私の愛した曲のイニシャルは「L」(「幕末太陽傳/Dramatic "S"!」千秋楽の模様より)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで本日のタカラヅカニュースでは、
昨日行われた雪組大劇場公演「幕末太陽傳/Dramatic "S"!」の千秋楽の模様が放送されました!
トップコンビ早霧せいなさんと咲妃みゆさんが大劇場を卒業された日。
昨日はそのライブビューイングに行くことができたピエールですが、
こうして千秋楽の模様を改めて見ているとようやく少し実感が湧いてきたような気がします。
そういえば、今回のライビュのチケット、意外にあっさりと抽選で当選しまして。
やっぱりまだこれから東京公演があるし、
平日となると千秋楽と言えどそんなにお客さんも来ないのかな~と、
何となく淋しさも感じていたのですが。
しかしながら、行ってみたら謎が解けました。
何とスクリーン2つも使われているではないですか!
2つのスクリーンで同時に上映する映画なんて、
普通だったら超人気作の公開直後くらいですもんね(//∀//)
「平日だからあんまり来ない」どころか、
平日でもスクリーン2つ確保するほどたくさんの宝塚ファンで溢れかえっておりましたよ~(≧▽≦)
私の愛した曲のイニシャルは「L」
早霧さんがトップになったのはちょうどこのブログを始めたのと近い時期だったのもあり、
サヨナラショーで歌われた曲を聴いているといろいろな思い出が蘇ってきました。
改めていろんな曲を聴いていて、
早霧さんがトップになってから一番好きだった曲って何だろうと考えてみて。
「ルパン三世」の「リベルテ」かな~と思いました。
あの作品、本当に良かったな~。
お披露目にふさわしい躍動感があって、
これから何かが始まることを感じさせる「未来」が込められていて。
と同時に、一つの作品としての出会いと別れもしっかり描かれていて。
サヨナラショーでこの曲を聴きながら、
あの公演で「何だかこれからの雪組すごいことになりそう!」と感じたことを懐かしく思い出しました。
そして、決して歌ウマタイプではないと思っていた早霧さんの歌に胸を打たれ、
心を震わせる歌というのは技術的な歌唱力だけとは限らないということに気付かせてもらえた瞬間でもありました。
それから「ローマの休日」の「君に~真実を~打ち明けたなら~」という曲も大好きです。
早霧さんは、未来への希望と切なさを同時に感じさせるような曲がすごく似合う気がします。
そしてこの公演は「ちぎみゆコンビ」だけでなく、
5人もの生徒さんたちがいっしょに大劇場を卒業されました。
その中には鳳翔大さんと香綾しずるさんという新公主演経験者が二人もいて、
さらには星乃あんりさんという新公だけでなく小劇場公演のヒロイン経験者もいて。
この方々のソロの場面が無かったことだけが今回のサヨナラショーの唯一ちょっと淋しく感じたところでした(^^;)
まぁ、でもあくまでトップスターのサヨナラショーだからそれは仕方ないことかな~と。
早霧さんと咲妃さんだけでも代表曲がたくさんありますもんね。
最近、日舞の師範の資格を取得としたという桃花ひなさんや、
咲妃さんと同期で共に退団となる蒼井美樹さんも、
充実感に満ち溢れた笑顔を見せてくれました。
退団者からのメッセージ
ちなみに退団者の挨拶の前に、
退団者が準備をしているのを待つ時間を利用して組長の梨花ますみさんが、
退団者それぞれのメッセージを読み上げてくれたのですが。
星乃さんは、おばあさまからたまたまチケットを譲り受けたことが、
初めて宝塚を観るきっかけになったそうです。
だから、もしそのときチケットを譲られることなかったら、
星乃あんりという素晴らしい娘役さんは誕生していなかったかも知れないということに。
初観劇のきっかけって千差万別ですが、
星乃さんに限らずこうしていろんな偶然が重なってたくさんのスターが生まれているんだろうな~と感じました。
それからもう一人印象に残っているのが香綾しずるさんのメッセージ。
これまでの出演作を振り返りながら、
「ドン・ジュアン」で特殊メイクを施して演じた亡霊役の話になり。
「初日の幕が上がったときの、お客様の反応に衝撃を受けました」
と言っていたのですが。
こっちの台詞だよ!(゚∇゚;)
っていうツッコミがあちこちから聞こえて来そうなほどに笑いが起きていました(笑)(//∀//)
そうそう、香綾さんと星乃さんと言えば、
お芝居の中で突然、香綾さんが星乃さんをお姫様抱っこした瞬間がありまして。
今回の公演は初観劇だったので分からなかったのですが、
客席から「ふぉ~~~~!!」という歓声が起きていたので、
あれは千秋楽だけのアドリブだったのかな~(* ̄∀ ̄*)
星乃さんって普段あんまりデレる姿を見せないタイプのイメージなんですが、
香綾さんにお姫様抱っこされたときに一瞬驚いた顔をしながら、
何とか冷静に役の表情に戻ろうとしつつ照れが隠し切れない笑顔がそれはそれは本当に……。
ありがてぇぇぇぇぇぇ……っっ!!!!
最後の大劇場の大階段
最後は退団者一人一人が、大劇場の最後の大階段を緑の袴姿で降りてきました。
星乃さんは黄色い花束。
後で姉が「あんりは黄色似合うよね~」と言っていたのですが、
「……可愛かったなぁ……」の一言しか返せませんでした(笑)。
いや、それくらい本当に輝いていたのですよ( ;∀;)
なんかね、星乃さんには、ホントに幸せになって欲しい……( ;∀;)
そして最後に登場した早霧さん。
梨花さんの「せーの!」という号令で組子全員から「ちぎさ~~ん!!」と呼ばれた早霧さんは。
ハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!(・∀・)
と今までの退団者の中で一番長いんじゃないかという元気な返事を返してくれました(笑)。
そして大劇場最後の「アレ」。
「大劇場最後の……」と早霧さんが言ったときに「キズナ~」という苦笑混じりの声が聞こえたらしく、
「だったらいいです~(´;ω;`)」といじける早霧さんが、
何かもういつもの早霧さんすぎて本当にホッコリしました(//∀//)
「このキズナが生まれて早3年、いろんな方とこうしてキズナを結んでこられたことが…………はぁ~…………キズナです( ̄∀ ̄)」
と何とも言えない締めでまた笑いを誘っていました(笑)。
最後は早霧さんと咲妃さんが二人で緞帳前に登場し。
早霧さんから「私ばっかり喋ってるから何か……」と促された咲妃さん。
ショーの主題歌の歌詞にかけて、
「私の愛する人のイニシャルは"S"で、早霧せいなさんです!」と咲妃さんから言われ、
早霧さんはのけぞって照れていました(笑)。
「ずっとずっと支えてきてくださったファンの皆様、切磋琢磨してきた組子たち、そして、嫌だと言っても付いてきた咲妃( ̄∀ ̄)」
と咲妃さんをいじった早霧さんですが。
「……ちょっと後で怒られそうです(笑)」とおどけていました(//∀//)
ということで、早霧さんたちの退団公演も来月には東京公演も開幕。
ライビュで先にサヨナラショーを観てから生観劇という不思議な感覚ですが、
早霧さんの築き上げた今の雪組の姿を東京でもしっかり見届けたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
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