何度生まれ変わっても宝塚にめぐり会おう(2019年用年賀はがきセレモニー&「白鷺の城/異人たちのルネサンス」千秋楽)
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
タカラヅカニュースで、先日、神戸中央郵便局で行われた、
2019年用年賀はがき販売開始セレモニーの様子が放送されまして。
登場したのは星組の漣レイラさんと、
我らが「ミズノユリーン」こと水乃ゆりさん。
司会には元花組の月央和沙さんが登場されたようですね。
いや~、水乃ちゃんのこれからどんどん美しくなりそうな輝きもさることながら、
レイラの兄貴のこの人の好さそうで優しそうな雰囲気も好きですね~。
ミッキーの年賀状とスヌーピーの年賀状の二つのサンプルが紹介されたのですが、
司会の月央さんから「どうです?どちらが好きとかありすか?」と聞かれたお二人。
「ど、どちらが?(;・∀・)」と戸惑いながら思わず隣の水乃ちゃんと顔を見合わせてしまう漣さん。
分かります分かります。
公衆の面前で二つの世界的キャラクターのどちらかを選べと言われたらその背後にある巨大な権力を考えるとパリスの審判のようで誰だって答えに窮しますよね。
「えー……どちらも……世界的スターですので……(;・∀・)」とかわそうとした漣さん。
しかしそんな漣さんに対し、
「どちらかと言えば?(⌒∇⌒)」
と忖度を許さぬ月央さん(笑)。
最終的に漣さんはミッキーの方を選びました。
一方のミズノユリーンは「私、実は昨日からスヌーピーが好きになりまして……」と。
「昨日から~? 突然じゃない~? 譲ったの~? 譲ったのかなディズニーを~?」と追及の手を緩めない月央さん(笑)。
しかしどうやらそういうことではなく。
ちょうど前日に漣さんが神戸にあるピーナッツホテルのスヌーピーがたくさんいる場所に連れて行ってくれたそうで、
それを機に水乃ちゃんはスヌーピー推しになったようです。
「ピーナッツホテルの~? 連れてってくれたの~? あらカッコイイ~!」と囃し立てる月央さん、面白い(笑)。
しかし年賀状なんて最後に出したのいつだったかなぁ……。
現代人の年賀状離れとか言われると思うんですが、違うんです。
送る友達がいないだけなんです( ;∀;)
「白鷺の城/異人たちのルネサンス」千秋楽
ということで、11月5日(月)に千秋楽を迎えました、
真風涼帆さんと星風まどかさんコンビの二作目となる大劇場公演「白鷺の城/異人たちのルネサンス」。
こちらの模様もタカラヅカニュースで拝見致しました。
この公演の前は月組の「エリザベート」、
この次は雪組の「ファントム」と大作海外ミュージカルに挟まれていて。
海外ミュージカルと並んでると、やっぱり話題性的にはちょっと負けちゃうじゃないですか。
でも、個人的には始まる前のワクワク感って、
こういうオリジナル作品の方がすごく高まるんですよね。
理由はいろいろあるんですけど、
単純に新作だからどんなものが出てくるか分からないというワクワクもありますし、
芝居とショーの二本立てが楽しめるというワクワクもありますし。
「エリザ」や「ファントム」もそれとは違う、
確実に素晴らしい作品が近付いてくるというワクワクがあるんですが。
既に大劇場で今回の宙組公演をご覧になった方々のポジティブな感想もネガティブな感想も目にしつつも、
全部ひっくるめて東京で観るのが楽しみです。
なんでかなーと考えてみたんですけどね。
たぶん、オリジナル作品であれば、
「面白くてもつまらなくても宝塚」というだけで楽しめる自分がいるのかも知れない、と気付いたんです。
自分が楽しめる作品の条件をいろいろ考えてたら、
①活躍すべき学年のスターが見合った役を与えられている
②男役がカッコよく、娘役が美しくor可愛らしく描かれている
③すみれコードに反していない
極論を言うとこの3つさえ満たしていたら、どんなにパッとしない公演でもそれなりに満足なんですよね。
例え盛り上がりに欠ける物語でも矛盾だらけのストーリーでも、
いろいろツッコみつつも絶対に「観なきゃよかった」「金返せ」「残りのチケット誰かに引き取って欲しい」と思ったことは無いんです。
わたくし、ミュージカルファンではなくて、宝塚ファンなんだと思います。
どんなにハイクオリティなミュージカルでも、
ピエールの中で「宝塚」に勝てるものってこの世に無いのです。
世界中で誰もが知ってる名作よりも、
日本の宝塚ファンしか知らないような閉ざされた世界の「宝塚の作品」が好きなんだなーと。
何が言いたいのか自分でもよく分からないんですけど、
やっぱりこういう宝塚オリジナルの作品ってこれからも大事にされていって欲しいな、と思うです、はい。
何度生まれ変わっても宝塚にめぐり会う。
終演後はまず組長の寿つかささんより、
次回の博多座公演を最後に専科へと組替えとなる愛月ひかるさんの紹介がありました。
今回はまだひかるちゃん自身の挨拶は無かったのかな?
