宝塚の雑記

谷正純先生、「ANOTHER WORLD」でご勇退?

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

昨日から関西方面では記録的大雨が降って避難勧告が出たりしているそうで。

しかも寝る前にTwitterを見ていたら、
帰宅難民となった方が宝塚駅で夜を明かそうとしているというニュースなども出てきて。

昨日ご観劇だった皆さんは無事に帰宅できましたでしょうか?(;・∀・)

東京も雨は降ってますが普段通りの小雨くらいだったので、
昨日の夜までの時点では「関西でわりと大雨が降っているらしい」というくらいの認識だったんですが、
あとから武庫川が氾濫しそうな画像なども見かけまして、
実際はかなりの災害レベルの豪雨になっていたのだなと……。

さっきテレビ付けたら「数十年の一度の非常事態」なんていう特別警報まで出てたし……。

先日の地震といい今回の大雨といい、
何だか昔に比べて大きな自然災害の頻度が高くなっているように思えるのは気のせいでしょうか……。

しかも今年は立て続けに宝塚近辺にも被害が出ていて、
関東民でも宝塚ファンとしては他人事ではないなと……。

昨日今日とご観劇された皆様、そしてもちろん公演に出演しているタカラジェンヌやスタッフの皆様が、
どうか被害に遭われないように願っております。

(あとOz様もおっしゃってたけど観劇中は携帯の電源切りましょうよぉ……)

 

ということで、大雨とは全然関係ない話題で恐縮なのですが。

先日よりTwitterで話題になっていたのと、
姉から情報を聞いたりして気になることを耳にしまして。

「ANOTHER WORLD」の作・演出の谷正純先生。

元専科で退団後も演技指導や口上指導などに携われている立ともみさんのブログで、
「谷先生はこの作品が最後」と明かされているそうです(というか僕も実際にそのブログを拝見しました)。

今回も演技指導で参加されている立さんのお話なので、おそらく事実なのかなと思うのですが。
(当初はただのネット上の噂だと思って敢えて触れるつもりはなかったのですが、立さんのブログで書かれているので信憑性も高いと思って取り上げさせていただきました)

演出家の先生って、タカラジェンヌと違って何の事前予告も無しに「実はあれが最後でした」とか「実は退団してました」っていう感じなので、
いきなり過ぎてちょっとすぐには信じられないと言いますか。

ピエールが宝塚ファンになってから退団された先生と言うと、
太田哲則先生と荻田浩一先生、それから児玉明子先生が浮かびますが、
荻田先生と児玉先生は後になってから実は退団していたというのを知ってショックだった記憶があります。

こういうときになって「谷先生の作品、好きだったのにな~」とか言うと手のひら返しみたいに思われそうですが、
もちろん作品にもよるけど谷先生に関しては割と擁護派だった……と言えないこともない……つもりでいるのですが……でもどう受け止められているかは人によると思うので何とも言えない……でも「ネモ」のときだって「そんなに言うほど悪くないと思う」と書いてた記憶が……。

 

ちなみに改めて谷先生のプロフィールをWikipediaで見てみたところ、
宝塚に入団されたのは1979年で、石田昌也先生と同期生なんですよね。

大劇場デビューは1990年の「秋……冬への前奏曲」という作品だそうですが、
僕はタイトルだけは聞いたことあるものの実際に観たことは無い作品です。

ピエールが初めて生で観た谷作品は、
2003年の花組公演「野風の笛」でして。

というかたしか宝塚デビューして観た二つ目の作品なので、
今考えてみると最初の「傭兵ピエール」に続いて石田先生と谷先生の作品を続けて観ていたんですね。

当時は各先生が毎年1作くらいのペースでコンスタントに大劇場作品を担当されているイメージだったので、
2004年には「1914/愛」、2005年には「JAZZYな妖精たち」と、
谷先生も毎年新作を上演されていましたが、ピエールは「1914/愛」が結構好きでした(JAZZYも結構好き)。

あとお芝居のプロローグがすごいカッコイイ作品があるイメージで、
特に好きなのが「ZORRO 仮面のメサイア」で男役さんがゾロの恰好してゾロっと出て来て踊るプロローグとか、
「ジプシー男爵」霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんのダイナミックなデュエットダンスとか。

