好きな人の好きなもの(七海ひろきディナーショー「Dearest」感想その2~ショータイム編~)
こんばんは。
七咲ぴえるでございます。
ということで本日は、
我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきのお兄様のディナーショー、
「Dearest」の感想の続きを書かせていただきたいと思います。
東京の1日目には「the WILD Meets the WILD」が放送され、
2日目には梅田芸術劇場メインホール公演版「オーム・シャンティ・オーム」が放送されておりましたが、
ムラで初日を迎える本日は、ちょうど今、
午後7:30の「ななみの時」から、スカイステージでは「燃ゆる風」が放送されておりますね( ;∀;)
スカイステージ様の愛ヽ(;▽;)ノ
ということは最終日の明日は何があるのかな~、と番組表を見てみたものの、
明日はお兄様関連っぽい番組は見渡らず……。
もしかしてどこかに「隠れヒロッキー」とかが隠されてるのかな~?
見つけた方、ご一報お待ちしております(笑)。
ちなみにわたくし、普段の仕事はパーカーにジーンズとかなので、
スーツを着ることって年に数えるほどしか無いのですよ。
ディナーショーってただでさえ緊張するのに、
服装も普段の観劇と違うからさらに緊張して。
この数週間、ディナーショーに向けてドキドキして気を張っていたりしたので、
今はすっかり腑抜けでございます_(:3ゝ∠)_
はじめての「燃ゆる風」、はじめての「バラ色の人生」
まずは今回のディナーショーでお兄様が歌ってくれた楽曲の数々。
基本的にはこれまで七海くんが出演した公演で歌った曲を中心に、
プラス七海くんの憧れの曲や大好きな曲も織り込まれているというスタイルなのですが。
まずオープニングは、バウ単独初主演の「燃ゆる風」の主題歌「燃ゆる風」と、
ムケーシュを演じた梅芸版「オーム・シャンティ・オーム」より「バラ色の人生」でスタートという、
ここ1~2年で七海くんのファンになった方でも最高にテンション上がるであろう2曲からのスタート!ヽ(;▽;)ノ
ピエールにとってもブログを始めてから最初の遠征となった「燃ゆる風」と、
その夏に再び遠征した「オシャンティ」の「バラ色の人生」という、
どちらも本当に大好きな二曲なのでそれがまた生で聴けたと思うと嬉しくて嬉しくて( ;∀;)
で、ふと気付いたのです。
「燃ゆる風」も「オシャンティ」も、
遠征できなかった母はいずれも数ヶ月遅れでスカイステージの放送で観たのみ。
映像でもその感動は伝わってくるけれど、
「生で聴かせてあげたかったなぁ……」とずっと思っていたのです。
それがこうしてディナーショーの場で叶うなんてヽ(;▽;)ノ
母も「これは歌って欲しかったんだよね~」と大変喜んでおりました!