宙組生として宝塚大劇場の舞台に立つのは(ひとまず)これが最後なので何か一言聞きたいなとも思ってしまいましたが、
まだまだ感傷に浸っているときではないですもんね( ˘•ω•˘ )(キリッとしようとしつつ涙を堪える顔)
舞台映像の中でも心なしかひかるちゃんの場面を多めに映してくれたような気がします。
特にお芝居の冒頭でひかるちゃん演じるグイド司教が話している場面とか、
まだ観劇はしていないので分からないのですが、幕開きはグイド司教の場面から始まるんでしょうか??
なんだかそれも専科へ旅立つひかるちゃんへの餞としての構成なのかなとか想像すると、
たぶん全然泣くような場面じゃない気がするのですがじわ~っとしてきますね( ˘•ω•˘ )
そしてこの公演で、4名の宙組生が大劇場を卒業されました。
まずは100期生の舞華みりあさん。
続いて97期生の朝日奈蒼さん。
次に94期生の花咲あいりさん。
そして同じく94期生の風馬翔さん。
皆さんそれぞれの気持ちをご挨拶の言葉に込めていましたが、
特に印象的だったのは、やっぱり風馬さんでしょうか。
風馬さんに贈られた花束は青いバラの中に黄色いバラで2本のラインが入ったような花束でしたが、
たしか壱城あずささんの退団のときに大劇場で贈られた花束もこんな青いバラの花束でしたよね。
この色を見ると壱城くんを思い出すのですが、
これからは風馬さんのことも思い出すことになりそうだな~。
「私は夢を見たのです」という言葉で語りだした風馬さん。
映像の冒頭にも流れていた「白鷺の城」の中の安倍泰成の台詞ですね。
幼い頃にこの宝塚大劇場という場所で夢を見た風馬さん自身に、その言葉を重ねたようです。
「宝塚を愛しています! 例え離れても、心はここ、愛する宝塚に置いておきます」という言葉に続けて、
「安倍泰成のように、何度生まれ変わっても、私は宝塚にめぐり会いたいです!」と語る笑顔が印象的でした。
ファンとして辛いのは、自分の応援している人に、
「生まれ変わったら宝塚はもういいや」と言われてしまうことだと思うんですよね。
だからこうして宝塚から卒業していこうとしている人が、
「何度生まれ変わっても宝塚にめぐり会いたい」と願ってくれている姿は、
ファンとしてもすごく幸せな気持ちにさせてもらえる気がします。
真風くんは最後のカーテンコールで、
「そこに座って。……いや、やっぱり立ったままで。少しこっちを向いて。……そのまま、気を付けてお帰り下さい」と、
これも劇中の台詞のオマージュですかね~(笑)?
レオナルドがカテリーナの肖像画?を描いてる場面とかかな?
「少しこっちを向いたままお帰り下さい」と言われたお客様たちのどうしていいか分からなさたるや(笑)。
そして2018年の東京公演は、この宙組公演が最後となるんですよね。
こないだ年を越したばかりだと思ったらもう2018年も終わりが見えてきてしまいました。
来年も年明けからいろいろ忙しくなりそうな気がしますが、
まずは2018年の締めくくりとなるこの宙組公演を楽しみに待っております!
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