スカイステージ 宝塚の雑記

月組トップ娘役・美園さくらさん退団発表

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

皆さま、昨日の雪組公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の千秋楽、
スカイステージでの生中継はご覧になられましたでしょうか。

2月をもってスカイステージを解約していたピエールですが、
今回の「ワンス」はチケットを取っていた日程がまさに中止となってしまい一度も観られず。

スカステでの生中継という発表に賑わう中、
「今月から解約したところなのにどうしよう……」と悩みに悩み。

「こんな機会もなかなか無いから、今月だけもう一回加入しようかな~」と思いながら過ごしていた千秋楽前夜。

なんとテレビのリモコンのどのボタンを押しても電源がオフになるという現象が!( ;∀;)

もう一回押すとまた電源は付くのですが、
チャンネルボタンを押そうが音量ボタンを押そうが、
番組表ボタンを押しても地デジ・BS・CSとかの切り替えを押してもハードディスクの再生ボタンを押しても、
ただただひたすら電源のオン・オフが繰り返されるのみ……。

最初は何か押し間違えたり変な設定しちゃってるのかなといろいろポチポチしてたのですが、
試しにテレビ本体の選局ボタンとか押してみても電源オン・オフになってしまい。

ネットで調べても解決策らしきものは見当たらず、
同じような現象でツイートしてる人とかを探しても、
特に「こうしたら直りますよ」みたいな話にはならずに修理という流れになっている人ばかりで。

さらに試しにテレビのコンセントを抜いてしばらく放電させてからまた差し直してみたのですが解消されず……。

「あー、詰んだ。これは詰んだわー」と、
生まれて初めて「詰んだ」という言葉を使ってみました(使い方合ってます?)。

最後に見ていたのがWOWOWで放送されていた「X-MEN(アポカリプスだったかな?)」だったので、
無情にも大好きなX-MENシリーズが残酷な形で流れるのを見つめるしかないという状況に……。

仕方なく延長保証に入っているヨドバシの修理センターに連絡したところ、
とりあえず翌日の日中に電話が入り出張修理の日程を調整しますということに。

それはつまり生中継の当日であり、
修理してもらえるのは早くてもさらにその翌日以降。

もうこれは生中継は諦めるしかないか……。

まぁ、再契約したあとに見れなくて視聴料だけ払う羽目になるよりは良いか……と。

 

しかしそれから1~2時間ほど経ち。

人間って不思議なもので、ダメだと分かってても体が勝手に動いてしまうことってあるじゃないですか。

テレビが壊れたということは分かってるはずなのに、
ついついいつものクセでふと番組表ボタンを押していたのです。

「あ、また電源消えちゃうわ……」と思ったピエールの目に、
なんと番組表がドーンと現れたではありませんか!

もう何年も見ていなかったかのように懐かしく感じる番組表、
「え?なんで?」と思って他のボタンをポチポチしてみましたが、
さっきまでの現象が嘘のように全て普通に動いています!

マジで!?

よく分からないけどとりあえず生中継の録画予約だけしておこう!(まだ再契約前だけど)

とりあえずこれで再び操作不能になったとしても、
録画機能だけ動いてくれればあとで観られるかもしれない!(再契約すればね)

ということで、もうそのままの勢いでスカステを再契約したピエール、
翌日もテレビは正常に作動し、無事に「ワンス」をリアタイすることができましたヽ(;▽;)ノ

やはり劇場で観てるのと違って時々集中力が途切れてしまうこともありまだ理解しきれてない部分もありますが、
無事に録画もできたようなので後ほどまたゆっくり鑑賞したいと思います。

 

それにしても、最終日一日限りの再開ではありましたが、
無事に千秋楽を上演することができて本当に良かったですね。

退団者のお三方は、自身の退団公演がこんな窮地に追い込まれて、
誰がどう見ても不運としか言いようがないのに、
心なしか今まで見たどんな退団者の方々よりも幸せそうな笑顔にも見えました。

舞台に立つことができる喜び、幕を上げることができる喜び、
それは舞台に立ったことの無い僕には想像することもできません。

けれど、きっと退団者を始め出演者の皆さんは、
そんな喜びを全身に感じながら舞台に立ってくれていたんだと思います。

出演者の皆様、そして舞台スタッフや陰に日向に再開に向け尽力された関係者の皆様、
本当にありがとうございました。

きっとまた批判の声もあるとは思います。

でも、昨日のあの光景を見た人たちと、一度も宝塚を見たことの無い人たちと、
再開という事実を前に見えるものが違うのは当たり前だと思います(あるいは宝塚ファンの中でも賛否は別れることもあるでしょう)。