それとよく読むとすごく味わい深い歌詞を書かれる印象もあって、
皆殺しの割には温かい言葉を綴る先生だな~というイメージがあります(笑)。

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不器用な愛情表現

それからこれはかなり後になってから知った話なのですが、
安蘭けいさんの大劇場お披露目公演の日本物ショー「さくら」にまつわるエピソード。

「ANOTHER WORLD」と同じく、日本物恒例の「チョンパ(幕開きで真っ暗になってから一気にライトが付く演出)」で始まるショーなのですが。

チョンパと言えばその華やかさですごく盛り上がる瞬間だと思いますが、
「さくら」のチョンパのときはトップの安蘭さんはまだ舞台上におらず、
イントロが始まって他の出演者の皆さんが舞い始めている中でせり上がって来るんですね。

で、「どうして安蘭をチョンパに出さなかったのか?」と聞かれた谷先生がこう答えたそうです。

「トップスターとして初めて大劇場で浴びる拍手は、とうこ(安蘭さん)一人のための拍手にしてあげたかった」
(ニュアンスです)

つまり、チョンパのときに既に舞台上にいるとそれは舞台全体や出演者皆さんに対しての拍手ですが、
そうではなくて「トップスター安蘭けい」として初めて浴びる拍手は、
安蘭けい一人のために向けられた拍手にしてあげたかった、という思いから、
敢えて安蘭さんは後から登場して拍手が起こるようにしたんだそうです。

この話を知ったのはだいぶ後、というかたしか去年くらいだったんですが(笑)。

でも何だか、聞かなければ分からない愛情表現だけど、
すごく深い愛を持って演出されてたんだな~とすごく感動して。

たぶん、今の若手の先生の方が、
ファンに伝わりやすい、分かりやすい愛情の見せ方には長けているとは思うのですが。

長く宝塚に携わっているベテランの先生方も、
こうやってすごく愛情を持って作品を作ったり生徒の魅せ方を考えたりされてるんだな~と感じたエピソードでした。

 

最近はやっぱり若手の先生の活躍もあったり、
当たり前と言えば当たり前ですが若手の先生の方が若い観客のニーズにもダイレクトに応えやすくて、
ベテランの先生への風当たりは強くなってしまっている気がします。

思えば僕が宝塚ファンになったのって、
演出家の先生方の世代交代が始まる直前の時代だったのかなと、今になってみると感じたりします。

たしかに若手の先生方に比べるとちょっと古臭ささを感じることもありますが、
でもそれも含めて「宝塚を見ている」という安心感を感じさせてくれることもあって。

もちろん作品にもよりますが好きな谷作品もたくさんあって、
特に宝塚ファンになった初期の頃は思い出深い作品がいっぱいあるな~と。

有終の美を飾る「ANOTHER WORLD」

劇中で死んでしまう人が多いので「皆殺しの谷先生」なんて呼ばれていたりしましたが最後の作品ではそれを逆手にとって、
そもそもみんな最初から死んでるっていうの谷先生なりのユーモアだったのかな~。

今回の作品はたくさんの人が活躍していて、
出番こそ短い人でもしっかり存在感を感じさせてくれる役もあって、
「ぶち生かす」にかけて言わせていただくと「皆生かし」の作品でもあったのかも知れないなんて思いました。

でも、最後の作品がこれだけ大好評だったのは宝塚ファンとして何だか嬉しいですよね。

それだけいろんな思いのこもった力作だったのかな、なんてことも今になってみると感じたりします。

演出を引退されても音楽学校の先生を続けられたりする先生はいらっしゃると聞いたりしますが、
定年ということは完全に宝塚の仕事自体から引退されてしまうのでしょうか?

演出家の退団については公式サイトとかでも告げられないので詳細は分からないのですが(「歌劇」とかでは書かれたりするのかな?)、
もうこういう時代なんだから演出家の先生についてもいろいろ発表して欲しい気がするんですけどねぇ。

スカイステージで谷先生の宝塚生活を振り返る特集番組とかもやって欲しいな~。

いずれにしても、谷先生、長い間お疲れさまでした。

でもこれが実は誤報だったりしたら拍子抜けだけど、それはそれで嬉しいです(笑)。

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