紅ゆずるさん、綺咲愛里さん、それぞれの退団発表会見を拝見して。
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
先日、星組の大劇場公演の千秋楽に遠征した話をさせていただきましたが、
ひとつ言いそびれていたことがあったので突然ですがこの場をお借りしてお話しておきたいなと。
「どうしても大劇場最後の楽屋出を見たい」という姉もいっしょに遠征したのですが、
実は1枚はとあるお友達からチケットを譲っていただくことができました。
もともと姉と二人で当日券に並ぶつもりだったのですが、
前楽の夜に「実は遠征してきてるんです~」とお友達に連絡をしていたところ、
「明日のチケットが1枚あるんだけど、良かったらお譲りしましょうか?」と言っていただき。
詳細は端折りますが、もともと1枚取っていたものの、
別ルートでもう1枚手に入れることができたので、
残った1枚をピエールに譲ってくださるというお申し出でした。
姉もいっしょなので1枚もらってもどっちみち当日券には並ばなきゃいけないし最初はご遠慮しようかなとも思ったのですが、
でも果たして取れるのかどうかも分からない千秋楽の当日券、
1枚だけでも確保しておきたいなという考えになり。
かと言って「俺はチケット手に入ったから当日券は一人で並んでね~」なんて薄情なことも言えないので(笑)、
当日券も予定通り姉といっしょに早朝から5時間並んでもう1枚をゲット致しました。
当日券に並んだのも本当だし、1枚は実際に当日券で観ることができたんですが、
なんかそれを正確に書いておかないと嘘ついてるようでどうにも落ち着かないので改めてご報告させていただきました。
結果的には当日券で2人分買うこともできる時間に並んでいたのですが、
やっぱり1枚でも確保できているというのはすごく気持ちが楽になってありがたかったです。
改めまして、チケットを譲ってくださった方、およびそのご提案をしてくださったもう一人の方、
本当にありがとうございましたm(_ _)m
紅ゆずる退団発表会見
そんな中、次回大劇場公演「GOD OF STAR-食聖-/エクレール ブリアン」での退団が発表された、
星組トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さん(アイリーン)。
退団発表の翌日に行われた、それぞれの記者会見の模様をタカラヅカニュースで拝見致しました。
ネットニュース等でも内容は既に伝えられていますが、
実際にお二人の声や表情から伝わってきたものも含めて、
ピエール的に印象的だったことを書き残しておきたいと思います。
まず先に会見が行なわれたのは紅くん。
「退団を決意したときに鐘が鳴る」と語るタカラジェンヌがたくさんいらっしゃいますが、
「私は宝塚が好き過ぎて一生鐘は鳴らないと思ったのでトップに就任したときから5作品で力を出し切って卒業しようと決めていた」と話していました。
こうやってユーモアを交えつつもすごく温かい言葉を選ぶところに、
ただお笑いのセンスがあるだけではないという紅くんの人柄を感じる気がします。
アイリーンには「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」の公演期間中に退団の意志を伝え、
「あなたの人生だから、あなたがどうするかは自分で決めなさい」と話したものの、
「私もごいっしょに卒業させていただきます」とアイリーンは即答したそうです。
添い遂げ退団が全てでは無いですし、僕自身も決して添い遂げ至上主義ではないのですが、
いっしょにトップに就任した相手役から「ごいっしょしたい」と言ってもらえることはやっぱり幸せなことだろうなと思います。
それから印象的だったのが、「星組生に伝えたいことは?」と聞かれたときの紅くん。
それまではいつもの紅くんらしくハキハキと、時に笑いを交えながら話していたのですが、
「宝塚音楽学校は狭き門とは言われていますが、『宝塚に入ることができなかった人たちの分の思いも背負って舞台に立ってるんだよ』ということを伝えていきたい」と話しながら、
一気に涙が込み上げてきていました。
宝塚が本当に大好きだからこそ、「もし自分が宝塚に入ることができていなかったら」という思いが、
ここまで踏ん張って駆け抜けて来る原動力の一つになっていたんだろうなと思います。
よく、笑いを取るのが上手な人はどうしたら他人が笑ってくれるかを考えられる、
