観劇レビュー・感想

アア!アア!!アアアアアア!!!!(「Killer Rouge」感想その2)

アア!

 

アア!!

 

アアアアアア!!!!

 

恋とは戦いと~知らさーれたーからは~!!!!

 

 

今日こそお前を仕留めて見ーせるぅぅぅぅぅぅ!!!!(歌詞うろ覚え)

 

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

本日は花組大劇場公演「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」の初日ですね。

出演者ならびにスタッフの皆様、おめでとうございます!

今日は初日なのであの発表は無いだろうと皆様ほんのり気を抜きながら過ごしているであろう一日ではございますが、
ピエールは実家に直帰の日でございますので予約投稿させていただいておりますm(_ _)m

 

ということでピエール先日、
紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)を中心とする星組公演、
「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」を再び観劇してまいりました~!ヾ(〃^∇^)ノ

というか、観に行ったのは二週間前だったのですが(笑)。

例のごとく何やかんやといろんなニュースとかあったので、
感想をアップするのが遅くなってしまいました。

と、その前に皆さま、
今月スカイステージで放送されている「THE SCARLET PIMPERNEL」、ご覧になりまして!?

嗚呼……ロベスピエールの焦燥……素晴らしい……。

「栄光の日々」での閣下の絶望の表情も惹きつけられますよね……!!

あとわたくし、紅パーシーの歌の中で「目の前の君」が一番好きでして。

「君の愛は深く僕を包み込む 僕の愛は君を守る」という歌詞が、
紅くんの男役像というか、紅くんとアイリーンのコンビ像にすごく合ってる気がするんですよね~(*´ー`*)

 

そんなこんなで本日は「Killer Rouge」の感想を書かせていただきたいと思うのですが。

いきなりクライマックスの話からで申し訳ないんですけど、
フィナーレからデュエットダンスにかけて華形ひかるさんから紅ゆずるさんに歌い継がれている「炎」。

「サッカー少年」こと礼真琴さんが歌う「情熱の嵐」と共に、
大劇場公演中に亡くなられた西城秀樹さんの名曲。

この曲を歌う紅くんがすごく好きなんですよねぇ(*´∇`*)

特に「アア!アア!!アアアア!!!!」っていうところが、
紅くんの星組魂を感じさせる情熱が弾けているような気がして。

綺咲愛里さん(アイリーン)とのバチバチ感情をぶつけ合うようなデュエットダンスがまた良い(*´ー`*)

ピエール、本当は宝塚のショーの中で歌謡曲とかJ-POPとか使われるのってあんまり好きじゃなくて、
ジャズとかクラシックとかシャンソンの方が宝塚っぽくて好きなんですけどね。

もちろん曲によっては宝塚の世界観にもハマるものもあるので歌謡曲が全部イヤということではないんですが。

今回のショーで西城さんの曲が使われていると聞いて、
当初は「うーむ、懐メロかぁ」と思っていたんですが、
あくまで今回に関しての個人的な感想ですが2曲とも作品の雰囲気に合っていて、
意外にもすんなり受け入れられました(笑)。

というか実は、「情熱の嵐」は西城さんの曲と知っていたんですが、
「炎」の方は観劇が終わってから「あれもヒデキの曲なんだよ」と母に言われて知ったんですけどね(//∀//)

 

それとデュエダンと言えば、
「スカピン」のデュエダンも大好きなのですよ。

最初は大人っぽいムーディーな曲調でゆっくり踊っていたと思ったら、
突然曲調が変わってノリノリで踊り出す感じがすごくお二人の雰囲気に合っていると思うんですよね~。

楽しくてウズウズが抑えきれずに踊り出しちゃったみたいな?

で、「Bouquet de TAKARAZUKA」の三組三様の物語を感じさせる、
あの妖艶なトリプルデュエットダンスも大好きだったので、結局全部好きなんですけど(笑)。

今回の「キラルー」のデュエダンは今までで一番激しい感情のぶつかり合いという感じで、
ザッケローニ風に言うとインテンシティの高い、ハリルホジッチ的に言うとデュエルって言うんですかね??

