宝塚の雑記

映画版「王妃の館」を観て高まる期待と深まる疑問。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

はてさて、次回の宙組大劇場公演「王妃の館」

先日ポスターも公開され制作発表会見も行われ、
徐々にそのベールを脱ぎつつありますが、
2015年に公開された映画版を観てみました!

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ついに旧作扱いになった「王妃の館」

小説が原作ながら映画化もされていると知り、
ラインアップが発表されたときから観てみたいとずっと思っていたのですが。

何せ映画が公開されたのもまだ昨年ということもあり、
ラインアップが発表された当時はTSUTAYAでもまだ準新作扱いで……。

準新作だと300いくらもしてしまうので、
ケチなピエールは100円の旧作扱いになるまでじっと待っておりました( ̄∀ ̄)

そしてそれが先日TSUTAYAに行った際、
ついに旧作扱いに変わっていたのです!

ということでようやく借りることができました。

「王妃の館」

主演は水谷豊さん。

DVDのパッケージを見るからに個性的なキャラクターですが、
半信半疑の皆さまに念押ししておきますと、
これこそ朝夏まなとさん(まぁさま)が演じる北白川右京です(笑)。

原作の小説は上下巻に渡る長編なので、
映画版を観ただけだとちゃんと理解できている自信はありませんが、
ざっくりあらすじを書かせていただきますと。

舞台はパリにある超高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ<王妃の館>」。

フランス国王ルイ13世が妻アン王妃のために作った邸宅を、
息子の「太陽王」ルイ14世が改装した館。

モーツァルト、アインシュタイン、チャップリン、グレース・ケリー、
歴代のローマ法王やヴィクトリア女王やニコライ皇帝も訪れたと言われているそうです(ここにもニコライ!)。

そんな超豪華なホテルですが実は経営は芳しくなく。

そんな経営難のホテルと手を組んだのが、
同じく倒産寸前の日本の弱小旅行代理店。

女社長兼ツアーコンダクターの朝霧玲子は、
ホテルと協力し「ダブル・ブッキングツアー」を企てます。

それはすなわち、夜に泊まって日中は観光を楽しむ超高額な「光」の「ポジ・ツアー」と、
日中のみホテルの滞在を楽しみ夜に観光に出かけるという格安な「影」の「ネガ・ツアー」という2つのツアーを企画し、
それぞれの客同士が鉢合わせしないようにうまく誘導し、
1日で二組分の売り上げを得てしまおうという計画でした。

しかしそのツアーに集ったのはどれもクセのある人物ばかり。

その中に、スランプに悩まされ取材旅行という名目でパリに来ていた作家、
北白川右京の姿がありました。

ポジ・ツアーを率いる玲子は、
ネガ・ツアーのガイドを務める戸川光男と協力しつつ、
それぞれのツアー客が同時にホテルに戻らないように立ち振る舞おうとするのですが……。

小説版の方が面白いらしい

ちなみに映画版の評判を見ると、
「原作の面白さが全然表現しきれてない!」と、
決して好評とは言えない評価だったようで(^^;)

ピエールはその前評判を聞いていたのでほとんど期待せずに観たせいか、
思ったよりは面白かったという印象でした(笑)。

でもたしかに、ダブルブッキングツアーという面白い発想を生かしきれてないというか、
広げた風呂敷を広げっぱなしで使い道に困ってるという雰囲気はあったかも知れません。

あと、たぶん原作ではもっと各登場人物の背景が色濃く描かれてるんだと思うのですが、
映画版だとみんなあっさり触れられてる感じで、
いまいち感情移入したり共感したりできないと言いますか。

まぁ、それもそういうネットの評判を目にしてしまった先入観ゆえなのかな~と( ̄∀ ̄)

映画の評判がいまいちだったにも関わらず宝塚で舞台化しようと考えたということは、
きっと田渕大輔先生が「こうすれば宝塚の世界にハマる!」というアイデアがあったからこそだと思うので、
むしろきっと面白い作品になるんじゃないかという期待があります!

