コレコレコレコレーーーー!!(「ファントム」稽古場)
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
ということで、11月9日(金)に初日を迎える、
望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さんを中心とする雪組大劇場公演「ファントム」。
タカラヅカニュースで放送されたその稽古場の模様を拝見致しました。
かねてよりだいもんと真彩さんコンビで多くのファンに待望されていた「ファントム」、
ラインアップが発表されたときは「ついに来た!」と湧き上がったのもついこないだのように思っておりましたが、
早くも初日を迎えるのですね~。
初演の和央ようかさんと花總まりさんコンビによる「ファントム」が上演されたのは2004年、
宝塚歌劇90周年の年でしたが。
そのラインアップが発表されたときのことを、すごくよく覚えてるんです。
なぜかと言うとですね、なんとあの年は、
1月から12月までの大劇場公演のラインアップが一気に発表になったのですよ!
当時からファンだった方は覚えてますよね!?
と言ってもですね、2004年のラインアップが発表になった前年の2003年はピエールはまだ宝塚ファンになって一年目だったので、
そもそもラインアップがどう発表されるのかも知らない状態だったんですが。
モバイルタカラヅカから一気にラインアップ発表のメールが届いて、
サイトにアクセスしたら1ページに収まり切らないからたしか3ページくらいに分かれてラインアップが書かれていたんじゃなかったかな~。
で、当時の各組の2番手男役さんと新専科のお二人が別の組に2人ずつ特別出演することも発表になって。
宝塚ファンになったばかりのピエールは「わ~!豪華~!おもしろい~!」と思っていたんですが、
各組のファンの方々には必ずしも好評ではなかったというのをだいぶ後になってから知りました(^^;)
そんな感じで一気に発表になったラインアップの一つが初演の「ファントム」で。
90周年に上演されたショーは全てタイトルに「宝塚」という言葉が入っていたのですが、
一本ものの「ファントム」だけは例外で。
さすがに「ファントム・タカラヅカ!!」とかにはできないだろうなと(笑)。
ちなみにこの「ショーのタイトルに『宝塚』を入れる」というのは100周年のときもありましたよね。
ああ、なんか既にすべてが遠い昔の話になってしまったな……。
「ファントム」稽古場
ということで始まりました「ファントム」の稽古場ですが。
のっけから衝撃を受けたのがプロローグ!
従者の役に沙月愛奈さんと笙乃茅桜さんという娘役さんが入っているということで配役発表の際にビックリしておりましたが、
普通に従者として、しかも長い髪を振り乱しながら超カッコよく踊っている!!
やはりこれは初の「女性の従者」が存在しているということなのでしょうか!?
もうこの時点で今までの「ファントム」と何かが違う!という昂りを感じます。
そして長髪と言えばもちろんファントムも長髪。
だいもん、長髪のカツラ?ウィッグ?を付けて、
稽古場からかなりファントムのビジュアルに近付いていてドキドキします!
そして次の場面では真彩さん演じるクリスティーヌが登場。
高らかに歌うクリスティーヌにたくさんの男性が求愛する姿が見られるのですが、
ツボだったのが奥にいる「トワキン・スカイウォーカー」こと永久輝せあさん。
跪いてフランスパンのようなものをクリスティーヌに捧げようとして鮮やかにスルーされてるのですが、
そりゃこの状況でフランスパンにつられる女の子いませんよね(笑)(//∀//)
…………いや。
それはそれで可愛いな(うん)。
そして彩風咲奈さん演じる、オペラ座を解雇された支配人ジェラルド・キャリエール。
と、そこに現れた一人のイケメン、「鎌倉の妖精」こと朝美絢さん。
あれ~?こんなところでキャリエールがイケメンとやりとりする場面あったかな~?
とか思っていたら、これが彩凪翔さんと役替わりで演じる新支配人のアラン・ショレ!?!?
「『ジョセフ・ブケーは規則を破った』……なんだねコレは?」とダミ声を作っていますが隠し切れない美!美!!美!!!