そう!

紅リーンはインテンシティの高いデュエルが似合うーー!!
(伝わりにくい上に自分でも使い方が合ってるか自信ない)

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ゴミは指定の袋で出しましょう。

えー、いきなり暴走してしまいましたが、
いかんせん観劇日からちょっと時間が経ってしまっているため、
だいぶ偏った感想になるであろうことをご容赦いただけましたらこれ幸いとm(_ _)m

続きましては、最初の感想でもちょっとだけ触れました、
我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきのお兄様の女泥棒の場面。

と言っても今回は女泥棒ではなく、
紅くん扮する紅パパについてなのですが。

あの場面、最初にもゴミ出しを指示された紅パパが、
最後に再び奥様からゴミ袋を渡されるじゃないですか。

で、その後の方に渡されるごみ袋、
昔ながらの水色のごみ袋じゃないですか。

しかし今って、あのゴミ袋を使っていい地域って結構限られません!?

市区町村の指定ゴミ袋であれば色付きの袋も多いと思いますが、
あのタイプの袋だと透明または半透明の袋を指定している地域が多いんじゃないかと。

ちなみにピエールの地元、最初にゴミ袋が指定になったときにあまりに値段が高すぎて市に苦情が殺到して、
すぐにゴミ袋の値段が引き下げられたんだそうです。

ピエールの東京の住まいもゴミ袋は指定で決して安くないので、
最初は「何でこんなに高いんだよふざけんなよー」って思ってたんですよ。

でもあるときクソ暑い中を相当な臭いに耐えながらごみ収集してるであろう業者の人たちを見て、
「この人たちがいるからゴミをほいほい持ってってもらえてるんだよなぁ……」と、
ピエールらしからぬ善人の心が芽生えてきまして。

指定ゴミ袋の料金がこの人たちのお給料に繋がっているのかと考えるとまぁ仕方ないかなと(何の話)。

ちなみに観劇後に母にいろいろ感想を聞いていたところ、
「あんなスカスカな状態でゴミ出ししてたらダメだよ~!まだまだ入るのにもったいない!」と、
親子そろってやたらとゴミ袋に着目していたことが判明致しました(笑)。

せおっちの「P」

続きまして、瀬央ゆりあさんが爽やかなポストマンに扮する「POST ROUGE」の場面。

せおっちの衣装をよく見ていると、
帽子に「P」ってマークが付いてるじゃありませんか!

おそらくというか間違いなく「Postman」の「P」だとは思うんですが、
やはり「ピエール(Pierre)」としてはものすごい親近感のわく帽子ですよね( ̄∀ ̄)

 

で、あの爽やかでフレッシュな曲がせおっちにピッタリな場面なので、
せおっちの勇姿から目が離せませんよね~(* ̄∀ ̄*)

と言いたいところなのですが。

実はピエール、後ろの舞台上にいる娘役さんたちの中に非常に心惹かれる方がいらっしゃいまして(/ω\)

銀橋にいるせおっちから目を離すのは非常に心苦しいのですが、
でもほら、その場面のメインの人って、
後でBlu-rayとかスカステの放送とかでもちゃんと映ってるじゃないですか。

だから劇場では映像にあまり映らなそうな後ろの方を見ておこうかなと……。

ちなみにあの手紙を持って腕を伸ばしてからの「グイッ」って引き寄せるような振りが可愛くて好きでございます。

辛いことがあったら楽屋に来ればいい。

今回の公演で退団される十碧れいやさん。

おそらくこれが初めての銀橋ソロの場面を見せてくれていますよね。

この曲の雰囲気がすごく優しくて切なくて十碧さんにピッタリで。

退団者あるある、というか退団者を目の前にしたファンあるあるかも知れませんが、
今まで特別すごく推していたという人ではなくても、
退団を控えた輝きを見て今さらだけどすごく惜しくなってしまうことが多くて、
十碧さんについてもこの銀橋ソロを見る度に「もっといろんな役や場面で見ていたかったな~」という気持ちが沸き起こってしまいます。

