割と、まりあ、忘れない。(「雪華抄/金色の砂漠」千秋楽)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで2月5日(日)に千秋楽を迎えた、
花組トップ娘役・花乃まりあさんの退団公演「雪華抄/金色の砂漠」。
その模様がタカラヅカニュースで放送されました。
ライブビューイングでご覧になった方も多いかと思いますが、
ピエールはこのニュースで初めて見たのでその感想を書かせていただきます。
花乃まりあラストデイ
改めて考えて、研7の終わりに退団って本当早すぎますよね。
せっかく宝塚に入ったのに、新人公演が終わってこれからというタイミングで退団なんて。
娘役さんはこれくらい早くトップに就任するのが当たり前みたくなってきていますが、
もうちょっとどうにかならんもんかのぅ……(´・ω・`)
と思ったりします。
そんな中で迎えた花乃ちゃんの宝塚生活最後の日。
花乃ちゃんの退団にあたって感じたことは先日書かせていただいた通りですが、
本当に立派な娘役さんだったな、というか、立派な娘役さんになったんだな、と感じます。
その花乃ちゃんのサヨナラショーは、
「ME AND MY GIRL」の「顎で受け止めて」からスタート。
あ、タカラヅカニュースで流れるのはダイジェスト映像なので、
もしかしたらこれより前に別の曲もあったりしたかも知れませんが、
間違ってたらごめんなさいm(_ _)m
続いては大劇場お披露目公演「カリスタの海に抱かれて」から、
「もしかして~これが恋~♪」というあの歌(曲名分からなくてすみません)。
何組かのカップルがデュエットを踊る中を大階段から降りてきたのは、
「カリスタ」の新人公演で主人公のカルロ(本役:明日海りおさん)を演じた水美舞斗さん。
新公カルロと本役アリシアのデュエットが披露されますが、
歌い切ったところでカルロが別人だと気付いた様子のアリシア。
「あんたはあたしのカルロじゃないわ~(´・ω・`)」
そう言われた水美カルロは「割りとマジであまのじゃくだな~┐(´ー`)┌」とあきれ顔。
宙組時代にバウヒロインに抜擢された、
「the WILD meets the WILD」の「割と、マジで、ウェスタン」を文字っていますが。
頭文字が「W.M.W」じゃなくて「W.M.A」になっちゃってる~(//∀//)
でもそうですよね~、頭文字が「W」の単語って意外になかなか無いんですよね~。
ピエールが小学生の頃に大人気だった「WANDS」ってバンドがいたんですけどね、
「WANDS」の由来って「W and S」らしいんですよ。
で、「W」と「S」って何の頭文字かと思ったら、
メンバーのイニシャルだって言うんですけど。
じゃあメンバーの名前って何なんだろうと言うと、
「上杉」と「柴崎」だと。
「上杉」→「うえすぎ」→「Wesugi」
無理があるだろ!(゚∇゚;)
と子どもながらに思ったんですけど、
でもたしかに「W」がイニシャルの苗字ってなかなか無いんですよね。
これが「K」とかだったら「か・き・く・け・こ」と候補がありますけど、
「W」だとそもそも「わ」から始まる名前しかないわけですし。
「和田」とかが考えられますけど、
何かロッカーとしてはちょっと野暮ったい苗字というか……(全国の和田さんごめんなさい)。
だからと言って「Wesugi」ってねぇ……。
ちなみにWANDSは後に初代ボーカルの上杉昇さんが脱退してしまうんですが、
代わりに入ったボーカルの人は「和久二郎」って名前で無理やりイニシャルが「W」になる芸名にしたそうです。
ということで本日のゲストは「WANDS」の皆さんでした。
さよ~なり~~~( ´ ▽ ` )ノ
……じゃなかった、花乃ちゃん花乃ちゃん(゚∇゚;)
そんなこんなで「W.M.W」のエマに変身した花乃ちゃん、
これまた曲名が分からなくて申し訳ないのですが、
花乃ちゃんのお転婆なイメージを決定付けた「W.M.W」あの曲を披露。
続いては衣装替えをして明日海さんといっしょに、
これまたお披露目のショー「宝塚幻想曲」のデュエットダンス。
このデュエットダンスも良かったですよね~。
だいぶ前に書いたことがある気がするんですが、
たしかこの「ファンタジア」の大劇場の初日の映像を見たとき、
このデュエットダンスの場面で花乃ちゃんが涙ぐんでるように見えたんです。
