スカイステージ

「やっぱり宝塚がいいな」と感じる「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」と番組告知。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

そんなこんなで今年も残すところあと3~4日(雑)。

2016年も間もなく終わりを告げようとしております。

そういえばまだ10代の若い子たちはご存じないかも知れませんが、
ちょうど2000年を迎えようとしていた頃、
「2000年問題」っていうのがすごく話題になってたんですよね。

それまでいろんなシステムの「年」を計算するロジックって、
「19○○」っていうのが前提になっていたので、
この千の位が人類史上初めて「2○○○」になることで、
いろんなシステムが誤作動を起こしたりするんじゃないかと言われていて。

それが単に杞憂だったのか、はたまたいろんな人たちが事前に対策を打ってくれたおかげなのか、
結果的に大きな混乱には陥らずに2000年を迎えることができたみたいなのですが、
ちょうど2000年を迎えたときにピエールの実家のコタツが壊れまして。

「2000年問題でコタツが壊れた!」と大騒ぎしていた思い出があります(笑)。

ちなみに人生の節目節目でかなりの高確率で風邪を引いていたピエール、
2000年を迎える瞬間も高熱で寝込んでおりました(。-∀-)

思えば幼稚園の入園式も風邪を引き、高校の入学式も風邪を引き、
大学受験では第一志望校の試験当日に風邪を引き。

小学校の運動会なんて、二年に一度しか参加できてなかったですからね~。

とりあえず、来月のバウ遠征のときに風邪を引かないように今から気を付けたいと思います……。

 

そんなこんなで年明けに始まる月組新トップコンビ、
珠城りょうさん(たまきち)と愛希れいかさん(ちゃっぴー)の大劇場お披露目公演、
「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」の稽古場の模様が放送されました!

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稽古場の椅子まで豪華

見ていていきなりビックリしたことがあるんですけどね、
稽古場で使われている椅子がすごい豪華なのですよ!

普段、稽古場で使われる椅子とかって、
間に合わせのパイプ椅子みたいなのが多いじゃないですか。

でもこの稽古場で使われいてるのは、
全体が金色でシートのクッション部分が赤い椅子なんですけど、
なんかそのまま舞台で使えそうな色合いで。

そういえば先日タカラヅカニュースでたまきちくんが組長の憧花ゆりのさんと話していたんですが、
演出のトミーチューン氏は「この椅子をここにこの角度で置く!」みたいのもすごく細かく指示されているそうで。

それだけ緻密な演出をするには、
稽古場の椅子も舞台上と同じサイズ感のものを使わないとできないということなんですかね~。

赤坂ACT版の記憶が蘇ったり蘇らなかったり

プロローグではたまきちくん演じるガイゲルン男爵を始め、
グランドホテルを訪れる様々な人物が行き交います。

ピエール、ちょうどこの「グランドホテル」のラインアップが発表される直前に、
赤坂ACTシアターで上演されたバージョンをひょんなことから観ておりまして。

稽古場風景を見ながら、
「あ~、こんなだったな~」と思い出したりする場面もチラホラ。

美弥るりかさんは初演で憧れの涼風真世さんが演じていたオットー役。

美弥ちゃん、嬉しいでしょうね~。

いつも以上に役への深い入り込み方を感じた気がします。

 

エリックとラファエラは朝美絢さんと暁千星さんが役替わりで演じますが、
今回の稽古場は初日バージョンの朝美ちゃんエリックと暁くんラファエラ。

メガネをかけた朝美ちゃんも、
イケメンながらもどこか余裕の無いエリックを熱演しています。

そうそう、エリックこんな人だった~と記憶が蘇ってきました。

一方の暁くんは何となく掴みどころのないラファエラという人物ですが、
この役ってただ立ってるだけでも雰囲気を漂わせなきゃいけない難役だと思うんですよね。

暁くんはまさにそんな「ただそこにいる」ときの表情もすごく雰囲気が出ていた気がします。

そして同じく役替わりのフラムシェンは早乙女わかばさんです。

僕が観た赤坂ACT版では昆夏美さんという方が演じていて、
昆さん自身が小柄なのか、周りの男優の方々が大柄なのか分かりませんが、
とにかくすごく小さい女の子がちょこまか動き回ってた印象だったのです。