特に次の台湾公演の演目が発表されたときはまだ退団も発表されていなかったので、
おそらく十碧さんも出演されるんだろうなと思って、
最初に配役をあれこれ妄想したときももちろん十碧さんがあの役かなこの役かなって考えていて。

けれどそのあとに退団が発表されて、
「え!?十碧さん台湾公演出ないの!?」って衝撃だったんです。

そのあと何回もいろんなパターンの配役予想をする度に「本当に出ないの!?」って信じられなくなるんですよね(´・ω・`)

 

ちなみに十碧さんは同期の夢妃杏瑠さんと組んで踊る場面もあって。

こういう餞って斎藤吉正先生がよく見せてくれる愛情だと思うんですが、
これって知ってる人には「同期と組んでる( ;∀;)」って分かるけど、
詳しくない人には何も分からなくても一つの場面としてちゃんと成立してるじゃないですか。

中にはあからさまに「さよなら~、ありがと~」って感じの歌を歌う演出とかのショーもあると思うんですが、
何だかそういうのって初観劇の人や詳しくない人を置いてけぼりにしてしまってる気がして。

でも今回の十碧さんと夢妃さんがいっしょに踊る場面とかって、
サヨナラ演出と知らなくてもちゃんと一つの場面として素敵なものに仕上がっていて、
こういうさり気なく織り込まれたようなサヨナラ演出好きだな~と感じました。

 

で、ちょっと話がそれるんですが、
「スカピン」の東京千秋楽の終演後の挨拶で、
紅くんが退団者の方々に「辛いことがあったら、楽屋に来ればいい!」って語りかけるんですが、
その言葉がタカラヅカニュースで見たときからすごく好きで。

もちろん本当に「辛くなったらおいで」っていう意味もこもってると思うんですが、
紅くんが誰よりも淋しそうで、むしろ「たまには楽屋に来てね」って言ってるように見えるんです。

これは勝手な想像なんですが紅くんてすごく淋しがり屋な人で、
自身が人を恋しく思う人だからこそ、あの温かい雰囲気が出るんだろうなと感じていて。

同じく今回退団される白鳥ゆりやさんを同期たちがいっしょに踊る演出とか、
星組の退団者を送り出す雰囲気が紅くんの温かさそのものともシンクロしているように感じて毎回すごくジ~ンとしてしまいます。

 

はい。

観劇からだいぶ時間が空いてしまって自分でもいつも以上にまとまらない感想になってしまったなと思っております。

余談ですがうちの母、昔は本公演は必ず一回は観に来ていたものの、
ここ数年は財政難と体力面の問題もあって全公演は観られず、
そして観に来られる公演も一回限りというのが続いていたのです。

しかし何と今回の公演、何年振りかという3回観劇しております!

最初に2週連続で観に来て「今回は久しぶりに2回も来ちゃったな~」と言ってたんですが、
そのあとに姉がひっそり取っていた某貸切公演のチケットが2枚あることが判明し。

当初は姉と僕が行こうかと話していたのですが、
2回目の観劇の後に母が申し訳なさそうに切り出したのです。

 

母「あの~……やっぱり私がもう一回行っちゃダメかなぁ?カイくんがもっと見たくて……(´・ω・`)」

 

いつも1回しか来てなかったのに2回どころか3回目を狙っていたので相当楽しかったんだろうなというのが何か面白かったので、
その貸切は母に行ってもらうことにしました(笑)。

でもピエールももう1回別の日に観劇予定があるので、
今の星組の魅力がキラッキララッとしたこの公演を目に焼き付けたいと思います!

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