とにかく顔が良い(「天は赤い河のほとり」感想その1)
良いヽ(;▽;)ノ
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、先週はお兄鯖の男役道があったりといろいろ大忙しでなかなか感想をタイミングが無くて遅くなってしまったのですが。
宙組新トップコンビ真風涼帆さんと星風まどかさんの大劇場お披露目公演、
「天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-」。
先日ピエールもついにマイ初日を迎えましたよーーーー!!!!o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
もうね、これはね、とにかくね。
良いヽ(;▽;)ノ(2回目)
何が良いって、あーた。
顔が良いヽ(;▽;)ノ
いや~……なんかもうホント顔が良い……(しつこい)。
ちなみに皆様ご存知、「天河」の愛読者でもあらせられる、
「愛媛の文学少女」「愛媛の国会図書館」「オズ・イシュタル」「タワナアンナ・オズ」「松岡茉優」と数多の異名を持つOz様。
ピエール、未だにOz様とは直接お会いしたことが無かったのですが、
何と先週末はOz様も宙組公演に合わせて東京遠征されていらっしゃって!
ついにOz様にお会いすることができました~!☆(=´∀`)人(´∀`=)☆
ってなるはずだったんですが、
いろんな事情により残念ながら今回はそれが実現ならず( ;∀;)
うう……ついに初対面かとワクワクしていたのに……無念……( ;∀;)
あと実は、Oz様が東上される日の予定を断捨裸零離くんから聞かれたとき、
「まだ未定なんだけど高知から来る宝塚ファンの人と会えるかも知れなくて」と。
がっつり「愛媛」を「高知」と言い間違っていたことをここに白状致します(笑)。
(さんざん自分で「愛媛の文学少女」って言ってるのに……)
ちょっと忙しすぎるけど原作へのリスペクトは忘れない小柳先生
ということで、まず本日はお芝居の「天河」について書かせていただきたいと思います。
ご存知、「天河」は篠原千絵さんの少女漫画が原作。
単行本は28巻(文庫版16巻)という大作で、
一本ものでもまとめるのは難しそうな長い作品を一時間半に凝縮しているということで、
大劇場公演が始まってからは割と厳しめの声も出ていた印象でした。
漫画や映画が原作の作品を舞台化することに関しては毎回かなり好評なイメージの小柳菜穗子先生にしては、
珍しく厳しい感想も見かけたな~という感じで。
で、実際に観てみた印象としては、
そういう厳しめの声も聞いて詰め込み感を覚悟していたからか、
噂に聞いてたよりもまとまってたじゃんという気持ちで観ることができました。
原作を予習したから理解できた部分もあれば、
予習していたがゆえに逆に混乱してしまったところもあるような気はするんですが。
ただ、敢えて「詰め込み過ぎた」という印象があったという視点から感じたのは、
小柳先生は最近ちょっと忙しすぎな状態になってしまっているんじゃないかなと。
「天河」もすごく楽しかったんですが、
小柳先生が100%の力というか本領を発揮していれば、
もしかしてもっとうまくまとめることもできたのかな?とも思ったんですよね。
ピエールが宝塚ファンになった15年くらい前って、
今より大劇場デビューしている演出家の先生の数自体はだいぶ少なかった気がするんですが、
ほとんどの先生がもう少し安定したペースで公演を担当されている印象だったんです。
一方、今ってわりと一部の先生に偏っているというか、
ネット上とかで評判が良かったり話題作を出した先生は立て続けに登板される一方で、
特にベテランの先生方の作品を観る頻度は減ってしまったような気がしていて。
評判の良い先生が連続で担当するというのは理にかなってると言えばそうなんですが、
でもやっぱり作品を作るのに最低限必要な時間や労力ってあると思うんです。
しかし最近の偏り方を見ていると、
その時間も十分に取れないくらいに連投になってしまうケースも発生しているんじゃないかというのが気になっておりましてですね。
特に小柳先生は今、台湾公演という重責も控えているところですし、
その準備も並行して行なっているところだったんじゃないかなと。
せっかく良い作品を作る先生が本来の力を発揮できなくなってしまったら本末転倒ですし、
「人気あるからすぐ次作」みたいに安易に連投するのはちょっと見直した方がいいんじゃないかなとか、
敢えて今回厳しめの声も出たことがそのきっかけになればいいなとか思ったりもしました。
それでも充分楽しかったんですが、
例えばユーリがなぜ現代に帰らず古代に残る決意をしたのかとか、
そういう心の変化は原作読んでたから脳内で補完できたのかも知れないと感じたり。
あとは「一本ものにすれば良かった」という声もあるとは思うのですが、
