観劇レビュー・感想

花組で過ごした日々に偽りは無い(「ハンナのお花屋さん」感想その1)

被告、台風21号。

ミクロネシア人、テロリスト、「エリザベート」放送妨害の罪で逮捕。

北海道の東で消滅を図った。

台風21号「俺はもうとっくに消えたんだ~。いい加減にさっさと太平洋でも大西洋でもやってくれ~」

駄目だ。放送妨害の理由を述べぬ限り、この煉獄を出すわけにはいかない。

台風21号「毎晩毎晩同じ質問ばかり……。俺がここにいる間に、台風21号はとっくに温帯低気圧になっちまったぜ~?」

 

 

だーーーーーーーー!!!!( ;∀;)

 

 

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

特にオチが無くてすみません( ;∀;)

はぁ……昨日は「エリザベート」の一回限りの放送でしたねぇ。

しかしピエールの部屋は見事に台風の妨害を受けちまいまして……。

40分過ぎくらいで映らなくなってしまったんですが、
うちのレコーダー、受信できなくなった時点で勝手に録画を停止してしまうんですよ( ;∀;)

持ち主に似て諦めがいいと言うか何と言うか……。

慌てて手動で再び録画を開始したのですが、
また途中で映らなくなったりの繰り返しで……。

とりあえず、いつかまた放送されるのを待ちたいと思います(´;ω;`)

スカステも別にケチで一回しか放送しないわけじゃないですものね……。

「台風で映らない地域があったからもう一回行こう!」って簡単にできるわけじゃないのは分かっておりますよ……。

ちなみに実家では何とか録画できたようですが、
まだちゃんと全編受信していたかは確認していないらしいので、
とにかく実家に望みを託したいと思います……。

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「ハンナのお花屋さん」

ということで、話は変わりまして。

TBS赤坂ACTシアターにて上演中の花組公演「ハンナのお花屋さん」

ピエールもついに観に行ってまいりましたー!

と言うかですね、観に行ったのは先々週末だったのですよ。

しかし先週はななみりおの「ICHIGO-ICHIE」にかかりっきりで感想を書いてる隙間が無く……。

気付いたら結構時間が経ってしまい、
若干記憶もあやふやになりかけているのですが……。

 

あのね。

なんかホント。

 

思ったより全然良かった。

 

って感じでした(//∀//)

とりあえずその感想を書かせていただこうと思うのですが、
ネタバレも含めて書いてしまう部分もあるかも知れませんのでご了承ください。

残り少ないですがまだ公演中の作品ですし、
今回は東京公演のみなのでDVD待ちの方とかも多いかと思いますので、
自分で観るまでネタバレには触れたくないと言う方は自己責任でお願い致しますm(_ _)m

アベル・ヨハンソンの苦悩

まずは何と言っても最初に語りたいのは、これが花組生として最後の公演の芹香斗亜さん。

とあちゃんが演じるのは、明日海りおさんが演じるクリスの父アベル。

回想シーンだけの登場なので、出番自体はやっぱり少な目に感じて物足りなさは否めませんでした。

明日海さんが花屋のみんなに囲まれて結構賑やかにお芝居してるのに対して、
とあちゃんは回想シーンだけなのもあってどこか蚊帳の外感がありましたし(´・ω・`)

でもそんな細切れの登場シーンでも決して「脇役」とは感じさせないのは、
やっぱりとあちゃんがそれだけ大きなスターになったんだなと。

 

とあちゃん演じるアベルが舞空瞳さんの演じるハンナと恋に落ちて、
子ども(クリス)までできたけれど、ハンナは貴族の家での生活に馴染むことはできず、
アベルとは別の生活を選ぶことに。

最初、どうしてアベルは家を捨ててでもハンナといっしょに生きることを選ばなかったんだろう、と思ったんです。

けれど後半、実はアベルはヨハンソン家の本当の子どもではなく、
子どもがなかなかできなかった両親に孤児院みたいなところから引き取られてヨハンソン家の人間になった、
という秘密が明かされます。

アベルがハンナを愛しながらもヨハンソン家の跡継ぎとしての人生を捨てられなかったのは、
実の子どもではない自分を本当の息子のように大切に育ててくれた両親に、
ヨハンソン家の人間としてちゃんと報いたかったという優しさゆえだったんですね。

これが分かったときにすごく胸を打たれて、
ハンナのことを本当に愛しているのに、両親のためにも家を捨てることもできない、
その苦悩がとあちゃんのお芝居や歌からすごく伝わってきました。

いっそ本当の親子だったら裏切ることもできたかも知れないけれど、
血が繋がっていないからこそ、息子として愛してくれた思い出に背を向けることができなかった。

今回の作品で一番心に残ったのは、
やっぱりそんなアベルの姿に映し出された、
大切な何かと、同じくらい大切な別の何かのどちらかを選ばなくてはいけない人間の苦しみだった気がします。

花組で過ごした日々に偽りは無い

ピエールが最初にとあちゃんを認識してから観たのが、
明日海さんのお披露目の「エリザベート」で演じていたルドルフだったんですが。

あのときと段違い、というより、同じ人とは思えないほど、
歌も、お芝居も、舞台の立ち姿も成長していて。

花組で過ごした時間が、それだけとあちゃんを成長させてくれていたんだなと感じさせてくれる作品でした。

ハンナといっしょに歌っていた曲の、
「Listen to your voice~♪」とか「この恋はミラクル~♪」っていう歌詞は、
何か非常にもったいなくて仕方なかったんですけどね……。

どうして植田景子先生はこう中学生みたいな英語を交えてしまうのか、
何だかアイドルが初めて作詞に挑戦した曲を聴いてるようで……。

しかしとあちゃん、たぶん皆さんビックリするくらい歌が上手になってます!

