ピエールはグッディチームです(「カンパニー/BADDY」初日)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、2月9日(金)に初日を迎えた月組大劇場公演、
「カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-/BADDY-悪党(ヤツ)は月からやって来る-」。
その模様がさっそくタカラヅカニュースで放送されました!
その前に全然関係ないんですけどね、
職場の同僚の女性(40代、既婚)が先日、法事で実家に帰った時に、
女子高生の姪からLINEとTwitter教えてと言われて友達登録的なことをしたそうなんですよ。
でもその姪、小学生の頃にお年玉を上げたとき、袋を開けて入っていたのが3千円だったのを見て。
「これだけかよ……( ̄^ ̄)チッ」
って「ありがとう」の一言も無く去っていたらしいんです!
小学生で3千円って別に普通ですよね!?
子供とはいえ礼儀がなってないにも程がありません!?
しかしピエールがウケたのはこの話の締めくくりの同僚の一言。
「あれ以来、私あの子のこと嫌いなんですよねぇ( ̄∀ ̄)」
全国の若者たち、よく聞いてください。
親戚のおじさん、おばさんも人間です。
無条件に愛してもらえるなんて思ったら大間違いです。
あなたが可愛げのない子なら容赦なく嫌われます(笑)。
しかもそのあとに、
「Twitterもなんかポエムみたいなこと書いててダサイしさぁ。読んでて笑っちゃいますよ」
と(笑)。
はい。
今日の話に全然関係ないけど、
自分や親せきの子ってみんな可愛いもんだと思っていたのにいろいろ衝撃的だったので誰かに聞いてもらいたくて書いてみました(笑)。
コンビニに行きたくなる「カンパニー」
まずはお芝居の「カンパニー」。
冒頭はお稽古場にもあった電車の中のスリの場面から、
たまきちくん演じる青柳誠二が超軽々とパンチとキックで撃退する姿。
「心と心をつなぐ~、それがカーンパーニ~♪」とたまきちくんが歌っているのが主題歌でしょうか。
そんなたまきちくんが務める有明製薬のCMソングを歌うボーカル&ダンスグループ「バーバリアン」登場。
宇月颯さんや月城かなとさんらがEXILEみのある「ブレイクスル~♪ブレイクスル~♪」という歌を歌っております。
そして「北関東の瞳」こと美弥るりかさん演じる高野悠と早乙女わかばさん演じる有明紗良が踊るバレエシーン。
何やらその背後では「ちょっとやりすぎじゃないか~?」という声が聞こえてきますがどんな場面なんでしょうね~??
さらに千海華蘭さんの演じるピン芸人・間内澄人。
「結婚……します」と宣言する澄人に、
「あったりめえだ! てめえが孕ませた張本人だろぉ!」と凄む海乃美月さん演じるトレーナー瀬川由衣。
石田先生……「孕ませた」とかダメだって……( ̄∀ ̄;)
そんな不安をよそに登場したのは!
れいか様演じるヒロイン、高崎美波!
コンビニ店員姿で品出しのカゴを抱えながら「あいつが忘れられないの~♪(⌒∇⌒)」と、
おそらくスリを撃退してくれたたまきち誠二のことを思い出している模様です。
ピエール、先日の稽古場映像の記事で「れいか様のスチールはコンビニ店員のやつだったらいいな~(⌒∇⌒)」とか言っていて、
昨日スチールが公開されたら見事にその通りだった~!(≧∀≦)
とか思ったのもわずか0.2秒ほど、
コンビニ一店舗が軽く吹っ飛ぶほどの衝撃のスチールの数々が出て来ましたね(笑)(//∀//)
そして場面は変わり、美弥ちゃん演じる高野が腰痛を訴える姿が。
「何が何でも公演は成功させる。そうだろ?」とキリっと語る悠に、
「しかし主役はあくまで高野さんでなければ……」と戸惑う誠二。
世界的バレエダンサーの悠は体中に爆弾を抱えているということでしょうか。
そんな誠二に対し、
「俺たちの仕事は、観客に愛されることだ。上司ではなく」と返す悠。
そんなこんなで自分がスリから助けたのが美波だったことに誠二が気付く場面や、
由衣が悠に「七つ道具」とやらを提案するも「俺は一人で何でもできる」と冷たくあしらわれる場面。
さらには美波が誠二の先立たれた妻に似ていることを打ち明けたり、
悠から「舞台での大切なパートナー」と言われた紗良が「私生活でのパートナーになる気はない?」と言われたり。
現代小説が原作の作品らしく、
いろんな人間模様が交差する物語になってそうですね~。
BADDYに対するDADDYの疑問
そしてショーの「BADDY」。
現代日本が舞台の「カンパニー」もさることながら、
こちらも昨日の話題をさらってましたね~!
