宝塚の雑記

もしも七海ひろきさんが演じた人物たちがホグワーツに入ったら。

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

絶賛現実逃避中のピエール、
映画の「ハリー・ポッター」シリーズを一気に最後まで鑑賞しましたのですが。

やっぱりハリポタを観た方ならば、
「自分だったらどの寮に振り分けられるかなー」って想像しますよね。

ご覧になったことの無い方のために「にわかポッタリアン」のピエールがご説明しますと、
ハリーたちが通う「ホグワーツ魔法魔術学校」という7年制の学校には、
グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンという4つの「寮」がありまして。

これはホグワーツ創設に携わった、
ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリンという4人の魔法使いの名前に由来しているそうで。

新入生たちは入学時に「組分け帽子」という意思を持つ帽子をかぶって、
その帽子がそれぞれの生徒の適正に応じて所属する寮を決めるのです。

宝塚の「組」と同様、というか組以上に寮にはそれぞれの特色があり、
どの寮に入るかでどんな魔法使いになるかも変わってくるなんてことも。

で、現実逃避で宝塚に触れないようにハリポタを観ていたにもかかわらず、
やっぱり宝塚に結び付けていろいろ考えてしまったピエール。

ということで今回も我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきのお兄様がらみのお話。

もしも七海くんがこれまで演じた人物がホグワーツに入ったらどの寮に入るか?
というのを考えてみたいと思います。

お察しの通り今回の記事は最後までお読みいただいてもまったく実になる情報は得られませんのでご了承ください(つまり通常営業)

また、今回一気にハリポタを鑑賞したにわかファンのピエールによる振り分けなので、
原作の本や裏設定などにも詳しい方の解釈とは異なる場合もあると思われますが遊びなのでお許しいただけたらこれ幸いとm(_ _)m

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グリフィンドール

まずはグリフィンドール寮。

グリフィンドールに象徴されるイメージは「勇敢さ」ですかね。

主人公のハリーを始め、親友のロンやハーマイオニーも所属するのがこのグリフィンドール。

校長のダンブルドア先生や、ハリーを保護者のように温かく見守るひげもじゃのハグリッド、
ハリーの両親や、名付け親のシリウス・ブラックなど、
ハリーに近しい人物の多くがこのグリフィンドール出身という、
物語において最も華形ポジション的な寮です。

なので輪の中心的存在になる人物が所属する寮という感じですね。

一方、真ん中に立つ人というのは時に、
自分の考えは絶対正しい、自分は選ばれし人間だ、という奢りも持ってしまうことも。

実際、ハリーのお父さんのジェームズ・ポッターなども入学時は他の生徒を馬鹿にしたり嫌がらせしたりするような、
決して人間的に優れた人物ではなかったということも作中で徐々に明らかになっていくんですよね。

パッと見は「グリフィンドール=正義」にも見えるのですが、
人間はそんなに完璧ではないということも感じさせるのもハリポタの世界の魅力なのかも知れません。

 

では、このグリフィンドールに振り分けられそうな人物は誰がいるでしょう?

まず浮かんだのは「うたかたの恋」のジャン・サルヴァドル。

劇中ではもちろん主人公はルドルフなのですが、
ジャンにも自分の信じる信念のために戦う意思の強さや、
時にそれが行き過ぎて親友のルドルフに窘められるところなど、
「人間は完璧ではない」というのを魅力的に体現している人物に思えます。

それから「the WILD Meets the WILD-W.M.W.-」のベンジャミンも実はグリフィンドール的な気がするんですよね~。

表面的にはワルなのですが、
自分の大切なもののためには無鉄砲な行動も辞さない猪突猛進っぷりはグリフィンドール生に必要な「勇敢さ」でもあるのではないかと。

あとは七海くんが演じた女役の「ベルサイユのばら」のオスカル、
「風と共に去りぬ」のスカーレット、「ヴァレンチノ」のナターシャといった人たちも、
男性社会においても自分の意見を貫く姿がグリフィンドールに選ばれる資質を持っているように思えます。

ハッフルパフ

続いてはハッフルパフ寮。

ハリポタの映画ではあまり印象が強くないハッフルパフですが、
ハッフルパフに抱くイメージは「誠実さ」や「器の大きさ」という感じでしょうか。

どこの寮にも入れない「落ちこぼれ」も受け入れてくれる寮とも言われているようで、
その分、他の寮に比べると飛び抜けて優秀な生徒は決して多くないものの、
決して人を差別しない者が集う寮としても評価されているそうです。

これはホグワーツ創設に携わった4人のうち、
ヘルガ・ハッフルパフだけが生徒を生まれや血筋で差別しなかったという精神が受け継がれているんだとか。

かと言って決して人間性だけではなく、
「三大魔法学校対抗試合」にホグワーツの代表として選ばれたセドリックのように優秀な人物もいますし。

それからハリポタの同じ世界を描いた「ファンタスティック・ビースト」の主人公ニュート・スキャマンダーもハッフルパフ出身だそうで。

人間を脅かす存在として迫害される魔法動物を身を挺して保護しようとするニュートの優しさは、
まさに誰も差別しないハッフルパフの精神を持つ人物に思えます。

 

ではハッフルパフのイメージに合うのは誰かと言うと。

「落ちこぼれ」と言われてしまうとやっぱり「ANOTHER WORLD」の喜六ですかね~(笑)。

阿呆の喜六さんは真っ先にハッフルパフに送られてしまいそうな気がします。

けれど決して「落ちこぼれ」だけではないのがこのハッフルパフ。

知識やスキルに溺れることなく、もしかしたら最も一本筋の通った人が揃うようにも思えるハッフルパフには、
意外にも「Thunderbolt Fantasy」の殤不患も入るのでは?と思いました。

圧倒的な強さで何物にも怯まず挑む殤さまはグリフィンドールのような気もしますし、
その戦闘知識の豊富さは後述するレイブンクローにも選ばれるような気もするのですが、
殤さまの一番の魅力ってもしかしたらそんな力を決して奢らずに弱きを助ける優しさのような気もするので、
敢えてハッフルパフを選んでみました!

