宝塚の雑記

瀬戸かずやさん退団発表(花組「アウグストゥス/Cool Beast!!」集合日)。

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

目薬買おうかな~、でもちゃんと効くやつってそれなりの価格するよね~、まぁ目薬なんてささなくても死にはしないしな~、でも花粉症なのか最近かゆいんだよな~。

と思いながらピエールさんが近所のドラッグストアを歩き回って一番安い店を探していた本日。

花組大劇場公演「アウグストゥス/Cool Beast!!」の集合日だったのですね。

トップ娘役、我らが「オハナちゃん」こと華優希さんの退団公演でもあります。

ピエールは先日ようやく宙組の「アナスタシア」を観ることができたのですが、
まだまだ以前のように観劇できない人、コロナ禍になってからずっと観劇を我慢している人も多いと思います。

奇しくも今年に入ってから「NICE WORK~」といい「アナスタシア」と言い、
明るい話や希望を抱ける作品が続いているのはこんな時期にせめてもの救いのような気がします。

でも自分の知り合いの中にはまだまだ観劇再開できていない人も多く、
その人たちが一日でも早く以前のように劇場に行ける日が来るように、
自分たちがしっかりと感染対策をしたり、劇場の指示をしっかり守って観劇に挑まなくてはいけないなと感じております。

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瀬戸かずやさん退団発表

そんな中で迎えた花組の集合日ですが、
オハナちゃんといっしょに以下の方々が退団されることが発表になりました(敬称略)。

瀬戸かずや
冴月瑠那
美花梨乃
更紗那知
澄月菜音

いずれもオハナちゃんよりも上級生の方々ですが、
一番の衝撃はやはり二番手の瀬戸かずやさんの退団。

ここ2~3年くらいで上級生がどんどん退団してしまっている中、
「瀬戸かずや、お前もか……」という気持ちですね……。

90期生の瀬戸さんが初舞台を踏んだのは宝塚90周年の2004年、
雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」

この公演、ピエールが初めて遠征して大劇場で観劇した作品でした。

僕が宝塚ファンになったのはその前年の2003年で、
ものすごい勢いで一気にハマって、ちょうど翌年が就活の年だったので、
阪急電鉄の入社試験を受けておりまして。

たしか一次面接は渋谷の会場だったのですが、
二次面接の役員面接?の会場は大阪の阪急電鉄だったので、
そのついでに大劇場デビューしよう!と思ったときに上演されていたのが「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」でした。

当然そのときは瀬戸さんのことはまったく知らなかったですし、
自分が観劇した回の口上はどなただったかも覚えていないのですが……(今思えば記録しておくべきだった)。

いずれにしても、あのとき初舞台生として舞台に立っていた中に、
今でもこんなに大人の男役となった瀬戸さんがいたんだなと感慨深い思いで振り返っております。

贔屓が退団するということ。

僕は特別瀬戸さんのファンというわけではありませんでしたが、
瀬戸さんくらいの上級生スターともなればたくさんのファンの方がいらっしゃるわけで。

上級生の退団発表となると、どうしても七海ひろきのお兄様の退団発表の日のことを思い出してしまいます。

皆さん、自分の贔屓の退団発表を、どのように受け止めてきたのでしょう。

自分の周りの瀬戸さんファンの方の様子を見ると、
お兄様の退団発表のときよりも真っ正面から受け止めているように見えるというか。

決してそんなに悲しんでないという意味ではなく、むしろ激しく嘆いてはいるのですが、
「いつかはこの日が来るとは分かっていたけど……」という様子で、
すごく理性的に嘆かれているという印象を受けました。

その方は僕よりもずっと昔からの宝塚ファンの方なので、
それだけいろんな方の退団を経験してきたからこその強さなのか。

二番手になり、まだ大きな羽根こそ背負ってはいなかったけれど、
二番手になってたった2公演で退団してしまうというのはとても辛いと思います。

コロナ禍という特殊な状況下なので、
本来なら3公演目くらいのタイミングだったかも知れないのに、とか、
いろいろと普段とは違う感情も沸いて来るだろうなと……。

 