Twitterに上がってくる初日のレポを見れば見るほど何が起きているのか分からなくなりました(笑)。
まずは巨大な禁煙マークをぶち破るように現れ、
宇宙服を脱ぎ捨てタバコをふかすバッディ!
バッディって月からやってくるけど宇宙服着ないと宇宙空間では呼吸できないのかとか無粋なことを考えてしまいました(笑)(//∀//)
しかしすぐにカッコイイスーツ姿に変わり、
「天国なんて行きたくない天国なんて~♪」とクールに歌うバッディ。
続いて登場したのはちょっとフェミニンというかオネエキャラっぽい美弥ちゃん!
噂によると「スイートハート」っていう役なんでしたっけ??
「邪魔よ!どいて!誰も僕を止め~ら~れない!」と独特の口調で歌っております。
そんなたまきちくんや美弥ちゃんたちバッディチームがタバコを咥えながらのクールなダンス。
そこへ「禁煙しなさい!」と現れた、
女捜査官グッディに扮したれいか様!
捜査官と言いつつアイドル風のめっちゃ可愛い衣装です(//∀//)
そんなグッディに襟を掴まれながらも、
「グッディって言うんだ? 可愛い名前だ( ̄ー ̄)」と余裕の表情のバッディ。
グッディ、胸を撃ち抜かれる効果音と共にあっさり恋に落ちてしまったようです(* ̄∀ ̄*)
そして「真面目な君が心配なんだ~」と歌う、役名は不明ですが変なメガネの月城くん(笑)。
グッディのことを好きな同僚とかの設定なのかな?
さらに誰だか分からないくらいガチのロブスター軍団(笑)。
それからいろんな人が銀橋で歌ったりしつつ、
フィナーレではホスト集団のような男役さんの群舞。
ここも美弥ちゃんがそのままのカツラで登場している様子なのを見ると、
こういう場面も含めて全編それぞれの役として登場しているようですね。
そしてバッディとグッディのデュエットダンスからの、
パレードでは大羽根背負いつつも石原軍団のようなサングラスをかけたバッディ。
もうこれはどの場面も見ていただかないと伝わらないと思うので文字で起こすのを諦めかけております(笑)。
終演後の挨拶では、
頭におっきな地球儀を乗せた組長の憧花ゆりのさん(笑)。
「たくさんの個性的な人物が、舞台の隅々まで様々なストーリーを繰り広げております」と語る憧花さん。
そう語る自分が一番個性爆発した物を頭に載せてると思うんですけど(笑)(≧∀≦)
ピエール、帰省した実家でこの初日の映像を見たんですが、
たまたまここが流れていたときにこれを見た父に聞かれたんですけどね。
「あれ(地球儀)はどういう意味なん?」
ピエールに聞かないで(笑)。
DADDYの疑問に答えるためにも、
ピエールはしっかり劇場でBADDYを見届けなくてはいけません( ̄∀ ̄)
ちなみにピエールはタバコは吸わないのでグッディチーム所属ですヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
異色の作品ということで、
すごい盛り上がっている一方で「宝塚らしくない」という声もちらほら見かけたりしたのですが。
でも短い初日映像を見ただけでの直感的な印象なので実際はどうか分からない部分も多いですが、
この「BADDY」というショー、藤井大介先生のショーのストーリー仕立ての一場面が一時間続いてるような雰囲気も感じたり、
石田先生のショーっぽさもあったり、斎藤吉正先生の賑やかなショーっぽさもあったり、
あるいは最近は担当されなくなってしまいましたが草野旦先生のショーのようなストーリー性もあったり。
それらをいろいろ融合した上で久美子先生のセンスを加えて作り上げられたショーという感じもするので、
その中にロマンチックレビューのような王道のいわゆる「宝塚らしいショー」っぽさが少ないだけで、
実はこれまでの宝塚のショーの要素をたくさん踏襲した作品かも知れないという印象も受けていて。
こういう異色作ばかりが話題になって正統派のショーが廃れていってしまったとしたら淋しいとは思いますが、
そうならないためにもショーが本業の先生方もどんどん手腕を発揮する刺激になったらいいんじゃないかなというか、
「たまにはこういうのもいいよね」という言葉に尽きる意欲作なんじゃないかなと。
とにかくこれは自分の目で全編観ないと何が起きているのか分からない作品だと思うので、
東京公演で観られるのを心持ちにしておりますヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
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