七海くんの素敵なところって、
こういう実際の公演とは違う場でも、
ちゃんとそのときの役に入り切って歌ってくれるところだと思うんです。
衣装やカツラを付けてる実際の公演のときと違って、
同じ曲でも気持ちって入りづらくなってしまうんじゃないかと思うんですが、
ディナーショーとかでもその曲が始まるとしっかり当時の役の表情に切り替わって。
お芝居が大好きといつもおっしゃっているので、
きっとその役を歌うときも常にその人物の感情になり切って歌ってくれてるんだろうな~と思います(≧∀≦)
お兄様のFavorite Songs
後半に差し掛かったあたりで七海くんの好きな曲を歌う「Favorite Songs」というコーナー。
お兄様がいったんハケている間に他の4人の方々により歌われた「ロマンス!!」の「友情」を除くと、
「エールの残照」より「風のシャムロック」、
「扉のこちら」より「とびらをあけて」、
「ハードボイルド エッグ」より「今なら言える」、
そして「ME AND MY GIRL」より「街灯に寄りかかって」と主題歌の「ME AND MY GIRL」。
コーナー名にこそ書かれてはいませんが、
七海くんの口からもこれらが憧れの天海祐希さんの公演の曲であることが紹介されていました。
ピエールは天海さんの現役時代はまだ宝塚ファンになるずっと前だったので、
再演されている「ミーマイ」以外は映像でもちゃんと観たことの無い作品ばかりで。
なので七海くんがこれらの曲を歌い始めても、
「どこかで聴いたことあるような……」とは思っても、
プログラムを見ないとどれがどの公演の曲かまでは分からず。
にもかかわらず、どの曲もすごく聴き入ってしまって、
もちろん楽曲そのものが素敵な曲ばかりというのもあるのですが。
七海くんが本当に天海さんのことが大好きで、
天海さんの歌った曲たちを心から大切に思って歌っているんだなーというのが伝わってきたんですよね。
特に「ミーマイ」の中でも大好きな「街灯に寄りかかって」を歌うお兄様が最高に粋でカッコ良くて( ;∀;)
茨城という田舎(すまん)から宝塚という夢の世界に入ったばかりの頃こそまだ垢抜けなかったお兄様が、
10数年の時を経て最高にスタイリッシュでカッコイイ男役に洗練されて、
けれど宝塚に入った頃のピュアさはそのまま失っていない姿が、
ビルの姿にそのまま重なるような気がしたのです。
パソブで扮装したときも思ったけれど、
改めて「七海くんのビルが見たい!」と思いました!
ピエールにとって天海さんはまだ宝塚を知る前の遠い存在ですが、
七海くんがこれだけ憧れている天海さんの出演していた作品をもっと観てみたいな~と思ったり。
たぶん過去にスカステで放送された作品もあると思うんですが、
また近々放送してくれないかな~。
調べてみたら「扉のこちら」がお披露目公演で木村信司先生の作品、
「エールの残照」は谷正純先生、
そして「ハードボイルド エッグ」は正塚晴彦先生の作品だそうではありませんか!
にしても「ハードボイルドエッグ」ってすごいタイトルですねΣヾ( ̄0 ̄;ノ
どんな話なのかな~、観たいよ~、観たいよ~_(:3ゝ∠)_
好きな人の好きなものに触れられるのって、すごく幸せなことなんだなーと思うんですよね。
ほら、中高生くらいの頃とか、
好きな子が好きなアーティストの曲とか、
話を合わせるためにいっしょに聴いてるうちに自分も好きになっちゃう経験とかありませんでした?
もうこの年になってくると人に合わせて興味ないものに手を伸ばすなんてことは億劫でできなくなってしまったのですが、
そんな薄汚れた心のピエールにも今の半分くらいの年の頃のピュアな気持ちを呼び起こしてくれるお兄様の歌声でした(*´ー`*)
進化し続ける七海ひろき
そしてちょっと順番は前後しますが、
オープニングの後に七海くんが宙組時代の曲の数々を歌うコーナーがあり。
そこで歌われたのは「THE SECOND LIFE」の「君に伝えたいことがある」、
一度きりの新人公演主演を果たした「薔薇に降る雨」の「あの夏奔流のように」、
最後の新人公演の「カサブランカ」より「我々は生きている」、
女役を演じた「ヴァレンチノ」の「インスピレーション」、
博多座版「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」で歌った「光と影」、同じく大劇場版での「今夜だけは」、
そしてバウW主演「the WILD Meets the WILD」の「Explosion」。
