観劇レビュー・感想

宙組遠洋漁業ツアー出航中(「HOT EYES!!」感想)

こんばんは。

大きな輪っかのピアスやイヤリングを付けている女の人は、
何となく性格に難がある人が多いと思う、
宝塚男子ピエールです。

だってね、あんな主張の激しいアクセサリーを恥ずかしげもなく付けて街を歩けるって、
ある程度は頭がどうかしてないとできないんじゃないかと思うわけですよ。

あれが満員電車とかでどこかに引っかかったら耳ごと引きちぎられるんじゃないかと思うけど大丈夫なのかな……。

 

ということで遅くなりましたが本日は宙組全国ツアー公演、
ショーの「HOT EYES!!」の感想を書かせていただきたいなと。

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いろんな店長代理

「ホッタイ」は朝夏まなとさん主演で大劇場公演で上演されたショーの再演ではあるものの、
大劇場版に出演していた相手役の「みりおん店長」こと実咲凛音さんが不在の今回の全国ツアー。

全ツとかの小劇場版だと各場面の出演者がどう変わるかが注目ポイントの一つかと思いますが、
今回は特にみりおん店長の出ていた場面をどなたが担当するのか、
いわば「店長代理」が注目されるというのを稽古場映像についての記事でも書かせていただきました。

ピエール、我ながらこの「店長代理」という表現が気に入ってしまいました(笑)( ̄∀ ̄)

まず幕開きにみりおん店長がパジャマみたいのを着て登場した場面は、
みりおん店長と同期の伶美うららさん。

普段はクールビューティー的なイメージのある伶美さんですが、
「チャーミングア~イズ!カモ~ン!(≧∀≦)」と弾ける姿を見せてくれました。

でも「私こういうキャラじゃないよ~( ̄∀ ̄;)」とか思ってるんじゃないかと思うとちょっと微笑ましくなります(笑)。

しかしやっぱりショーの始まりってすごくワクワクしますよね。

宙組は前回の大劇場公演が「エリザベート」だったので久しぶりにショーを観た気がして、
余計に幕開きにテンションが上がりました。

ショーってね、正直よく意味が分からない場面とかもあると思うんですよ。

冷静に考えると「チャーミングアイズって何すか」とかいろいろ疑問もありますし(笑)。

でもそれもひっくるめて宝塚のショーだな~と思いますし、
全ツでも一本物が上演されることも時々ありますが、
宝塚や東京から遠い会場で初めて観る方も多い全ツでは、
やっぱり芝居とショーの二本立てをやって欲しいなと思います。

初めて観る方には「チャーミングアイズって何」、
「エキゾチックア~イズ!ってどういうこと」とか疑問も感じるかも知れませんが、
「もうとにかく細かいこと気にせず楽しんで!」の精神で観ていただきたいなと(笑)。

ようやく覚えた「天使のウィンク」

大劇場版を観たときからタイトルが覚えられず、
「アイドンノウ♪アイドンノウ♪の歌」と言い続けてきたあの曲。

とうとう覚えましたよ!

「天使のウィンク」でしょ!?( ̄∀ ̄)

この場面の店長代理は星風まどかさんでしたが、
よく聞いてたら歌詞にもちゃんと「天使のウィ~ンク♪」って出てきてましたね(笑)。

しかもね、稽古場映像を見たときにも、
「アイドンノウ♪」のフレーズから「天使のウィ~ンク♪」ってところまで結構長めに放送してくれてたんですよ。

何だか「いい加減覚えろ!」って言われてる気分になりました(笑)(//∀//)

爆上げの代表の一人みたいな存在になっちゃってる星風さんですが、
やっぱり上手だし可愛いなって思いました、うん。

でもね、星風さんって上級生に囲まれてトークしてるときとか、
笑顔だけどちょっと苦しそうな表情に見えてしまうときがあるんですよね。

もちろん上級生の方々が優しくしてくれてるのは見ていて伝わってくるんですが、
そうは言っても上下関係の厳しい宝塚という世界で、
ましてあれだけ学年の離れた上級生たちに囲まれて一人ポツンと放り込まれたら、
よほど神経の図太い人じゃない限りやっぱり気を遣ってしまうと思うのです。

むしろそこで気おくれせず堂々していられる人の方がちょっと好感持てないですし(^^;)

星風さんは可愛いことも上手なことも、いずれトップ娘役になるであろう逸材であることも分かったから、
もう少し同期のみんなと思い出を作る時間も与えてあげて欲しいな……と思ってしまいます。

