観劇レビュー・感想

樽の上のベティ(「霧深きエルベのほとり」感想その4)

こんばんは。

七咲ぴえるでございます。

本日もいろいろ発表がありましたが、諸事情により別の話題をアップさせていただきます。

いろいろと胸がざわつく発表も多い今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

ピエールは先日、突然の吐き気に襲われまして。

スーパーで珍しく生サバの刺身を見つけたのでサバ丼を食べたのですが、
まさかそれが当たったのかとビビりました( ̄∀ ̄;)

お兄鯖を愛おしむあまりそんなところまで影響されてしまったかと……(笑)。

あやうくコロッと逝きかけたピエールさんですが、
まずは星組の千秋楽までは体調崩すわけにいきませんからね……!

当初はお兄様の卒業までに7キロ痩せてキレイな身体で見送ろうと心に誓ったのですが、
でも体調崩しちゃ身も蓋も無いので卒業まではしっかり食べる方針に転換致しました。

食べるぞ~、お兄様のために食べるぞ~( ̄∀ ̄)

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手ぐしだけでまとまる髪

そしてピエールは先週末に「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS」のマイ初日in東京を迎えました。

これからまだ観劇予定も控えていて、
たぶん感想を書いてるうちに次の観劇日が来る、という繰り返しになってしまうと思いますが。

とりあえずあまり話がまとまらないとは思いますが思いついたことを書き綴るスタイルで感想を書き残しておきたいと思います。

今後の感想もネタバレも含んで書いてしまうと思いますので、
まだ未観劇の方はご注意くださいませm(_ _)m

 

ちなみに今回は某貸切公演だったので、
終演後に紅ゆずるさんのご挨拶があったんですけどね。

司会の達つかささんから「今回の公演での紅さんの男役としてのこだわりポイントを教えてください」という質問があったのですが、
紅くんは「髪形です」と回答。

なんと「船乗りの人はクシとか使わないんじゃないか」ということで、
「エルベ」の方ではワイルドな雰囲気を出すために敢えてクシを使わずに手ぐしだけで髪形をセットしているんだそうです。
(逆にショーでは毛の流れを綺麗に見せるためにクシも使ってセットしているのだそうな)

船乗りだろうが何だろうが髪形のセットっていろんな道具を駆使(ダジャレじゃないよ)して作ってると思っていたので、
手ぐしだけでセットしているというのがすごくビックリしたのですが、
他のお客さんたちもそうだったようで「へぇ~!」という声が漏れていました(笑)。

 

紅くんのカールと言えば、先日「栃木のシティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」ことぽぽんたさんと話題になったんですけどね。

カールって、宝塚の主人公としてはちょっと異色の役で、
決して育ちは良くない粗暴な船乗りじゃないですか。

そんなカールがマルギットの家で正装して出て来る場面、
あの紅くんすごいと思いません!?

タカラジェンヌって良くも悪くも品の良さが染みついてるから、
そもそもああいう育ちの良くない役の方が貴族とかより難しいと思うんです。

船乗りみたいにその職業の衣装を着ていれば誤魔化しもききやすいかもしれませんが、
燕尾やタキシードみたいな正装をした瞬間に「品良くカッコ良く」なっちゃいがちじゃないですか。

でも紅くんのカールの佇まいって、
周りの貴族の人たちとは確実に違うワイルドな雰囲気を出しつつ、
だけど男役としてのキレイさとかはちゃんと感じさせる、
すごく絶妙な着こなしや仕草だと思うんですよね。

こういう衣装が似合う、持って生まれたスタイルの良さもあるとは思いますが、
それを綺麗に着こなすだけじゃなくてちゃんとアスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるようなワイルドな雰囲気を出しつつもただ粗野なんじゃなくてカッコイイっていうのが、
トップスター紅ゆずるの本領発揮の役だなーと感じました。

トビアスの包容力

そして男役のカッコ良さと言えば、
我らが「北関東の恋人」こと七海ひろきのお兄様演じるトビアスの兄貴。

トビアスさん、めちゃくちゃ大人の男って感じでカッコイイですが、
皆さんどの場面で一番トビアスの包容力を感じてらっしゃいますか?

たぶん皆さんそれぞれの好きな場面や仕草とかがあると思いますが、
ピエールが秘かにグッと来ているポイントがありまして。

「ミズノユリーン」こと水乃ゆりさんが演じているベティ。

紅くん演じる兄のカールを探してやってきたベティですが、
なんと警察がカールの行方を捜しに来ます。

「カール・シュナイダーという男を知らないか?」と聞かれ、
「兄のこと……?」と前に出ようとするベティの腕をグッと引っ張って自分の後ろに隠れさせて「知らねえなぁ」と答えるトビアス。

 

ここーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!!!

 

この「グイッ」って腕の引っ張り方がが、
なんかものすごく頼りがいがあってカッコイイのです!

これね、ただ力任せに引っ張ると、乱暴に見えるだけになってしまうと思うのです。

でもソフト過ぎてもイマイチ安心感が無いし、何より船乗りらしくない。

しかしお兄様のトビアスさんの「グイッ」って引っ張り方は、
もうすべてが完璧な「腕グイ」なのです!

どこが違うんだろうなー。

結論が出てないので今後の観劇の中でも分析したいと思います(笑)。

探そ~♪(p_q ) 探そ~♪( p_q)

これからご覧になる皆さんにぜひとも注目していただきたいポイントがあるのです!

それが中盤のビア祭りの場面。

客席降りもあってついつい間近のスターたちに目を奪われがちな場面ですが。

特にトビアスさんも客席に降りて来るので、
1階席だとついついトビアスさんに目を奪われちゃいますよね~。

でもですね、2階席でご観劇の際は、
是非とも舞台に向かって左側の方にいるベティちゃんにご注目していただきたい!

ベティはトビアスたちといっしょに客席降りはせずに、
舞台上の樽の上で踊ったりしてるのですが。

カールたちを探す「探そ~探そ~♪」って歌の歌詞に合わせて手で双眼鏡を作るような振りで、
「探そ~♪(p_q ) 探そ~♪( p_q)」って踊るベティが死ぬほど可愛いのですよ!!!!!!!!

そのあとも樽の上で足踏みするように踊ってるんですがそれもまた可愛くて!!!!!!!!

ムラで最初に観たときは1階席だったので気付かなくて、
その後は2階席観劇でも「ベティ、どこにいるのかな~」って思いつつも見つけられなくて、
気付いたのはムラの千秋楽のときだったんですが。

その場面のベティのあまりの可愛さにピエールは一人身悶えて!!!!!!!!

 

Betty!!

 

Bettier!!

 

Bettiestーーーーーーーー!!!!!!!!(≧∀≦)

 

自分でも何言ってるか分からないけどこれくらい昂りました( ̄∀ ̄)

 

ということで、今後も観劇予定もありますので、
またつれづれに綴らせていただきたいと思います( ^ω^ )

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