レイブンクロー

三つ目はレイブンクロー寮。

レイブンクローの生徒に求められるのは「学力」や「知性」。

とにかく分かりやすく賢い生徒を求めるのがこのレイブンクローです。

ハリーの初恋相手(?)のチョウ・チャンがレイブンクロー生ですね(あの爆上げホント何だったの……?)。

一方、頭の良い人というのは周りから見たらちょっと変人に見えることも多く。

「嘆きのマートル」ことマートル・エリザベス・ウォーレンや、
「~だもン」「分かるンだ」という独特の語尾のルーナなど、
かなり個性的なメンバーが多いことからもそれが分かるのではないかと。

ちなみに第一弾の「ハリー・ポッターと賢者の石」でヴォルデモートが憑りついていたターバンを巻いたクィレル先生や、
第二弾の「秘密の部屋」に登場するナルシストなギルデロイ・ロックハート先生もレイブンクローの出身だそうです。

 

そんなレイブンクローっぽい人物は誰かと見てみると。

最初に浮かんだのが「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のカール・ハンラティ。

FBI捜査官のハンラティは当然抜群の頭の良さだと思うのですが、
「鬼ごっこをするとき他の子たちは鬼になるのを嫌がったが、自分は率先して鬼をやっていた」
というクセの強い子どもだったハンラティはまさにレイブンクロー的なのではないかなと(笑)。

それからもう一人浮かんだのが「燃ゆる風」の竹中半兵衛。

歴史に残る偉大な軍師である半兵衛さまの頭脳明晰ぶりはもちろんのこと、
謀反を起こして制圧した城をそのまま主に返してしまうという独特の行動も、
なかなか凡人には理解できない、どこかレイブンクロー的な発想を持つ人物に思えます。

一度使えた秀吉への忠義の厚さはハッフルパフ的な部分もある気がするんですけどね~。

スリザリン

そして最後はスリザリン寮。

作中ではグリフィンドールと相対する悪役ポジションのように描かれる寮です。

ハリーの宿敵ヴォルデモートを始め、
何かと嫌がらせをしてくる同級生のドラコ・マルフォイ、
ハリーと何かと対立し続けたスネイプ先生(でもあんな過去が……(泣))などなど。

特徴としては「狡猾さ」や「野心」というワードが挙げられるようです。

 

ではこの悪役イメージの強いスリザリンに入るのは誰かと言うと。

悪役と言ったらやはり「オーム・シャンティ・オーム」のムケーシュですかね~。

優秀なプロデューサーであると同時に目的のためなら妻をも焼き殺すことを厭わないムケーシュは、
七海くんの演じて来た人物の中では最もスリザリン的な人物のように思えます。

それから悪役と言えばもう一人浮かぶのは「THE SCARLET PIMPERNEL」のロベスピエール。

敵対する人間を多数ギロチン送りにしてきたロベスピエールもまさにスリザリンの雰囲気を持っています。

しかし一方で、ロベスピエールはもともと自分の信じる理想を突き進んだが故に道を誤ったという見方もできるわけで。

そう考えると、もしかしたらロベスピエールは何かひとつ道を踏み外さなければ、
むしろグリフィンドール出身者たちのように歴史の真ん中を歩んだ人物として称賛されていたのかも、とも思いました。

実際、ハリーの組分けの際も「組分け帽子」はギリギリまでグリフィンドールとスリザリンで迷う様子を見せていて、
シリーズを最後まで通してから振り返ると正義と悪は紙一重というのを感じる一場面でした。

優秀な人間ほど、わずかなきっかけで正義にも悪にもどちらにも転ぶ可能性があるというのが、
「ハリー・ポッター」を他の子供向けの童話とは一線を画しているところなのかも知れませんね。

 

いかがでしたでしょうか?

ちなみにTwitterの匿名投票機能を使って「フォロワーに組分けしてもらう」というのが流行っているのを知り、
先日ピエールもフォロワーさんたちに投票していただいてみたのですが。

スリザリンに投票した奴、
吸魂鬼ディメンター送り込んでやるから出て来い(⌒∇⌒)

でもな~、闇深きぴえるとその仲間たちは概ねみんなスリザリンな気がしますね(笑)。

そしてこうして見てみると、お兄様は本当にいろんなキャラクターの人物を演じてきたんだなーと。

でもそうやって個性豊かな役がたくさん思い浮かぶのも、
それぞれの役を一つ一つ大切に作り上げてきたお兄様の努力の結晶だと思います。

ということで、皆様もご自分のご贔屓の演じて来た役に置き換えて、
「あの役だったらどの寮かな~」と想像してみてくださいませ~。

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