演出家にもドラマあり。(「SUPER VOYAGER!」感想)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで、本日は望海風斗さん(だいもん)と真彩希帆さんを中心とする雪組全国ツアー公演、
「SUPER VOYAGER!」の感想を書かせていただきたいと思います。
余談ですが、今回の全ツはピエール一人でのぼっち観劇だったので、
ひっそり行ってひっそり帰って来る予定だったんですけどね。
あまり慣れない相模大野という土地だったので余裕を持ってちょっと早めに行き、
劇場に行く途中のドトールで朝ご飯を食べておりまして。
で、ふとTwitterを開いて見たら、
愛月ひかるさん推し仲間のよーこ©さんが。
無事に起きれて準備出来たので討ち入りを応援してきます
— よーこ© (@yohnyan01) 2018年3月31日
そういえば大和で相鉄と小田急の乗り換えにデーン!と改札が出来ててビックリしたよね
— よーこ© (@yohnyan01) 2018年3月31日
もしやよーこ©さんも同じ回を観に来てる!?と思って連絡してみたところ、
やはり今まさに相模大野に向かってるとのことで!
よーこ©さーーーーん!!(・∀・)
ってさんざんお名前叫んでいじってきたものの実はこれが初対面(笑)。
でもピエールは一つ気付いていたのです。
それはこの日から遡ること3日前。
NOW ON で峠の群像を予習中
— よーこ© (@yohnyan01) 2018年3月28日
「誠の群像」を「峠の群像」と言い間違ってたよーこ©さん(笑)。
ちなみに「峠の群像」はピエールが生まれた年に放送されていた赤穂浪士をテーマにした大河ドラマのタイトルだそうです( ̄∀ ̄)
それから幕間には以前「はいからさんが通る」にお誘いいただいたぽぽんたさんともお会いすることができたんですけどね。
幕間にコーヒー飲みたいな~と思いつつ、
300円か~、ちょっとお高いな~、でも某劇場よりは良心的かな~、とか考えながら、
結局コーヒーには手が出せずにプログラムを読んでいたら。
「……ピエールさん……ですよね?」
と声をかけてくださったぽぽんたさん(お互いに今日来ていることは知っていた)。
「どうも、お久しぶりです、本田です」と本名でぽぽんたさんが名乗ってくれたんですが(実際のお名前は本田さんじゃありません)。
ピエール、人の名前と顔を覚えるのがそもそも苦手なのですが、
特にブログを通して知り合った方の本名は、
うっかりブログ上で本名を書いてしまったら大変なので、
教えていただいていても敢えて覚えないようにしているのです。
なので「本田です」って言われても「はて、本田……?」って感じだったのと、
お互いにマスクしてたから顔もいまいち分からなくて(笑)。
むしろぽぽんたさん、
よく一度会っただけのピエールを識別できたなと感心しました( ̄∇ ̄*)ゞ
短い時間でしたが、あの人やあの人やあの人について熱く語り合いましたヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
それと話はよーこ©さんに戻るんですが、
開演前に対面したときにお互いの席について話していて。
ピエール「よーこ©さん1階ですか?僕は今日も2階席なんですよ~」
よーこ©「安定の2階席ね(笑)」
ピエール「率先して安い席買ってるんで(笑)。たぶん一番後ろの方だと思うんですけどね~」
とか言ってたら。
ホントに一番後ろでした(笑)。
全ツもポンポン
ということで前フリが長くなりましたが「SUPER VOYAGER!」の感想を。
このショーはポンポンを用いた客席参加型の演出がありますが、
ピエールは例のごとくポンポンは持っておらず。
幕間にぽぽんたさんにお会いしたとき、
「私は今日もちゃんと持ってきましたよ~( ̄∀ ̄)」と言ってて、
「まじっすか!ピエールと同じ引っ込み思案な北関東民だと思ってたのに!」とか思ってたんですが(笑)。
何と始まってみたらビックリ。
2階席までポンポンの海。
全ツと言えど首都圏でありだいもんのお膝元でもある神奈川だからというのもあるかも知れませんが、
全ツの最後列でもポンポン持ってないと置いてかれた感あるくらい皆さんポンポンで大盛り上がりでヽ(;▽;)ノ
このポンポンの大海原のどこかでぽぽんたさんもポポンポンタしてるのかな~、
とか一人で脳内でオヤジギャグをかまして孤独感をしのいでいました(笑)。
そして結構序盤でいきなりロケット!
大劇場版では綾凰華さんがロケットボーイ?ガール?をセンターで務めていましたが、
今回は綾さんじゃなくて普通に娘役さんらしき方がセンターにいる?と思いつつ、
下級生にあまり詳しくないピエールはその場ではどなたか分からず。
後でプログラムを確認したところ、
「ひかりふる路」で綾さんと共に新公初主演・ヒロインコンビを組んだ潤花さんだったようですね。
ここに抜擢されたってことはやっぱりダンスが上手な娘役さんなのかな~。
綾さんと共にこれからますます活躍しそうですね~。
「海の見える街」は名場面!
