清く、可愛く、逞しく(「愛聖女-Sainte♡d’Amour-」初日)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、7月1日(日)に初日を迎えた、
月組トップ娘役・愛希れいかさん主演のバウホール公演「愛聖女-Sainte♡d’Amour-」。
タカラヅカニュースで放送された初日の模様を拝見致しました。
ピエール、宝塚初観劇は「傭兵ピエール~ジャンヌ・ダルクの恋人~」なのですが。
初めて観た宝塚のヒロインだったジャンヌ・ダルクをれいか様が主演として演じているなんて、
何だかすごく感慨深い気持ちでございます(*´ー`*)
しかもれいか様が着ている修道士の衣装、たしか「傭兵ピエール」でも使われていたような??
どうやらジャンヌが火あぶりにされる場面のようですが、
続く場面では姿を消したジャンヌに向けて歌う紫門ゆりやさん演じるジル・ド・レ。
すごくどうでもいいことなんですが「ジルドレ」って何かのドレッシングみたいですよね(笑)。
とか馬鹿みたいなこと考えていたらいきなり場面は現代へ。
何か小部屋みたいなところに入って、
「私が男どもにモテる時代に連れて行っておくれ~!」と叫ぶ、
白雪さち花さん演じるドクター・ジャンヌ。
すると何と大きな音と共にドクターの姿は消え、
代わりに現れたのは中世からタイムスリップしてきてしまったジャンヌ!
「イングランドと勇敢に戦った英雄ジャンヌなのね!?」と訊かれ、
「そう、憎きイングランドめ!」と答えるジャンヌ。
そういえば、ジャンヌ・ダルクの映画あるじゃないですか。
(結構キワドイシーンもいっぱいだった気がするけど、ニコライ少尉まさかの中学生のときにご両親といっしょに観賞しちゃったらしい)
大学のときの英語学の先生が言ってた印象的な話があるんですけど、
ジャンヌ・ダルクってフランスを率いてイングランドと戦った英雄なのに、
この映画の中で "Follow meeeee!!!!" とか思いっきり英語喋ってるのが面白いって言ってて。
最初に観たときは全然気にしなかったけど、言われてみれば確かにそうですよね(笑)。
しかもこの画像よく見ると「Joan of Arc」って書かれていて、
原題だとジャンヌの名前すら英語になってるんだな~と。
これ決して揚げ足とった話ではなくて、
イギリスと戦ったジャンヌ・ダルクにすら映画では英語を喋らせざるを得ないほど、
世界というマーケットで勝負するには英語で制作することが不可欠になっている、ということを教授は言いたかったようです。
はい、そんな思い出話はさておき。
どういう経緯か分からないけれど突然ポスターの衣装や髪形になって、
「清く可愛く逞しく~♪」と歌うジャンヌ。
とか思ってたら次の場面ではジルドレとドクター・ジャンヌが何やらお話し中。
どうやら同じ「ジャンヌ」という名前の二人が時を超えて入れ替わってしまったことでややこしいことになっている模様です。
しかしドクター・ジャンヌは若き皇太子と出会い恋に落ち、
自らの息子を次期皇帝にと野心に燃える皇太后との戦いの中で強く成長してゆき、
ついにはタワナアンナ・ジャンヌとして即位するのだった!
という話ではありません(分かってる)。
そんなドクター・ジャンヌをよそに、
現代で楽しそうに暮らしている様子のジャンヌ・ダルク。
ジャンヌとデュエットを歌っている娘役さんが何やらかなり目立っているようですが、
ということはこれが話題の天紫珠李さんでしょうか?