せっかく宝塚に入ったんですから、
さっさとトップになってさっさと退団なんてことになっても誰も幸せにはなれないでしょうし。

すみません、ちょっと重めの話を偉そうにしてしまいましたが、
星風さんがいつかトップになるときに、
もっと心から楽しそうにしている姿を見せて欲しいと思ったので書かせていただきましたm(_ _)m

とかそうこう言ってるうちに星風さんも早いもので来年には研4、
普通に周りも新公ヒロインとかバウヒロインとかやっててもおかしくない学年になってしまう気もしますが(^^;)

客席降りが大盛り上がり

そして全ツ恒例の客席降り。

今回は幸運にも1階席だったので置いてけぼりにならずに楽しむことができました!(≧∀≦)

でも神奈川県民ホールって1階席も30数列目まであって、
ピエールはかなり後方の席だったのですよ。

なのでそこまで間近にまぁさまたちを観ることはできませんでしたし、
ましてハイタッチとかもできませんでしたが、
まぁさまは結構端っこの席の方まで歩き回ってくれていて!

普段なら真ん中のブロックの周りをぐるっと回って終わってしまうことも多いかと思うんですが、
今回のショーの客席降りでは客席後方の横のドアの辺りまで歩いて行ってくれて。

その分、客席も「フゥ~~~~!!!!(≧∀≦)」ってすごい盛り上がりでした(//∀//)

「ホッタイ!ホッタイ!」のところでまぁさまが両手を上げて左右に動かす振りをすると、
周りのマダムたちがみんな同じように手をフリフリしていて、
ピエールもやりたいのは山々だったんですがまだ照れが出てしまうお年頃でごめんなさい(* ̄∀ ̄*)

 

それから真風涼帆さんが客席から登場する場面もあって、
そりゃもうすごい勢いでお客さんを釣ってました(//∀//)

あれはもう釣りというより投網漁ですね(笑)。

学生時代はパン屋でバイトしながら一年間ずっと間違った値段でパンを売り続けていた真風くんがねぇ( ̄∀ ̄)

当時からパン屋さんじゃなくて漁師のバイトしてたら良かったんじゃないかと(笑)。

ショーでも華妃まいあさん大活躍!

そしてお芝居の方では真風くんの妹役に抜擢されていた華妃まいあさん。

ショーでも活躍の場面がたくさんありました!

フィナーレの三組のデュエットダンスはもちろんですが、
留依薪世さんと遥羽ららさんと瑠風輝さんと華妃さんの4人の場面があって、
歌ってたの何の曲だったかな……。

とにかく瑠風くんとペアを組んでるんですが、
瑠風くんも華妃さんもすごくすらっとした長身なので、
「そ・ら・ぐ・み!!」って感じでした(//∀//)

すっごく美女!っていうタイプとは違うかも知れないんですが、
あのクシャっとした感じで笑う表情がすごく愛らしいのと、
手足がすら~っとして長いからダンスとかすごくしなやかでキレイなんですよね~(* ̄∀ ̄*)

あとラインダンスにももちろんいたんですが、
これまた以前から気になってる華雪りらさんもラインダンスの中にいて、
ピエールはどっちに注目していいか分からずオペラを左右に行ったり来たりさせておりました(//∀//)

あと、うちの姉は終演後に、
「瑠風くんが!ラインダンスに!いた!デカイ!」って言ってました(笑)。

ちなみに華妃さんのことを知らなかったらしい姉から、
「あのデュエットダンスにいた最後の一人の子って誰?」って聞かれ、
「華妃まいあだよ!」と自慢げに答えたワタシだよ( ̄∀ ̄)

 

そんなわけで、やっぱりショーは良い!と思いました。

「ホッタイ」って大劇場版を観たときは、
正直ショーとしてすごく好きな部類に入る印象ではなかったんですよ。

懐メロがたくさん登場してうちの母とかは当時すごく楽しんでましたが、
世代がちょっと違うピエールはそこもそんなにツボな選曲では無かったので、
ショーっていうよりコンサートみたいな感覚があって。

でも一本物の「エリザベート」の後で宙組のショーに飢えていたのもあり、
やっぱりショーはテンション上がるな~と感じました( ̄∀ ̄)

あ、大劇場では「全場大階段」として話題になった「ホッタイ」ですが、
全ツでは大階段は使えないので5段のみの「全場小階段(こかいだん)」でした(笑)。

普段は大劇場や東京に来られずに全国で待っている皆さん、
まぁさま率いる宙組が大きな大きな投網を持って遠洋漁業に向かっておりますので、
どうぞ心してお待ちください(≧∀≦)カモ~ン!

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