そんなポポンポンで盛り上がったプロローグもひと段落した後は、
彩風咲奈さんを中心とした「海の見える街」。
ステージこそ本公演よりも狭いはずですが、
スケールが小さくなったなんて全く感じさせないダイナミックなさきちゃんのダンス!
いや~、やっぱりピエールこの場面好きです(≧∀≦)
そういえば東京公演中にさきちゃんが体調を崩して「スカステカレッジ」をお休みしてしまったりしていたので、
全ツは大丈夫かな~と心配していた時期もあったんですが。
けれどこの「海の見える街」で相変わらずのダイナミックなダンスを観ていて、
さきちゃんが体調不良だったということをすっかり忘れてしまうくらいのパワフルさでした!
次回のショーの「Gato Bonito!!」でもさきちゃんのダンスが堪能できる場面があるといいな~。
一方でさきちゃんが大活躍だった反面、
「SUPER VOYAGER!」って彩凪翔さんがセンターで活躍する場面がちょっと物足りないんですよね……。
ピエール、本公演を観ていたときに、
今回のショー楽しいんだけどどうしても何か物足りないという気持ちが拭い切れなかったのですが、
今になってそれが翔くんの扱いゆえだったのかもと気付きました。
2番手と3番手と立場が違うので格差があるのは当然かも知れないんですがそうは言ってもちと淋しくて……。
たぶん一般的には「暴風雪」の場面が翔くんの一番の見せ場として盛り上がっていたかとは思うんですが、
あれは翔くん単体のセンターというより朝美絢さんとダブルセンターの場面って感じでしたし。
あとはそもそも個人的にそんなにシビれなかった場面なので……ピエールこう見えて30中盤のおじさんだから……。
ちなみに全ツ版では曲も変わって「SNOW STORM」という場面になり、
本公演でのオラオラ感と比べるとキラキラ感の方が強めになってたかな~という印象でしたね~。
全ツ版では5人の男役さんがおそらく5組の組カラーを意識した5色の衣装で、
ちょっと光GENJIくらいの時代を思い出しました(笑)(//∀//)
出遅れただいもん……?
続く場面はだいもんがトレンチコートを羽織ってマフィアに扮したプロヴァンスの場面。
この場面、客席降りするのは初日映像で見ていたんですがすっかりそのことを忘れていて。
2階席で観ていたら、まだ舞台上に誰もいない状態でだいもんの歌が聴こえてきたんですよ。
「あれ?どうしたのかな~」と思っていたら、
歌が始まって少し経ってから舞台上にトレンチコートを着た人が出てきて。
最初それがだいもんだと思って、
「あれ?もしかして衣装替えが間に合わなくて遅れて出てきたのかな?(;・∀・)」と思ったんですが、
しばらくしてから客席にいるだいもんの姿が見えてきました(笑)。
よく考えたらその前の「海の見える街」の場面って結構長いから、
よりによってここで衣装替えが間に合わないってことはなかなか無いですよね(//∀//)
それから全ツ版で追加された真彩さんがセンターの場面。
あの場面で歌ってる英語の曲、どこかで聴いたことが……と思ってたら、
「私立探偵ケイレブ・ハント」で有沙瞳さんが歌ってた曲ですよね??
「この曲……この曲どこかで……」と考え込みながら聴いてて、
最後の最後にようやく思い出せました(笑)。
Have you ever done before?
そして順番が前後しますが(既に記憶があいまいになりつつある)、
だいもんが「天海さんも、そんなことある?」と日記に書き綴っていたエピソードを基にした「DIARY」の場面。
本公演では後ろのスクリーンに映像が映し出されていましたが、
全ツではセットの都合上かスクリーンは無しで。
でも個人的には今回の演出の方が自然で良かったかな~と思いました。
スクリーンにいろいろ映し出されると、
お披露目なのにサヨナラショーみたいな演出に思えてしまっていたもので(笑)(^^;)
全ツだと初めて宝塚を観る人も多いでしょうし、
そういう人にとってはスクリーンにいろいろ映し出されると「??」って置いてけぼりになってしまいそうな気もするので、
今回くらいの「分かる人にはこの場面に込められた意味が分かる」、
でも「分からない人にも一つの場面として成立してる」くらいのさり気なさの方が好きだったりします。
そんなこんなで、お芝居の「誠の群像」も知名度抜群の新選組ものだったのと合わせて、
「SUPER VOYAGER!」も初観劇の人にも難しいこと考えずにワクワクできる、
2作品とも全ツにピッタリの作品だな~と思いました!
そういえばプログラムにも書かれていますが、
「SUPER VOYAGER!」の野口幸作先生は初めて宝塚を観劇したのが「誠の群像」だったそうで。
その「誠の群像」の再演と共に併演されるショーを野口先生が担当する、
というのもすごいドラマですよね。
大劇場公演より人数は少なくなっていますが、
それを感じさせない盛り上がりを見せてくれておりますので、
これから公演の会場でご観劇予定の方はどうぞお楽しみに!(≧∀≦)ノシ
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