だから僕たちはそんな批判に必要以上に反応したり、反論したり言い争ったりせず、
ただ今できる限りの最善の対策をしながら劇場へ足を運び、
再開を祝福し、声援を送り、今まで以上の責任感をもってファンとして宝塚を守るためにできることをすれば良いと思います。

 

バーーン(⌒∇⌒)

 

も無事に見れて本当に良かった……。

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美園さくらさん退団発表

ということで、先日トップスター珠城りょうさんの退団が発表されたばかりの月組ですが。

相手役の美園さくらさんもたまきちくんと同じく、
「桜嵐記/Dream Chaser」で退団されることが発表になりました。

たまきちくんの退団が発表になって美園さんの去就が気になっていなかったと言えば嘘になりますが、
美園さんもたまきちくんと添い遂げるという道を選ばれたのですね。

同時退団の場合は発表も同日ということも多かったので、
美園さんはトップになったのもたまきちくんより後なのでまだ続投されるのかな、と思っておりました。

組によって同時退団が多い組とコンビが別々に退団されることが多い組とある印象なのですが、
雪組や星組が同時退団が多いのに対して、
花組と月組は比較的別々に退団されることが多いイメージがあったりします。

月組でコンビが同時に退団されるのは霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんコンビ以来ですよね。

さらにその前に遡ると天海祐希さんと麻乃佳世さんコンビ以来でしょうか?

 

前任は娘役として異例のバウホール主演も果たした愛希れいかさん(ちゃぴ)。

ちゃぴの後任としてトップ娘役を務めるのは、並大抵のプレッシャーではなかったことと思います。

若くしてトップになったたまきちくんは経験豊富な相手役のちゃぴの卒業に続き、
美園さんのお披露目と同時に二番手として支えた美弥るりかさんも卒業されて、
大丈夫だろうかと正直心配したりもしました。

けれど、たまきちくんはその状況の中で、
逆にトップとして本当の意味で覚醒したのかも知れないと思うことがあります。

残念ながら僕はまだ美園さんがトップになってからの公演はお披露目しか生で観れてはいないのですが、
前回の「I AM FROM AUSTRIA」もすごく好評だったという印象があります。

それはたまきちくんが若き相手役を迎えて一層覚悟を強くしたとともに、
主席卒業でしっかり者の美園さんが学年や経験以上の力でたまきちくんを支え、
コンビとして日々お互いを高め合ってきたからなのかなと思いました。

 

でも、99期の美園さんは学年で言ったらようやく新人公演を卒業するというタイミング。

娘役の早期抜擢は今に始まったことではないですが、
やはりまだ「新人」と呼ばれる学年で卒業してしまうのはもったいない気がしてしまいます。

どうしても自分が宝塚ファンになった時代と比較してしまうのですが、
当時(2003年)も映美くららさんのように新公学年でトップを務めていた方もいらっしゃいましたが、
今は逆に新公卒業してからトップになる娘役さんの方が珍しくなってしまっているような気がして複雑です。

美園さんの後任にどなたが就任されるのか、
それが発表されるのはまだ少し先のことかと思いますが、
できることならもう少し年月をかけて経験を積まれた上級生の娘役さんにもチャンスが訪れて欲しいと思っていたりします。

歌やダンスやお芝居は、音楽学校に入る前でも経験できる場所はたくさんあるでしょう。

けれど、男役・娘役というのは、宝塚でなければ経験できないものなのではないかと思います。

僕の大好きなとある元男役さんも、
「『男役』というのは宝塚のもの。だから卒業した後に自分がまた男性の役を演じたとしても、それを『男役』と呼ぶのはちょっと違う」
といったことをおっしゃっていました。

女性が男性を演じる男役に比べて、
女性が女性を演じる娘役は難易度が高くないかのように扱われることもある気がしますが、
実際は女性だけの中で女性を演じる娘役はいわゆる「女優」とは似て非なるものだと思います。

可愛いだけではない、かと言って技術的に優れているというだけでもない、
宝塚で娘役を何年も経験されたからこそ出すことのできる、
「宝塚の娘役」の魅力がこれからも受け継がれていく未来であることを祈っています。

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