宝塚の雑記

それは予習と言えるのかどうか……(「阿弖流為」配役発表)

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

そんなこんなで、本日は星組ドラマシティ公演「阿弖流為-ATERUI-」の集合日ということで、
その他の配役が発表になりました!

ピエール、配役発表の直前にほんのりネットで予習をしておりまして。

原作を読んだわけではないのでどこまでが今回の公演の設定と一致するのか分かりませんが、
ネタバレっぽい内容も含まれているかと思いますので、
観劇予定だけど原作は読まず何も知らない状態で観に行きたい!という方は、
どうぞ以下を読むかどうかは自己責任にてお願い致しますm(_ _)m

どちらかというと、観には行けないけど阿弖流為ってどんな人なのか知りたい、
という方に読んでいただく感じの内容かも知れません。

まぁ、歴史ものの史実とかって知ってる人はもともと知ってる内容でしょうし、
ネタバレと言うのかどうか難しいところなんですけどね(^^;)

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「阿弖流為」配役発表

とりあえず今回もこの辺がメインキャストかなと思われるところを表にしてみたいなと。

配役 出演者
阿弖流為 礼真琴
佳奈 有沙瞳
坂上田村麻呂 瀬央ゆりあ
 桓武天皇 万里柚美
 伊治公鮮麻呂 壱城あずさ
坂上全子 音波みのり
紀広純 輝咲玲央
紀古佐美 夏樹れい
母礼 綾凰華
 飛良手 天華えま
菟穂名 天彩峰里

まず主人公の阿弖流為が「サッカー少年」こと礼真琴さん、
その阿弖流為の盟友の妹の佳奈が「アリッサ」こと有沙瞳さん、
そして阿弖流為の前に立ちはだかる征夷大将軍・坂上田村麻呂が瀬央ゆりあさん(せおっち)というところまでは、
既にだいぶ前に発表されていたかと思います。

そういえばアリッサちゃんって雪組時代にヒロインを務めた「銀二貫」では「真帆」という役を演じていましたが、
真帆といい今回の佳奈といい、
現代の女の子にも普通にいそうな名前のヒロインを演じる機会が多いですね(//∀//)

 

で、ピエールこの阿弖流為に関わる人物たち、先述の通りほんのり予習してみたのですよ( ̄∀ ̄)

でもね、実は今回の公演は諸事情により観に行くのは断念しようかなと思っておりまして……。

諸事情が何かというのは近日中に発表したいと思います(どうでもいい)。

観に行けない公演の背景を予習してどうするんだろうってちょっと虚しくなってきたんですけどね( ;∀;)

 

とにもかくにも、配役発表の直前にWikiとかで阿弖流為についてちょっと調べていたのですよ。

するとどうでしょう?

発表された配役の中に予習で学んだ名前がちらほらあるじゃないですか!

まず桓武天皇は組長の万里柚美さん。

いや、さすがに桓武天皇の名前くらいは知っておりましたよ!

でもね、桓武天皇って男性ですよね!?

こういう帝っぽい役ってベテランの男役さんが演じるのが定番なので、
万里さんが天皇役と聞いて思わず「桓武天皇 女」ってググってしまいましたが、
やっぱり桓武天皇は男性のようで。

いったい万里さんはどんな役作りで挑むのでしょう!?(//∀//)

 

他にピエールが知っていた名前を挙げますと、
まずは壱城あずささん演じる伊治公鮮麻呂(これはる・の・きみ・あざまろ)という人物。

ピエールが調べた中では「鮮(あざ)」は「呰」って字で書かれていたんですがたぶん同一人物ですよね??