早乙女さんは娘役さんとしては比較的上級生ですが、
元からすごく快活なイメージのある方なので、
元気なフラムシェンをどう演じるかも楽しみですね~。

もう一人の海乃美月さんはむしろ落ち着いた雰囲気のある下級生ですが、
このフラムシェン役を通して弾けた部分も開花したら面白いな~と。

 

そしてグルーシンスカヤを演じるちゃっぴー。

うちの姉、たぶんピエール以上にこの「グランドホテル」を楽しみにしているようでして。

というのも、最近はあまりヒロインが大人の女性の作品っていうのが少なくなってしまっていたので、
グルーシンスカヤのように大人っぽいヒロインの作品が上演されるのが嬉しいらしく、
さらにそれを現在の宝塚が誇るトップ娘役に成長したちゃっぴーが演じるということにワクワクしてるみたいです。

しかもグルーシンスカヤは一世を風靡したバレエダンサーでありながら、
今は何度目かの引退公演中という女性。

これはトップになったばかりの娘役さんには決して演じきれない、
トップとして経験豊富なちゃっぴーだからこそ演じられる役なんだろうな~と。

やっぱり宝塚が好きみたい

そしてこの稽古場風景を見ていて改めて感じたんですが、
ピエールはやっぱり宝塚の世界が好きみたいです。

この「グランドホテル」、赤坂ACT版を観たときは、
大変失礼ながらそんなに印象に残る作品ではなかったのですよ。

宝塚を通してミュージカルというのものを嗜み、
宝塚以外のミュージカルには数えるくらいしか触れずに生きてきたピエール、
本物の男性のミュージカル俳優の歌声ってちょっと野太過ぎて疲れちゃうんですよね(;・∀・)

しかしたまきちくんの歌声は程よく優しくて、
たまきちくん以外の方が歌っている曲も含めて、
以前観たときよりずっと美しい曲だな~という印象を受けました。

ショーも大好きな作品になりそうな予感

そしてショーの「カルーセル輪舞曲」。

新トップスターの誕生にぴったりの明るい主題歌!

ピエール、この曲かなり好きなタイプな気がします( ̄∀ ̄)

トップスターのお披露目って一本物の大作ミュージカルの再演っていうのが多くなってますが、
個人的にはやっぱりショーがある方が好きなんですよね~。

なんかショーってすごくフレッシュな勢いを感じさせてくれて、
「これからこのメンバーで新しい時代が始まるんだな~」という気分になれます。

専科から特別出演の華形ひかるさんの腕を掴んでグイグイ絡む場面もあり、
99年初舞台の華形くんと2008年初舞台のたまきちくん、
9年という学年差でこういう絡み方をするのもなかなか貴重ですよね~。

ちゃっぴーと同期の朝美ちゃんが組んで踊る場面もあるようで、
雪組への組替えを控えた朝美ちゃんにとってはすごく大切な作品になるでしょうね。

「モンパリ」の曲が使われた群舞では定番の男役だけの群舞ではなく、
娘役さんとたくさんのカップルで踊るという、
デュエットダンスの群舞のように作られているみたいで、
この場面も生で観るのが楽しみになりました。

NHK BSプレミアムで放送!

何とお正月の1月3日(火)の16:30~18:00NHK BSプレミアムにて放送される、
「新春宝塚スペシャル~レビュー誕生90年~」という番組の中で、
そんな「カルーセル輪舞曲」を観ることができるそうです!

しかも番組に表示される番組情報によると「全編紹介」と書かれているので、
生中継ではないようですがダイジェストではなく「カルーセル」を最初から最後まで観られるという、
何とも大サービスな内容のようで!

そういえばピエールが宝塚ファンになってすぐの90周年のとき、
2004年1月1日に初日を迎えた花組公演「アプローズ・タカラヅカ!」が、
なんとスカイステージで全編生中継されたことがあったんですよね~。

「初日を生中継してくれちゃうなんてスカステって何て素晴らしいんだ!」と観劇したんですが、
あれ以来たぶん全編生中継ってさすがにやってないのかな~と。

DVDの売り上げとかかなり変わっちゃいそうですもんね(^^;)

そんな滅多に無い、初日を迎えたばかりの作品がBSで全編観られるというチャンス!

特にこれから実家に帰省される方とかは、
録画予約をしてから帰るのをお忘れなく~!(≧∀≦)ノシ

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