101期生の天紫さんは半年前に男役から娘役に転向されたばかりですが、
噂ではジャンヌの相手役としてヒロインかというくらいに活躍されているそうで。
本日放送された終演後の突撃レポートのメンバーにも天紫さんが入ってましたもんね。
ちなみに月組101期の娘役さんと言えば、
「All for One」で新公初ヒロインを経験している結愛かれんさんも出演されていますが、
どうやら今回の「愛聖女」ではまだヒロイン経験は無い天紫さんの方が「ナウオン」のメンバーとかにも入っているようで。
これはどちらかのファンの方とかは心がざわついて仕方ないのではないかと心中お察し致しましてござそうろう……。
ちなみにそんな天紫さん演じるパメラの恋人のエルヴェを演じているのは、
茨城県出身の「北関東の新月」こと輝生かなでさんですね~。
彼女とラブラブなのにすっかりジャンヌが気になってしまっている様子のエルヴェ。
に、豪快な飛び蹴りをくらわすパメラ(゚∇゚;)
なんかジャンヌ・ダルクが題材だからかも知れませんが、
あちこちの場面で斎藤先生なのか石田昌也先生なのか分からない錯覚が起きております(笑)。
あとは姉が結構応援している夢奈瑠音さんとかも活躍しているようです!
ジャージ・ダルク
で、修道服だったりアイドルの衣装だったり着ているれいか様ですが。
何と次の場面で登場したジャンヌが着ていたのは。
赤ジャージ。
分かります!?
おそらく「ジャージ」と聞いてほとんどの人がイメージする、
「日本で一番ダサいジャージください」ってお店で言ったら出てきそうなジャージをれいか様が着ているんですよ!
もうね、ほぼコレですよ!?
(実際にはこれの緑とかが日本一ダサいかも知れない)
こんな山奥の学校で着てそうなジャージ着てるのにカワイイれいか様すごくないですか!?
そもそも宝塚の舞台でジャージ着てる娘役、今まで見たことあります!?
…………。
おった(笑)。
つい先日、まさしく月組公演「カンパニー」で、
海乃美月さんもジャージ着てましたね(//∀//)
いや~、あれも可愛かったもんな~、
月組の娘役さんってジャージが似合う人が多いんでしょうか(笑)。
ご挨拶するれいか様
で、他にもいろいろ異色な場面がたくさんあったのですが。
やはり感慨深いのは、終演後のれいか様のご挨拶。
最後のご挨拶は主演の方が行うのが習わし、
すなわち通常であればご挨拶というのはトップスターを始めとする男役さんが担うもので。
「主演・愛希れいか」としてそんなご挨拶に立つ娘役のれいか様の姿を見られるのは、
宝塚ファンを何年もやっていてもなかなか立ち会えない貴重な瞬間ですよね。
「月組の愛希れいかでございます!」と元気よく挨拶をするれいか様。
トップ娘役として長い経験を誇る堂々とした話しぶりと、
そんな中にも不慣れな挨拶に対する緊張も滲ませる初々しさが相まっていていいですね~(*´ー`*)
劇中ではヘンテコな衣装も多かったですが(笑)、
最後はおそらくフィナーレで着ている王道の可愛い衣装で。
幕が下りるときはみんなでぴょんぴょん飛び跳ねる踊りを踊っているのですが、
このときのれいか様がまた火あぶりにされても悔いが無いくらい可愛い!!(//∀//)
あのさ……突然ですけど……ちゃぴってズルいよね……。
「娘役にしてはちょっと大きい」とか、
「娘役にしては筋肉質」とか感じるときもあるけれど。
なんやかんや超絶可愛いんですもの!!(迫真)
この「ハツラツ」という言葉がぴったりなれいか様の姿。
ピエール、宝塚離れから戻ってきて、
初めて「今の月組トップ娘役は愛希れいかという人」と知ったとき、
「ブリブリしてないところがすごい可愛いんだよ~」と姉から聞いたのを覚えておりまして。
れいか様がこれだけ愛されて偉大な娘役になったのって、
もちろんダンスを始めとするしっかりとした実力によるものもあるとは思うのですが、
トップ就任当初も今も変わらないこのハツラツとした可愛さが、
れいか様の何よりの魅力なのかも知れないな~と感じ入っております(*´ー`*)
7月7日(土)にあっという間に迎える千秋楽はバウホール公演として初のライブビューイングも予定されていますし、
いろいろな面で間違いなく伝説に残る公演になりそうですよね。
そんな伝説になるであろう愛希れいかという娘役さんを、
まさにリアルタイムで見られることを心から幸せに思います!
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