半兵衛ロスの皆様へ(「燃ゆる風~軍師・竹中半兵衛~」感想その1)
好きな戦国武将は竹中半兵衛です!(≧∀≦)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
あ、でも軍師って武将とは呼ばないのかな……?
そういえばそもそも武将ってどこからどこまでなんだろ……?
うん、まぁいいや!
好きな戦国時代の人は竹中半兵衛!(≧∀≦)
ということで、ブログを始めてからはピエールにとって初の遠征、
早いものでもうあれから一週間が経ってしまいました。
先週の今頃はピエ茶してたなぁ、いろんな物もらったなぁ……とか遠い日の夢のように思い出しております。
今週はいろんなニュースや発表が相次いでなかなか遠征のお話をする機会がありませんでしたが、
やっとこさ書かせていただきます。
主演:七海ひろき
いや~~……、、、
「燃ゆる風~軍師・竹中半兵衛~」
主演・・・七海ひろき
ラインアップが発表されたあの日。
ホントね、まさか観られると思いませんでした。
念願の七海くん単独初主演ということを喜ぶ気持ちと共に、
超激戦と言われるバウのチケットなんて取れる気がせず。
しかしそんなピエールに対しコメント欄常連の方々が、
ぴあとかイープラスとかの抽選にピエールの分も申し込みますとおっしゃってくださり。
結果的に申し込んだ抽選は全てことごとく外れてしまいましたが、
ここまでしてくれる人がいるなら何としてでもチケット取らなくては!と自分を奮い立たせました。
そしてもうほとんど後が無い状態で挑んだ某カード会社の先行先着順。
本当に、あの先着順で奇跡を起こせたのは、
協力を申し出て下さった方々が「絶対観てやる!」っていう気持ちにさせてくださったからだと、
心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。
これ決して建前とか社交辞令で言ってるんじゃなくて、
たぶん一人だったら諦めてしまっていたんじゃないかと思います。
そして後悔しつつも、「まぁ、バウだけだし仕方ないよね」と自分に言い聞かせていたんじゃないかと。
500席ほどしか無いバウホール公演、
きっと泣く泣く諦めた方も山ほどいらっしゃるはずで。
その人たちの分まで楽しむ、なんてことは言えませんが、
観たい公演を観られることのありがたみをこれほど噛み締めたことは無かった気がします。
本当に本当に感謝しております。
ありがとうございましたm(_ _)m
泣かぬなら、泣かせてみせよう、ピエール・ド・ガスパール
前にも書いたかも知れませんがピエール、
観劇中に泣いたことは一度もございません。
決して感動しないとかではないのですが、
劇場でたくさんの人前にいると「泣いてはいかん、泣いてはいかん……」と堪えているのもあり。
なので今回も、いくら七海くんの単独初主演とは言え、
まぁそううまいこと涙が溢れてくるなんてことはなかろうと( ̄∀ ̄)
そんな中ついに迎えた開演時刻。
流れ始める開演アナウンス。
「皆さま、本日はようこそお越しくださいました。星組の七海ひろきです」
…………っっ!!!!(TOT)
無理だよぉぉぉぉぉ!!!!(´;ω;`)
これは無理だよぉぉぉぉぉ!!!!(´;ω;`)
七海くんが開演アナウンスしてるんだもん~~~~!!!!(´;ω;`)
しかもすぐそこに紅くんとアイリーンもいるんだもん~~~~!!!!(//∀//)クレナイリ~ン!
でも隣に姉がいるところで泣いてるの悟られたら恥ずかしいので、
涙を拭ったり嗚咽したり鼻をすすったりといった類の動きが出ないよう、
ただひたすらじっと泣いておりました……( ;∀;)
そういえばラインアップが発表になったとき、
「何でせっかくの主演なのに日本物なのさ~」って思う気持ちもありました。
七海くんの魅力をいかんなく発揮させるにはスーツ物がいいな~と、
ずっと母や姉と話していたので。
もしくはヲタクで知られる七海くん、
何かマンガの舞台化とかでもきっと話題になって盛り上がるだろうな~とか。
でも戦国ものという、宝塚らしいと言えばらしいけど、
最近の公演にしては何か力が入ってないように思えたり……。
それから「作・演出 鈴木圭」っていうのを見て、
正直なところ当初は「……う、うむ……」っていう気持ちもありました。
しばらく新作を発表してなかった鈴木先生、
その間に後輩演出家の先生方が次々とヒット作を生み出していたり。
大変失礼ながら、
「七海の待望の主演だから多少作品がコケてもファンは満足するだろ」
みたいに劇団は考えてるんじゃないかと疑心暗鬼になったりしました。
それでも真ん中に立つ七海くんが見られるなら、
これまで鈴木先生の作品に抱いていたイメージのように多少とっちらかった作品でも、
とにかく主演というだけでも最高に幸せだと思っていたのですが。
そんな中で観劇した、この「燃ゆる風」。
全然とっちらかってなかったーーーー!!!!( ;∀;)
すっごい整理整頓されてたーーーー!!!!( ;∀;)
鈴木先生、勝手に心配してごめんなさいm(_ _)m
本当に、本当に素敵な作品でしたーーーー!!!!(TOT)
もしかしたら何度も繰り返して観ていたらいろいろ粗も目に付いたり、
あるいは歴史通の方が観たら「んなことありえんわ!」みたいなところもあったりするのかも知れませんが。
でも僕は、七海くんに竹中半兵衛という人物を当ててくださった鈴木先生に、
本当に本当に感謝の気持ちしかございません( ;∀;)
七海くん自身も「半兵衛の生まれ変わりだと思う」と言っていたり、
先にご覧になった方々も口を揃えて七海くんへの当て書きかってくらいハマリ役と言っていたりしましたが、
本当に七海くんが半兵衛で、半兵衛が七海くんで!