いやー、美しいのは良きことですが、
やはりアラン・ショレって路線の男役さんの役としてはなかなか強引なキャスティングなのでは( ̄∀ ̄;)
そしてもう一人の重要人物、舞咲りんさん演じるカルロッタ。
わたくし、「ファントム」って初演の宙組版のイメージが一番強くて、
カルロッタもそのときに演じていた出雲綾さんのイメージでできあがっているのですが、
舞咲さんのカルロッタもそれに引けを取らないアクの強さΣヾ( ̄0 ̄;ノ
お稽古場のワンシーンでこの迫力だと実際どんなことになってるか期待と恐怖が(笑)。
それからエリック(ファントム)がクリスティーヌに歌唱指導をするシーンなども流れましたが、
だいもんが顔に付けてる赤いのは傷の再現ですよね。
これも初演だとそこまで大きな傷ではなかった気がするんですが、
再演を重ねるごとに傷が大きくなっていくとどこかで聞いたような。
最初の再演の春野寿美礼さんバージョンは観に行ったんですが、
前回の蘭寿とむさんバージョンは観に行くことができなかったのでどんな感じだったか分からないのですが。
初演だと大きめのひっかき傷みたいな感じでしたが、
火傷の痕のような感じになってきているような。
やっぱり初演の頃は「宝塚のトップスターが顔面に傷のある役でいいのか?」っていうのは探り探りだったんだろうな~と。
そして役替わりでフィリップを演じる翔くん。
いや~、翔くんも朝美ちゃんもやっぱりアラン・ショレよりフィリップの方が合いますよね~(//∀//)
そんな翔くんの歌うフィリップの歌。
翔くんって決して歌うまと言われるタイプではないとは思うのですが、
個人的に翔くんの歌声というか声自体はすごくカッコイイけど優しさもこもっていて大好きなんですよね~。
クリスティーヌを想って歌うこの歌もすごく翔くんの甘い声に合ってるような気がします。
あれ?新曲??
で、間違ってたら申し訳ないのですが。
だいもんエリックがクリスティーヌを想いながら歌っている、
「クリスティーヌ、クリスティーヌ、手を差し伸べても~」という曲。
こんな曲ありましたっけ??Σヾ( ̄0 ̄;ノ
それからさらに後半で歌っている、
「いつからだろう、この心に~、君を愛する意味を知ったのだ~」という曲も。
初演はビデオを何度も何度も見ていたので初演にある曲だったらさすがに覚えていると思うのですが、
再演で追加になった曲とかがあったんでしたっけ?
それとも今回の新曲??
と思って人に聞いてて教えていただいたのですが、
Wikipediaによると蘭寿さんバージョンから2曲追加されたそうですね。
特に蘭寿さんバージョンはスカイステージで放送されていた頃もスカステ難民だったのもあり観たことがなくて分からないのですが、
なんにせよ単なる「再演」では終わらない予感が高まっております!
そうそうコレコレ!!なフィナーレ
そして演出が変わると言えばフィナーレ!!!!
わたくし、初演の「ファントム」を観たときに一番もどかしかったのが、
フィナーレが劇中とは全然関係ない曲だったことなのですよ。
たぶん有名な名曲だったんだとは思うんですが、
お芝居のフィナーレって劇中の曲のアレンジが使われてる方が、
物語の延長として感じられて好きな人間なもので……。
しかも著作権上の理由により~な感じでビデオでは音声カットされてたし……。
だったら最初から劇中の美しい楽曲を使えばいいのに~!ってずっと思っていたのです。
しかしなんと今回は劇中の楽曲が使われているではありませんか!
(これも前回からそうだったらごめんなさい。再演の記憶がほとんど無くて……)
しかもしかもしっか~もですよ!?
わたくし初演を観たときに、
「男役の群舞は『僕の悲劇を聴いてくれ』を使えばいいのに~、絶対カッコイイのに~」
ってずっと言ってたんです(曲名違ってたらごめんなさい)。
しかしなんと今回の稽古場映像見ていたら、
まさしく男役群舞らしきところでその曲が使われているではありませんか!!
センターでだいもん、さきちゃん、翔くん、朝美ちゃんが踊っていて、
その左右に男役さんたちが大階段を降りて来る風の演出!!
コレコレコレコレコレコレコレコレーーーーーーーー!!!!!!(≧∀≦)
キャストボイスでもフィナーレで劇中の曲が使われているっぽいことが書かれていたので「もしや!?」と思っていたのですが、
まさに10数年前のあの日から夢見ていた光景ーーーー!!!!ヽ(;▽;)ノ
しかもなんか「ドンドコドンドコ……」って太鼓の重低音が効いたカッコイイアレンジ……!
やばい……これはやばい……(//∀//)
そしてデュエットダンスも「Home」が使われているようで、
今回はフィナーレも全体的に劇中の楽曲で構成されているようですね~。
そしてなかなか見つけられなかった我らが「ノゾミーナ」こと星南のぞみさんですが、
デュエダンのときに稽古場の奥で座って待機している姿を発見できました!
ちなみにパレードでは客席から向かって左奥にいるようです(*´∇`*)
「ファントム」は役が少ないので見せ場こそあまり無いとは思いますが、
ノゾミーナ探しもしつつ新演出も豊富でこれは大忙しになりそうです……!
しかしチケットが取れた日程を改めて確認したら、
わたくしがこれを観れる頃にはもう来年の2月……( ;∀;)
えー、皆様。
あけましておめでとうございますm(_ _)m(先に言っておくスタイル)
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