他人の気持ちを深く理解できる人だなと思うことがあるのですが、
紅くんはまさにそんな人なんじゃないかなと感じる場面でした。
「退団してももう一度入団できるのならば入団したいと思えるほど宝塚が大好きです」と語ってくれた紅くん。
「生まれ変わっても宝塚に入りたい」と言って卒業していく姿を見ると本当に救われた気持ちにさせてもらえますが
現世のうちにまた入りたいと言う前のめりなあたりも紅くんらしいですよね(笑)(//∀//)
そして「このままずっと宝塚にいたい」のではなく、もう一度入団して一から宝塚人生を経験したいという気持ちを覗かせるところにも胸が熱くなりました。
そして賛否もあるとは思いますが、今後の予定の質問の中で聞かれた、
定番の「ご結婚の予定は?」という質問。
仮に予定があったとしても言うわけないじゃんっていうツッコミも定番ですが、
もちろん紅くんも結婚の予定については否定しつつ、
「宝塚で綺咲愛里と結婚しましたので」と返した紅くん。
わたくし、あまりコンビ萌えとかしないタイプで、
トップコンビを「夫婦」とか「彼氏と彼女」みたいに表現するのもそんなにピンと来ないタイプだったりするのです。
(好きな人同士がコンビを組んでいたら相乗効果でさらに嬉しいというだけ)
決してそうやってコンビを応援する気持ちを否定するわけではないのですが、
宝塚における「コンビ」って「夫婦」とか「彼氏彼女」とは違う、
もっと俗世からかけ離れた関係性だと思っているからかも知れません。
でも、それくらいにアイリーンを相手役として大切に思っているんだなということが、
「綺咲愛里と結婚しましたので」という言葉から伝わってきてただただ嬉しかったです。
綺咲愛里 退団発表会見
そして同日に行われたアイリーンの退団発表会見。
娘役さんの方がどうしても型通りの質疑応答になってしまうのは宝塚において止むを得ないことですが、
このブログを始めてから今までで間違い無く一番好きになったトップ娘役であるアイリーンの会見。
いつかこの光景を見る日が来るんだろうなとずっと思っていたけれど、
いざそれを目の当たりにすると言葉にならない感情が込み上げてきました。
一番思い出に残っている作品として、
初舞台公演であり、大劇場お披露目でもある「THE SCARLET PIMPERNEL」を挙げたアイリーン。
お披露目がたくさんの難曲で綴られる「スカピン」と発表されたときも、
世間ではものすごくいろいろなことを言われていたのを今でも覚えています。
ご本人たちのプレッシャーは計り知れないものだったと思いますが、
最後にその作品の名前を挙げられるくらいに充実感を得られる公演に作り上げたんだなというのが伝わってきて、
ただただ尊敬の念を感じています。
紅くんのディナーショーと共に、
アイリーンのミュージックサロンの開催も発表になりましたね。
紅くんのディナーショーは藤井大介先生の演出、
アイリーンのミュージックサロンは退団公演と同じく小柳奈穂子先生。
でも、ミュージックサロンは東京ではやってくれないのですね(´・ω・`)
行きたいけど、水曜と木曜かぁ……行きたいなぁ……チラシ欲しいなぁ……。
このブログを始めてから、たぶん一番大好きだったトップコンビの退団発表。
今は実感も無くて、もしかしたら悲しみは後から遅れて追ってくるのかも知れませんが。
けれど今はとうとうこれから七海くんの退団公演が東京にやってくるというタイミング、
まずはお兄様の宝塚生活最後の舞台をしっかりと目に焼き付けなければ。
そのあとにはもう七海くんがいないということを考えると、
今もまだ心がフリーズして何も考えられなくなってしまうのですが。
それでも、紅くんとアイリーンの卒業も、しっかりと見届けたいと思っています。
なんか湿っぽくなってしまいそうなので、
ワンパターンで恐縮ですが本日もこちらで締めさせていただきたいと思います。
せーの!
アイリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!(≧∀≦)
からの……
紅リーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!(≧∀≦)
そして……
ベニカイリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!(≧∀≦)
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