな~と思って好きだったのですが、
「あ、この人は現代っ子っぽくて淡々としているタイプかと思ったけど、実際はすごく必死に重圧と戦ってたんだな」と感じて、
それがますますアイリーンのファンになった瞬間だったのです。
当時のことを思い出すと、
あのときあんなに不安そうだったアイリーンが、
こんなに楽しそうな顔で退団公演を迎えているなんて、と思うと。
(´;ω;`)
(ピエールさんの涙が引っ込むまでしばしご歓談ください)(あとお願いだからどうかキャッチミーの映像化を……)
とにかく可愛いアイリーン
寝ても覚めても可愛いアイリーンではありますが、
今回演じているアイリーン(役名の方)は宝塚ではなかなか見たことないタイプのヒロインでして。
冒頭、アイリーンは食聖コンテストに乱入してホンと立ち回りを繰り広げるのですが、
まだご覧になっていない方、アイリーンの武器は何だと思います?
まず、ポスターを思い出してください。
ポスターのアイリーンは、
小籠包の蒸し器みたいなものを構えてますよね(そういえばもしかしてアレ餃子だったのかな?)。
そして、先週放送された稽古場の模様。
アイリーンは、両手に何か手のひらサイズくらいのものを持って戦う姿が映っていました。
ピエール、これを見たときに、
「あ、きっとここで小籠包で戦うんだな」と思ったんです。
しかしいざ初日の幕が上がってみるとアイリーンが手に持っていたのは、
サンダル。
田舎のギャルが履いてそうな派手なサンダルを両の手に装着し、
さらにはそのサンダルで白刃取りを決めるトップ娘役(笑)。
ここまで振り切ったお芝居が本気でできるようになったのも、
アイリーンの辿って来た足跡を見せてくれたような気がしました(サンダルだけに)。
今日から君もYuri推し
ピエールの推してる次世代星娘と言えば誰でしょう??
そうです。
ミズノユリーーーーーーーーーーーーーーン!!!!(≧∀≦)
こと、水乃ゆりさんでございます(⌒∇⌒)
前回の「エルベ」では七海ひろきのお兄様演じるトビアスと恋に落ちるベティを演じていた水乃ちゃん。
あの役は今までで一番の大役にしてハマり役でしたよね~(*´ω`*)
そんなミズノユリーンが今回演じているのは、
アイドルグループ「エクリプス」のメンバー、Yuriでございます。
エクリプスは小桜ほのかさん演じるAI、桜庭舞さん演じるCherry、星蘭ひとみさん演じるSeala、
そして後に舞空瞳さん演じるクリスティーナ・チャンも合流して5人組になるのですが。
ここ、もしかしたら認識違いしてるかも知れないのですが、
クリスティーナはエクリプスのメンバーになったわけじゃなくて、
クリスティーナwithエクリプスみたいな感じなのかな?
いずれにせよ、ピエールさんはもちろんエクリプスではYuri推しなわけですが、
これからご観劇される、あまり水乃ちゃんをまだ認識したことが無い方のためにお伝えしますと、
エクリプスの中で髪の毛や衣装にワンポイントで黄色が入ってる子がYuriでございます!
ベティほど台詞がたくさんあって分かりやすい役ではありませんが、
今回のYuriもとても可愛いのでどうぞご注目くださいませ(*´ω`*)
エクリプスとパラダイス・プリンス
ところでこの作品には男性側にもパラダイス・プリンスという「ご当地アイドルグループ」が登場しまして、
そちらのメンバーは瀬央ゆりあさん演じるニコラス、天華えまさん演じるP-heaven、
天希ほまれさん演じるHOPE、極美慎さん演じるシン、天飛華音さん演じるCanonの5人組なんですけどね。
エクリプスもパラダイス・プリンスも5人組と来たら、
もうこれスキャンダルになる予感しかしないですよね。
キレイに5カップルできてしまうんじゃないかって気がするじゃないですか。
で、そんな予感をもとにYuriちゃんの動きを目で追っていましたら、やっぱりですよ。
こら!シン!(えなりかずきじゃないよ)
途中から案の定、極美くん演じるシンとイチャつき始めてたじゃありませんか!