これらの時代の別箱公演ってほとんど行っていなかったし、
僕は宙組時代の七海くんのことってほとんど知らなくて。
「銀英伝」の本公演だけはかろうじて観に行ってたけどあまり記憶も無くて、
それ以外の曲は七海くんが歌うのを生で聴くことができたのは今回が初めてだったのです。
オープニングの「燃ゆる風」と「バラ色の人生」を母が初めて生で聴けたと書いていたけど、
僕自身も実際に生で聴くことが今までできなかった曲がたくさんあったんだな~と。
特に嬉しかったのは、やっぱり正塚作品でもあり新公主演した「薔薇に降る雨」は、
ディナーショーをやると発表になったときから歌って欲しいな~と思っていたんですよね~。
正塚先生の書く詞は台詞のように歌う曲も多いので、
お芝居の好きなお兄様とはすごく相性も良いと思うのです。
あとは「カサブランカ」の2番手ヴィクター・ラズロ役(本役:蘭寿とむさん)の「我々は生きている」。
実際の劇中でもものすごい生命力を感じさせていた曲だと思うのですが、
ディナーショーという場でもこの曲から伝わってくるエネルギーがすごく力強くて感動しました。
それから別コーナーですが、
「ベルサイユのばら」と「風と共に去りぬ」という宝塚を代表する2作品の曲のコーナーもあって。
今でこそちょっと古い作品という扱いをしがちな2作品ではありますが、
それでもこの作品が宝塚を支えて来たのもまた紛れもない事実であって。
自分も出演していたとは言え、初めてのディナーショーでこの2作品を一つのコーナーとして取り上げたところに、
七海くんの宝塚そのものへの敬意のようなものを感じました。
もう何度もいろんな人が歌ってるのを聴いてきた曲ですが、
こうしてディナーショーの場で聴くとやっぱりいい曲だな~と感じたり。
で、七海くんがこれらの曲を歌うのを聴いて総じて感じたことが。
決して「歌ウマ」と言われるタイプではなかったであろう七海くん、
特に宙組時代はおそらく自他ともに「歌は苦手」という認識だったのではないかと。
これらの作品をスカステで観たときも、
やっぱり「歌もっとがんばれ~!」と応援するような気持ちになることも多々ありました。
でも、それから何年も経ってディナーショーのセンターに立った七海くんの歌声。
当たり前と言われてしまうかも知れませんが、
当たり前という言葉では片付けられないほど本当に進化しているのです!
ディナーショーの会場って劇場と違って音響設備も決して良くないので、
スカステで観ていても普段の公演よりも上手く聴こえないことが多いと姉とよく話してるんですが。
生で聴くのと映像で聴くのとではまた違うと言うのもあるかとは思いますが、
ディナーショーで聴いても本当に迫力と情感あって素晴らしい歌声だったのですヽ(;▽;)ノ
フィナーレで歌った「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の「Don't Break The Rule」や、
「THE SCARLET PIMPERNEL」の「ロベスピエールの焦燥」も含めて、
当時よりも間違いなくずっとずっと進化しているのを感じて。
「キャッチミー」は映像化されていないから、
また生で聴ける日が来るとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。
この曲を息を切らしてヘロヘロになりながら歌うハンラティさんが大好きだった( ;∀;)
僕が七海くんファンになったのはちょうど組替えする頃からでしたが。
七海ひろきファンになって本当に良かったと心から感じさせてくれる人だと、
ディナーショーを通してしみじみと感じました(*´ー`*)
ということで、本編の最後の曲と、
アンコールの曲は稽古場映像でも流れていなかったと思うので、
まずは観るまでのお楽しみということかなと解釈してここでは触れないでおきたいと思います(たぶん舞台映像では見れるかな?)。
決してただのイベントとしてのディナーショーではなく、
男役・七海ひろきの進化を見せつける1時間だと思います。
そして同時に、もっともっと七海くんの歌が聴きたい!
どれかと聞かれたらやっぱりお芝居の人だと思うけれど、
だからこそ七海くんが宝塚の舞台でいろいろな曲を歌う姿をもっともっと見ていたい。
芝居心のある男役・七海ひろき。
そう、七海ひろきの歌には心がある!
七海くんのファンとして、胸を張って自慢したくなる素敵な時間でした(≧∀≦)
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