なんかこう、「上手くなったな~」ってレベルじゃなくて、
体の芯までビシビシ響いてくる歌声です!

この作品で初めてとあちゃんを見た人は、
たぶん昔から歌ウマとして有名な人だろうな~と思ってしまうんじゃないかってくらいに!

歌だけでなく、お芝居の熱量もすごく進化していて。

ほんのりと宝塚離れしていた日々から戻ってきたとき、
とあちゃんにキラリと光るものを見出した自分の目に狂いは無かったなと( ̄∀ ̄)エッヘン

努力と成長と得意と苦手

ちょっと話が逸れますが、「努力」って言葉あるじゃないですか。

以前、とある生徒さんがトップになれずに退団することが発表されたとき、
それを惜しむ声がたくさん上がっていたら、
「本人の努力不足だろ」って言っている人がいたんです。

ピエールね、この「努力不足」って言葉が大っ嫌いなんですよ。

その人は、たしかに歌が苦手と言われていて、
「歌さえもうちょっと上手ければな~」というのはよく言われていました。

だから、「歌唱力を改善する努力を怠っていた」と言われると、
一瞬たしかにその通りと思えなくもないんです。

でも、その人が努力してるかどうかなんて、僕らには分からないじゃないですか。

「あの人は努力家だ」って誉めるのは別にいいと思うんですよ、
誰を傷つけるわけでもないですし。

でも、自分で「私は努力不足でした」って言うならともかく、
他人に対して「お前は努力不足だ」なんて言えるのって、
その人と相当な時間をいっしょに過ごしてどれだけ努力をしていたかしていないか、
本人と同じくらい把握してる人じゃないと分かるはずないと思うんですよね。

 

さらに言うと、ここに歌が上手い人と苦手な人がいたとして、
もし同じだけの努力をしていたら同じだけ歌が上手くなっていたかって言ったら、
決してそんなことは無いですよね。

だって、歌に限らずダンスだってお芝居だって、
さらに言うと英語だって数学だって、営業トークだってパソコンスキルだって手先の器用さだって、
人間それぞれ向き不向きがあって、同じだけ練習したら同じだけ身に付くわけじゃないじゃないですか。

得意なことだけやって生きて行けたらそりゃ楽ですけど、
苦手なことでも挑戦してる人って、それだけですごいなと尊敬しますし。

宝塚の魅力って、そういう苦手な分野もある人たちが、
少しずつ成長していく姿を見せてくれるところにもあるのかも知れないと最近よく感じます。

 

で、話がそれましたが、ピエールがとあちゃんに注目するようになって初めて生で観たルドルフ。

そのときのとあちゃんと比べると、
とあちゃんの努力ももちろん、明日海さんやその他の上級生たちからたくさんのことを学ぶ機会に恵まれて、
この花組で本当に充実した時間を過ごすことができたんだろうなと思いました。

たぶん、今のとあちゃんを見て「努力不足」なんて言える人はもう誰もいないんじゃないかと。

そしてこの後の宙組への組替え。

花組に組替えしたときは「キキの危機的状況」と言われるくらいに何もできなかったというとあちゃんですが、
花組に組替えしたときよりも大きな役割を期待されての組替えで、
きっとまたとあちゃんにはたくさんの壁が待ち受けていると思います。

けれど、花組でとあちゃんが身に付けてきたものを武器に、
間違いなく宙組でさらなる飛躍を見せてくれるだろうなと、
もう今後のとあちゃんには楽しみしかありません。

 

とあちゃんと明日海さん、とあちゃんと舞空さん、
「キキちな」でお馴染みのとあちゃんと鳳月杏さんだったり、とあちゃんとあの人やこの人や。

振り返って見ると、とあちゃんっていろんな人とすごく相性のいいコンビを見せてくれてきた気がするんですよね。

それってたぶん、とあちゃん自身がいい意味でクセの無い正統派な男役さんで、
相手の色に合わせて概ねどんな人とでも柔軟に絡むことができるからなのではないかと。

なので、宙組に行っても真風涼帆さんとも星風まどかさんとも、
同期の愛月ひかるさんやいろんな宙組生の方々ともうまく融合して、
とあちゃん自身がより輝くのはもちろん、宙組生の魅力もさらに引き出すことのできる存在になってくれると期待しております!

 

そんなこんなで、長くなってきたので続きは別記事で書かせていただきます( ´ ▽ ` )ノ

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