きっと明日海さんの相手役、そして伝統ある花組のトップ娘役になるというプレッシャーの中、
ずっと押しつぶされそうになりながらお稽古に向き合って。
何とかもうすぐ無事に初日の幕を下ろすことができるというホッとした気持ちと、
これからちゃんと明日海さんの相手役を務めていけるのかという不安が綯い交ぜになったような表情に感じたんです。
でもあのときの花乃ちゃんに、
「大丈夫!あなたは立派に明日海さんの相手役を務めあげるから!」
って教えてあげたいな、と思いました。
その後はおそらく花乃ちゃんの着替え中に芹香斗亜さんが歌う「新源氏物語」の「恋の曼陀羅」が一瞬だけ流れ。
着替えの間の「繋ぎ」に使われちゃったとあちゃん(笑)(//∀//)トーアーチャン
そして真っ白な衣装に着替えた花乃ちゃんを中心に、
「ME AND MY GIRL」を大合唱。
しっとり終わるかな~と思ったら明日海さんのビルが登場し、
「いったいてめえ!今までどこに失せていやがった~!?」と、
「ミーマイ」のラストシーンを再現。
「ビル~!」と叫ぶ花乃ちゃんを、
「サリ~!」と叫んで受け止める明日海さん。
この「サリ~!」も、実際の公演のときの何倍も愛しさに溢れた「サリ~!」に感じました。
最後は「ミーマイ」の「ランべスウォーク」を大合唱して、
サヨナラショーは花乃ちゃんが演じてきた多くの役のように元気よく終わりました。
サヨナラショーの後は、この公演で退団した、
桜花りなさん、冴華りおなさん、そして花乃ちゃん3名がそれぞれ最後のご挨拶。
花乃ちゃんは最後の挨拶で、
長い長い人生の中でこの宝塚という世界にいた時間は短くあっという間だったけれど、
夢を追いかける自由を与えてくれた家族に背中を押され、
応援してくれる方々と愛おしい仲間と出会い、
そして尊敬する明日海さんに出会い、手を引かれて駆け抜けたこの時間は自分の青春の全てです、
と語っていました。
そして最後は明日海さんのご挨拶へ。
相手役の退団公演の千秋楽ということで、
いつものオトボケな挨拶は封印して厳かな雰囲気で進m……、
と思ったのですが(笑)。
「毎日の開演前は、舞台に立つタカラジェンヌというよりは、これから土俵入りする力士みたいな、そんな心持ちで……」
力士!?(゚∇゚;)
世の中の緊張感溢れる例えの中でなぜ力士……(笑)(//∀//)
そして明日海さんは、
今日は絶対雨が降るだろうなとずっと前から思っていたのに、なぜか降っていませんでした、と。
「花組が誇る雨女、というか、雨姫の威力はどこにいっちゃったんだ」と花乃ちゃんを見ながら語り。
けれど「ですが、今ここに立ってみて分かりました」と続ける明日海さん。
「花乃は、今日は劇場の外ではなく、劇場のお客様の心とほっぺたに雨を降らせたんだと思います」と、
明日海さん自身も涙声になりながら語っていました。
「でも外に出ても降ってるかも知れません。その場合はちゃんと傘をさしてください」と、
至極普通の注意事項を伝えて再び客席を笑いに包んでいました(笑)。
カーテンコールでまずは明日海さんと退団者3名が登場。
最後に一言と求められた花乃ちゃんは「今日は叫ばせてください」と。
「明日海さんと、花組の皆さんと、客席の皆さんと、中継が繋がってる皆さんに叫びます」と花乃ちゃんが叫んだ言葉は。
「お前を愛しているわ~!(≧∀≦)」と、
「金色の砂漠」のラストで花乃ちゃん演じるタルハーミネがギィに向かって叫ぶ台詞でした。
最後の叫びも花乃ちゃんらしい姿でしたね(≧∀≦)
というわけで、宝塚最後の1日を無事に終えた花乃ちゃん。
最後の劇場の外で待つファンの方々の前でのパレードでは、
涙を拭いながらも豪快に投げキッスを振りまいていました。
トップに就任したときは決して心から祝福していたわけではなかったのが正直なところですが、
こうして最後に本当に幸せそうな表情の花乃ちゃんを見ていて、
嘘偽りなく「良かったな~」という気持ちになれました。
花乃まりあというトップ娘役の存在は、
きっとたくさんの宝塚ファンにとって忘れられないものになったんじゃないかなと思います。
花乃ちゃん、本当にお疲れ様でした!そして卒業おめでとうございます!( ´ ▽ ` )ノ
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