すぐ色気の元栓閉め忘れるんだからこの人は……(「Bouquet de TAKARAZUKA」感想)
こんばんは。
宝塚男子ピエールです。
ということで本日はショーの「Bouquet de TAKARAZUKA」の感想を書かせていただこうかなと。
ピエール、こういうレビュー好きでございます。
最近の若手の先生のショーに比べるとパンチは弱めかも知れませんが、
宝塚の枠からいい意味で絶対外れない王道のレビューという感じで。
若手の先生の現代的なショーも好きなんですよ。
でも、時々「これが宝塚のスタンダードになっちゃったらどうなってしまうんだろう」と不安を感じる場面もあって。
いろんな作品を作る先生がいる中で個性的な作品があるのはすごくいいことだと思うんですが、
最近って若手の先生のショーがもてはやされる一方で、
伝統的な宝塚のレビューが「古くさい」「変わり映えしない」って言われるのがすごく残念だな~と……。
ピエール、この丸1年くらいで観てきた大劇場のショーの中で、
これから初めて宝塚を観る、もしくは宝塚デビュー1年くらいの友達に見せるとしたらどれか?と聞かれたら、
この「Bouquet de TAKARAZUKA」も候補の一つに挙げると思います。
最初の頃に観る作品ってやっぱりその人の中での宝塚のイメージに影響しやすいじゃないですか。
だから、「宝塚ってこういうもの」と思って欲しい姿を表現している作品を見てもらいたいな~と。
もちろん、もっと現代的なショーの方が、
特に若い人が初めて宝塚を観たときの「引き」は強いかも知れません。
でも、それが宝塚のスタンダードだと思われてしまうと、
その後に宝塚らしいもっとクラシカルな作品を観たときに「古くさい」って思われてしまいそうで(これはお芝居にも言えることですが)。
だから、最初は「よく分からなかった」と思われたとしても、
宝塚ファンになって初期に観るのは伝統的な宝塚らしい作品であって欲しいのです。
長年宝塚を観てきた人にとってはちょっと目新しさに欠ける部分もある作品でも、
こういった作品を好きになってくれる人が増えたら、
宝塚の伝統はこれからも守られていくような気がするんですよね。
「Bouquet de TAKARAZUKA」は宝塚初観劇の人にも安心して観てもらえるショーなんじゃないかなと思いました。
アパシュやばしゅ
何と言っても我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきさんの見せ場は「アパシュ」の場面!
プログラムを見る時間が無いまま姉が持って帰ってしまったので、
何場の何て言う場面とかの正確なことが書けないのですが(笑)。
でもとりあえず「アパシュ」って言ったら伝わりますよね!?
アパシュの七海くん、ホントに最高にカッコ良かったーー!!(//∀//)
音波みのりさん(ミノリーン)と愛水せれ奈さんの二人の娘役さんをはべらせて。
どういう設定かまだよく分かってないのですが、
娘役二人が男役一人を奪い合うみたいな場面って珍しくありません!?
でもあの七海くんの色気を見たらそれも納得っていうね……。
七海くん、たぶん目には見えないフェロモン出ているよ……すごい量が出ているよ……すぐ元栓閉め忘れるんだからこの人は……。
しかしあのままシリアスに終わる場面かと思っていたら、
まさか最後にああいうオチが付いてると思っていなかったのでさらに混乱しました(笑)(//∀//)
あと順番が前後しますが、プロローグでは同じ1月16日生まれの夢妃杏瑠さんと踊っている七海くん。
爽やかで華やかなプロローグの中で、
夢妃さんの顎に向かって指を「チョチョチョイ( ̄ー ̄)ノ」ってやった瞬間があった気がするのです!
ピエールの角度からたまたまそう見えたのかも知れないんですが、
なんか顎を「チョチョチョイ( ̄ー ̄)ノ」ってやっていたのですよ!
ひろきのお兄様!