個人的にはあまり安易に一本ものにするのって好きじゃないんですよね。
レビューやショーの存在が宝塚を他の一般的なミュージカルから差別化する魅力の一つでもあると思うので、
長い原作もののお芝居をやるために易々とショーを削ってしまってばかりいたら、
宝塚のレビュー文化が廃れていってしまうと思いますし、
ショー作家の先生方にも失礼なんじゃないかなと。
でも「うまくまとめる」と言っても原作ものってこれがそう簡単ではないもので。
今回は原作の最初から最後までを一気に包括したことで「詰め込み過ぎ」という意見も出たかと思いますが、
かと言って「どこか一部の箇所をピックアップした構成にすれば良かったか」というとそう簡単でも無くて。
もしそうしていたらそれはそれで、
「あのエピソードが入ってないなんて『天河』として成り立たない」とか、
「あの人が出てないなんてファンとして納得いかない」とか、
「あっちを立てればこっちが立たず」なことにはどうしてもなっちゃうと思うんですよね。
ただ、小柳先生の作品に対してわりと一貫して感じていることを言えば、
原作のキャラ設定や世界観とかを変な風に変えたりしないということに関してはすごく安心感があって。
話をコンパクトにするために設定や展開を変えることはあっても、
「このキャラがこんなこと言うはずない!」みたいな変更は絶対しないイメージなんですよね。
悪く言えば「アレンジが利かない」という見方もできてしまうかも知れないので、
アレンジが良い方向に働いた場合は小池修一郎先生とかの方が「すごい!」っていうインパクトはあったりするんですが、
原作を尊重するということについての信頼感は小柳先生の大きな魅力だと思っています。
とにかく顔が良い。
それはそれとして、まずプロローグですよ!ヽ(;▽;)ノ
プロローグで真風くん演じるカイルを筆頭に、
次々と登場してくるキャラクターたち。
芹香斗亜さん演じるラムセス、愛月ひかるさん演じる黒太子マッティワザといったところを始めとして、
つい最近見た漫画のキャラクターたちが次から次へと動き出してくるではありませんか!ヽ(;▽;)ノ
星風さんのユーリに関しては、
もしかしたら原作よりこちらのビジュアルの方が好きかもって思うくらいでした。
どうしてかなーと考えたら、ピエール、女の子の髪形はストレートの方が好きなんですよね(いらん情報)。
そういえば大劇場の千秋楽で真風くんがユーリの台詞を真似して、
「もぉ~う、ハ~トだよぉ~ぉ」って言ってたのを見て、
本家のユーリはどれだけぶりっ子に言ってたんだろうって気になってたんですが、
星風ユーリは全然そんなぶりっ子じゃなくて「も~!ハートだよ~!」って自然に言ってたので、
「まかじぇww盛ったなwww」って思い出し笑いしつつ観てました(笑)。
それにしても何だか自分でも思っていた以上に「天河」という漫画が好きになってしまっていたようでしてね。
まさかのプロローグで次々登場するキャラクター達を見て、
(´;ω;`)
って謎の涙が込み上げてきて(笑)。
宝塚見ててこんな体験、初めてだったのですよ!?
そもそも本を読むことが少ないので、
宝塚の作品もファンだった原作が舞台化されたこと自体数えるほどしかないんですが。
最初はとあちゃんやひかるちゃんに対するいつもの感情が込み上げてるのかと思ったんですが、
純矢ちとせさんのナキア、星条海斗さんのウルヒ、澄輝さやとさんのネフェルティティ、桜木みなとさんのザナンザといったメインどころのみならず、
蒼羽りくさんのルサファ、和希そらさんのカッシュ、留依蒔世さんのミッタンナムワ、
さらには凜城きらさんのキックリや美月悠さんのイル・バーニまで(何気にイル・バーニがすごくイル・バーニだった)。
みんな動いてる(´;ω;`)
っていうものすごい感動で冒頭から歯を食いしばってないと涙が溢れそうな状態でした( ;∀;)
たぶんあれですよ、子どもが初めてディズニーランド行って動いてるミッキーと遭遇したときのような感動みたいな?
わいはこの瞬間に決めました。
「ルサンクを買おう」と。
ピエール、普段あまりルサンクを買うことって無いんです(姉が買ってたら見せてもらう程度)。
昔、演出助手の試験受けるために脚本の書き方を学ぼうと何冊か買ったこととかはあったんですが。
でも今回ばかりはなんかもう「天河」のファンブックか写真集みたいな感覚で、
「絶対買うヽ(;▽;)ノ」って開始5分で決意してました。
で。
買いましたヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
はい。
何だかもう胸がいっぱいすぎて全然感想の体を成していないのですが、
ルサンクも見ていろいろ思い返しつつ、次回は個別のキャストについてなども書かせていただきたいと思います。
はぁ~、ホントに顔が良い……ヽ(;▽;)ノ
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