どうしても水乃ちゃんばっかり追ってしまって、
他のメンバーがどうしてるか分からないんですけど、
これ絶対みんな誰かとくっついてますよね( ̄∀ ̄)
でも一つ問題がありましてね、
舞空さん演じるクリスティーナは、礼真琴さん演じるリー・ロンロンの憧れの存在なのですよ。
しかしクリスティーナがリーとくっついてしまったら、
パラダイス・プリンスは一人あぶれる男が出てきてしまいます。
ニコラス可哀想!(キャラ的にせおっちがあぶれる前提(偏見))
と思っていたら、Twitterで「ニコラスとタン・ヤンがくっついたってことでいいのかな?」と言った情報を見かけまして。
タン・ヤンというのは有沙瞳さんが演じている、
パラダイス・プリンスのマネージャーの女性でございますね。
ピエールはアイリーンたちを目で追うのに必死でそこまでまだ分からなかったのですが、
これからご観劇の方はどうかこの2人が本当にくっついているのかもご確認くださいませ(⌒∇⌒)
Shining Stars
この作品、これまでの紅くんとアイリーンの作品のオマージュのようなシーンが、
そこかしこに散りばめられています。
それができるのもコメディならではですし、
節目節目で紅くんに関わって来た小柳奈穂子先生なればこそだと。
ちなみにピエールが思い出してもじわじわ来るツボの一つが、
おそらく「スカピン」のパーシーに扮したような姿のホンが登場するシーンがあるのですが、
パーシーのいろんな場面の中からそれ選ぶかっていう(笑)。
そして紅リーンと小柳先生と言えばいろんな作品がありますが、
ピエールがお二人の歌った曲の中でも一番好きな曲と以前から言っていたのが、
「オーム・シャンティ・オーム」の「My Shining Star」。
この「食聖」の中にも、ホンとアイリーンが歌う、
「Shining Star」というフレーズの出て来る曲があるのです。
プログラムに歌詞は載ってないので細かい歌詞は思い出せないのですが、
この退団公演でも、自分の大好きだったあの曲のオマージュのような場面が観られたことが嬉しくて、
2年半前のあのプレお披露目の初日にこの曲を聴いたときのことを思い出させてくれました。
「ルパン三世」の「リベルテ」とかも大好きだったのですが、
小柳先生はこういう、それまで別々の世界を生きていた二人の道が重なるような場面を、
すごく素敵な曲とともに作ってくれるなーと思います。
それからこれ、記憶違いだったら申し訳ないのですが。
「オシャンティ」の「My Shining Star」は紅くん演じるオームから歌い始めていたんですけど、
「食聖」の「Shinging Star(タイトル分からないので仮題)」の歌い出しはアイリーンからだったような(違ってたらごめんなさい)。
お披露目の頃はただひたすら紅くんに付いて行く側だったアイリーンが、
今は立派に紅くんの隣を歩いて、時には自ら道を選んで行くくらいに成長した姿に重なるような気がして、
この対になった二曲だけでもお二人の歩いてきた道のりを感じることができた気がします。
僕はアイリーンの高すぎない歌声が本当に大好きなのですが、
その落ち着いた歌声には相手役の紅くん演じる主人公が道に迷ったときも包み込んでくれるような力があるように感じていて。
アイリーンにとって紅くんが行き先を導く星のような存在だっただけでなく、
きっと紅くんにとってもアイリーンは足元を照らしてくれる星のような存在だったのではないかと思います。
観ているときはもっといろいろな思いが込み上げてきていたはずなのですが、
終わってしまうと胸がいっぱいで具体的なことが思い出せなくなってしまい……。
でもとにかく、早くまた観たい!と思える、
紅くんとアイリーンにピッタリの明るく楽しい作品でした!
けれど楽しいだけではなくて、そこかしこに隠された紅くんとアイリーンの卒業を思わせる台詞や演出もあって。
いわゆるサヨナラ公演と聞いてイメージするようなサヨナラ感は無いかも知れませんが、
楽しい中にも紅くんの卒業を惜しむ気持ちがさり気ないスパイスのように添えられた、
そんな作品だった気がします。
僕が次に観られるのはまだ先ですが、
そのときまでにさらに深化しているであろう「GOD OF STARS」も楽しみにしております!
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