明日への活力が5分しかもたない(「幕末太陽傳」感想)
ふぇえええええええええん( ;∀;)
カバンが壊れたよぉぉぉぉぉぉ( ;∀;)
遠征にも持って行くつもりだったのにぃぃぃぃぃぃ( ;∀;)
肩からぶら下げて歩いてたら急にカバンが落下して恥ずかしかったよぉぉぉぉぉぉ( ;∀;)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
はぁ……遠征前にまた思わぬ出費が出てしまう……(。-∀-)
かなり気に入ってもう10年くらい使ってたカバンなんだけどなぁ……。
カバンの修理っていくらくらいかかるんだろう……。
ということで、先日いよいよ東京公演が始まった、
雪組トップコンビ早霧せいなさんと咲妃みゆさんの退団公演「幕末太陽傳/Dramatic "S"!」。
ピエール、さっそくこの週末に観てまいりました!
すでに大劇場公演の千秋楽のライブビューイングを観た後ではありましたが、
やっぱり生だとちょっと感覚も変わると言いますか。
ちなみに今回はピエールの定位置である2階16列だったんですけどね、
ライビュの方がむしろアップで観られるという意味では見やすかったですよね(笑)。
でも、カメラが映してくれた箇所しか見られないライビュと違って、
遠くてオペラグラスが欠かせないとは言え生の舞台はやっぱりいいな~と思ったり。
失礼を承知で言うと、ライビュは必ずしも自分が見たい人を映してくれるわけではありませんが、
生だとどんな場面でも自分が見たい人を追えますしね。
そう考えると、やっぱり生もライビュもそれぞれの良さがあるんだな~と思います。
しかしいずれにしても、ピエールが生で早霧さんたちを見られるのはもうあと一回だけなんですねぇ……。
淋しいなぁ……。
退団公演としての「幕末太陽傳」
そんなこんなで、とりあえず今回はお芝居の「幕末太陽傳」の感想を書かせていただきたいなと。
早霧さんと咲妃さんがこの「幕末太陽傳」で退団されることが発表になったとき。
ピエール正直、「退団公演はもっと正統派な作品が見たかった」と思いました。
そして実際に観てみた後の気持ちは。
やっぱりもっと王道な作品で退団して欲しかった、という気持ちも否定できません、というのが正直なところです。
「幕末太陽傳」は本当に早霧さんにピッタリな作品で、
この作品自体に大きな不満があるとかではないのですが。
でも、これが退団の一つ前の公演とかだったらもっと素直に楽しめた気がするんですが、
退団公演でここまでのチャレンジをしなくても良かったかもなぁ……という気持ちもちょっと残りました。
しかし一方で、ただサヨナラ感をごり押しでしんみりする作品ではなく、
ひっちゃかめっちゃかにみんなで笑いながら楽しめる公演で退団するというのも、
すごく早霧さんらしくていいな~とも思いました。
「退団公演だからといってしんみりはしたくない」
と言うトップさんも結構いらっしゃいますよね。
これはどちらがいいかっていう正解があるわけじゃなくて、
そのトップさんの個性に合わせたり、
それまでの作品とのバランスで考えればいいと思っていて。
早霧さんの場合は、「しんみりせずに退団する」というのがすごく似合うトップスターだと思います。
それと、大劇場でご覧になった方が、
「役は多いけど一つ一つの役は大きくない系の作品」とおっしゃっていたのをすごく覚えていて。
実際に観てみてまさにそんな印象を感じました。
今回は早霧さんと咲妃さんのみならず、
鳳翔大さん、香綾しずるさん、星乃あんりさんといった、
雪組の中心となって活躍された方もたくさん退団されるから、
余計にいろんな方に役を割り振って見せ場を分け合った形になったんだろうな~と。
2番手の望海風斗さんの高杉晋作ですら、
「星逢一夜」とかのときのような圧倒的2番手感のある役というより、
「主要人物の一人」という感じの印象でしたし。
あとは、ライビュで観ていたときはただ単に映ってなかっただけかなと思ってたんですが、
生で観ると彩凪翔さんとかの役が思ってた以上に出番少ないんだな~ということも感じて淋しかったり……。
でもそんな少ない出番の中でも、
舞台上に出てくるとすぐ分かる存在感と華やかさがさすがだな~と思いました(≧∀≦)
それから彩風咲奈さんも、本当に面白いお芝居をするようになったな~と(//∀//)
あのへなちょこなちょっとダメな徳三郎という役でまた芝居の幅も広がったんじゃないかな~と、
今後の役でこの弾けっぷりがまた生かされるのも楽しみですヾ(〃^∇^)ノ
それに、だいもんの絶対的2番手感が以前より薄まっているというのは、
逆に言うと「だいもん頼み」から脱却できているということなのかも知れませんよね。
女郎こはると重なるあの人
ちなみに、星乃さん演じる女郎のこはるが、
悠真倫さんの倉造と「トワキン・スカイウォーカー」こと永久輝せあさんの清七の親子から、