特に七海くんの目!
いつもよりどこかクールなメイクで、
状況を冷静に見極める軍師としての、時に冷酷に見えるくらいの鋭いまなざしでありながら、
けれどその目の奥には普段の七海くんの持つ優しさが宿っていて、
きっと本物の半兵衛もこういう目をしていたんじゃないかと思いました。
おそらく七海くんにとって最大の課題と言われてきたのが歌唱力で、
たぶん七海くんファンの人ほどそれを分かっているんじゃないかと思うのです。
でも今回は全然心配になるような部分は無く、
もちろん贔屓目もあると思いますが、
むしろ七海くんのハスキーボイスでありながら同時にすごく温かく柔らかい歌声が、
全てを包み込むような半兵衛という人物にピッタリで。
おそらくスカステとかDVDとか、映像で観るより生で聴いた方が歌って上手く聞こえるのだと思いますが、
もし今でも七海くんの歌をご心配あそばされていらっしゃりたもう方々、
是非とも今一度よく劇場でお聴きいただけたらこれ幸いとぉぉぉぉ……っ!!!!( ;∀;)
そうそう、声と言えば半兵衛が、
「行くぞぉぉぉぉ!!!!」って雄たけびを上げる場面が本当にカッコ良くて。
(あれ?「行けぇぇぇぇ!!」だったかな?「進めぇぇぇぇ!!」とかだったかな?とりあえず雄たけびです!)
カッコイイというか、すごい迫力だったんです。
声量がちょっと弱いかなと思っていた七海くんの雄たけびでこんなにシビれるなんて、
自分でもビックリするくらいビリビリやられました(//∀//)
そして、一度客席に降りる場面があるんですが、
そのときに真っ直ぐ前を睨む七海くんの目がすごくカッコイイのです!
降りていくときに結構近くでその姿を見ることができたのですが、
涙を浮かべながら宙に睨むまなざしが本当に力強くて、
でも悲しみに暮れる儚さも湛えていて、
後ろ振り返ってずっとその姿を見つめていたいくらい圧倒されました。
前夜のピエ茶にお越しくださった(というかお招きくださった)方々が先に観劇していて、
ネタバレにならない範囲ですごく熱く語ってくださっていたのですが、
もう熱すぎて半分くらい何言ってるか分からなくて(笑)。
でも今まで家族以外の七海くんファンの方とこうして直接お話したことが無かったんですが、
七海くんファンの方々って七海くんへの愛が本当にすごく温かくて、
七海くんの弱点も含めてみんな愛しているんだな~というのが分かって。
舞台上で半兵衛を演じる七海くんの姿を見ながら、
そこに向けられたたくさんの七海くんファンの方々の思いを感じて、
こんな温かい七海くんファンの末席に加えていただいてこうしてバウホールの客席にいられることが、
本当に本当に幸せでした(T^T)
何より七海くん自身の輝きが本当にすごくて、
半兵衛になりきっていると同時に、
七海くん自身がすごく嬉しそうに演じているのが伝わってきたのです。
表情で笑顔とかにはならないけど滲み出る充実感と言いますか、伝わりますでしょうか?
役作りに対する迷いとか悩みとか一切無くて、
完全に半兵衛が七海くんと一体化している気迫を感じました。
それから余談ですが、半兵衛は病気で体が弱い人物で、
劇中でも何度も咳き込んだり吐血したりしているんですね。
お馴染み、死ぬほど風邪を引く病弱なピエール、
「気持ち分かるーーーー( ;∀;)」と勝手に自己投影しておりました(笑)。
もうとにかく胸がいっぱいすぎて、
バウまで遠征しておきながら全然感想がまとまっていないのですが、
とりあえずまた明日、他の出演者の方々やストーリーとかも含めて続きを書かせていただくつもりでございます。
帰りの道中、「観に来られて良かった」と何度繰り返したか分からないくらい何度も言っていました。
本当に、観に行けて良かった!
観に行けて!!良かったーーーー!!(≧∀≦)
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