逆に映画版がすごい大人気だった作品の舞台化だと、
単に二匹目のドジョウを狙ったけどうまく舞台化できずに鳴かず飛ばず、ってこともありますからね~。

映画版の評価が芳しくないからこそ宝塚版への期待も高まります(≧∀≦)

ちなみに原作本はこちら。

王妃の館〈上〉 (集英社文庫)

王妃の館〈下〉 (集英社文庫)

読書嫌いのピエールはもちろん読んでおりませんが、
良い子のみんなはちゃんと読んでから観劇に挑みましょう(笑)( ̄∀ ̄)

みりおん店長の役はアレンジされている模様

ちなみに既に一部配役は発表されており、
これが退団公演となる実咲凛音さん(みりおん店長)が演じるのは、
「桜井玲子」という人物。

しかし実は、こんな名前の人物は原作には登場していないようなのです。

原作における旅行会社の女社長兼ツアコンの名前は「朝霞玲子」。

「玲子」は「玲子」でも苗字が違います。

一方、玲子とは別に吹石一恵さんの演じる「桜井香」という女性も登場します。

「桜井香」と「朝霞玲子」、合わせて「桜井玲子」。

この香はポジ・ツアーの客の1人で、
学生時代から付き合っていた婚約者から婚約を破棄されたショックで、
その元婚約者から受け取った「違約金」を今回の旅行で全て使ってしまおうと、
いわゆる傷心旅行で来ていた女性。

この香が、どうやら北白川さんの小説の大ファンなんですね。

なのでおそらくですが、
宝塚版では玲子と香という人物を混ぜ合わせて、
「北白川のファンのツアーコンダクター」みたいな人物にアレンジしたりするのかな~と。

映画の中で一番中心となっている女性はツアコンの玲子ですが、
北白川と心の交流を深めるのはむしろ香という印象なので、
決してラブストーリーではないこの作品を、
より宝塚っぽくするためのアレンジなんじゃないかと思います。

ちなみにWikiとかだと「朝霧(あさぎり?)」って書かれてたりすることがあるんですが、
ピエールには「朝霞(あさか)」って聞こえました、
たぶんエンドロールも「朝霞」になってたと思う……。

なので、主演は「朝夏」でヒロインの役名は「朝霞」だとややこしいからという配慮もあったのかも知れませんね(笑)。

 

余談ですが、映画で朝霞玲子を演じていたのは田中麗奈さん。

ピエール、高校生の頃から「なっちゃん」こと田中麗奈さんが大好きだったのですよ~( ̄∀ ̄)

なのでなっちゃんが演じた役をみりおん店長が演じるというのも何か個人的に嬉しいです(//∀//)

でも映画版でなっちゃんの演じている玲子、
正直結構、身勝手というか自己中心的というか、
ちょっと好感を持ちにくい女の人なんですね。

ダブルブッキングツアーが客にバレたときも、
「契約上は何の問題もございません」とか開き直ったり。

同行している社員の戸川に対しても結構高圧的だったり。

なので宝塚版の「桜井玲子」はどんな感じにアレンジされてるかにも注目したいな~と。

先日の制作発表での一場面のお芝居を見る限り、
宝塚版の玲子はちゃんと罪悪感を抱えながら北白川たちに接している印象でしたし。

その他の配役が予想しにくい

いわゆる「群像劇」的な要素の強い「王妃の館」。

配役予想もしてみようと思ったんですがちょっと難しいな~と。

何せ登場人物たちの多くが同じくらいの役の大きさといった感じで、
番手とか学年とかを鑑みても予想しづらいんですね~。

真風涼帆さんが演じることが発表されているルイ14世も、
映画版だと他の人物と比べてすごく目立っているかというとそうでもなくて。

ツアー客とは別の世界を生きる人物なので、
やっぱり存在感はあるのですが。

他にはネガツアーの案内を務める戸川が結構目立っているので、
この辺が愛月ひかるさんかな~とか思ったのですが、
物語後半で判明する玲子と戸川のもう一つの関係を考えると、
みりおん店長と同期の桜木みなとさんとかの方が面白いかな~とか思ったり。

いずれにしても原作でどの人物がどれだけ重要な役割を果たしているかは映画版だけでは分からないですし、
宝塚版では描き方も変わってくると思うので、
こればっかりはもう集合日に配役発表があるまで分からないという結論に至りました(笑)。

あ、でもルイ14世の妾ディアナが伶美うららさんっぽいのと、
二人の息子の「プティ・ルイ」は星風まどかさんぽい気がします( ̄∀ ̄)

 

ということで映画版だけでは分かりにくい部分も多々ありましたが、
何となくどんな話か分かったのでこれが宝塚版で田渕先生がどのように創り上げてくれるか楽しみになりました(≧∀≦)

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