幕開けからフルスロットルで飛ばしトルーーーー!!(///∀///)
と一人で何だか照れてしまいました(/ω\)
プロローグでいきなり口説かんでもいいでしょー!って場面でも全力のお兄様(笑)(//∀//)
ちょっと次回もやってるかどうか確認したいと思います(//∀//)
あと「セ・マニフィーク」を歌いながら銀橋にずらっと並ぶ場面。
「夜をあなーたに~」の「に~」のところでちょっと体をそらす振付があるじゃないですか。
この「に~」のところで周りの人よりも大きめに体をそらせる七海くんが滅茶苦茶カッコイイのでぜひ皆さまご覧くださいヽ(;▽;)ノ
アイリーンへの拍手
それからだいぶ場面が飛ぶんですが、
フィナーレの3組のデュエットダンス。
黒い衣装が紅ゆずるさんと綺咲愛里さんのトップコンビ、
白が「サッカー少年」こと礼真琴さんと有沙瞳さんのコンビ、
そして赤は七海くんとミノリーンのコンビ。
タカラヅカニュースの稽古場情報で、
アイリーンが初めてのせり上がりで登場すると聞いていたので、
この場面が始まったときからずっとせりを見ていたのです。
そしてせり上がってきたアイリーン、
顔を上げるタイミングや角度も上級生のアドバイスなども聞きながらすごく考えているというその姿に、
「はぁ~……キレイだなぁ~(*´∇`*)」と見とれていたら、
たぶんこの日のアイリーンに対しての拍手の中で一番大きかったんじゃないかという大きな拍手が起きて。
ああ、ちゃんとトップ娘役として認めてもらえてるんだな、と、
アイリーンを推してきて本当に良かったと感慨深くなってしまいました(´;ω;`)
と言いつつこの場面、いかんせん横では七海くんとミノリーンも踊っていて、
このショーにおけるカイミノリーンの最大の見せ場の一つじゃないですか。
真ん中の紅リーンも見たいけどカイミノリーンも見たい、
「ピエールはいったいどっちを見たらいいのー!( ;∀;)」と。
これがねぇ、またちょうどいいくらいに両方いっしょにオペラグラスに入りきらない絶妙に意地悪な距離なのですよ(笑)( ;∀;)
しかし紅リーンはいろんな映像でも収められやすいでしょうし、
とにかく今日はカイミノリーンを見よう!(`・ω・´)
……でもアイリーーーーン!!( ;∀;)
みたいな感じで揺れ動き続けておりましたヽ(;▽;)ノ
あと余談ですがこの初日、プレイガイドの抽選は1枚ずつしか申し込めなかったらしく、
姉と母のアカウントでそれぞれ1枚ずつ当選したらしいのですが、
それゆえピエールは姉と離れた席でのぼっち観劇だったんですけどね(よく考えたら別々で2枚当てた姉すごいな)。
隣に座っていたマダムがどうやらアイリーンのファンだったのか、
アイリーンが出てくるときに必ずオペラグラスを上げていたのですヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
終演後にすごい真相を確かめたい願望にかられましたが、
一人で観ている男に話しかけられたら気持ち悪くて仕方ないと思うのでやめておきました(笑)。
(というかピエールにそんなコミュ力は無かった……)
七海ひろきが羽根を広げる日は近い
そしてパレード。
大劇場公演を観た方のお話で知ってはいましたが、
改めて七海くんがソロで降りてきたときにやっぱり感動してしまって(´;ω;`)
各組には既に七海くんより下級生で一人降りの常連になっている人もいますし、
順当に上がってきている下級生に比べたら、
七海くんはすごく遅れて一歩一歩を歩んでいるように見えるかも知れません。
でも、決して劇団からグイグイ推されてきたわけではない中で、
それでもこうして着実に階段を上る、そんな一歩一歩な七海くんをファンの一人として誇りに思います。
この学年で、この人気ぶりで、どうしてまだ羽根を背負わせてくれないの?という悔しさももちろんあります。
でも、ピエールの目には、何だかすでに七海くんの背中に羽根が見えた気がしました。
「羽根のように軽い」という表現がありますが、
宝塚ファンにとって羽根は決して軽いものではなく。
今の七海くんは、しっかりその重い意味のこもった羽根を背負うに値するスターだと思います。
もちろんいきなり大きな羽根をとは言いません。
いわゆる3番手羽根……のちょっと豪華なやつとか(* ̄∀ ̄*)
いずれにしても、七海くんの背中に翼が生える日は、きっと近いと信じています。
七海ひろきファンの皆様。
そのときは、いっしょに泣きながら祝福しましょう。
ピエールは既に号泣する準備はできておりますヽ(;▽;)ノ
ということで、だいぶ断片的な偏った感想になっていますが、
今回はまだこれから観劇予定もありまして。
そのときに書くことがかぶっちゃってもアレなので、
とりあえず初日の感想はこの辺にしておきます(笑)。
ところで先日発売されましたポスターカレンダー。
実家の猫のカイちゃんの寝室に、歴代校長先生の肖像画風に並べてみました( ̄∀ ̄)
無駄に色気を放つ歴代校長たち(笑)。
ちなみに「the WILD Meets the WILD」のチラシは奇跡的に母が1枚保存してあったのを本日探し出しました( ;∀;)
右側のスペースは次回の主演作を飾るときのためにあけてあります(`・ω・´)
こちらの準備はいつでもOKでございますよヾ(* ̄∀ ̄*)ノ
そして実はさらに引きで見てみると……。
オシャンティも飾ってありま~す(≧∀≦)ノシ
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