桓武天皇時代の朝廷が東北地方を支配下に置こうとしていた際、
朝廷は東北に住む「蝦夷(えみし)」と呼ばれる人々の中の親政府派の人たちを取り込もうとしていたそうで。

そんな中、親政府派の蝦夷である壱城くんは反政府派の蝦夷たちの討伐に貢献したことを評価され、
朝廷からも冠位を与えられたりして重用されるようになったんだとか。

しかしながら朝廷の中には、そんな壱城くんのことをよく思わない人たちもいて(よくある話)。

嫌な扱い受けてだんだん朝廷に対して不満を抱くようになった壱城くんは、
780年に朝廷の高官たちが伊治城を訪れた際に彼らを殺害して反乱を起こしたそうで。

そのときに殺害された高官の一人が、輝咲玲央さん演じる紀広純(き・の・ひろずみ)のようです。

で、蒼舞咲歩さん演じるこれまた高官の大伴真綱(おおとも・の・まつな)という人物が、
命からがら多賀城というところに逃げ込んだらしいのですが、
それでもまだ追いかけてくる蝦夷軍。

蒼舞さんたちが多賀城からも逃走したのち、
城の中の物を奪った挙句にに城に火をつけて去って行ったそうです。

ちなみに壱城くん演じる伊治公鮮麻呂に関してはこれを最後に記録が途絶えているらしく、
そもそもこの多賀城を焼き払ったのも壱城くんの指揮においてなのか、
はたまた蝦夷の中の別の人たちが勝手にやったのかもよく分かってないみたいです。

夏樹れいさん大敗

で、この「伊治公鮮麻呂の乱」で勃発した朝廷vs蝦夷の戦いは、
何とその後30年にも渡って続いて行ったそうで。

30年って言ったらアレですよ?

赤ちゃんがおっさんになっちゃいますよ!?(゚∇゚;)

そんな中、789年に朝廷から征夷大将軍としてまず派遣されたのが、
夏樹れいさん演じる紀古佐美(き・の・こさみ)という人物。

これを迎え撃った蝦夷側の人物は誰か?

そう!

ここで阿弖流為の登場です!

総勢10,000人もの大軍を率いて夏樹さんが蝦夷討伐にやってくるなか、
それを迎え撃った阿弖流為の率いる蝦夷軍の人数は何と!

 

1,000人。

 

たった10分の1しかいない!

ピンチ!

阿弖流為ピンチ!

しかし何と阿弖流為、いわゆる「地の利」を生かし、
たった1,000人の兵で10,000の朝廷軍を挟み撃ちにして襲撃!

上手いこと北上川という川まで朝廷軍を誘い出し、
川と1,000の兵士で10倍の朝廷軍を囲い込んだ阿弖流為たちは、
何とこの戦いに大勝利を収めるのです!

10倍の兵を擁しながら大敗しちゃった夏樹さんの面目丸つぶれ!(゚∇゚;)

満を持してせおっち登場

夏樹さんの大敗のあとに蝦夷討伐の命を受けたのは誰か?

10,000の兵でも勝てなかった相手を倒すには相当な猛者でないと、と選ばれたのは!?

そう!

坂上田村麻呂こと、本日が誕生日のせおっちでございます!(≧∀≦)ノシ

坂上田村麻呂、何か名前がすごい長いのと「征夷大将軍」の代表格としてのイメージが強いせいか、
とにかく腕っぷしが強いっていう印象があったのですが、
実はすごく知略にも長けた人物だったそうで。

阿弖流為の強さを知って真正面から戦うのは得策ではないと考えたせおっち、
蝦夷たちに対してもまずは最先端の知識や技術とかを教えてあげることで信頼を得て、
「あれ?敵だけどせおっちイイ奴じゃね??」と蝦夷たちも好意的に受け止めるようになったのだとか。

そしてある程度蝦夷たちとの関係を築いたせおっちが次に打った手は。

阿弖流為たちの本拠地である「胆沢」にお城を作り始めます。

「え?何で?」って思ったのですが、
どうやら阿弖流為の目の前にでっかいお城を作って見せることで、
「あんな大きな城を簡単に作りやがって……(´・ω・`)」って感じで阿弖流為たちの戦意を削ごうとしていたようです。

敵であるはずの朝廷軍の将軍であるせおっちに、
何故か少しずつ心を開いていってしまう仲間たちの様子も見て、
阿弖流為はもうこの男と闘うのは無理だ……と感じるようになってしまったのか。

直接的、決定的な理由は何だったのかよく分かってないようなのですが、
いずれにしても阿弖流為は500人の兵を率いてせおっちの前に降伏を宣言したそうです。

ちなみにこのときにいっしょに降伏したのが、
阿弖流為の盟友であった母礼(モレ)という人物。

今回は何と綾凰華さんが大抜擢です!