そして、副組長の冴月瑠那さんの退団に伴い、
宙組副組長の美風舞良さんが組替えされて花組副組長に就任されるそうです。

これもまたびっくりでしたが、思えば宙組発足メンバーの美風さん、
元々は初舞台後は花組配属だったんですよね。

こんな上級生になって、副組長になってから再び古巣に戻るとはご本人も想像していなかったかもしれませんが、
組長の高翔みず希さんも宙組発足メンバーの一人ですし、
きっとしっかりと花組副組長を務められることと思います。

「アウグストゥス」配役発表

そして「アウグストゥス」の配役も発表になりました。

ピエール、この1年くらいで大河ドラマを見漁って日本史には少しだけ理解が深まって来たつもりでいるのですが、
世界史に関しては相変わらずてんで分からず……。

でもとりあえず主な役の方々を確認してみたいなと。

役名 出演者
ガイウス・オクタヴィウス 柚香光
ポンペイア 華優希
マルクス・アントニウス 瀬戸かずや
ガイウス・ユリウス・カエサル 夏美よう
クレオパトラ7世 凪七瑠海
キケロ 高翔みず希
シャーミアン 冴月瑠那
アグリッパ 水美舞斗
カッシウス 優波慧
ブルートゥス 永久輝せあ
キンベル 飛龍つかさ
シンバ 帆純まひろ
オクタヴィア 音くり寿
マエケナス 聖乃あすか

ふむふむ……。

 

分からない。

 

や、でもさすがにカエサルとブルートゥスは分かりますよ!

なるほど、トワキン・スカイウォーカーこと永久輝せあさんがブルートゥス!これは楽しみ!

どうでもいいんですが「ブルートゥス」って入力しようとすると勝手に予測変換で「Bluetooth」って出て来るんですよね……。

そのうちピエールが「トワキンのBluetooth、すごい良かった!」とか誤字ることがあってもどうか許してください……。

「トワキンのBluetoothイヤホン、すごく歌声がクリアーに聴こえた!」とか言ってたら確信犯だと思います。

 

あとクレオパトラって7世とかいたんですね……そんなにいたのか……。

「クレオパトラの鼻が低かったら~」のクレオパトラは1世??

と思ったら、世間一般に「クレオパトラ」として有名な美女はこの7世のことらしいですね(Wikiで知りました)。

それとやっぱり自分の中でカエサルとかブルートゥスと来ると「暁のローマ」のイメージが強いのですが、
瀬戸さんの演じるマルクス・アントニウスっていうのは霧矢大夢さんが演じていたアントニウスのことでしょうか?

きりやんのアントニウスが歌う「こーーーろーーーしーーーたーーーのーーーはーーー……」っていう歌が、
さっきまでブルートゥスたちを賞賛していたはずの民衆たちの心を歌っている間に一転させてしまう怖いくらいの力を感じて。

「カエサルは偉い~」とか歌詞自体はなんだか「??」なところも多い作品だったのですが、
なんやかんやすごい迫力を感じたのがきりやんのアントニウスでした。

きりやん大好きだったんですが、きりやんの演じた役の中でも大好きな役の一つです(あとジョゼッペ・ペルゴーニとマック・セネットとファビエルさんも大好き)。

おそらく今回の作品の中でもカエサルがブルートゥスたちに殺される場面もあると思うので、
それがどのように描かれるのかも楽しみですね。

 

いずれにせよ、また一人、上級生の男役さんを失ってしまう宝塚。

オハナちゃんにとっても、瀬戸さんにとっても、
そして他の退団者の皆さんにとっても、これからも宝塚を背負っていくすべての出演者の皆さんにとっても。

花組がコロナ禍で迎える2度目の大劇場公演、
どうか素敵な作品になり、休演者も出ることなく、一公演も中止になることなく、
千秋楽の日を迎えられるよう祈っております。

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