二股かけていたことを責められる場面。
こはるが「こっちは『騙しますよ』と看板かけて商売やってんだ!」って開き直るじゃないですか。
ピエールだけかな……こないだ結婚発表したどなたかも、
こういう気持ちでアイドルやってたのかなと連想してしまったのは……(笑)。
何十万も何百万もかけて投票したファンの方はホント不憫ですよねぇ( ̄∀ ̄;)
それにしても星乃さんの女郎姿は本当に美しくて。
ピエール、こんな美しい女郎がいるのであれば、
「騙されますよ」って看板かけて通い詰める所存です( ̄∇ ̄*)ゞ
本日のノゾミ・ミツケラレルダ
そして先日のライビュではほとんど見つけられなかった、
「ノゾミーナ」こと星南のぞみさん。
日本ものだと顔も白塗りでいつも以上にノゾミ・ミツケラレルダを発動するのに苦労しましたが。
「女郎おうの」というノゾミーナの役名だけを頼りに、
当番組は全力を挙げてノゾミーナの捜索に当たりました。
そして。
見つけましたよ。(人探し番組風)
咲妃さんと星乃さんのキャットファイトの場面。
後ろの女郎たちの中の、右の方にいる女郎。
たぶん、彩みちるさん演じる女郎おつねといっしょに、
お手玉みたいのを投げ合って遊んでる女郎。
あちらがお探しのノゾミーナさんではないでしょうか?(あまり自信が無い)
それから順番は前後しますが、
冒頭の「ポニーテールとシュシュ」、
じゃなかった「シュラシュシュシュ」っていう歌をみんなで歌ってる場面だったかな?
後ろの左端の方にいる黄色の着物を着た女郎。
あちらがお探しのノゾミーナさんではないでしょうか?(どうにも自信が無い)
生きる力を感じさせてくれる作品
そしてこの「幕末太陽傳」でもう一つ印象に残ったのが、
幕末に生きる人々の生命力と、そこに重なる雪組の皆さんの力強さで。
「あと〇日がんばったら☆☆さんの姿が見られるから私もがんばる!」とか、
「今日は☆☆さんの舞台を観て元気もらったから明日からまた頑張ろう!」っていうのあるじゃないですか。
ピエール、そういうの全然思えないタイプで(笑)( ̄∇ ̄*)ゞ
いや、決してこういう人たちを否定してるわけじゃなくて、
むしろ本当はピエールもそうなりたいと思っているというか、
本来であれば宝塚を観て元気をもらって明日からも頑張るというのが素晴らしい楽しみ方だとは思ってるんです!
でもピエールはどうしても「これはこれ、それはそれ」って思ってしまうダメ人間タイプで……。
宝塚を観るのは楽しいけれど、普段の生活に待っている嫌なものは嫌だという気持ちは変えれなくてですね。
観劇している3時間だけ現実を忘れるのが限界なのですよ( ̄∀ ̄;)
しかしながらこの「幕末太陽傳」、
雪組の皆さんの熱い舞台姿と、そこに息づく幕末の人々の逞しさを見て、
そんなダメ人間なピエールですら「自分もこうやって強く生きていこう!(`・ω・´)」と、
幕間に入ったときにちょっと思っていてビックリしてしまいました。
それくらい、強い強い生命力に溢れた作品だったと思います。
でも5分後には「やっぱ明日仕事行きたくないな~(。-∀-)」って思ってたんですけどね(笑)。
ピエールのやる気バッテリーは相当容量が少ないみたいです(//∀//)
ということで、感想を書いていて気付いたのですが、
ほぼずっとオペラグラスを覗いていたので、
舞台の全体感をほとんど把握できておらず、
星乃さんやノゾミーナが出てくるとついついそっちに気を取られていたようで(笑)。
だってね、早霧さんたちの姿は後でスカステで放送されたときとかもいっぱい映ってると思うんですけど、
脇の方々ってそうはいかないじゃないですか(´;ω;`)
まして星乃さんにとってもこれが退団公演なので、
もう星乃さんが舞台に立っている姿を見られる時間も限られていて。
ピエール、今回ばかりはノゾミ・ミツケラレルダの発動すら抑えて、
「アンリ・ミオサメルダ」に切り替えていました(笑)(//∀//)
しかし来月もう一回観劇できる予定があり、
そのときは母も来られるのでせっかくだから1階席を確保しておりまして。
なので、今回よりオペラグラスに頼らず観られる場面も多いかと思うので、
次回はもっと作品の全体像もちゃんと観たいなと思っております。
でも、「宝塚ファンの信用できない発言」の一つに、
「今日は全体を見る」というのがあるらしく(笑)。
「次回は全体を楽しむ」と言っている自分のこと自体が信用できませんが、
そうは言っても早霧さんや咲妃さんを生で見られるのも次がラストなので、
トップコンビの姿も悔いの無いようしっかり見届けてきたいと思っております。
そんなこんなで、だいぶ偏った感想になってしまい恐縮ですが、
ショーの方の感想はまた後ほど書かせていただきます( ´ ▽ ` )ノ
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