スカイステージ

少しホッとした「グランドホテル」新人公演の模様。

こんばんは。

宝塚男子ピエールです。

ニクジマスペシャルの上演の際に、
肉島くんの車で群馬県の館林駅っていうところまで断捨裸零離くんを迎えに行くことがあるんですけどね。

その道中にいつも「館林グランドホテル」っていうのが見えるんですよ。

あれを見る度に「グランドホテル!グランドホテルだよ肉島くん!」ってはしゃぎたい気分になるんですけど、
年越し4には宝塚ネタが通じる友達がいないんですよね~( ̄∀ ̄;)

でも、たぶん「グランドホテル」という名のホテルって日本中あちこちにあると思うので、
同じように看板見つけて興奮してる宝塚ファンの人も多いんじゃないかな~。

ということで本日のタカラヅカニュースではそんな館林グランドホテルに集う人々を描いたミュージカル(違います)、
「グランドホテル」の新人公演の模様が放送されました!

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夢奈瑠音さん新公初主演!

この「グラホ」は珠城りょうさん(たまきち)と愛希れいかさん(ちゃっぴー)コンビのお披露目公演。

ただでさえ若くしてトップに就任したたまきちくんが、
この大人な作品を果たして演じ切ることができるのか?と不安視されたこともあったかと思いますが、
大劇場の幕が開いてみたら想像を遥かに超える大好評のようで!

ピエールも新生月組の熱演を観られるのが楽しみになっております(≧∀≦)

 

そんな中、新人公演で主演のチャンスを掴んだのは、
これが新公初主演となる夢奈瑠音さん。

たまきちくんと比べてしまうと華奢で小柄な印象は否めませんが、
瞳がすごく印象的な方というイメージで、
たまきちくんとはまた違うミステリアスさに溢れる男爵という雰囲気を感じます。

歌声もキレイなお顔の割に渋いというか、低音が男役らしくてカッコイイですね~。

 

ところで夢奈さんの男爵を見ていて何かに似てるな~と感じたんですけどね。

「エリザベート」のトート閣下の雰囲気を感じたのですよ。

しつこいくらい書いてますけど赤坂ACT版の「グラホ」を観ていたピエール、
しかしながらすでにこの男爵がどういう人物だったか忘れかけておりましてね。

なんか詐欺師なんだけどグルーシンスカヤと恋に落ちて人として大事なものを思い出したり思い出さなかったりする、
そんな人だったような違うようなとにかく記憶が曖昧でして。

思えばあの公演、姉が友人から譲り受けたチケットでただで観させてもらってしまって。

自分で苦労して取って自分でお金払ったチケットと、
人からたなぼたで頂いたチケットだと、
どうしてもありがたみが変わってしまうダメな人間なもので……。

で、なので男爵がそもそもどんなキャラクターなのかうろ覚えなのですが、
夢奈さんの男爵はまるで異世界からグルーシンスカヤの魂を救うために現れた存在のような雰囲気を感じたのです。

特にあのソファベッドみたいなところでグルーシンスカヤに対して、
「僕は自分を見失うから~」と歌う場面とか、
もうまさにトートがシシイに恋に落ちた瞬間が蘇ってきました。

たまきちくんの男爵はより人間臭さを感じさせる、
大人の男性らしさの中に弱さを湛える人という印象で。

オリジナルのあてがきではないからこそ、
それぞれの個性が滲み出て面白いな~と感じております。

ま、どっちもまだ観てないんで想像ですけどね(//∀//)

 

そしてグルーシンスカヤ役の海乃美月さん。

最近密かに「氷見のマーメイド」という愛称を付けてるんですけどね。

だってね、「海乃美月」って名前からして海の何かを連想させる上に、
何となくマーメイドっぽくないですか(笑)?

富山県氷見市出身ということで海沿い育ちっぽいですし。

まぁ、でも自分が人魚とかだったら日本海じゃなくて太平洋側で暮らしたいですけどね( ̄∀ ̄;)

そんな海乃さんは既にヒロイン経験も豊富なせいか、
学年の割にすごく落ち着いてるイメージがあって。

なので本役で回ってくることの多いきゃぴきゃぴした役よりも、
意外にグルーシンスカヤのような大人の女性がすごく似合うな~と感じました。

 

そしてもう一人の主役とも言えるオットーに抜擢されたのは、
100期生の風間柚乃さん。

初めて動いてる姿を見た方なのですが、
本役の美弥るりかさんのオットーをしっかり見ながら学んだんだろうな~という印象でした。

オットーってすごく個性的な役だと思うので、
逆に自分らしい役作りっていうのが難しそうですよね。

でもまだお若いので、今はしっかり上級生の役作りを参考に技術を身に付けるだけでも素晴らしいことだと思います。

それから気になったのはやはり、
ラファエラを演じた蓮つかささん(れんこん)。

スカステの番組にもよく登場しているので、
まだ新公主演経験とかこそ無いですが注目している下級生の一人で。

このどこか性別不詳なラファエラという難役ですが、
れんこん君ってすごく存在感のある方ですよね~。

次の公演ではいよいよ新公の長の学年になるのかな?

どうか新公主演のチャンスも巡って来ますように……!(>_<)

 

初めての主演の挨拶を務めた夢奈さんは、
2017年の幕開けの公演、たまきちくん率いる新生月組のお披露目公演、
そして不朽の名作の再演の新公で主演のチャンスを与えられたことを、
とても光栄と思うと同時に高すぎる壁だったと語っていました。

挨拶としては決して奇をてらったようなものではなく、
新人公演らしいお手本のような挨拶ではありますが、
かと言って定型文をなぞるだけでなく一つ一つの言葉を大切に語る方だな~と感じました。

ホッとした様子で目をキラキラさせる表情も印象的ですね~。

 

ホッとしたと言えば、著作権に厳しく映像化が心配される「グラホ」。

はい、こんばんは、粘着質な著作権おじさんの登場です( ̄∀ ̄)

この公演、新公はおろか本公演も果たして映像化してもらえるのかずっと心配しているのですが、
聞くところによると過去にはタカラヅカニュースで公演の映像すら流れない、
終演後の挨拶しか放送されなかった作品とかもあるとかないとか。

なのでもしかして「グラホ」も、
初日映像とかすら流れなかったりするのかも……とか心配してたんですよね。

でもとりあえず本公演はもちろんこの新人公演もダイジェストは放送してもらえて、
「何が何でも一切映像を流しちゃダメ!」という状態では無さそうなので、
どうかこのノリでBlu-ray&DVDの発売、
およびスカステでの放送(もちろん新公も)に漕ぎ着けて欲しい……。

トミー・チューンさんもあれだけノリノリで楽しそうにしてたんだから、
「ユー、放送しちゃいなよ!」的な感じでよろしくお願いできたらと……。

 

ということで大劇場では大好評の「グラホ」。

ピエールももうすぐ観られる日が楽しみです!(≧∀≦)

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