アリッサちゃん演じるヒロインの佳奈はこのモレの妹のようですね。

で、阿弖流為と綾凰華さんを連れて都へ帰ったせおっち田村麻呂。

「敵の首とったどーー!!ヾ(* ̄∀ ̄*)ノ」ってやるのかと思いきや、
何とせおっちは阿弖流為たちの命乞いをしたんだとか。

阿弖流為の強さを誰よりも認めていたせおっち。

蝦夷たちからも絶大な人気のある阿弖流為にこそ、
東北地方の統治をさせるべきだと進言したそうです。

「あの、この子、うちの期の首席で、すごい何でもできて優秀なんですよ、同期からの信頼も厚いし。だから、ここで処分するのはもったいないから、これからも東北銘菓の萩の月の販売はこの子に任せたらいいと思うんですよね(´・ω・`)」
みたいな感じかも知れません。

はてしてせおっちの願いは朝廷に聞き入れられるのか!?

何だかこの辺で少年とせおっちの男の友情的なものも見られそうな気がしますよね(//∀//)

 

余談ですがこの朝廷vs蝦夷の30年の戦いの口火を切った伊治公鮮麻呂(壱城くん)、
最初の反乱の後に記録から名前が消えたと書きましたが、
生き延びた壱城くんが名前を変えて阿弖流為として戦った、という説もあったりするんだとか。

でも、もし壱城くんと阿弖流為が同一人物だったら、
せおっちの手で都に連行されたときに「あ!あいつ阿弖流為とか言ってるけど壱城じゃん!」みたいにバレるはずなので、
実際はおそらくこの説は間違いと考えられているみたいです。

余計にややこしくなった気もします。

ということで、登場人物たちの名前がややこしいので、
分かりやすく阿弖流為以外は出演者のお名前で書いてみたのですが、
余計にややこしくなったような気もします(笑)。

ちなみにピエールが予習した範囲では知らなかった名前ですが、
音波みのりさん(ミノリーン)演じる坂上全子(「さかがみぜんこ」じゃなくて「さかのうえ・の・またこ」)は、
何とせおっち演じる坂上田村麻呂の妹!

姉じゃなくて妹!

91期のミノリーンは95期のせおっちよりも上級生ですが、
大人っぽい女性から若々しい女の子まで幅広く演じられそうなミノリーンなので、
今回は可愛いミノリーン全開の役を見せてくれるかも知れません(//∀//)

あとはアリッサちゃんや綾さんと同期、
天華えまさんの「飛良手(ひらて)」もピエールの辞書には登場しなかったのですが、
新公主演も2回経験している天華くん、
きっとこの飛良手とやらも重要な人物なのではないかという気がしますね。

そして既に新公ヒロインをやってそうで意外にやってない天彩峰里さん(ミネリーン)は、
アリッサちゃん演じる佳奈の義理の弟である菟穂名(うほな)という人物だそうで。

ミネリーンは「燃ゆる風」の松寿丸とか、男の子を演じる機会が多いですね~。

う~ん、できればもうちょっと普通に可愛い女の子役をする機会もあげて欲しいな~(´・ω・`)

 

そんなこんなで、大急ぎでまとめたのでもしかして間違ってる箇所とかがあったらごめんなさいm(_ _)m

以上、飛恵得流(ピエール)がお伝えしました( ´ ▽ ` )ノ

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